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2022.02.24

PROMINENTを使う(2)

コロナ禍なので松屋のカメラ市には行かない予定だった。
しかし、結局行ってしまうダメな私。
 
Voigtlander31_20220224
PROMINENTの交換レンズ
カメラ市の会場を流すだけでいいか?と思っていたのだが
早田カメラさんで話をしているうちに棚にあったものに
気が付いた。
PROMINENTの交換レンズである。
HP更新で20年ぶりくらいにフォクトレンダーの本を読んで
その独自の仕組みを実際に体験したい!と思っていたので
ある。
ということで購入。
 
Voigtlander32_20220224
独特なマウント部
パッと見た目には「どうやって装着?」のマウント部である。
装着のこの画像の位置でレンズを入れて角度2度!程度回すことで
ロックする。
ロック部は右側のレバーだがちょっと頼りなく見えるが外れた
ことはない。
装着時にはボディ左のヘリコイドリングを無限遠にしておかないと
この爪部分に入らずにちょっと焦る。
 
Voigtlander34_20220224
フォーカシングのしくみ
フォーカシングは標準レンズ同様にボディ左のフォーカスリングを
回して行う。
ピントを合わせていくとレンズ部(画像左)とシャッターユニット
の間が狭くなっていって鏡筒本体内の機構でレンズ焦点距離の
焦点距離変換(かなり凝ったしくみ)になるのだが外から見ても
あまりよく判らない(正面から見ると内筒が動くのが判る)
 
Voigtlander39_20220224
DYNARON100F4.5 F=1:16
とりあえず撮影してみよう!ということでビドム装着で試写。
35mmは特に問題ないのだが100mmでは上下にズレてしまう
ことが多かった。
この画像(のみ)はまあまあ成功か?
ところで、フィルムは10年期限切れのISO400フィルム(けち?)
を使ったのだが劣化ナシは嬉しいのだがシャッター速度が
MAX1/500のこのカメラでは絞り値が不足しそうになって焦った。
 
Voigtlander40_20220224
PROMINENTでやりがちな失敗
試写結果はそれなりだったが100mmのズレを克服するために
キヤノン35mm/ZEISS85-135mmファインダを装着して
撮影を行った。
ところが!である。
実際に撮影しているとフォクトレンダー本にも注意書きされて
いる「PROMINENTのレリーズトラブル」を連発!
レンズシャッター機のこのカメラ、レリーズすると巻止め解除
とシャッター作動していくのだが「レリーズをとことん押し込
まないと巻止めのみ解除」になってしまうのである。
安いレンズシャッター機ならばそれでもレンズシャッターを
切ることは出来るのだが、PROMINENTは多重露出の防止の
ためなのか?作動しなくなってしまう。
そうなると1コマ無駄にして巻き上げて撮影するのだが、
撮り鉄のようなものでは上画像のように完全にタイミングずれ
の撮影になってしまう(怒)
このトラブルは「押しにくい位置のレリーズの押込み不足」が
原因で縦位置では発生しやすい。
これはなんとかしないと!
 
Voigtlander37_20220224
色々と工夫する
2回の撮影経験(失敗)を元に対策を行う。
(1)ファインダ(100mm)はニコン10.5cmを使う
(2)頻繁にファインダ交換するので脱着式アクセサリシューで
 ボディが傷つかないようにパーマセルを貼る
(3)レリーズミスについては超ショートレリーズを作成して
 押込み不足が発生しないようにする
21世紀の「ミラーレスデジのマウントアダプタ全盛期」に
超不便なこのカメラを使う工夫をする自分がエライ?
 
Voigtlander41_20220224
DYNARON100F4.5 F=1:5,6
レリーズ対策後に縦撮りすると良いタイミングで撮影可能になり
失敗コマもなくなった。
それは良いのだがVSEのような白いボディを1/500MAXの
レンズシャッター機で撮影するのは厳しい(そこか)
 
Voigtlander42_20220224
SKOPARON35F3,5 F=1:5,6
100mmの話ばかりしたが35mmについては特にトラブルは
なく「よく写るレンズだな」であった。
ここでもISO100フィルムを使用したのだが「シャッター速度が
1/1000まであったら絞り解放が使えるのに」とちょっと惜しい
気持ちになった。
フィルム3本使用してようやく使い方がマスター出来たか?
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
画像の描写についてはあくまで個人の感想です。
参考文献
フォクトレンダー オフィスヘリア 発行

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