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2021年4月

2021.04.22

トラバーサ+リバース線を試す


トラバーサが出来たので「これを使ってどう遊ぶか?」
と考えてみる。
「そうだ!アレをやってみよう!」
 
Traversar1_20210422
右分岐のポイント(下)を作成
まずは右分岐のポイントを作る。
やってみて気が付いたのだが、しくみは左分岐となにも
違わないのに「左右逆」になるとハンダこての当て方や
治具の使い方が違うので戸惑うことになった。
こんな簡単?なことでもやってみないと気が付かないものだと
思った。
 
Traversar2_20210422
レールを設置してリバース線にする
R140のレールを作成し、台枠は以前シノハラのフレキを使って
作成したテストレイアウトを改造してリバース線を作成した。
 
Traversar3_20210422
リバース線+トラバーサの組合せ
いい加減に台枠を作るので接続にちょっと手間取った。
リバース線+トラバーサの組合せで車両を交換しては
車両を戻してまた入れ替えて・・・と遊んでみる。
やってみて判ったことは「車両の戻りが早すぎ!」
まあ、この小さなリバース線ではそうだよなぁ(遠い目)
小さくてもデルタ線を入れてグルグル回せばいいということか?
他にトラバーサ台車が何度か操作するとときどき脱輪して
斜行したり、レールクリーニングするとズレてトラバーサ台車が
スタックする・・・というマイナートラブルが発生することが
判った。
 
Traversar4_20210422
20年以上の年月を経てちゃんと試した
これをやりながら思い出したのだが「そういえば県道線を
作ったときに試そうとしたことがあったな」を思い出した。
模型日誌を確認すると写真が残っていたのだが、ほぼ同じ
プランであった(笑)
1996年時点では「大きさの割に面白みがない」と運転も
しないで止めてしまったが、長い年月を経てようやくテスト
実施することになった(遠い目)
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究5 鉄道友の会 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究6 鉄道友の会 発行

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Rectaflexで銀塩撮影

今年はつつじの開花が早いのでさっそく撮影・・・
というほど早くないかも?
カメラはイタリアの一眼レフRectaflexである。
 
Rec1_20210422
Angeniux50F1.8 絞り解放
 
Rec2_20210422
Angeniux50F1.8 絞り解放
レクタマウントのこのレンズ、ボケ味が強烈(笑)なので
撮影すると楽しい。
 
Rec3_20210422
Skoparex35F3,2 F=1:5,6
前凹ウルトロン50F1.8と兄弟(笑)のこのレンズ、
久々に使用したら「ああ、こってり色乗りするな」と
その写りを思い出した。
 
Rec4_20210422
Travenar90F2.8 F=1:5,6
M42では最近定番の中望遠レンズ、普通によく写るレンズ。
 
Rec5_20210422
Komura135F2.8 絞り解放
スペックの割りには小柄なこのレンズ、使って見ると
「あれ?よく写るではないか」と逆の意味で期待を裏切られる。
 
Rec6_20210422
レクタの1/1600での撮影は幻想的?
このカメラは4年前?にシャッター幕交換をした調子のいい
個体なのだが、久々に使うと1/1600が半分くらいした
開いていなかった。
レクタフレックスのシャッター速度は、なぜか
1/1600
1/600
1/200
1/100
1/50
1/25
という”倍数系列とはいえない”スペックになっていて、
1/1600が使えないと快晴の日には困ったことになる。
試しに1/1600で撮影したのが上の画像なのだが、このように
後幕が追いついてしまうケースでは幕の動きに合わせて
だんだん薄くなっていくことが多い。
しかし、レクタフレックスでは「まるで闇に呑まれていく」
かのような写りをしていた。
 
イタリアのカメラ、いい味出してる(笑)
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」であり、
各レンズの描写コメントは「個人の感想」です。

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2021.04.14

路面電車のトラバーサ(5)

このトラバーサねた、2017.6.15ぶりである。
 
Traversar1_20210414
動力部は既に出来ているものの
複線レイアウトが線路・敷石の設置を終わったので、ここからは
ストラクチャ作り?とも思ったのだが「やりかけはいけない」
ということでトラバーサを完成させることにした。
動力部は既に出来ているものの、車両を載せるトラバーサ台車の
斜行の解決方法が思いつかずに3年以上・・・(遠い目)
さて、どうするか?
 
Traversar2_20210414
このパーツがあるのを思い出した
このコロのようなものは、いさみやのパーツケースの中で
見かけたものを購入しておいたものである。
「何かに使えるだろう」程度で忘れていた。
今回のトラバーサの工作再開でパーツ物色して「これだ!」
と閃いた。
3x3アングル材に2個取付てみると「おお転輪だ!」
という具合である。
 
Traversar3_20210414
真鍮板+チャンネル材で台車本体
あとは本体の作成。
動作試験で使っていたt0.6の板(200mm)を京福モボや
阪国71の長さ(170mm)に短縮してそれっぽくカット、
2x3x2チャンネル材を両脇にハンダ付けして、先の転輪部を
両端にネジ止めした。
とりあえず上路のレールはシノハラ#83をG17で接着。
(これは今イチ感高し)
 
Traversar4_20210414

レールを固定して動作確認!
とりあえず作成したものを動かしてみると・・・
おお!ちゃんと動くではないか!
レールの位置決めが面倒だったくらいで思いのほか
あっさり斜行が解決してしまった。
 
Traversar5_20210414
実使用のためコントロール部を分離
テストのため台枠に固定されていたコントロール部と電池Boxを
分離した。
元々コネクタで分割出来るようにしておいて良かった。
 
Traversar6_20210414
レールは脱着可能にする
一晩考えて「フレキ接着は雑すぎだろう」と反省。
路面電車のトラバーサは架線を張った後でも整備や改造のため
脱着することがあるのだが、接着してしまってはどうしようも
ない。
・t0.4にレールを付けてセル板+プラネジ/ワッシャで絶縁
・t0.6をトラバーサ台車にネジ止めする
 =>後から追加するパーツ(ランボードや架線柱など)は
  この板にネジ止めする
・通電はレール部にラグをネジ止め
ところで過去の記録を調べて判ったのだが、前作のトラバーサ
でも同じような改造を行っていた。
「20年以上前に反省したものをまたやってしまう」のは
なんとも間抜けである(反省)
 
Traversar8_20210414
通電セレクタの設置
1番線が本線に繋がる(常時通電)で2~4は選択式に
するために簡易セレクタを設置した。
 
Traversar9_20210414
線路配置の割りに配線が多い?
全ての配線を終わったところ。
簡単な線路配置でもそれなりに配線は複雑になる。
 
Traversar10_20210414
動作させてみると楽しい
線路の取付・調整が終わったところでトラバーサを使って
格納・出庫テストを行う。
結構楽しい。

これで「架線ナシの状態は完成」である。
架線をどのようにするか?
 
Traversar11_20210414
前作トラバーサの仕様
このトラバーサは以前作成して現在もレイアウト上に設置
してあるものである。
完全架線集電の路面レイアウトにおいて、建物の間に納めるため
架線を台車上に張って「そのまま移動」するようになっている。
この仕様のためポール集電を諦めなければいけなかった。
(ポールの向きを変えられないため)
この経験により今回のものは周囲に何もない構成にしてある。
実物の路面電車のように「移動時は集電装置を下げ」れば
いいのだが・・・
 
どうしたものか?
  
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究5 鉄道友の会 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究6 鉄道友の会 発行

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2021.04.10

路面電車の新レイアウト(9)

Romen1_20210410
敷石(カーブ)の作成
敷石の設置方法について
(1)細かく1個ずつにしたものを設置していく
(2)ある程度のブロックにしたものを設置
このどちらにするか?だと思っているが、私の場合は最初の
県道線は1個ずつ、以降はブロック単位にしている。
今回も(2)の方法で行うため、まずはカーブ部分の敷石を作成する。
ボール紙にテンプレート+カーブ定規を使ってケガキ針で
刻んでいく。
 
Romen2_20210410
レール部分をカット
ケガキが終わったところでレール部分をカットする。
こうすることによって、敷石は内・中・外に別れる。
 
Romen3_20210410
「石塗装」をする
続いては塗装なのだが「石っぽい色」にする。
といっても特別な調色をする訳ではない。
・サーフェーサ
・黒(パラッと撒くように吹く)
・ねずみ1号(黒よりはやや多めにパラッと)
というように、色は硬い感じの岩色、表面はザラザラにする。
 
Romen4_20210410
リキテックスで目地を入れる
リキテックスを「拭き取るように拭って」目地を入れる。
この作業で敷石が白っぽくなって「路面の敷石っぽく」に
なる効果も狙っている。
 
Romen5_20210410
敷石を設置する
 
Romen6_20210410
ペーパータオルで舗装・ベース色を塗る
 
Romen7_20210410_20210410125501
タミヤの「舗装色」を塗る
ここまではほぼ「ココロを無にして坦々と」作業を行う。
タミヤの舗装色はザラッと砂っぽいものが入っていて
普通の塗装とは多少感じが異なる。
 
Romen8_20210410
敷石と舗装を完了して架線柱/架線を戻す
道路作りが終われば架線を戻すことが可能になる。
ついでに更地部分も茶色にしておいた。
 
これで一応「路面電車らしい施設」は出来た。
ここからどう進めるか?
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究5 鉄道友の会 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究6 鉄道友の会 発行

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