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2022.01.18

架線集電対応のビューゲル作成

架線対応の集電装置、次はビューゲルである。
 
Bugel1_20220118
これまでに使って来たもの
'95年?に架線集電を始めたときに安定して使えたものは
カワイのビューゲルにバネを仕込んだものであった。
(注:ポイント部の分岐架線が未熟でポールが使えなかった)
画像左側のものがそれなのだが、意外?にもカワイの
ビューゲルは丈夫で見た目も良いので気に行っていた。
画像右下のものはエコーで購入したものでこちらは取付部を
作るのが面倒だがシューを交換すれば使用可能。
路面電車レイアウトが2001年以降停滞して進歩が無かった
のだが、さて再開!と思ったらビューゲルはYAMA(画像右上)
しか入手出来ず、枠がステンレス製?なので改造して使うのは
難しいことが判り困っていた。
そうなると自作するしかない。
 
Bugel2_20220118
どのようなものが良いか?
まずはカワイのもの(画像左)を参考に似たものを作ることに
したのだが・・・真鍮板を折り曲げて作ると結構手間なうえに
生産性を考慮すると大きくなってカッコ悪い。
半日かかってこれかよ!と挫折していると・・・あれ?
パーツ箱の中に何のものか??なロスト製のビューゲルがある。
これになんとなくアルのパンタバネを付けてみると・・・ん?
ちゃんと動作するではないか!
これはいいぞ!
 
Bugel3_20220118
パーツ数はこれだけ
 
Bugel4_20220118
枠の折り曲げ治具
台座部分は3mm角パイプに1.6φパイプで関節部を作り、
下側に2mmネジ棒を付ける。
枠は0.6φ洋白線、シューは1.6φパイプを使用する。
バネはアルモデルのパンタ用バネである。
生産性を考慮して最小限のパーツ数になっている。
枠の作成は治具を作ることによって簡単に量産可能。
 
Bugel5_20220118
テスト結果は良好
とりあえず都電6000に装備してテスト。
結果は良好であった。
 
これで集電装置は安定して確保出来るようになった。
先にUpしたロンビック台車を装備してN電の走行性を
改良して、それ以外の車両でも集電装置を装備して
レイアウトの「本格的架線集電」を開始するか?
  
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究5 鉄道友の会 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究6 鉄道友の会 発行

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