出番の少ない?クラカメで撮影(2)
猛暑が終わるのを待って使うクラカメがある。
猛暑に弱いカメラ
「早く猛暑が終わって欲しい」と出番を待っていたカメラ。
それはミランダTである。
なぜか?というと貼り革が凄く弱くて汗で湿気ると表面が
剥がれてダメになってしまうからである。
クラカメというのは「結構気を使う」のである。
もう一つ理由があって、それはシャッター速度が1/500までしか
ないことがある。
自動絞りがない一眼レフを使う場合、撮影する際は「絞りを
実絞りにセットして被写体を待つ」のであるが、ピーカンの
天気では(ISO100を使っても)1/500でF=1:11なので
「真っ暗な中を何かが接近してくる」のを撮影するように
なってしまう。
若い頃はそれでも平気だったが歳を取ると暗いところで動く
ものを見るのが辛い(涙)
そのため「雲が多いがちょっと晴れ間」の天気を狙うことになる。
Zunow50F1.9 絞り解放
Zunow50F1.9 F=1:5,6
この2枚、実は2回目の撮影のものである。
1回目は久々に使ったので老眼で絞り解放でピンが合わせにくく
ズノーのプリセット絞りの操作もうまくいかなかった。
複雑な操作などいっさいないシンプルなカメラなのだが、
シンプルさゆえに?(いや老眼ゆえに)慣れるにはどうしても
使って覚えないといけない。
一回目の失敗した例
この日はまあまあの快晴だった。
そのため1/500で絞り解放でピン合わせ=>F=1:4に絞るのだが
そんなことをしている間にカモの1羽がこちらに寄って来てしまい
「おいおいジ~っとしていてくれい!」の図である(笑)
動物をプリセット絞りで撮影するのは慣れが必要である。
初めてExアダプタを使う
今回、20年近く前に購入しておきながら使っていなかった
ミランダのアダプタを使うことにした。
M42用とEx用を持っているのだが、前者は外バヨネットを
使うのでボディに傷がつく?かもしれないで止めた。
(慎重派?)
このアダプタ、レンズ側のピンをカバーする形になっている
のでKomuraのピンがちょっと外気味になっているので
Angeniux90F1.8と135F3.5しか装着出来ず。
Angeniux90F1.8 絞り解放
Angeniux135F3.5 F=1:5,6
135mmの方は「あれ?ファインダでは見えなかった小田急の
オーバーパス(上方)が入っている」
ミランダの視野率はContax Dよりは良いと思うのだがそれでも
80%くらいなのだろうか?
ま、そういうことをフィルムスキャンしてから考えるのも
楽しいことなのである。
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」であり、
各レンズの描写コメントは「個人の感想」です。
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