モデル8のセム(セム4500)
「8月は石炭車地獄」は続く(遠い目)
セム6000の次はセム4500である。
前回までの工作

ブレーキシューは深刻・・・
セム6000のときより重大な状況である。
そう「炭庫」にがっつりシューがぶつかるのである。
う~む、実物はどうなっているんだ?(そこか)

仕方なく・・・
行き詰まった!行き詰まってしまった!
しかし、岡本太郎も「芸術は行き詰まることから生まれる」と
言っているので1晩考えた。
結果、「でたらめをやってごらん作戦」に出ることにした。
そう!炭庫をカットするのである(驚愕)
ああ、苦労して組んだ炭庫にグラインダーやドリルで穴を
開けるという暴挙・・・
(注:デタラメ過ぎるのでマネしないように!)
なんだかんだでどうにか入る大きさが判った。

少しでも穴は小さく
1個目は大きすぎる?ので2個目からは糸鋸で可能な限り小さく
カットする。
位置が凄く糸鋸を入れにくいので「昭和の糸鋸職人」の技を駆使
して開口部を作る(呆然)

そして「まさかや~!」
なんだかんだで4個穴を開けた。
ああ、昭和のキットは悲しい(無念)
しかし、ここまではまだいいのである。
ブレーキシューの納まりを確認・・・あれ?
な!なんと! 1個足りない!(ち~ん)
少し悲しい気持ちになったが工作は続く。

作り直しパーツ
セム6000でカプラー開放テコ受けがダメダメなのは判って
しまったうえに、セム4500はなんと!取付穴すら開けてない!
ああ、昭和のキット・・・(ありがち)
結局、いつものようにいさみやのカプラー開放テコ受けを加工
して使うことにした。
ブレーキラッチの作り直しは珊瑚のセムから作り直し。
それにしても端梁に付くステップなど「もうちょっとハンダ
付けしやすい形にしても」と思うがどうか?

ハシゴは穴開けから
セム6000では「一応穴は開いていた」のだが、セム4500の
アングル材にはそれらしきものなし(ち~ん)
ああ「なんだこれは!」である。
ま、昭和のキットなんてこんなものさ(フッ)ということで
1x1のアングル材に0.4φの穴を開けてハシゴを付けていく。

どうにかハンダ付け終了
カプラー開放テコ、とっても付けにくいステップ、
相変わらず長さが不足のブレーキテコを付けてハンダ付け終了!

炭庫下のカバーを作る
ホワイトメタルのブレーキシューを付けるために炭庫下に
穴を開けたのだが、横から見るとチラッと見えてカッコ悪い。
(気のせいかもしれないが)
ならば!ということで炭庫蓋っぽい補強を入れた板を貼る
ことにした。
t0.3の板に余った洋白線を貼っただけなのだがやってみると
意外に手間で2枚失敗した(笑)

作成したカバーを接着

炭庫内の穴も塞ぐ
作成したカバーを貼ったので、内側も塞いでおく。
こうしておけば「上から光線漏れ」は無くなるだろう。

一応全部パーツを付け終わった
パーツを付け終えて横から眺める。
よしよし!と思ったのだが、よ~っく考えると炭庫蓋は
内側が開閉するんじゃなかったか?
ま、補強だと思えばいいか(遠い目)
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献:
RAILFAN N.792 鉄道友の会 発行
鉄道資料 第37号 鉄道資料保存会 発行
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