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2021.03.30

路面電車の新レイアウト(8)

線路設置を終わり、架線柱/架線の設置を行う。
 
Romen1_20210330
架線設置完了
上半分については以前作成したものを戻しただけである。
渡り線側では架線柱間隔を見直したので直線部分の架線は
作り直した。
 
Romen8_20210330_20210330114501
ポイント分岐部のシュー案内部
この部分については、先に作成した花巻風レイアウトのものでは
なく、米国のトロリーレイアウトでよく使われている形態のもの
を使うことにした。
3x1アングル材を使って作成、0.8帯板を差し込んである。
 
Romen9_20210330
渡り線の架線設置
集合側(前画像右方向)はスパン部から20mmの位置に固定、
メッセンジャーからプルオフは不要になるよう強度を持たせて
ある。
これを2組作成して上画像のように設置した。
 
Romen2_20210330
ポール装備車両を整備
テストのためポール装備車両を整備する。
現在入手可能なポールはYAMA模型のもので、それを加工して
使用している。
ウチの車両は制作時から「架線対応」になっており、台座を
交換することで対応可能になっている。
 
Romen7_20210330
古い装備を更新
1995年に都電400を作った時点でDCC/架線対応であった
ので、2021年に使おうとするとデコーダや動力装置の
整備が欠かせない。
とりあえずはレール集電/デコーダなし、モータは調子が
悪いものは交換するなど手間である。
 
Romen6_20210330_20210331111801
ポールの改良
せっかくポール対応の架線なのでYAMA模型のポールの
改良をあれこれ試す。
下:カワイモデルのポール(シュー式に改造)
2段目:YAMAのポールをカワイの長さに合わせたもの
3段目:オリジナルのYAMAのポール
4段目:YAMAのポールの改良型(+2mm)
架線高65mmでは短い方が良いのでは?と思ったが、分岐時
のポールの追従を確認すると長い方が良好であった。
ところで、YAMAのポールについては長さ以外にも上昇角を
増やして先端部のコロ(ロスト製)は溝を大きくしてある。
 
Romen3_20210330
ポール車両によるポイント分岐テスト
 
Romen4_20210330
パンタ装備車両でもテスト
 
Romen5_20210330
ビューゲル装備車もOK
ポールだけでなく、パンタ(アルモデル)、ビューゲルについても
通過テストを実施、問題がないことを確認した。
これまでの経緯を思い出してみると、1995年に都電400を
作成してポールを採用したが分岐での離線や他の集電装置との
共用がうまくいかずに諦めた時期があった。
その後のレイアウトで解決はしたもののシュー案内部の
構造については試行錯誤が続いていた。
今回のものは「急角度(カーブ)ポイントとセットにした構造」
にすることで成功した(ように思われる)が、より良い方法が
あるかどうか?は今後も継続確認していく。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究5 鉄道友の会 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究6 鉄道友の会 発行

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