路面複線レイアウトの架線工事(2)
複線レイアウトの架線工事は続く。
接続部分岐の架線柱と架線
なんとなくサボっていた接続部への架線を張るために
ハンガー式架線柱を作成、分岐架線を設置した。
テストしてみると、カーブ部の長さが5mm短くて
パンタが外れてしまうので翌日作り直した(怒)
テスト走行での試練
基本的には架線の接続ジョイントを交換しただけなのだが、
テスト走行すると架線の長さが足りずに隙間で集電装置が
引っかかったり、ビューゲルやパンタが外れてハンガーで
宙吊りになったり(呆然)などトラブル連発である。
考えてみると、地上設置の「安定した固定」のレールで
すら敷設後にテスト走行すると脱線したりする。
これが空中に”引っ張る細い架線”なのだから調整が面倒
なのは仕方がないのか?
こういう作業をしていると「集電装置は見た目より強度」
が大事なことが判る。
アルモデルのパンタは一見華奢なのだが架線やハンガーに
引っかかって車体がぶら下がっても壊れないので立派。
長さと取付位置を調整
クロススパン部は直線なので1ケ所架線が短かったくらい
で済んだが、カーブ(同心円ではない)はハンガー式に
なっているのでジョイント部の位置が微妙に変わって
しまうようで、架線の長さ(特に内エンドレス)を1mm
単位で調整することになる。
ウチのレイアウトは脱着式架線システムなのでその都度
脱着/調整していけば良いがそれでも手間ではある。
これが「実物通りに線を敷設する方式」であったら、
クロススパンやハンガー、メッセンジャーを張って
引き棒をいっぱい入れて”細かく直線に引っ張り調整”
していくことになるから気が遠くなってしまう。
やっていて思うのは「これならいっそポールだけなら
位置調整は分岐部だけ」で済む。
そんな妥協をしたくなりながらも気持ちを鼓舞して
パンタ、ビューゲル(車体中央)で折り合いの良い
位置に調整していく。
とりあえず架線工事は一応完了
なんだかんだで4時間近く作業して架線設置完了。
今後続々と入線してくる車両達
ウチの地鉄車両は「基本全車架線対応」になっている。
銚子電鉄が話題になっているので出してきてレイアウトに
置いてみた。
で、気が付いた「あれ?デハの集電装置がパンタ?」
この車両、キット改造競作(たぶんピノチオの箱根登山)
のときのものだったはずだが、そのときはビューゲルだった
記憶があるのだが・・・(謎)
さて、次はいよいよトラバーサを接続か?
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究5 鉄道友の会 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究6 鉄道友の会 発行
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