草軽風レイアウトの改修(6)
猛暑=>長雨でも生活はあまり変わらない。
レイアウト改修はいよいよ建物作りである。

作業員宿舎を作る
建物はナニがいいか?
当初は「温泉旅館が欲しい」と思ったりもしたのだが、山中に
忽然と旅館が出現するのもどうなのか?
しかも面積が狭い。
次に思いついたのが以前から作ってみたいと思っていた
作業員宿舎(蘇水寮のような)である。
これだったらちょっとアレンジして小さめにすればいいか?
80x70の大きさで壁を作る。

こんな感じ
一階は事務所(奥に鉄道関係者宿直室と風呂)
二階正面は常駐作業員の部屋、奥は6畳間x2(宴会部屋?)
常に宿泊者がいる部屋は雨戸がある。

入り小屋屋根にトタン板を貼る

屋根が付くといい感じ
トタン屋根は前回の「三番目の家」でやった細い紙を地味に
貼っていく方法である。
面倒ではあるがまあまあそれっぽい感じになる。
片方入母屋は花巻風レイアウトの旅館から使い始めた方法で
レイアウトスペースの問題で建物を短くするのに便利な方法
である。
この状態で見ると蘇水寮に見える・・・かなぁ?

階段をどうするか?
この建物の「ある意味見せ場」は階段である(そうか?)
写真を見て思うのだが「蘇水寮の正面って横?の入母屋の
方だよね?」
機関車がいたり広場があるから階段側から撮影していると
思うのだが正面側を撮影したものが少ないのは不思議である。
(やはり「車両中心」なのか?)
階段であるが「強度を持たせつつ簡単に作る方法は?」を
考えていた。
結局、いさみやの桐板シートを帯状に切ってスジを入れて
折り曲げて貼っていく方法を試すことにした。
それだけでは強度が不足するので、何か所か補強の板を
貼り、段を貼り終わったところで側板をもう一枚貼って
強度を出すようにした。

踊り場の脚を組む

階段完成
木工ボンドで組んでいくのでちょっとパーツを貼っては
待つ・・・を繰り返して工作完了。
ぜんぜん細密ではないがいい感じかも?

屋根はネジ止め
階段を接着(ここで踊り場の幅が不足なのに気が付く)
屋根はネジ止めにした。
こうしておけば後で室内を作ることが可能になる。

欄干を付けて一応完成
二階の雨戸のある部屋に欄干を付けて一応完成。
この建物の設定(妄想とも言う)はこんな感じ。
・かつては何もない山中だったが上流にある作業軌道が
乗り入れをするので交換線を増設
・鉄道管理者の詰め所を作る話になったときに「どうせなら
一緒に作業員宿舎も」という話になった
・常駐者の部屋x3の他に谷側に6畳間x2が増員時の
仮宿泊部屋(普段は宴会部屋)がある
・宴会部屋は普段は空いているので鉄道ファンが一升瓶を
持ってお願いすると宿泊させてもらえる
・一階奥にあるヒノキの風呂が凄くいい感じ
最近作るストラクチャー、結局「自分が行きたい場所」を
作っているだけなのかも?

次はこちら側
交換線側の工作はほぼ終了。
そうなるとつぎはこちら側(黒子の窓)なのだが、どういう風に
するか?は検討中である。
いい案が出来るまでこのままか?
こちらから作業員宿舎を見ているとこんなストーリー。
-車窓を眺めていると木造の作業員宿舎が見えてきた-
ー今夜はここに泊めてもらうつもりー
-去年入ったヒノキ湯舟の風呂が楽しみ-
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献
鉄道模型趣味 No.302
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究5 鉄道友の会 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究6 鉄道友の会 発行
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