« 2023年1月 | トップページ | 2023年3月 »

2023年2月

2023.02.28

寄棟屋根の建物(2)

路面複線レイアウトにはまだ1軒分の空き地がある。
さて、どういう建物を作るか?
 
Yose1_20230228
あるアニメを参考にした民家を作る
住宅ゾーンについては、単線レイアウトではさんけい民家-3を使ったので
複線レイアウトでも?と思ったが面白くない。
あれこれ考えたり調べたりしているうちに「そうだ!あのアニメの家!」
に気が付いた。
そのまま作ると「あまりに強いイメージ」になるので、前にある特徴の
ある部分は省いて母屋部分を一部変えて作ることにした。
玄関はかつて他の建物から外したものの再利用である(エコ?)
 
Yose2_20230228
やはり寄棟屋根にする
原作が「寄棟屋根」なのでこの建物も寄棟屋根である(笑)
前作の洋風アパートと比べて複雑な形なので面倒さ倍増である。
 
Yose3_20230228
形が複雑だと大変
寄棟屋根は高価なエコーモデルの瓦屋根板をいっぱい使う(涙)
そのため、細切れになったものをピッチリ繋いで使わないといけない
のだが、それに加えて複雑な屋根形状なので屋根だけで5時間以上
かかって組むことになった(遠い目)
 
Yose4_20230228
縁側を付ける
建物はおおよそ出来たので原作?に従って縁側を付ける。
作り方としてはヒノキ棒+桐板で作るか?とも思ったが、建物自体が
カラーペーパーなのでさんけい民家-3の厚めのカラーペーパーを使って
作っていく。
 
Yose5_20230228
屋根が付くと「あれ?どこかで見たような?」
縁側に赤い屋根を付けて人形を置いてみるといい感じである。
(個人的には「あのアニメの人形」を置きたい)
 
Yose6_20230228
置き方を考える
おおよそ出来たところでレイアウト上に配置してみる。
洋風アパートの配置も変えてこのように置いてみた。
「あの特徴のある前にある建物」を作るのがムリなのは
これで判る(笑)のだが、この配置にするなら板塀というよりは
「生垣」が似合うような気がする。
さてはて、どうやったものか?
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究5 鉄道友の会 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究6 鉄道友の会 発行

| | コメント (0)

2023.02.27

CASCA I型で撮影

コロナ禍も落ち着いてきて中古カメラ市に行けるようになった。
どうせ外出するなら銀塩撮影をしよう。
 
Cas1_20230227
選んだカメラが・・・
さて、なにを使うか?
どうせなら最近使っていなかったものを使おう。
検討?の結果、シュタインハイルのカスカI型を使うことにした。
(なんで?)
割と普通なII型と異なり、I型は距離計がなく巻き戻しが難しい
など問題が多い。
しかし、私はそういうカメラが好きである(あほ)
レンズはCulminar50F2.8だがII型と微妙に鏡筒デザインが
違うのでねじ込みのフードが使えない。
ということで、最近得意の「ボール紙でフード」を作って
出撃である!
 
Cas2_20230227
Culminar50F2.8 F=1:8
 
Cas3_20230227
Culminar50F2.8 F=1:8
 
Cas4_20230227
Culminar50F2.8 F=1:5,6
 
Cas5_20230227
Culminar50F2.8 F=1:5,6
 
Cas6_20230227
Culminar50F2.8 F=1:11
このカメラ、巻き戻し方法が難しいというか「そもそも巻上が
出来ているか恐ろしく不安」なタイプである。
帰宅して裏蓋を開けるのは「部屋を真っ暗にして」行ったが、
結果的には問題なかった。
事前に1週間操作訓練をした甲斐があった。
クラカメを使うということは「恐ろしく手間」なのである。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

| | コメント (0)

寄棟屋根の建物(1)

なにもやっていないように見えて、実は結構あれこれやっている。
昨年末からの路面電車レイアウト用のストラクチャ工作は続く。
 
Yose1_20230227
M'sの駅前食堂をベースにする
路面電車レイアウトのストラクチャ作りに時間がかかっている
最大の理由はよいデザインがなかなか思いつかないことである。
私のレイアウトにおける原則「小型」を実現するため、建物や
地形を入れるスペースが小さいのだが、路面電車レイアウトは
さらに道路+架線柱のスペースが必要なのでさらに制約が
増える。
結局、悩んでいても仕方がないのでM'sの駅前食堂のキットを
ベースに1階:店舗/2階:共同住宅(洋風)に改造する。
こう書くと「全部作ればいいじゃん」と言われるかもしれないが
車両でもストラクチャでも「改造するベース」があると考える
手間が少し減るのである。
 
Yose2_20230227
作りながらデザインしていく
とりあえず1階の店舗部分を作って2階を考える。
3世帯分をこの長さに入れるのはムリっぽい。
ということで2階部分を伸ばす方法を考える。
 
Yose3_20230227
2階居住スペースを拡大
2階部分の拡張と「洋風建築」というテーマをどうやって
実現するか?
この建物、実はかつて私が通勤していた'90年代の恵比寿~代官山
にあった建物を目標にしている。
壁のモルタルというか「洗い出しコンクリート」の表現を
どのように作っていくか?
かつてはサーフェサに粉末を振って作る方法をやっていたが、その
方法はマスキングなどかなり手間である。
あれこれ考えた末に、レモン画翠で購入した紙を使うことにした。
モルタル風や漆喰風に使う薄くて微妙な色の紙は、お茶の水のこの
店に行くと「ああ、全部買って試したい」とアホになるくらい
選べるので楽しい(素材フェチか?)
この壁紙方式(というのか?)でモルタル表現をする場合は、隙間
無く貼る手順を考えながら進めるので少し面倒である。
まあ「面倒な段取りを考える」のが楽しいのでもあるが・・・
 
Yose4_20230227
思い切って寄棟屋根にしてみる
前画像の段階では切妻屋根だったのだが、洋風建築で切妻は
どうも愛がないような気がする(そうか?)
そこで一部壁をカットして寄棟屋根にすることにした。
私が寄棟屋根に躊躇いを感じるのは「貴重な瓦屋根板をいっぱい使う」
からである。
エコーモデルの瓦屋根板、それなりにストックしてはあるのだが、
時々品切れになったり、ついに値上がりしたりと色々あるので
あまり量を使うやり方は辛い。
コスト問題もあるが、ピッタリ切らないといけないので内側に
すっぽり入る屋根部分を作ってから作業するので手間も多い。
 
Yose5_20230227
屋根はネジ止め
屋根が出来たのでネジで脱着式にした。
今後ディテールを足したり、必要に応じて室内や照明を入れる
ためには屋根は脱着にしておいた方がいい。
 
Yose6_20230227
レイアウト上に置いて感じを見る
ここからディテールを加えていくのだが、店舗は何がいいか?
玄関口や2階スペースをどう仕上げるか?
あれこれ妄想していると楽しい。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究5 鉄道友の会 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究6 鉄道友の会 発行

| | コメント (0)

2023.02.01

路面小型レイアウトの作成(4)

複線レイアウトの建物がそれなりに揃ったので小型レイアウト
の工作に戻る。
 
Romen1_20230201
建物の固定
小型レイアウト用の建物は準備出来たので、収納ケースに
入れられるように建物を台枠に固定出来るようにした。
建物については今後ディテールを追加していくために
屋根もネジ止めで脱着式にしてある。
 
Romen2_20230201
宅地部分をどうするか?
住宅地側から眺めて、さてなにをするか?を考える。
 
Romen3_20230201
2000年に作成したレイアウトの場合
今回の小型レイアウトはベースになったものがある。
それは2000年くらいに作成したトラバーサ付きのもので
住宅の周囲には板塀を付けてある。
そうだ!これをやろう!
  
Romen4_20230201
板塀を作る
画像上が2000年に作成したものである。
強度優先なので2mm角材を使用してある。
前回の経験から角材は細くても大丈夫であろうことは判った
ので1mm角材主体で作ることにした。
板も3枚=>5枚に増やして(面倒だけど)実感味を増す。
 
Romen5_20230201
仮設置して調子を確認
とりあえず試作したものを設置して調子を見る。
実物の板塀は「内側が見えないように」するためものだが、
模型では「風景のアクセントにしたいがストラクチャ(家)は
見えないと困る」のである。
設置して人形を置いて確認した結果、高さは20mmとした。
 
Romen6_20230201
こんな感じ
板塀を実感処理して、樹木を植えて眺めてみる。
まあまあいい感じか?
 
Sun6_20230205
さんけい 民家-3をネジ止め可能にする
 
Sun7_20230205
実感処理を済ませて設置
板塀が出来たのでさんけい 民家-3の物干し台を付けて
実感処理を行い、ネジ止め処理を行った。
よしよし、いい感じだ!
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究5 鉄道友の会 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究6 鉄道友の会 発行

|

« 2023年1月 | トップページ | 2023年3月 »