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2021年12月

2021.12.31

2021年の趣味活動

あっという間に大晦日。
今年は何をやったろうか?(遠い目)
1.車両工作
Omisoka1_20211231
 エンドウの上田交通5250
キットを2両分購入、うち1両を箱にしただけで手が止まって
いたが思い切って2両一気に工作した。
手摺/雨縦樋が面倒だから手が止まった?のだが別に出来ない
訳ではない(面倒なだけ)なのであっさり終了。
むしろパンタをどうするか?に迷ったが「後から架線対応や
リアルなものに交換出来るようにい」と脱着式パンタ台にする
ことの方が面倒であった。
あとは塗装だけだが面倒だなぁ(あほ)
 
Omisoka2_20211231
ピノチオ?の箱根登山モハx4改修
元々1両が吊掛モータのテスト用としてあったのだが、EBで
うっかり3両入手して放置してあったものを2両違う動力
(インサイドギア+トーマコアレス、ダルマヤ25mm)で
動くようにしたうえでパンタ台を作成して一応完成にして
ある。
違う動力にしてあるのは「来るべき地鉄レイアウト」には
どういう動力装置が良いのか?を試すためなのだが、一長一短
があって判断が難しい。
 
Omisoka8_20211231
ロンビックイコライザーの単車動力化
他にも地鉄車両があるのだが、ここで「今年はレイアウト中心」
にしたので車両工作は止めたのだが、路面電車レイアウトの
ポイント/クロスにおける単車走行性能チェックのために
ロンビックイコライザー台車に動力を組み込んだ。
(なんでサボっていた?=>自分)
 
2.レイアウト
Omisoka3_20211231
複線路面レイアウト
長年やろうやろうと思ってはいたがどういう線路配置がいいか?
が決められずにいた複線レイアウトの工作を開始した。
当初はポイントをKATOのUNITRACKを使って簡単に・・・
が逆に裏目に出て作業が停滞したが、結局ポイントを自作する
ことでどうにか使用可能になった。
このレイアウトでは脱着可能式架線システムをさらに改良して
クロススパンを脱着式、メッセンジャーなしで分岐金具の
位置を固定出来るようになった。
Omisoka9_20211231
トラバーサ+リバース線
複線レイアウトが使えるようになったので、その勢いで
トラバーサを使用可能にして、ついでにリバース線も作って
運転テストを行った。
この組合せは1995年?に長尾軌道 県道線を作り始めたとき
から検討していたものである。
 
来年からはこれらの技術を使って本格的にレイアウトを完成
させたいもの・・・だなぁ(遠い目)
 
Omisoka5_20211231
簡易軌道レイアウトの改修
元は花巻風レイアウト=>簡易軌道に改造したものの、反対側の
牧草地/湿地だけ作って放置状態?だった。
このままではいかん!(遅いよ)ということで、待避線側を
思い切って「第三の家」にして簡易軌道らしい地面表現を
施してみた。
 
Omisoka6_20211231
草軽風レイアウトの改修
単純なエンドレスだけで運転に変化が付けられないので
使わずに放置状態だった草軽風レイアウトを改良型の架線
システムのテストも兼ねて交換線を付けることにした。
 
Omisoka11_20211231
このレイアウトから「石垣シート」を使うことで簡単に
石垣を設置することが可能になった。
 
Omisoka4_20211231
花巻風レイアウトの改修
このレイアウトは建物、水表現、田んぼなどの工作の実験場に
なってしまった(笑)
キット加工の商店から始まって、旅館、温泉場、茅葺屋根の
家など建て替えが続いている。
 
Omisoka7_20211231
作業軌道レイアウトの制作
ループ線のある作業軌道については何度もトライしているが
最初の超小型タイプしかうまくいっていなかった。
ここで思い切って600x400にサイズ拡大して新規作成。
草撒き、樹木の新規作成、切り株シートなどの新しい方法を
色々と試している。
 
Omisoka10_20211231
ダージリン風レイアウトの改修
作業軌道レイアウトは規格が助六5tクラスまでしか使えない。
ということで一度改修したダージリン風レイアウトにさらに
手を加えて使用することにした。
草撒き、樹木、橋脚取付の他に建物を加えているが、これは
先の簡易軌道レイアウトからの転用品である。
これらの他にも電鉄ナロー新線を企画したが、800x400で
台枠を作ったものの、やはり600x400が良いか?を迷って
いることろである。
 
3.クラカメ関係
今年は結構がんばって銀塩撮影を行った。
 
Omisoka12_20211231
10年未稼働のローライフレックス
今年は「稼働率の低いカメラを使う」ことにした。
他の人と違うのは「よく使うカメラ」が違うことである。
普通の人はライカやローライが多いはずだが、私の場合は
エクトラ、ALPAなどが圧倒的に多い(呆然)
これではいかん!ということで使ったもの。
 カスカII
 FOCA PF3L
 プロミネント
 カードンミリタリー
 Reid III
 ミランダT
 旧F-1
 レオタックスK(Fに改造)
 ヤシカYF
 ニッカIIIL
 SL-MOT
 SL2000F
 ウルトラマチックCS
 ライカM2,M3,IIIg
 ローライフレックス
 ハッセル1000F
この中でローライフレックスは10年以上未使用だったが
ちゃんと使えたのでホッとした。
悲しいのはオーバーホールを3年前?に行った
ブロニカDxがスタックして使えなくなったことである。
年末にはフィルムの種類がさらに減ることが発表になる
状況で、機材の保守をどうするか?は難しい。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合があります。
参考文献
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
ナローゲージモデリング 機芸出版社 発行

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2021.12.29

ロンビック単台車の動力化(1)

2021年もあとちょっと。
残り少ない時間で何か済ませてしまおう!

Romen1_20211229


ロンビックイコライザーによる単車
路面電車の単台車はポイントやクロスで少し姿勢を崩すと
接地している車輪が絶縁部になってもう一輪が浮いてしまう
ことで不動になることがある。
それを解決するためにロンビックイコライザーの単台車を
作成したのだがなぜか動力化していなかった。
 
ところで、ロンビックイコライザー台車を作ったのはいつ?
 
Romen2_20211229
26mmインサイドギアを使用したもの
 
Romen3_20211229
吊掛モータ(直列)を使用
26mmインサイドギアを使用したものはトーマモデルワークスの
低回転型のモータを使用している。
吊掛モータはもはや説明の必要はないと思うが、走行テストを
して並列=>直列に変更してある。
 
Romen4_20211229
ポイントの通過テスト
一番通過が問題になる渡り線のポイント通過確認を行う。
リジット台車の単台車車両に比べてロンビック式の方が
スタックすることは少ない。
これは判っていたことなのだが吊掛モータ車は低速運転時の
コントロールはウィームギアの車両よりは難しい。
この辺りはまだまだ研究の余地は多い。
通常の走行だけであれば吊掛モータは音が静かなのでDCC
サウンドでは便利ではあるのだが・・・
 
テストを行っていると外線=>内線は問題ないのだが逆の
方向ではなぜか脱輪することがある。
なぜだろう?
 
Romen5_20211229
原因はポイント側にあった
何度も走行テストを行った結果、日光の9.5φ車輪を使った
車両はガイドレール先端部分に微妙に当たって乗り上げて
しまうことが判った。
ドレメルで削って解決。
2021年は軽便レイアウトに注力したが、来年は16番の
路面電車レイアウトの工作をやろう!と思うのであった。
  
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究5 鉄道友の会 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究6 鉄道友の会 発行

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2021.12.12

ダージリン風改め山岳レイアウト(4)

今年もあとちょっととなると「大晦日にどの車両を運転?」
という気持ちが盛り上がってくる。
そうなるとレイアウトも整備しないといけない。
 
Sanga1_20211212
ダージリン風レイアウト改修
作業軌道風レイアウトがそろそろ終盤になるときに思い出した。
「ダージリン風レイアウトも手を加えたい」
やり残し感があるのは「建物がない」ことである。
小さいレイアウトなので敷地はループ線中央部しかない。
ということで地肌をカットする。
 
Sanga2_20211212
いつものように敷地を作る
花巻風辺りから定番になった?発泡スチロールをカットして
石垣シートを貼って広く敷地を確保する手法である。
ま、こんな感じでいいか。
さて、問題は建物だが・・・
 
Sanga3_20211212
なぜか馴染んでしまう
樹木の件は今後も努力するものとしてこのレイアウトは
これで一括り。手持ちのストラクチャで使えるものは?
ふと改造を済ませた茅葺民家を置いたら・・・あれ?
妙に似合って無いか?
しかし、この建物は別のレイアウト用・・・
 
Sanga4_20211212
簡易軌道風レイアウトの詰め所を使う
新規に作ろうと思ってダージリン鉄道の本を見るのだが
どうもピンと来ない。
結局、以前簡易軌道風レイアウト用に作って「第三の家」に
場所を譲った詰め所を実感処理して使うことにした。
 
Sanga7_20211212
ホビセンで買った素材
ホビセンで購入した素材で低灌木を作る。
KATOさんは地味な素材を充実してくれるので凄く助かる。
 
Sanga8_20211212
FINE-LEAFの細切れを使う
針葉樹作成で出た細切れを木工ボンド水溶液浸けして
葉っぱにする。
エビフライを作る要領?
 
Sanga5_20211212
脱着式橋脚
サボっていた高架部の橋脚を付ける。
保線のため脱着式にしてある。
 
Sanga9_20211212
追加の草撒きをする
地形変更したので地肌の仕上げとして追加草撒きをする。
岩肌っぽいところに背の低い草(2種)を貼り付くような
感じで散布する。
 
Sanga6_20211212
作業完了!
樹木を固定して工作完了である。
細かいディテールはこれからも追加していくとして
大晦日に杉山模型さんのロコを走らせるには良い感じに
なった。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合があります。
参考文献
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
ナローゲージモデリング 機芸出版社 発行
ダージリン・ヒマラヤン鉄道&マテラン登山鉄道 南軽出版局 発行

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2021.12.07

作業軌道レイアウトの作成(6)

気が付くと2021年も1ケ月・・・
そろそろ大晦日に年越し運転するレイアウトを考えないと(そこか)
ということで作業軌道レイアウトもそろそろ一段落付ける。 
 
Sagyo1_20211207
切株を作る
作業軌道レイアウトなので芝生平原?では締まらない。
当然「伐採跡」が必要である。
普通に切株(幹の短いやつ)を刺すか?と思っていたが、
それでは単純すぎて面白くない。
なんかる林鉄班の鰔川線の本を読んでいると、伐採後は植林の
地拵えをする際にヒノキの根や株を残し、そこに枯れ枝や葉を
積み上げる「点状集積」を行うとの記載を見つけた。
なるほど、それで写真を見ると荒々しい感じに見えるのか。
模型としてもそれを表現してみることにした。
やることは簡単で、先日KATOのホビセンで購入した樹木素材
がパリパリと砕きやすいのでそれを切株の周りに撒いて
木工ボンド水溶液で固めて「切り株シート」を作る。
 
Sagyo2_20211207
レイアウト上に接着
既にNOCHの草撒きをしてあるので、設置場所の草を
ワイヤブラシで落としてそこに接着する。
 
Sagyo5_20211207
どんな場所にも貼れる
薄い木工ボンドで固めてあるだけなので地形の凸凹や
傾斜地でもグイグイ押し付ければ馴染むので簡単である。
 
Sagyo3_20211207
作業員宿舎周り
 
Sagyo4_20211207
全体ではこのくらい設置
最初に作っただけでは不足だったので追加で切株シートを
作ってこのくらい設置した。
実際の伐採跡ではもっとあるのだろうが、小型レイアウト上では
あまり多くするのもしつこくなるのでこのくらいにして
おこう。
 
樹木の件は今後も努力するものとしてこのレイアウトは
これで一括り。
年末までに何をやろうか?
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合があります。
参考文献
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
ナローゲージモデリング 機芸出版社 発行
木曽谷の森林鉄道 西 裕之 著 (株)ネコパブリッシング 発行
助六 木曽森林鉄道 鰔川線 なんかる林鉄班 発行

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2021.12.02

作業軌道レイアウトの作成(5)

先日「ここに作業員宿舎があるといいかも」と思いついたので
試してみることにした。
 
Sagyo1_20211202
建物を設計?
レイアウトのサイズがそもそも小さいので敷地面積は
さらに小さい。
プランとしては手前(妻側)に事務所、奥に休憩兼宿泊所と
いう設定にした。
建物の大きさはエコーモデルのドアから決める(笑)
前回、蘇水寮風建物をカラーペーパーを使ったのだが質感が
ちょっと違う?と思ったので今回は桐板シートを使う。
ドアの色を「現地で白いペンキを塗った風」にするのだが、
こういうときに「エコーさんの窓枠・ドアセットはケント紙
で作ったタイプが欲しい」と思う(しみじみ)
 
Sagyo2_20211202
屋根は定番のトタン貼り
「三番目の家」で定番になったトタン屋根は7mm幅の紙を
貼る方法である。
塗装は茶色になってしまうのだが「もっと良い色はないか?」
 
Sagyo3_20211202
大きさが決まったので山肌をカット
建物のサイズが決まったので整地を開始する。
山肌をカッターナイフでカットする。
私のレイアウトの地面はペーパータオルorテッシュと
発泡スチロールだけなのでカットするだけである。
 
Sagyo4_20211202
山側に石垣
平な部分にペーパータオルを貼って着色、山側には石垣シート
を貼って土留めをする。
 
Sagyo5_20211202
整地した場所に建物を置いてみる
整地が出来たので建物を置いてみると・・・ギリで狭い。
これは手前側に広げないとダメか。
 
Sagyo6_20211202
手前にも石垣
山側の石垣シートの残りを使って手前にも石垣を作って
敷地を広げる。
このやり方、なんとも実物っぽい(笑)
 
Sagyo7_20211202
樹木を変えて確認
建物にディテール追加&ウェザリングを行う。
助六の写真を見ると宿舎周辺には広葉樹が多い?ようにも
見えるので樹木をオランダフラワーのタイプに交換して
感じを確認する。
まあまあいい感じか?
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合があります。
参考文献
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
ナローゲージモデリング 機芸出版社 発行
木曽谷の森林鉄道 西 裕之 著 (株)ネコパブリッシング 発行
助六 木曽森林鉄道 鰔川線 なんかる林鉄班 発行

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