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2023年10月

2023.10.29

味噌汁軽便レイアウトの制作(8)

軽便祭と久々のDCCサウンドで間が開いてしまった。
そろそろ味噌汁軽便レイアウトも完成ないと!
 
Miso1_20231029
植林を行う
車輛運転確認も完了したので、植林を行う。
樹木はかなり前にドサっと作ってあるので、使えそうなものを
選択して使用する。
 
Miso2_20231029
民家裏側からの風景
終端駅に分岐する側(民家裏側)から見たところ。
運転をするときに終端駅側から車両が見えるように背の低い
木を植林している。
 
Miso3_20231029
終端駅側からの風景
こちら側はやや背が高い樹木を使用している。
線路が「切通し風」に見えるように地面を盛っているので
樹木は少し低めでないと使えない。
(注:収納スペースの関係で全体で20cm以内の高さ)
エンドレスに登る線がある方はさらに低めの樹木を使って
奥に向かって樹高を上げて「だんだん木が増えている」
ように見せかけている。
 
Miso4_20231029
竹林を使う
今回のレイアウトでやってみたかったこと。
それは「日本の風景といえば竹林」である。
今までのレイアウトでも小規模に使っていたのだが、今回は
思い切って「ズラッと竹林」にしてみた。
試しに植えてみたのが上画像である。
この前に簡易駅を作るので「竹林駅」になんとなく決定(笑)
 
Miso5_20231029
車輛を置いて少しずつ調整
この部分は「スイッチバック」に見えるように考えていた。
車輛を配置して樹木の雰囲気をさらに調整する。
(最終的には新規に樹木を作る?)
 
Miso6_20231029
駅工事開始!
さっそく簡易駅設置のための工事を開始する。
この部分「中途半端な傾斜」になっていたのだが、竹林駅への
通り道の坂を作ることにした。
 
Miso7_20231029
ホームを作る
簡易駅ホームは角材にディテールを付けて作成する。
 
Miso8_20231029
竹林駅一応完成
スロープ部分の地面仕上げ/草撒きを終了して、一応駅っぽく
なった。
 
Miso9_20231029
次のテーマは「家畜」
竹林駅側はなんとかなったので、次は茅葺屋根の民家の風景を
充実させることにした。
「軽便のある地区の民家の風景」ってなんだろう?
自分が子供だったころの民家の記憶は「家畜がいた」である。
実は、かつて簡易軌道レイアウトの改修をやったときにも
同様のことを考えていた。
しかし、そのときには「挫折」してしまった。
というのが「そもそもどういう家畜がいいのか?」である。
上画像を見てもらうと判るのだが、馬や牛を家畜として飼育する
施設(あくまで模型的に)を作ろうとすると「結構大きい」ので
ある。
そうなると民家も大きく=小型レイアウトに入らない。
そこで考えた「少年時代に田舎に行ったときにいた家畜」
である。
そのとき見たのはヤギとニワトリであった。
さっそくフィギュアを購入して検討開始!
 
この展開、どうなるか?
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
レイアウトモデリング (株)機芸出版社 発行
ナローゲージモデリング (株)機芸出版社 発行
ナローゲージブック1 (株)機芸出版社 発行
ナローゲージブック2 (株)機芸出版社 発行
ジオラマテクニックバイブル 瀬川たかし著 成美堂出版

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2023.10.22

いさみやの豆タンク(8)

色々とあって塗装が遅れてしまった。
ようやく塗装をするのだが「私は塗装が苦手」である。
そのことで見事にトラブル発生!
 
Mame1_20231021
見事に失敗
いつものようにカラープライマー(黒)で吹付塗装開始!
う~ん、ちょっとゆず肌気味?と思ったのだが、作業を
進めていくうちにあることに気が付いた。
「あ!コールバンカーがざらざらだ!」
コールバンカーはホワイトメタル(鋳物)なので、ちょっと
ペーパーをかけておいた。
塗装中に#1000のペーパーをかければいいか・・・と思って
いたのだが、鋳物肌がガッツリ出てしまい、ペーパーを
ちょっとかけたくらいでは消えないではないか!
さらに水タンクのパーティションラインも軽くヤスった
くらいでは全然だめ・・・
う~む、いい加減な作業をしてしまったぜ(ふっ)
諦めてシンナー浴で塗装を剥がした。
その後、#600~#800で丹念に磨きをかけた。
 
Mame2_20231021
ラッカーに変更
2度目の塗装ということで、久々にエッチングプライマーと
黒ラッカーで塗装することにした。
今回も塗装肌は今イチだったがどうにか塗装終了。
ホワイトメタルパーツの肌については、接着した後での
磨きなので少し不満が残った。
このロコ、上画像のように各部を分けて塗装出来るので
蒸気ならではの塗りにくさは緩和されるのだが、水タンク
はキャブ前取付側に突起を付けて、キャブ側は穴をあけて
おいて塗装後に貼る方式だともっと良かったかもしれない。
(注:個人の感想です)
 
Mame3_20231021
組立開始
ロッド機は「快調に走るものを分解すると組むのが面倒」である。
未塗装段階であれこれ調整したものをまたやるからである。
動輪を入れてロッド類をシリンダに入れるためには当然
シリンダブロックを固定しないといけない。
このキットではサドル-カプラー-ボイラーの固定ネジで止める
ので下回り単体時ではフラフラして作業出来ない。
そのためナットで締めて作業を行うことになる。
組んでいるときにシリンダブロック固定ネジを別に付けようか?
とも思ったがカプラーがあるので難しい。
いっそ、カプラーを非絶縁のロスト製にしてみるか?と思ったが
結局オリジナルのままになった。
バルブロッドの固定と集電ブラシも同一のネジで、これも組立時に
やりにくいので別ネジに・・・も断念した。
そういえば、組んでいるときに動輪押さえ板をウェイト無しで
固定出来る構造にしたい、と考えたこともあった。
不便を感じつつ「結局その構造しかない」というのは小型ロコ
あるある!なのかもしれない。
「知恵の輪的構造」は小型ロコの設計者の苦労の結果かも?
 
Mame4_20231021
絶縁強化
前回の走行テスト時には「ショートしていないか?」の
確認も行っている。
牽引力測定は「運転時に使える車両(重量)の確認」だけでなく
「DCC化時ショート問題」の確認も兼ねている。
ショートの発生は負荷をかけて行わないと意外に発見出来ない
ことは20年以上DCCを使用していの教訓である。
豆タンクにおいてはパックのメーターを見ていると、微妙に
ジョートしている?ことが散見された。
ということでセル板を集電ブラシ周辺に貼ってある。
バルブロットガイドが使っているうちに集電ブラシに接触しそう
なので細くカットして貼るのに苦労した。
 
Mame5_20231021
前からの姿
 
Mame6_20231021
後ろからの姿
色々あったがようやく完成。
このロコ、キャブ側面の窓はガラスがあると使いにくい?と
思うのだが、それなら引き窓枠がある?などと考えたものの
結局窓セルを貼ってしまった。
蒸気機関車の組立をやっていると、どうしてもエッジが立った
部分の塗装がチコっと剥げてしまうことがある。
(注:私だけかもしれない)
前からの画像でキャブ庇の角が微妙に剥げてカラープライマーで
補修したのが少し目立ってしまった(遠い目)
屋根の曲げ後についても塗装により少しバレてしまった。
まだまだ腕の未熟さが目立つ結果になってしまった(反省)
 
Mame7_20231021
走行テスト
完成したので自宅運転スペースで走行テスト。
貨車を出してきて運転すると「凄く小さいロコだなぁ」
しみじみ思った。
実物が動いているのを見たら感動するだろうなぁ(遠い目)
 
なんだかんだで苦労の多い・・・いや、自分の老眼と
技術の低さ(工作+塗装)を実感するのであった。
まだまだ修行である。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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軽便車両のDCCサウンド化(2)

MRCのSounderによる軽便車両用サウンドカーが9年経過して
ようやく成功した(遠い目)
こうなると、次はDIgitraxのSFX004(書換可能)で同様の
使い方が出来るか?を試したくなる。
 
Sat3_20231021
3両目のニフにSFX搭載
軽便祭で入手した乗工社ニフの車体に下回りを作り、PECOの
下回りにKATOの軸受を組込んだ。
この工作はもう慣れたものである。
 
Sat4_20231021
ローディング
もう何年ぶりか?のDigitraxのPR3とサウンドローダで
サウンドプロジェクトからダウンロードした英国小型ロコの
音をローディングする。
(BR#5526"Light Prarie Tank")
ロコ(モバイルデコーダ)とSFX(サウンドカー)で
分離した方式でのローディングは初であるがサクっと成功。
 
Sat5_20231021
レイアウトで走行(サウンド動作)テスト
ロコと連結して走行テスト。
結果は成功であった。
SFXもこの方式で充分に実用になることが判った。
 
Sat6_20231021
続々とサウンドDCC対応する軽便車両
軽便祭で意外に好評だったので9年ぶりに軽便用のサウンドカー
の実用化を再開したのだが、KATOの軸受+車輪に交換しただけ
で長年の悩みが解決した。
「発見」というものはこういうものなのかもしれない。
 
Sun4_20231022
南筑のブタさんにデコーダ搭載
DigitraxのSFXデコーダは「自分で作成したサウンドが使える」
のが特徴である。
それで思い出したのが10年くらい前?に作成した焼玉エンジンの
サウンドである。
このサウンドデータ、実はナローの車両で使ってみたのだが、
当時はシュガーキューブが無いので音量不足でダメだった。
その後はず~~っとお蔵入りしていたのだが、この機会に活用して
みることにした。
手持ちの南筑のブタさん(動力はアルの小型に交換済)を
補重してデコーダ搭載した。
 
Sun5_20231022
焼玉エンジンのサウンドは2種類
昔作成したデータを発掘。
焼玉エンジンのサウンドは2stと4stがあり、南筑のブタさんの
実車は2stである。
焼玉エンジンのサウンドは漁船の本源データを加工して使っている。
作成時に判っていたのだが、エンジンの違いからか?2stは静かで
サウンドデータとして使うとよく聞こえない(う~ん)
両方ローディングして確認したが、結局4stを使うことにした。
 
Sun6_20231022
焼玉エンジンサウンドがようやく日の目を見た
さっそく走行させてみる。
おそらく「焼玉エンジンロコの音を聞いた人はいない」ので
実物っぽいか?は判断出来ないが、他のロコでは堪能出来ない
独特な音を出して走行するのは楽しい。
「自分でサウンドを作れると想像で珍車の音を出す」ことが
出来て遊びの範囲が広くなる。
 
MRCのSLとDL/DCのサウンドデコーダにそれに加えて
EL/ECまでサウンド対応が可能になった。
それにしても、日本型軽便客車の極初期製品の乗工社ニフが
40年近く経過して”DCCサウンドの中心車両”になってしまう
のが鉄道模型の面白さなのかもしれない。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2023.10.10

軽便車両のDCCサウンド化(1)

軽便祭も終わってさてなにをやるか?
今回の祭りでは色々と試すことが出来たが、1つ心残りの
ことがあった。
それは「SLのDCCサウンドが今一つ」だったことである。
ちなみに前回のチャレンジは2014年2月だった。
 
Tue8_20231010
杉山模型のミニ動力を改造
軽便の車両は小さいのでサウンドデコーダ+スピーカーを
車輛に納めるのは難しい。
電車やDCはいいのだが、特にSLでは厳しい。
その解決方法として、MRCのSounderをトレーラーに
搭載して「レールで接続する」方法で音は出るようになった。
この方式、ポイントのフログ(絶縁)や線路の状態で集電と
いうか接続が悪くなると音切れするのである。
SLの場合、ブラスト音が切れてまた始動から始まるので
どうもイラっとする。
それを解決出来ないか?
考えたのは「いっそトレーラーに動力を入れては?」
それならば接続は切れないはずである。
手持ちで小型の動力を探すと杉山模型のミニ動力があった。
ホイールベースを20mmに伸ばす改造をして使用する。
 
Tue9_20231010
苦労して作成したものをテストする
2日ほどかかって動力を改造しデコーダを搭載した。
頚城ニフの車体に収まるようにすると・・・ほぼギリギリの
サイズでウェイトは積めず。
さっそくテストすると・・・ただ空転して動かないばかりか
モータが実質無負荷になってしまうのでサウンドも暴走状態
になってしまった。
これは・・・失敗だな(遠い目)
 
Tue10_20231010
KATOの客車下回り
失敗にめげずに対策を考える。
1晩寝てふと気が付いた!
「KATOのボギー客車の下回りを使えばいいのでは!」
さっそく客車の床板+台車(TR11とTR47)を入手。
床板はアルモデルの客車の長さに改造した。
 
Tue11_20231010
Sounderを搭載してテスト
さっそくMRCのSounderを搭載してテストする。
結果は「成功」であった。
これまではポイント通過や線路状態で接続が切れていたものが
まるでウソのように接続を維持してブラスト音が安定した。
おお!これは素晴らしい!(感動)
 
Tue4_20231010
車体を組む
アルモデルの客車を買ってきて組む。
台車がTR11なのでデッキ付きよりは「ちょっと電車っぽい」
ものを選択。
よしよし・・・と思ったがふと気が付いた。
この組合せにすると、客車重量は57gもある。
この重さは小型のSL[には(勾配があると)厳しい。
さて、どうしたものか?
 
Tue12_20231010
PECOの台車をKATO仕様
これまた1晩寝て考えた。
「PECOの台車をKATO仕様にすればいいのでは!」
ホビセンで客車の下回りを購入したときに、パーツとして
ボギー台車用の軸受を買っておいた。
これを改造してPECOの台車に仕込むのである。
車輪はもちろんKATOのものを使う。
 
Tue13_20231010
Sounder搭載
元はホワイトメタル台車+集電ブラシだったものを
PECOの台車(KATO仕様)に戻した。
元々この台車なのであっさり納まった。
 
Tue14_20231010
新下回りでサウンドテスト
走行テストの結果は「成功」であった。
う~む、今までの苦労はなんだったんだ?(遠い目)
別に軸箱可動にした訳でもないのにKATOの軸受と車輪を
使うだけでこんなにも劇的に改善してしまうとは!
さすがは「世界のKATO」である。 
 
Tue15_20231010
さらに応用してみる
これは凄い!ということで、DL用のサウンドカーも作成。
当たり前だがちゃんと動作する。
DCC改造したものの使わずにいた頚城DB81がサウンドにより
活躍の場が出来た。
 
Tue7_20231010
蒙古の戦車をDCC化
音が出るならば!ということでモータ交換したものの
これまた使う機会の無かった蒙古の戦車もDCC化した。
サウンド対応可能になると「今まで使っていなかったロコ」に
活躍の場が生まれる。
 
Tue5_20231010
軽便DCCサウンド軍団
なんだかんだで軽便DCCサウンド軍団増殖中である!
単純に車両をDCC化するのはそれほど気が乗らないのだが
「音が出る!」という機能が加わると遊びココロに
火が付くのだな、と思った。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2023.10.08

いさみやの豆タンク(7)

私が作成する16番の動力付き車両(キット組み)は「あの儀式」を
済ませないと塗装の工程に進めない。
そう!走行テスト(牽引力測定)である。
 
Sun7_20231008
牽引力測定を行う
いさみや2階のレイアウト(2%勾配あり)においてまずは長距離?
走行テスト。
基本設計+部品精度が良いからか?極めて静粛にスムーズに
周回をしたのにちょっと喜ぶ。
10周ほど試し運転したが特に発熱もない。
さて、次は牽引力測定である。
自重71g(キット仕様のままで補充なし)の小型ロコである。
ウェイト貨車は100g、200gを使用する。
(後で考えたら400gもやれば良かった?)
 
Sun5_20231008
200g貨車を牽引して2%勾配を登る
100gについては牽引している気配すら感じさせず登坂(笑)
勾配途中からの牽き出しも問題なし。
200gは正直「途中で止まるかなぁ」と思いながらテストした
のだが、結果は連続走行ではなんということもなく登坂。
さすがに勾配途中からの牽き出しは無理だった。
 
Sun8_20231008
300g貨車によるテスト
300gについては平坦部ではなんといういことなく走行。
2%勾配についてはいいところまで登坂したが、最後の難関
(3%勾配?)で停まった(無念)
 
テスト終了後、車輪とロッドピンについて確認したが緩みなし。
モータの発熱もほとんどなし。
 
軽便のコッペルくらいの大きさ(模型的にも)のロコとしては
優秀な結果であった。
さて、塗装するか(笑)
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2023.10.02

第19回軽便鉄道祭(体験編)

毎年軽便鉄道祭に参加して思うことがある。
それは「出展者と見学者の距離感が近い」ことである。
お願いするとすぐ自分の車両を走らせたり撮影出来たりする
のは楽しいし、自分のレイアウト作りの参考になる。
今回は小茂内鉄道さんにほぼ1日密着?運転体験をさせて
頂いた。
かつてのTMS(レイアウト全書を読んだ人はご存知)では
かつては「レイアウト探訪記」があって楽しかったのを思い出した
のでそれっぽく書いてみることにした。
 
注:あくまで雑談なので「べき論」ではありません。
 
Kmiso1_20231002
小茂内鉄道全景(俯瞰)
この風景、実は展示終了前にお願いして駅側から撮影させて
もらったものである。
オーナー氏と「味噌汁軽便鉄道の風景」を会話した中で
「なにがあるといいのかな?」という雑談をした。
(1)田んぼ
 ・私からは「日本の田園風景のマストアイテムなのに良い
  素材がないよね」とボヤき。
 ・オーナー氏からは(今回は)時間が無かったのでKATOの
  芝職人(長いタイプ)を使ったが、KATOのおかげで単色の
  タイプのものが出たので助かった。
 ・その後の雑談では「いっそハイテク草撒き器で稲のように
  撒けるやつがあれば」という話も出た(願望)
(2)田舎の駅(後述)
(3)田舎の街並み
 =>消防団の建物はどんなものがいいか?で結構
   あれこれ意見が出た(笑)
  (注:画像内では蔵の後ろにあります)
 =>配置については後述
(4)川
 ・私からは「季節によって水量などで川の表情が変わるよね」
   =>今年だと猛暑なので水量が凄く少ない、など
   =>オーナー氏からは「水量少な目にすると夏にしか
     見えないよね」(なるほど)
 ・オーナー氏から「田んぼ側から見たときに川のレイアウト
  の横切り方は違う方が良かったかも?」という話
  =>私からはこの角度(駅側)から見るとこれがベスト
   のように思う。
(5)生垣
 ・オーナー氏は「あれこれ試した結果、この方式(スポンジに
  葉っぱを撒く)のが良かった」とのこと
 ・私からは「枝葉感を出そうとあれこれ素材をミックスして
  作ったらキモいものになった」という参考にならない
  話をしてしまった(ち~ん)
 
Kmiso6_20231002
味噌汁軽便鉄道における駅とは?
この話は背景ボードを外して「駅のイメージとは?」で
雑談をした。
味噌汁軽便鉄道の駅のイメージ分類
(1)存在感のあるタイプ(笑)
 ・しっかりとしたホームがある
 ・駅舎や付属施設(詰所、トイレなど)がある
 ・交換線、貨物用の引き込みがある
 =>実物では尾小屋、頚城、西大寺、井笠?
(2)言われないと気が付かないタイプ
 ・併用軌道で道のあるポイントで止まる
 ・ハッキリとしないホームがなんとなくある
 =>実物では沼尻?
この話、「結局どうしてそうなるんだろう?」という話になり
・尾小屋や沼尻は鉱石輸送などで終点-終点での貨物輸送が
 中心なので「貨物拠点だけしっかりした駅になって、中間駅は
 ”停車すればいいか”」の発想だった?
・井笠や西大寺は旅客中心&乗客が多いので「駅舎が必要」
 だったからかも?
・会話して「鉱石輸送はないのに頚城は中間駅にも貨物ホーム
 があるよね」となり、味噌汁軽便の奥深さを感じる(遠い目)
 
Kmiso11_20231002
線路を挟み込む街並み
私の作るレイアウトはサイズが小さい(=余裕がない)ので
線路配置は台枠ギリギリになり、エンドレス外側にストラクチャーを
配置する構成を試す機会がなかった。
小茂内鉄道では「田舎の街並み」として併用軌道を建物で囲う
デザインになっているが、撮影してみると良い感じである。
=>配置が巧みなので撮影がしやすい
ところで、これは帰宅して画像を見ていて気が付いたのだが、
・オーナー氏:生真面目な性格?なので住宅が多い
・私:街並みを作ると飲食店や宴会が出来る旅館がある
   =>レイアウト全書の探訪記で「バー(呑み屋)で会話」
     を刷り込まれている?
この辺りは好みの問題?(笑)
 
続いて車両を走らせながらの話。
私も味噌汁軽便レイアウトを作っているのだが、オーナー氏と
話が合ったのが「味噌汁軽便はかつての軽便レイアウトの主流
だったのに、気が付くとあまり見かけなくなった」という
話である。
そういえば私の制作動機も「ウチには何台もレイアウトあるのに
味噌汁軽便がない」であった。
そんな話をしていると「味噌汁軽便に合う車両って?」という
話になった。
私は「旅客車両としては単端がいいかも?」
 
Kmiso3_20231002
沼尻のガソ 
Kmiso4_20231002
井笠のジ5
こうやって単端を走らせていてオーナー氏との会話。
私:かつてはこの20人乗りで商売になったんだよね
オーナー氏:昔は乗客が少なかった?
私:しかもエンジントラクター用の25馬力!
オーナー氏:それでよく走ったよねぇ
私:九十九里鉄道はのちにV8で100馬力に交換した
  のを自慢したと本に出ていた。
オーナー氏:時代ですねぇ
私:乗ってみたいよね
オーナー氏:乗り心地悪いけど楽しそう
私:乗車して終点でターンテーブル押したいね
 (私はその夢実現のためターンテーブル作成)
オーナー氏:ターンテーブル回しだけでもやりたい!
私:単端の製品って今はないんだよね(HOn30)
オーナー氏:増えるといいね
 
Kmiso5_20231002
トレインスコープ
「別の角度でレイアウトを見るツール」としてトレインスコープを
使用させてもらった。
実際に乗客気分になってレイアウト探訪記」が面白いか?
実際の撮影結果は以下の通り。
Kmiso7_20231002
田園風景と建物
Kmiso8_20231002
橋からの風景
Kmiso9_20231002
駅(改札口)
Kmiso10_20231002
駄菓子屋さん?
え?なんで静止画なんだ?って??
撮影結果を確認して「一番心配していたこと」がやっぱり
発生していたのである。
そう!「にやにやしているオヤジ(要するに私)」が
ガッツリ写っているのである!(あほ)
それはともかく、この製品は20年近く前のものなので、
もっと性能の良いカメラが欲しいと思ったりするのであった。
 
Kmiso2_20231002
車輛のあれこれ
今回の私の車両はDCCサウンド搭載車中心であった。
サウンドについてはMRC Sounder(SL,DL)を使用しているので
車輛に合致している?という問題はともかくとして、音量は
あるのでオーナー氏からも「音出るといいよね」という話に
なった。
 
Kmiso13_20231002
SLのMRC Sounderはサウンドカー方式
軽便のSLではサウンド一式ロコ内に収まらないので
Sounder+スピーカーはトレーラーに搭載して、ロコとの
接続は「レールで繋がっている」形式である。
この方法、過去にやってぜんぜんブラスト音が出なくて
軽便祭に出すことを断念(涙)
今回は集電ブラシを作り変えてそれなりに改善。
実走させてみると、それでもポイントのフログ(絶縁)で
音が切れてチグハグなブラスト音になってしまった(無念)
この方式は「サウンドカーがあれば全蒸気Sound化」が
出来る(笑)ので引き続き改善方法を検討の予定(遠い目)
他にも花巻デハ(SFX004搭載)もあったが、電車の音は人が
多い展示会場ではやはり地味であった。
さて、サウンドは好評だったが、オーナー氏から「そういえば
貨車がないね」と言われてしまった!
しまった!沼尻イメージのこのレイアウトではやはりセタと
車掌車がないと!(反省)
オーナー氏からは「来年は車両も充実させますよ!」という
話を聞いて、私もなにか作ろう!と思うのであった!
 
Kmiso12_20231002
味噌汁軽便の風景とは?
1日「密着味噌汁軽便鉄道」をしていると、そのイメージは
どんなものか?ということを改めて考えることになった。
オーナー氏と話ながら「普通にあった日本の田舎の風景」
「ああそれ見たことある」なのかな?と、結論はないが
方向はそのような感じなのかと・・・
 
貴重な体験をした1日であった(ありがとうございます)
ということで、来年に期待して終了!
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2023.10.01

第19回軽便鉄道模型祭

今年も祭りの季節である。
 
Kmatu20231_20231001
入口で凹む
受付を済ませて今年のエッチング板を見て「老眼にはムリ」と
凹む(ち~ん)
 
Kmatu20232_20231001
木曽のレイアウト
シェフの木曽レイアウトを見て「がんばってるなぁ」と
感動する。
 
Kmatu20233_20231001
物販は混雑
 
Kmatu1_20231002
次の製品化は林鉄とのことで楽しみ
 
Kmatu20234_20231001
書籍充実
物販コーナーでは書籍がいっぱいあって嬉しい。
予算の都合(涙)でこの書籍を購入。
 
Kmatu20235_20231001
クリッタークラブは乗工社製品
 
Kmatu2_20231002
毎回パワーのある展示で興味深い
 
Kmatu4_20231002
圧巻の街並み!
 
Kmatu5_20231002
駿遠線の車庫の全貌を初めてみたような気がする
 
Kmatu3_20231002
まとまりのいいレイアウトは参考になる
 
Kmatu20236_20231001
いよいよ今日の目的地に到着
会場を一通り見てから今日色々とお世話になる小茂内鉄道さんに
到着した。
ここで色々と運転させてもらい、気が付いたことをまとめて
いこうと思う。 
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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