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2020年9月

2020.09.24

トーマモデルのプラシェイ(8)

上回りを入手したものの、色々あって遅れてしまった。
 
Tom_s1_20200924
上回りの終了を計測
まずは計量を行う。
車重40gを目標しているので上回りの重さが??なのが
問題であったが、これでようやくハッキリした。
この重さだとウェイトは10g以上搭載しないといけない
のだが大丈夫だろうか?
 
Tom_s2_20200924
説明書通りにタップを切る
タップを切るのだが、2ケ所ほど穴が貫通していないところ
があったので1.1φドリルでさらった。
(小さめにするのがこの素材のコツなのを理解した)
屋根もネジ止めなのだが、切り止めネジをやる自身がない
(折れたタップを取っておけばよかったのに・・・)ので
接着にすることにした。
 
Tom_s3_20200924
塗装ブースで作業する
このところ天気が悪いので塗装ブースで作業を行った。
シェイとは関係ないが、ビスタカーなど16番の車両対応の
ためのブース改造もやらないといけない。
(ヤル事はどんどん溜まっていく)
 
Tom_s4_20200924
ウェイトを作成する
私は軽便ロコ用のウェイトは鉛板を丸めてボイラー内の
径にしてからラジペンでジワジワ潰して丸くする方法で
作成している。
旋盤などの高級工作機器の無い者の知恵である(笑)
 
Tom_s5_20200924_20200924211901
前台車に集電シューを付ける
集電シューを付けるついでに床板に当たる部分を削る。
台車の動きが若干良くないので薄いワッシャーをセンターピンに
挟むことにした。
キット添付のこの電線は細くてしなやかで大変良い。
メートル単位で分売して欲しいアイテムである。
 
Tom_s6_20200924
集電シュー取付部が当たる部分を削る
台車を床板に取付するとゴリゴリと動きが悪い。
確認すると床板の凹み部分にシュー取付部が当たっていたので
削り取る。
 
Tom_s7_20200924
あれこれ部品を交換
まずは取付部を折ってしまったエンジン部を新品に交換する。
ドライブシャフトもパーツ購入したジョイント部で作り直し。
こうやって眺めていると「このキットは電線を通す方法は
モデラー工夫なんだな」と思って笑ってしまった。
(上回りの構造上、床上を通せない)
 
Tom_s8_20200924
ウェイトは15g
ラジペンでうりうりやって丸めたウェイトの他に、
板ウェイトを折り曲げて縦釜部用ウェイトも作成した。
結果、15gを搭載出来たのはラッキー!
 
Tom_s10_20200924
後台車の首振り改善を実施
配線を通すとその分後台車の首振りが悪くなった。
そうでなくてもギリギリの穴なので思い切って広げた。
工作しながら「最初からこの大きさでは?」と思ったが
そうでも無いのだろうか?
 
Tom_s9_20200924
残念ながら炭庫にはウェイト入らず
ボイラー部は思っていたより大きなウェイトが入った。
動力部のある後台車にもウェイトをかけたいのだが、
炭庫内には動力部が収まるのでほとんど隙間がない。
板ウェイトを少し入れたが結局動きを阻害するので外して
しまった(残念!)
 
Tom_s11_20200924
あれこれやるもS字カーブで脱輪!
工作の内容こそ少ないが結構苦労してようやく動くように
なった。
走行テストを行うと・・・あれ?
蒸気機関車の模型でよく経験する「塗装するために分解して
再度組むと動かない!」が発生する。
当初は直線部でも脱輪、あちこち調整するとR177カーブは
曲がるもののカーブを抜けて直線に入ると脱輪・・・
対応のためドライブシャフトの長さ変更、エンジン部の
ジョイントパーツを交換・・・を繰り返す。
気が付くと工作開始から10時間以上!(が~ん)
すっかり深夜になった頃にカーブ通過はOKになったが
S字カーブを克服出来ない!
あ~!なんてこったい!
らちが明かないので、とりあえずここで水入り。
 
Tom_s12_20200924
United合同シェイでの経験を思い出す
一晩寝て、翌日しみじみと考える。
S字カーブでの脱輪は側面ジョイント(後台車側)の抜き差しが
スムーズにいかないために台車が脱離することまでは判って
いる。
過去に同じことが無かったか?
そういえば・・・(遠い目)
United合同のシェイは台車と絶縁するためジョイント(Box型)
の中に絶縁紙が折って入っているのだが、これの形が悪かったり
棒型のジョイントに汚れなどがあると脱輪することがある・・・
あ!それか!!
このシェイのジョイント部は両方とも3Dプラ素材でザラッと
しており抜き差しすると抵抗感がある。
それに加えて棒型の方の長さが不足すると、先端が摩擦を
生んでさらに動きが悪くなる。
そこで考えた対策は以下の通り。
(1)抵抗を減らすため2面を金属にする
 =>ベリ銅t0.08の帯板を貼る
(2)長さを0.8mm延長する
 =>先端部はエポキシで埋めて丸めにする
工作そのものは簡単なのだが、なにしろ小さいパーツなので
老眼には厳しい!
接着後は表面に汚れがないことを十分に確認する。
 
Tom_s13_20200924
改良ジョイント部を組み込む
出来たパーツを後台車に組み込む。
これまでに何度も何度も何度も何度も・・・やっているので
慣れたものである。
組み込むとそれ以前の抜き差しの不具合がウソのように
スムーズになった。
シェイのような複雑なロコは、こういうちょっとした改善が
効いてくる。
結果、S字カーブ通過はアッサリ解決。
 
Tom_s14_20200924
ようやく快調に走行!
S字カーブ通過問題は解決したので、レイアウト上で牽引テストを
実施する。
快調に走行するようになった姿を見ていると楽しい。
この状態で自重37g、牽引力測定の後であちこち筆差しして
から屋根を付けて完成としよう。
(もう一両をそろそろ組むか?)
 
追記:2020.9.25
Tom_s15_20200925
牽引力測定を実施
カプラーを組んで、牽引力測定を行った。
結果、前回は40g/3%勾配だったものが68g/3%勾配と
大幅に向上した(自重はほとんど変わらないのに)
MW運材台車(15g)を4.5両牽引して勾配線で使えるので
性能的には合格である。
キャブ内?に色差しと思ったが、とりあえず屋根とディテール
パーツを付けて完成にするべきか?
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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復活の大判デジカメ

猛暑だから復活する謎のクラカメやらを使っていると
あることを思い出した。
 
Oban1_20200924
託された?バレル単玉レンズ
そういえば、使っていないレンズがあったような?と
しばし考えて思い出した!「あのバレルレンズ!!」
クラカメ友人(と言っても私の父とほぼ同年齢)から
「これ使ってみてよ」と託された英国大判カメラといっしょに
譲ってもらったのがこのレンズである。
口金がその大判カメラとは違うので、使わずにいたのだが、
なにもしないのはよろしくない。
(新規にBiogon35F2.8を入手するくらいなので)
キングダムで信が王騎将軍から鉾を譲られたようなもの
(そうなのか?)なので、いよいよ実戦投入である!
 
Oban2_20200924
まずは手軽にデジカメ撮影のはずが・・・
コンパクトな単玉(100年以上前のレンズ)なので、バリ
ヘリコイド前に付ければ撮影出来るだろう・・・と
撮影を開始した。
ところが・・・である。
いくら延長リングを足してもぜんぜんピンが来ない!
こりゃダメだ!と家中の捜索してベローズやらリングを
探し出してはこれでどうだ?あれはダメか?とやっていたら
夜になってしまった。
結果は「え?こんなに焦点距離長いの!」である。
上画像の通り、ほぼ「山猫は眠らない」のトーマス・ベケット
のような状態になってしまった。
 
Oban3_20200924
無名バレル単玉レンズ 絞りリング無し
想像を超えて長焦点レンズなので、室内での撮影は面倒で
あったが、どうにか撮影したのがこの画像である。
う~む、なかなかにいいソフトっぷり!(そこか)
この画像を見て思った「この写りは35mm版では惜しい!」
ということで、大判デジカメ久々の復活である。

 
Oban4_20200924
まずはレンズボードを作る
口金が無いので、レンズボードを作成して固定する。
銀塩ではちょっとでも隙間があると露光してしまうし、
シャッターを付けないといけないのだが、大判デジでは
両方とも心配がないので楽である。
(レンズ固定の押さえを作るのが面倒なくらい)
 
Oban5_20200924
久々の大判デジカメ登場!
レンズ装着可能になったので、大判デジカメ登場である。
焦点距離が長いので大きなカメラを使うのだが、スキャナ式の
大判デジカメを最後に使ったは2013.4.30なので、動作するか?
が心配であった。
(実際、パソコンのPhotoShopがドライバを認識しなかった)
試しに室内光で使用したのだが、暗くて露光不良だったので
翌日に日当たりの良い部屋で撮影を行った。
(そこでも結構トラブったのだが略)
 
Oban6_20200924
無名バレル単玉レンズ 絞りリング無し
撮影結果はこのような感じで「ま、いい感じかな」である。
前回のデジカメ撮影よりはシャープな感じ?
 
とりあえず、おおよその使い方は判った。
とはいえ、この大がかりな装置を持ち歩いて撮影することは
老齢な私にはムリである。
そうなると、スキャナ式ではなくiPhone式である。
 
Oban7_20200924
ピントグラス撮影Boxを作る
現代はスマホ時代である!
大判デジカメもピントグラスをiPhoneで撮影するのが楽で
あることは当然である。
さっそく撮影Box式を作るのだが、素材はエコで室内にある
ボール紙(テッシュの空き箱)やダンボール箱を使う。
ラッキーなことに、トーマプラシェイの商品送付用の箱が
なんと!ピントグラスと同じ大きさだった!
これにテッシュの空き箱を2個使ってあてずっぽうに
Boxを作成する。
 
Oban8_20200924
無名バレル単玉レンズ 絞りリング無し(驚愕!)
これで撮影出来れば楽でいいよねぇ~、写りはスキャナで
やった通りなら期待通りだよねぇ~・・・あれ?
な、なんだこのシャープな写りは!
ピントグラスを肉眼で見ると決してこんな感じではない。
う~む、何が起こっているんだ?
この「こんなにシャープなバレル単玉は変!」というこの
矛盾した感覚・・・
 
Oban11_20200924
クックのレンズも試写してみる
これは何かの間違いだろう?ということで、英国大判カメラの
クックのレンズでも撮影してみることにした。
急ぎなのでダンボールにパーマセル固定(笑)
 
Oban12_20200924
Cooke Primoplane 6inch f/6.5 絞り解放
まずはイメージサークルを確認するためスキャナで
撮影する。
撮影画像は真っ暗なのだが、PhotoShopでレベル自動補正を
するとこのような画像になる。
(スキャナカメラはシャッター速度調整出来ないのが難)
銀塩で撮影すると結構良い上がりになるのではないか?
 
Oban10_20200924
Cooke Primoplane 6inch f/6.5 絞り解放
続いて、iPhoneで撮影するとこんな感じである。
肉眼でピントグラスを見ると、真ん中にポチっと像が見えるだけ
なのだが、iPhoneで撮影するとまさのそのまま写る。
なるほど、撮影する機器によりそういう差が出るのか。
 
おかげで一つ判ったことがある。
前回のiPhone式でピントグラスを写す方式はダメだ!と
判断した。
今回のテストにより「レンズ次第でうまくいく」のである。
 
Oban13_20200924
意を決して前板を外す
思いついたらすぐやる!
ということで、英国大判カメラの前板を外す。
難しい?と思っていたが簡単に外れた。
せっかくなので、ピントグラスも流しで中性洗剤で綺麗に
洗浄した。
 
Oban14_20200924
焦点距離が長いのでBoxを足して装着
バレル単玉は焦点距離が長いのでコンパクトなこのカメラでは
蛇腹の長さが不足する。
急遽、ボール紙でBoxを作って装着する。
 
Oban15_20200924
無名バレル単玉レンズ 絞りリング無し
おお!バッチリ写る!
これでこのカメラも大判デジカメとして使える!
 
なんだかんだで4日以上かかって長年の悩み解消。
(疲れた)
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2020.09.20

Contax用Biogon35F2.8(戦前型)

長年欲しいとは思っていたが、なんだかんだで後回しになっていた
レンズをようやく入手した。
Con1_20200920
Biogon35F2.8(戦前型)
II型に装着したところ
手に取ると凄く重い。
ボディ(II型):623g
Sonnar50F2 :169g
Biogon35F2.8 :233g
ファイダー(キヤノン社):34g
ファインダー込みの重量は標準レンズ時より98g重い。
実際にはそれ以上に重く感じる。
 
Con2_20200920
戦前型Biogon35F2.8はレンズ後端部が長い
知ってはいたが実際に見ると本当に長い。
レンズキャップも長いタイプでないと使用出来ない。
 
Con3_20200920
レンズ後玉はシャッター幕とほぼスレスレの位置
レンズ後玉がどのくらいシャッター幕に近いのか?を確認する。
え?ここまで近いのか!と驚く。
ライカの場合だとSuperAngulon21F4並みである。
 
Con4_20200920
Biogon35F2.8 F=1:5,6
 
Con5_20200920
Biogon35F2.8 絞り解放
 
昔のレンズなのでコントラストは高くないが、カッチリクッキリと
写る良いレンズである。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。

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2020.09.09

復活のアルパレフレックス

相変わらずの猛暑だが、たまには良いこともある。
 
Aref1_20200909
不調になって2年、奇跡は突然に!
このアルパレフは15年以上ウチにあるカメラである。
しばらく?使っていなかったが、カメラのHPを更新するために
2年前に久々に使用することにした。
フィルムの現像結果を見ると・・・
撮影結果のほとんどのカットが後幕追い付きで半分真っ黒に
なっていた(遠い目)
しばらく使ってなかったからか?と、その後フィルム2本ほど
撮影したが、ついに1/50以下でしか露光しなくなった。
修理して使いたいなぁ、とは思うがレンズは1本だけの
このカメラの修理(かなり高額)はどうも気が乗らない。
結局、プリズマレフ入手もあって「動態保存」となった。
 
そして、2年が経過。
今年は猛烈な猛暑である。
2Fのホビールームの保管場所で毎日30度以上の温度に
なっていたこのカメラ、心配になって動作確認すると・・・
あれ?1/1000でもちゃんと幕が開いている!
なんという奇蹟!!
使うなら今だ!と思ったものの、他のカメラでの撮影と
「このカメラ独自の使用方法を思い出す作業」もある
ため2週間以上経過しての撮影となった。
(調子を維持するため、ホビールームは2週間もエアコン
 使用を禁止するという「カメラ優先」の生活!)
 
Aref2_20200909
やった! 1/1000で撮影出来る!(F=1:5,6)
猛暑のおかげで調子がいい=猛暑で使用して万全を期す
人間には超過酷な撮影開始!
(注:大変危険なので真似しないように!!)
現像結果を見るまではドキドキであったが、上がりを見ると
「おお!全コマちゃんと写っている!」のを確認すると
ライカで撮影した100倍嬉しい!(あほ)
 
こういうカメラなので、写真の良さというより「クラカメ
体験記」の様相を呈する。
 
Aref5_20200909
このカメラで撮影するための「作法」
アルパレフは1946~1952年に製造されたカメラである。
その時代に1軸不回転シャッターは画期的である。
それはいいのだが、実際に使ってみると困ることもある。
上画像を見ると判ると思うが、シャッター速度変更は
高=>低方向にしか回せない。
変更方法はダイヤルを押し下げてチリチリとノッチのある
ダイヤルを回していくのだが、結構力が必要である。
これは外から見ただけでは判らないが、このダイヤルの
先にある機構は「物凄く繊細で細かいギア」があり、
力任せにグイグリ回してはいけない構造になっている。
猛暑(30度超え)の中、慎重に力を入れてチリチリと
速度変更をする作業は「緊張と体力」が必要である。
ああ、もの凄い修行感・・・
繊細な構造なのに「速度変更をするためにはイチイチ
グルリと回さないといけない」ダイヤル操作をするので
撮影の順番を高=>低へと変更しながらのルートを
考えておかないといけない。
(ここでも「クラカメ中心主義」)
 
Aref6_20200909
老眼にはかなり厳しいウェストレベルファンダー
このカメラは「極初期時代の一眼レフ」を堪能出来る。
見るも楽しい花びらのようなピントフードを開くとそこに
撮影像がある!(上画像参照)
しかし、現実はそんなに甘くはない!
プリセットですらないレンズで暗いところやハレーションが
発生しそうな被写体をこの「原始的にもほどがある」
ファインダーは「精神力と視力」が無いと撮影出来ない!
このカメラを買ったときの若さを失った私の老眼・・・
 
Aref3_20200909
成功したときの嬉しさ!(1/250 F=1:4)
上記のような苦労を越えて、撮影したものがちゃんと写って
いると嬉しさは半端ではない!
ああ、ちゃんと写っている・・・
 
Aref7_20200909
実際の撮影はレンジファインダーが中心
アルパレフの特徴は「レンジファインダーの機能を有する」
ことである。
画像右側の距離計(スプリット)でピンを合わせ、左側の
ファインダーで構図を取る。
ウェストレベルファインダーなので、縦撮りのときには
このファインダーで構図を取ることが多いが、実際の撮影は
完全に「レンジファインダー機」である(ち~ん)
そのこと自体は大きな問題はないのだが・・・
 
Aref9_20200909
レンジファインダーで通常撮影(1/1000 F=1:5,6)
 
Aref8_20200909
レンジファインダーで縦撮り(1/1000 F=1:5,6)
カメラを通常の構図(横位置?)で撮影すると普通なのだが
縦位置(この場合はファインダー下)で取ると
「あれ?電車が凄く遠い」となってしまう。
現像結果を見ながら考えてみると・・・
このカメラ、レンジファインダー位置が左寄りである。
KODAK EKTRAも左位置だがほぼ中心位置にあるのに
対して、このカメラはウェストレベルファインダーに
押されて?かなり左側寄りになっている。
なるほどねぇ~納得(そこか、そこなのか!)
 
Aref10_20200909
「猛暑の一時期に使えるクラカメ」の意味
今年はコロナ感染拡大防止のため、撮影会もなく
旅行も出来ない。
あらゆるイベントが中止になる中で「猛暑の中で
唐突に使えるようになったクラカメ」と撮影をして
公園でコロッケを食べる・・・
辛いことが多い年に「小さな楽しみ」を提供して
くれる70歳以上のクラカメというのは、面白いと
いうか粋な存在ではなかろうか?
 
さて、これでホビールームのエアコンが使える!
工作を再開しよう!(ご~ん)

 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
その後の経験で内容が変更する可能性があります。

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2020.09.06

CONTAREX用のDistagon35F4

若い頃は「レンズは明るいレンズが良い!」とあれこれと
能書きを言っていたが、歳を取ると「暗い普通のレンズが良い」
と気持ちが変化してきた。
そんなとき、たまたまコンタレックスの広角レンズを所有して
いない話をしていたらクラカメ友人が「これ使ってよ」と
Distagon35F4を貸してくれた。
猛暑は相変わらずだが、さっそく撮影。
 
De351_20200906
Distagon35F4 F=1:5,6
 
De352_20200906
Distagon35F4 絞り解放
 
De353_20200906
Distagon35F4 F=1:5,6
 
De355_20200906
Distagon35F4 F=1:5,6
整備済のコンタレックススペシャルなので、自身を持って
1/1000で撮影するので、F=1:4のこのレンズでは1絞りする
だけでほぼ済んでしまう(笑)
このレンズ(銀鏡筒タイプ)は19cmまで寄れるタイプなので
準マクロ的な使い方も出来て便利なのだが、暑さのあまり
そこまで試せなかった(無念)
近代的レンズであるうえに無理がないスペックなので、どの
コマもカッチリクッキリの写りであった。
 
この猛暑の中撮影するので、他の2本も使う。
 
De356_20200906
Planar55F1.4 絞り解放
 
De357_20200906
Sonnar85F2 F=1:2.8
両レンズとも、やはり良く写るのだが、プラナーの「とろける
ボケ味」はうまく出せず。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。

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2020.09.02

猛暑の中エクトラで撮影

長雨が続いた後の猛暑。
せっかくの晴れなので辛くても銀塩撮影をする。
 
Ek90_20200902
Ektar90F3.5 F=1:8
このネガは、現像後にスキャンするとかなりアンダー。
このエクトラは秋から冬に使うとシャッター速度が
1/1000が1/250くらいになってしまうのだが、猛暑下で
使うとしっかり1/1000になることが判った。
(夏カメラか!=>Ektra)
 
Ek5019_20200902
Ektar50F1.9 絞り解放
シャッター速度は1/50だったが、低速側も正確だった。
今回のボケ味は割とおとなしい感じ。
 
Ek35_20200902
Ektar35F3.3 F=1:5,6
シャッター速度が正確?なのが判った後で再度撮影。
(さらに猛暑日)
今年の夏は晴れても雲が多く、なかなかスカッと快晴の
空をバックに入れることが出来ない。
 
Ek5035_20200902
Ektar35F3.5 絞り解放
地味な外観ながらコンパクトでEktraと組み合わせて使うと
便利なレンズ。
落ち着いた発色と描写が使いやすい。
 
Ek135_20200902
Ektar135F3.8 絞り解放
今回の撮影ではこのレンズが撮影したものが好ポイントだった。
Ektraは50~254mmまで内蔵ファインダで撮影可能なので
 
猛暑の中でエクトラを使うと余計に汗だくになるが、
結果を見ると楽しくなる。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。

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