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2022.01.07

架線集電対応のポール作成(1)

2021年は軽便レイアウトに注力した。
さて、2022年はどこから着手するか?
 
Trolley1_20220107
架線集電対応のポール
当たり前の話なのだが架線集電をするためには集電装置が
必要である。
手持ちの集電装置
・パンタグラフ:KATO PS16(イコライザ改造が必要)
        アルモデル 小型パンタ
・ビューゲル:カワイ ビューゲル(生産終了(ち~ん))
・ポール:カワイ ポール(生産終了(ち~ん))
     YAMA ポール(改造が必要)
現状は「パンタは潤沢だが他の集電装置は調達が厳しい」
架線側はポール/パンタ・ビューゲル共用を実現したのに
この状況ではなんとも悲しい。
ということで「2022年は集電装置から開始」を決めた。
決めたはいいがどうやって作るか?
手持ちのポールを引っ張り出してきて眺めて気が付いた。
「模型のポールってなぜに引っ張るバネが多い?」
実物はどちらかというと「押すタイプのバネ」を使っている
ものをよく見るような気がする。
カワイのポールは押すタイプだが使い方があまり見たこと
がないタイプである。
 
Trolley2_20220107
実用本位のものを作る
私は「ディテールより実用度」の人間である。
(注:要するに「雑なタイプ」)
初日はチョロく角パイプと先端を潰した丸パイプで関節を
作ってそれにアルモデルのパンタバネをかけて・・・と
思った(画像左上)
結果はバネをかける前段階でガタガタしてちゃんと動作
する気がしないものになった(ち~ん)
また、アルモデルのパンタバネは硬くてポールには向か
ないことも判った(遠い目)
一晩寝てから翌日ココロを入れ換えて実物資料をよ~っく
見てから1本バネのタイプを構造(ディテール)を簡素化
したものを作成した。
(下にある黒いのはYAMAのものを加工したタイプ)
最初の1本は「ちゃんと動作してかつ量産向き」を
考えて作ったので1.5時間もかかったが、2本目は20分
程度で済んだ。
 
Trolley3_20220107
取付部分は共通化
ポールの固定部の仕様
・車体側:2.0φネジの中央に1.2φネジ切り
     段付き絶縁材で取付
・ポール側:1.2φネジ
この仕様はYAMAのポール改造のときに標準化したもの
である。
車体側を2.0φネジにしておけば、ビューゲル/パンタなども
共通仕様にして「いつでも交換可能」になる。
複数の集電装置に対応しておくと、架線側に制約がある場合
(多線乗り入れなど)に便利である。
架線集電対応をしていると、こういう知恵が身に付く。
 
Trolley4_20220107
さっそく使用テスト
カツミのN電が取付対応済だったのでテスト・・・と
思ったがリジット台車で走りが悪いので使用出来ず(怒)
ということでロンビック台車装備の2両に車体を付けて
テストを行った。
ポールは長短2種類でテストをすると、架線高65mmでは
短タイプ(45mm)が具合が良かった。
(分岐時に離線が少ない)
 
Trolley5_20220107
カツミのN電をロンビックイコライザ改修
自作ポールが使えそうなのは判った。
そうなると「昔からポール集電したかった」N電に使うのは
当然である。
6年前?に「床板が狭すぎる(23mm)ので改修出来ない」と
断念していたのだが、ふと思いついた方法でやってみたら
あっさり改修することが出来た(遠い目)
走行テストをすると物凄く快調である(さらに遠い目)
 
Trolley6_20220107
ポールと屋根の高さ違いの相性は?
さっそくテストするとポール(短タイプ)でバネ圧を少し
上げることで問題なく使用出来るようになった。
新ポールは部品数が少ないうえに素材価格も安いので
都電4100x3、都電400x2(追加1両を計画中)でも
ポール使用が可能に出来る!
 
Sat3_20220108
パーツ構成はこんな感じ
実用品として使えることが判ったので量産する。
パーツ数は意外に多い?かもしれないが折り曲げて作る関節部
以外は単純なパーツである。
ポールの付く側の関節部はコの字型にしていたのだが、角を
キッチリ出すのが大変かつ不良品が出るのが問題であった。
一晩寝てふと「U字型でいいんじゃね?」と気が付いて0.8φ
の穴を開けてからU字型に曲げたら工数1/10以下になった。
 
Sat4_20220108
関節部とバネの入り方
バネで押す形式なので組むのにちょっとだけコツが必要。
バネが入る1.0φ、0.4φのアーム部が微妙に長さが違うのは
押し板を入れるための工夫である。
こういうちょっとした工夫で生産性は何倍にもなる(地味)
 
Sat5_20220108
短タイプを黒染して装備
8本新規に作成した。
そのうち4本を短サイズ(45mm)でシューを取り付けて
黒染した。
4本を残したのは「長(50mm)=>短は可能だが逆は出来ない」
からである(笑)
量産型で運用することで新しいアイデアが出るかもしれない。
 
さて、次はビューゲルをやらないと!
  
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究5 鉄道友の会 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究6 鉄道友の会 発行

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