路面電車のトラバーサ(5)
このトラバーサねた、2017.6.15ぶりである。
動力部は既に出来ているものの
複線レイアウトが線路・敷石の設置を終わったので、ここからは
ストラクチャ作り?とも思ったのだが「やりかけはいけない」
ということでトラバーサを完成させることにした。
動力部は既に出来ているものの、車両を載せるトラバーサ台車の
斜行の解決方法が思いつかずに3年以上・・・(遠い目)
さて、どうするか?
このパーツがあるのを思い出した
このコロのようなものは、いさみやのパーツケースの中で
見かけたものを購入しておいたものである。
「何かに使えるだろう」程度で忘れていた。
今回のトラバーサの工作再開でパーツ物色して「これだ!」
と閃いた。
と閃いた。
3x3アングル材に2個取付てみると「おお転輪だ!」
という具合である。
真鍮板+チャンネル材で台車本体
あとは本体の作成。
動作試験で使っていたt0.6の板(200mm)を京福モボや
阪国71の長さ(170mm)に短縮してそれっぽくカット、
2x3x2チャンネル材を両脇にハンダ付けして、先の転輪部を
両端にネジ止めした。
とりあえず上路のレールはシノハラ#83をG17で接着。
(これは今イチ感高し)
レールを固定して動作確認!
とりあえず作成したものを動かしてみると・・・
おお!ちゃんと動くではないか!
レールの位置決めが面倒だったくらいで思いのほか
あっさり斜行が解決してしまった。
実使用のためコントロール部を分離
テストのため台枠に固定されていたコントロール部と電池Boxを
分離した。
元々コネクタで分割出来るようにしておいて良かった。
レールは脱着可能にする
一晩考えて「フレキ接着は雑すぎだろう」と反省。
路面電車のトラバーサは架線を張った後でも整備や改造のため
脱着することがあるのだが、接着してしまってはどうしようも
ない。
・t0.4にレールを付けてセル板+プラネジ/ワッシャで絶縁
・t0.6をトラバーサ台車にネジ止めする
=>後から追加するパーツ(ランボードや架線柱など)は
この板にネジ止めする
・通電はレール部にラグをネジ止め
ところで過去の記録を調べて判ったのだが、前作のトラバーサ
でも同じような改造を行っていた。
「20年以上前に反省したものをまたやってしまう」のは
なんとも間抜けである(反省)
通電セレクタの設置
1番線が本線に繋がる(常時通電)で2~4は選択式に
するために簡易セレクタを設置した。
線路配置の割りに配線が多い?
全ての配線を終わったところ。
簡単な線路配置でもそれなりに配線は複雑になる。
動作させてみると楽しい
線路の取付・調整が終わったところでトラバーサを使って
格納・出庫テストを行う。
結構楽しい。
これで「架線ナシの状態は完成」である。
架線をどのようにするか?
前作トラバーサの仕様
このトラバーサは以前作成して現在もレイアウト上に設置
してあるものである。
完全架線集電の路面レイアウトにおいて、建物の間に納めるため
架線を台車上に張って「そのまま移動」するようになっている。
この仕様のためポール集電を諦めなければいけなかった。
(ポールの向きを変えられないため)
この経験により今回のものは周囲に何もない構成にしてある。
実物の路面電車のように「移動時は集電装置を下げ」れば
いいのだが・・・
どうしたものか?
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究5 鉄道友の会 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究6 鉄道友の会 発行
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