味噌汁軽便レイアウトの制作(2)
次はターンテーブルの接続である。
台枠への接続部分
ターンテーブルユニットは試作品を使う(手抜き?)
ピット面はクラッチタイプ/180度旋回タイプのものを使っているので
少し大柄なのである(16mmくらい)
台枠との接続はネジ止めだけでも良い?かと思ったのだが、
この部分を完全に切断する前に持って台枠全体を持つとミシッと
なったので「うっかりミス時でも破損しない強度」を持たせる
必要があることが判った。
結果、8x8角材2ケ所取付、ユニット側はそこに嵌め込む構造に
なった。
最終的な接続は本体側からのネジx3本で行う。
配線は意外に複雑?
ターンテーブルのピット面の接点への配線があるので
意外に複雑?である。
配電盤経由にしてあるのはターンテーブルの整備や後追加の
配線があった場合の考慮である。
=>こういうことは何個もレイアウトを作った教訓
実際に使ってみる
機回し側の配線を済ませたので動かしてみる。
(1)ターンテーブルの動作そのものは問題なし
=>線路との接続部の調整は手間(後述)
(2)このレイアウトは省スペースを目指して制御盤なしにして
パワーパックでターンテーブルもコントロールしている。
そうなると車両を運転=>ターンテーブル旋回=>車両
=>ターンテーブル=>車両(書いていて疲れた)と
パワーパックの接続をしなくてはいけない。
実際はそれほど手間ではない(そうか?)のだが、
フィーダ端子がターンテーブル端子と近くないとかなり
イラッとすることが判った。
こういう「教訓」は使って実感すると染み込んでくる。
テスト結果を受けて端子を付ける
さっそく端子を付ける。
秋葉原で購入してきたこのタイプ(たぶん電話用)は
ネジ止めで配線を脱着出来て便利である。
台枠側には終端駅用の端子を2端子に改造して使用したが
この端子はともかく頑丈でカットするのは大変だった。
=>やはりちゃんと2個タイプを買おう(遠い目)
ターンテーブルの端子とスイッチ
4端子のうち、ターンテーブル動作用以外は予備。
右側にあるスイッチはターンテーブル先にある車庫に
ロコを格納したときに電源offにするためのもの。
機回し線にターンテーブルの教訓
機回し線の片方に小型ターンテーブルを配置して省スペース化
する技法は祖師谷軽便鉄道や他のレイアウトで良く見る手法で
なので、私もやってみたいと思っていた。
ようやく作成したので自分なりの感想。
(1)ターンテーブルに入線する線路は放射状が良い
機回し線の終端に主桁を持って来るので線路の入り方が
かなり微妙である。
ターンテーブルの構造を上から見れば判るように、
「線路は放射状になっているのがスムーズ」なのである。
そこにカーブを描いて線路を入れると、上画像のように
どうしてもちょっとムリがある。
(2)機回し線にカーブして入る線路は「30度くらい」と
思ってピット面の接点を配置した。
=>マイクロスイッチ設置の都合もある
(このターンテーブルにはないのだが)
実際に作ってみると、どうやら20~25度が良いようで
ある(遠い目)
こういうことはやはり「やってみないと判らない」
のだとしみじみ思った。
(3)肝心の省スペース化であるが、使ってみた感じでは
ポイントを使った場合にあるロコの退避線が不要に
なるので5~7cmは省スペースになる。
ならいいじゃん!と思うかもしれない。
しかし、ここで気が付いたのである。
・ターンテーブルの動力部を含めたスペース問題
=>そのせいで+16mm幅になり別ユニット化
・せっかくターンテーブルを付けたのに機回しだけ
につかうのはもったいない。
=>結局車庫スペースで+10cm
こういうことはやはり「やってみないと判らないものだ」と
しみじみ実感した。
ターンテーブル問題、もう1個あるんだよなぁ(遠い目)
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
レイアウトモデリング (株)機芸出版社 発行
ナローゲージモデリング (株)機芸出版社 発行
ナローゲージブック1 (株)機芸出版社 発行
ナローゲージブック2 (株)機芸出版社 発行
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