銀塩で桜撮影2021
今年の桜開花は予想を超えて早かった。

CONTAX RTS Planar50F1.7 F=1:2.8(露出補正)
青春の愛機RTS、露出補正の使い方も思い出していい感じの写り。
50F1.7は最近買ったレンズなのだがボケ味はクセがなく割と
マイルドな感じ?

Pentax LX A*85F1.4 絞り解放(露出補正)
昨年末にオーバーホールした極初期LX。
RTSと同じようにグイッと補正をかけると露出オーバー気味に
なってしまうようで、まだまだ研究が必要?
A*85F1.4のためにボディを維持しているのに最近は重くて
あまり使わなかった(あほ?)このレンズを使ってみたが
トロけるボケ味は健在だった。

ALPA ALNEA7 Old Delft50F3.5 絞り解放
知る人ぞ知る「アル研オークションじゃんけん」で見事Get!
したチョートクさんからのアルネア7。
その後、実は近所だった赤瀬川さんに一時期貸し出されたりして
思い出のあるこのカメラも2年前?にオーバーホール。
オールドデルフト3兄弟(38F3.5、50F3.5、135F3.2)はこの
ボディで撮影することにしているのだが、プリズム劣化している
ので老眼にはちょっと厳しい?
オールドデルのレンズは古臭い外観の割りには良く写るレンズで
後ボケのクセもなく穏やかな描写。

ContaxII Biogon35F2.8(戦前) F=1:4
20年以上前から欲しかったのに購入したのは去年というビオゴン。
使ってみると「え?これが戦前の製品?」と思うくらいに
カッチリ写ることに驚かされる。
画像をよ~~っく見てもらうと判るが微妙に周辺光量低下して
いるのは後群がフィルム面ギリまで来る設計のためか?
今回の撮影はちょっとサボってLeicaのビドムを使って撮影したら
構図が少し上気味になってしまった(反省)

Kodak Ektra Ektar50F3.5 F=1:4
いつもお散歩撮影で使う方でなく20年前からウチにあるボディ
を使った。
そのときから所有しているレンズは50F1.9だが50F3.5は
コンパクトでかっちり写るので実は一番良く使うレンズ。
スプリット式の距離計は桜のような細かい被写体でのピン合わせ
は実はシンドイのだがこの画像のときには狙ったところに
合わせることが出来た。
50F1.9より後ボケは素直。

Contarex Distagon35F4 絞り解放
このレンズを譲ってくれた人が「35F4は”あまりに写り過ぎる”
ので使わなくなるよ(笑)」と言っていたが、使ってみると
それは誇張ではなくガッツリかっちり写るので「これをクラカメ
レンズと呼ぶべきか?」と真剣に疑問を感じてしまう。
白鏡筒レンズはどれも近接が一般のレンズより寄れるのだが、
35F4は上画像でも「まだ寄れる」くらいで、これだけちゃんと
写るのであればマクロレンズは不要?いやいやS-Planarは
もっと凄い?など色々考えてしまう。
後半のカメラ4台分のフィルムはまとめて現像したので、いざ
スキャンするときに「どれがどれだっけ??」になってちょっと
焦った(あほ)
歳を取るとすぐに忘れるので何か工夫をしないといけない。
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」であり、
各レンズの描写コメントは「個人の感想」です。
| 固定リンク
コメント