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2022年6月

2022.06.28

ヘクトール28F6,3というレンズ

私はかつては「大口径レンズが大好き」だった(遠い目)
まあ、それは今も変わらないような気がするが・・・
最近は暗いコンパクトなレンズが大好きである。
要するに「歳を取った」のである(さらに遠い目)
 
Hektor1_20220628
M9+Hektor28F6,3 絞り解放
このレンズ、結構前から所有しているのだが「暗いレンズ」
なのでほとんど使用していなかった。
純正フード(これは貴重)もある立派な品なのに・・・
ところが!である。
加齢の結果、軽量なバルナックタイプの出番が増えると
このレンズを使いたくなる。
で、使ってみて判った。
(1)F=1:6,3はどう考えても違う(F=1:8も怪しい)
 =>そういう意味では同時代のZeissのテッサー28F8は正直
(2)ちょっと暗い所が真っ黒(凄いローコントラスト?)
まあいいのである。
古いレンズは「特徴を生かして使ってこそ!」である。
とはいえ、銀塩でトライするのは厳しい。
ということでLeicaM9を久々に使用することにした。
猛暑の中、ご近所の円筒分水を撮影。
30分くらいで「このままではニンゲンがダメになる」と
撤退したが、写りはまあまあか?
 
さて、翌日豪徳寺周辺撮影に行く(さらに猛暑)
Hektor2_20220628
M9+Hektor28F6,3 絞り解放
 
Hektor3_20220628
M9+Hektor28F6,3 絞り解放
 
Hektor4_20220628
M9+Hektor28F6,3 絞り解放
 
Hektor5_20220628
M9+Hektor28F6,3 絞り解放
慣れてくると28mmという画角は便利である。
暗いレンズなのでデジカメと組み合わせるとISO感度設定で
使いこなしの幅が広がる。
 
Hektor6_20220628
M9+Hektor50F2.5 F=1:3.5(くらい)
 
Hektor7_20220628
M9+Hektor73F1.9 絞り解放
 
せっかくなのでヘクトール3兄弟の残り2本も使用。
こちらはまあまあ安定した写りである。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
画像の描写についてはあくまで個人の感想です。

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2022.06.15

あじさいの撮影

なんだかんだで梅雨。
 
Wed10_20220615
Leica R8 + Summilux80F1.4 絞り解放
左手のリハビリも兼ねて重量級のR8を使用した。
・・・重い。
それに加えてRのレンズx4はさらに重い。
とはいえ、やはりよく写る。
現像結果を見てよしよし・・・と思ったのだが、なにか
満足いかない感じがする。
 
Wed4_20220615
CONTAX AX + PLANAR50F1.7 絞り解放
 
Wed9_20220615
CONTAX AX + PLANAR50F1.7 絞り解放
 
Wed5_20220615
CONTAX AX + DISTAGON28F2.8 絞り解放
 
Wed6_20220615
CONTAX AX + SONNAR85F2.8 絞り解放
ウチの庭にあるあじさいを見ていて気が付いた。
「晴れた日のあじさいは元気がない」
なるほど、あじさいは梅雨の花である。
ということで、雨の日に再度撮影。
今度はヤシコンAXを使用する(そんなに重くない)
AXを使うと50F1.7や85F2.8のように「寄りが苦手」な
レンズでも花を撮影出来る。
現像結果を確認すると、なるほど花が元気である。
 
Wed7_20220615
CONTAX AX + PLANAR50F1.7 絞り解放
 
Wed8_20220615
CONTAX AX + PLANAR50F1.7 絞り解放
ついでに植物園でも撮影。
今日はヤシコンのレンズでの結果が良い。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
画像の描写についてはあくまで個人の感想です。

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2022.06.14

トーマモデルワークスのシェイII(9)

完全なる「牛歩戦術」
 
Tue4_20220614
振動が出る方のジョイント部
Tue9_20220614
振動が出ない方のジョイント部
ここからはハンダ付け工作になる。
走行テストまで行った下回りを分解する。
画像を撮影しておいて「振動の出る原因」を考える。
こうして比較すると前位台車側で振動が出る方の
ユニバーサルジョイントは屈曲が強い。
う~ん・・・同じに組んだハズなのに(呆然)
 
気を取り直してハンダ付け工作に入る。
Tue7_20220614
基本的にはIのキット同様
Iのキットで「経験済」なのでスムーズにいくはず・・・
残りのパーツはこれくらいなのだが「前回どうやって
組んだっけ?」(あほ)
6年以上経過すると何も覚えていない(ち~ん)
 
Tue5_20220614
煙室戸とヘッドライトのハンダ付け治具
とりあえずヘッドライトを付けるか?
あれ?これIのときどうやってハンダ付けしたっけ?
あちこちヤスってどうにか入るようにするが、不安定な
形なので治具が必要である。
(もしくは「熱さに耐える指」が必要)
う~~~~ん・・・1時間考えて出来た治具が上のもの。
 
Tue6_20220614
とりあえずハンダ付け終了
治具が出来れば作業は「一瞬」である。
こういうときに思い出すのである。
父は私(中学時代)にこう言った。
「良いモデラーとは治具が作れる人のことである」
こんなときに昔のことを思い出す(遠い目)
 
さて、残りは難易度は低い・・・はず。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2022.06.13

トーマモデルワークスのシェイII(8)

まだまだ続くシェイII工作・・・
 
Sun3_20220612
I型とII型で連動ギア比が異なる件
前回の工作では「ユニバーサルジョイントが回らない」で
終わってしまった。
そういえばと思い出したのが「II型はギア比が違う」という
話である。
どうしてそうなったか私には??ではあるものの、上がI、
下がIIであるが「そういえばちょっと違うかも」である。
そのせいかどうかは疑問があるが、ギアが当らないので
回らない。
どうしたものか??
 
Sun4_20220612
シリンダ側で調整する
シリンダ部のロストパーツはIと同じようである。
おそらくそのせいではないか?ということでt0.3の
帯板を入れて軸位置を調整することにした。
帯板を張ってペンチでU型にして形を整える。
 
Sun5_20220612
どうにかジョイントは回ったのだが・・・
先の調整でジョイント部は回るようになった。
ところがが!である。
なかなかスムーズに回転しない。
特に前台車側で振動が出る。
2両のうち、なぜか1両は後進しない・・・
ああ、また調整か・・・
なんだかんだで4時間かかってどうにか動くようになった。
なんという修行感!
 
Sun6_20220612
ロード・オブ・鉄模社
II型でもココロが折れそうになった。
これまでも乗工社シェイから始まり、トーマシェイも3種類。
そこで思うのである。
「すべてのシェイ工作は鉄模社シェイへの修行の道」
まだまだ先は長い・・・(遠い目)
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2022.06.08

トーマモデルワークスのシェイII(7)

猛烈に久々のブログ更新である。
実は不幸が2連発
(1)帯状疱疹に気が付くのが遅れて、首回りと左上腕部を
 広く浸潤されてしまった(今もまだ完治していない)
(2)左腕を手術(今もリハビリ中)
結果的に模型工作が出来なかった(呆然)
おかげで2ケ月ほとんど寝た切り状態(ち~ん)
う~む、このままではいかん!
 
どうにか左腕を動かせるものの、まだ握力(特に親指)が完全に
戻らないので糸ノコ作業は厳しい。
ということでトーマシェイIIの残り作業をやることにした。
 
Wed7_20220608
発掘したシェイIの治具を使う
このキット、2016年10月に着手したのだがクランクシャフトを
組む治具がIIのキットには入っていない(なぜ?)ので
Iのキットのものを使うことにした。
ところが!である。
その治具が行方不明で工作停止(ち~ん)
その後、偶然2019年(おいおい)に発見したのだが、上回り
をちょっと組んだだけで別のことを始めてしまった(あほ)
いつの間にかトーマのプラシェイに追い越されてしまったが
ようやく再開。
この治具の使い方
(1)クランクを外位置にしてロックタイトを軸に塗って
 内側に動かす
(2)上にズラしてカップ取付幅にカットする
 
Wed8_20220608
(3)下に戻してカップ(偏心)をロックタイトで固定
これを思い出すのに2時間かかった(アホすぎ)
ああ、キットに治具が入っていればこんなことには・・・
 
Wed9_20220608
組みあがったクランクシャフトと連動ギアの調整
シャフト側にはロックタイトが残っていたり幅がタイトに
なっていることもあるので入念に調整する。
確認後、ユニバーサルジョイントをピンを入れて組む。
 
Wed10_20220608
仮組みして動作確認
ユニバーサルジョイントを仮に付けて走行テストを行う。
動力部については2016年時点で調整済なので問題なく走る
のだが・・・あれ?ジョイントが回らないぞ(唖然)
調べてみるとシリンダ側の遊びが大きいので連動ギアが
うまく噛み合っていないことが判った。
う~ん、やはり楽は出来ないな!=>シェイ
この辺りは塗装後の最終組みでどうにかなりそうなので
上回りの工作をしよう。
 

注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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