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2022.12.13

アルパレフレックスのアダプタ(1)

2022年もあと3週間(しみじみ)
今年は模型よく作ったなぁ、レイアウトも作ったなぁ(遠い目)
Mon7_20221211
大掃除?で発見したもの
レイアウトや模型を作ると予備パーツや資材で部屋が散らかる。
先月から片づけを実施しているのだが、模型だけではなく
カメラ関係のパーツも整理しようと各種マウント(の材料)を
整理していたらアサペンM37の接写リングが出て来た。
それをジ~っと眺めていて思いついた。
「これ、アルパレフのマウント径と同じでは?」
アルパレフのマウントはアルミ製でしかもライカLマウントより
細いのでなかなか良い素材が無くて困っていた。
これはいいかも!ということで糸鋸とヤスリでゴリゴリ切ったり
削ったりしたらなんと!装着可能になってしまった。
しかも笑ってしまうことに一番短いリングは少しオーバーインフ
になるが無限遠が出るのである。
ちょっと得した気分か?
 
Mon8_20221211
ロック部を作る
問題はロック部分である。
アルパレフは距離計のアームが「標準レンズだけ距離計が
使えるようするボタン」がマウント部にあって、交換レンズは
これが作動しないようにマウントが作られている。
(そういうことだけは良く知っている)
そういうボタンがマウントロックのわずか1mmの位置に
あって、それを作るのが面倒なのである。
1晩考えてt0.4の真鍮板をカットしてロック部分を作成した。
(その技術で模型作れよ!=>オレ)
 
Mon6_20221211
これでアサペンのレンズが使えるのだが・・・
なんだかんだでアルパレフ-M37アダプタが完成した。
これでアサペンのレンズが使える!・・・のだが、よ~~っく
考えると手持ちのM37レンズは50F3.5しかない。
アルパレフ/プリズマレフのファインダーでこれを使うのは
どうなんだろうか?
 
Mon5_20221211
美の巨人の格言
途中、面倒なので止めようかと思ったのだが、同時に発見した
キエフのマウント部も加工して使えないか?と考えているうち
に「おお!この姿は!!」
そう!美の巨人 タローマンである!(そうなのか?)
タローマンの格言
「デタラメをやってごらん」
「真剣に命がけで遊べ!」
に励まされてどうにか作業完遂!
う~ん・・・疲れているのかも?
 
疲労感はあるが探求心は続く(それほどのこと?)
 
Mon2_20221211
発掘したキエフのマウントをカットする
なにかの役に立つだろうと、壊れたキエフから外しておいたマウントを
カットしてヘリコイドとして使うことにした。
そう書くと簡単に聞こえるが、ヘリコイドは「カットすると入らない」
のである。
なんとかかんとか工夫してどうにか戻すことに成功した。
(注意!:かなり大変です、マネしないように!!)
 
Tue4_20221213
2個目は作るのが早い
もう1個M37接写チューブを加工する。
120度でどれだけ切ればいいか?どう削るか?は判っている
ので前回よりは楽である(そうなのか?)
 
Tue5_20221213
長年使えなかったソンベルチオのレンズに光が!
出来たパーツをあれこれ組み合わせて無限遠が出るまであれこれ
試行錯誤した。
とりあえず上記のような感じで無限遠が出るようになった。
 
ああ、先は長そうだ(模型作れよ!=>自分)
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
製品を改造することはリスクが多いです。
場合によってはカメラやレンズを壊す可能性もあるので
お勧め出来ません。
参考にされる方は「自己責任」で行い、他の人に迷惑を
かけないよう留意しましょう!

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