« 草軽風レイアウトの改修(5) | トップページ | ContaxII型の思い出 »

2021.08.22

草軽風レイアウトの改修(6)

猛暑=>長雨でも生活はあまり変わらない。
レイアウト改修はいよいよ建物作りである。
 
Kusa1_20210822
作業員宿舎を作る
建物はナニがいいか?
当初は「温泉旅館が欲しい」と思ったりもしたのだが、山中に
忽然と旅館が出現するのもどうなのか?
しかも面積が狭い。
次に思いついたのが以前から作ってみたいと思っていた
作業員宿舎(蘇水寮のような)である。
これだったらちょっとアレンジして小さめにすればいいか?
80x70の大きさで壁を作る。
 
Kusa2_20210822
こんな感じ
一階は事務所(奥に鉄道関係者宿直室と風呂)
二階正面は常駐作業員の部屋、奥は6畳間x2(宴会部屋?)
常に宿泊者がいる部屋は雨戸がある。
 
Kusa3_20210822
入り小屋屋根にトタン板を貼る
 
Kusa4_20210822
屋根が付くといい感じ
トタン屋根は前回の「三番目の家」でやった細い紙を地味に
貼っていく方法である。
面倒ではあるがまあまあそれっぽい感じになる。
片方入母屋は花巻風レイアウトの旅館から使い始めた方法で
レイアウトスペースの問題で建物を短くするのに便利な方法
である。
この状態で見ると蘇水寮に見える・・・かなぁ?
 
Kusa5_20210822
階段をどうするか?
この建物の「ある意味見せ場」は階段である(そうか?)
写真を見て思うのだが「蘇水寮の正面って横?の入母屋の
方だよね?」
機関車がいたり広場があるから階段側から撮影していると
思うのだが正面側を撮影したものが少ないのは不思議である。
(やはり「車両中心」なのか?)
階段であるが「強度を持たせつつ簡単に作る方法は?」を
考えていた。
結局、いさみやの桐板シートを帯状に切ってスジを入れて
折り曲げて貼っていく方法を試すことにした。
それだけでは強度が不足するので、何か所か補強の板を
貼り、段を貼り終わったところで側板をもう一枚貼って
強度を出すようにした。
 
Kusa6_20210822
踊り場の脚を組む
 
Kusa7_20210822
階段完成
木工ボンドで組んでいくのでちょっとパーツを貼っては
待つ・・・を繰り返して工作完了。
ぜんぜん細密ではないがいい感じかも?
 
Kusa8_20210822
屋根はネジ止め
階段を接着(ここで踊り場の幅が不足なのに気が付く)
屋根はネジ止めにした。
こうしておけば後で室内を作ることが可能になる。
 
Kusa9_20210822
欄干を付けて一応完成
二階の雨戸のある部屋に欄干を付けて一応完成。
この建物の設定(妄想とも言う)はこんな感じ。
・かつては何もない山中だったが上流にある作業軌道が
 乗り入れをするので交換線を増設
・鉄道管理者の詰め所を作る話になったときに「どうせなら
 一緒に作業員宿舎も」という話になった
・常駐者の部屋x3の他に谷側に6畳間x2が増員時の
 仮宿泊部屋(普段は宴会部屋)がある
・宴会部屋は普段は空いているので鉄道ファンが一升瓶を
 持ってお願いすると宿泊させてもらえる
・一階奥にあるヒノキの風呂が凄くいい感じ
最近作るストラクチャー、結局「自分が行きたい場所」を
作っているだけなのかも?
 
Kusa10_20210822
次はこちら側
交換線側の工作はほぼ終了。
そうなるとつぎはこちら側(黒子の窓)なのだが、どういう風に
するか?は検討中である。
いい案が出来るまでこのままか?
こちらから作業員宿舎を見ているとこんなストーリー。
 -車窓を眺めていると木造の作業員宿舎が見えてきた-
 ー今夜はここに泊めてもらうつもりー
 -去年入ったヒノキ湯舟の風呂が楽しみ-
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献
鉄道模型趣味 No.302
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究5 鉄道友の会 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究6 鉄道友の会 発行

|

« 草軽風レイアウトの改修(5) | トップページ | ContaxII型の思い出 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 草軽風レイアウトの改修(5) | トップページ | ContaxII型の思い出 »