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2023年12月

2023.12.31

2023年の趣味活動(遠い目)

2023年も終わりなので活動を振り返ってみる。
 
1.クラカメ関係
Toshi20231_20231231
なんだかんだとクラカメを使ってきたのだが「プラウベルマキナを
使ったことがない」と気が付いた。
そんなとき松屋カメラ市でどうにか購入出来る価格でマキナIIsを購入。
超マイナーなアイテムなのでネット上にも使い方などの情報はなく
交換レンズの使い方(テレマキナのピント合わせなど)に手間取ったが
どうにか撮影出来るようになった。
 
2.鉄道模型
(1)路面電車とレイアウト
Toshi20232_20231231
路面単線レイアウト
複線レイアウトが色々とあって停滞しているときに、その予備資材を
使って作成したのがこのレイアウトである。
住宅街側のストラクチャー作りにさんけいのキットを使うことで
スピードアップすることで珍しく短期間で完成した。
このレイアウトを作った目的の中に「クロス(90度)の架線」の試作も
あったが特にトラブルもなく成功したのは嬉しかった。
 
Toshi20233_20231231
路面複線レイアウト
2019年に着工したものの、まずはポイントの開発に手間取り、次は
架線関係の技術的問題(複線なれではの)に時間を取られた。
どうにか設備関係がなんとかなっても、建物を配置しようとすると
真ん中のスペースが狭い(R140の内側)という落とし穴!(あほ)
どのような建物が良いか?とあれこれ作るものの今イチ感が続いた。
結局、こちらもさんけいのアパート1を使うことでそれなりの感じ
(昭和40年代くらい)になったので一応完成となった。
 
路面電車はレイアウトだけ出来てもどうにもならない。
車輛側の関連技術もそれに合わせて解決していった。
 
Toshi202313_20231231_20231231150901
架線クリーニングカーと専用レール磨き
架線集電をするようになると当然だが架線が汚れる。
脱着式架線なので外して磨けばいいのだが、いちいちそれを
やるのは手間である。
そこでシングルアームパンタを参考にして架線クリーニング
装置を作成した。
単純な構造にしたのが幸いして、紙ヤスリ/接点クリーナーを
交換式にしたので凄く便利になった。
それに合わせて、架線下のレールを磨くためのクリーニング棒も
作成することで、マメにレールも清掃出来るようになった。
 
Toshi20234_20231231
集電装置の標準化
架線集電とDCCサウンド対応を開始するために「集電装置の
取付方式の標準化」を行った。
同一車両でも用途によっては違う集電装置を使えるのが
便利だからである。
あれこれ検討した結果「すべての装置は2φネジ固定」に統一する
ことでどの車両でも自由に集電装置が選べるようになった。
 
Toshi20235_20231231
ダルマヤ動力の整備
'90年代の路面電車の動力装置はダルマヤの動力が大半である。
キドマイティにちょっと手こずりながらもDCC化して使って
いたのだが、今となっては走行性能が見劣りしてしまう。
ということで動力装置の全バラシ整備と最新のモータへの交換を
実施した(現状では15両くらいが対応済)
 
Toshi20236_20231231
DCCサウンド
動力/集電装置の整備をしながらDCCサウンドを搭載するのだが
2003年までは2ケタまでのデコーダなのに遠い目になった。
DCCサウンドについてはDigitraxのSFXシリーズを使うのだが
最新のSFX006やSDH166Dにサウンドデータがローディング
出来ずに停滞していた。
そこでTP260に最新版のSoundLoaderと修正パッチを当てて
どうにかSDH166Dが使用可能になった。
KATOの小型コネクタが生産終了してしまったので、秋葉原で
一回り大きいコネクタ(涙)のキットを購入して路面用の標準と
して使用することで搭載を続けている。
(現時点で10両がDCC化)
 
(2)軽便鉄道
Toshi20237_20231231
ターンテーブル開発(ゴムベルト式)
トラバーサに続いて小型レイアウトで使用可能なターンテーブルの
開発を行った。
以前、クラッチ式のものを作成したものの動作が今イチなので、
あれこれ違う方法を試した結果、大昔に父がオープンリールデッキを
自作(そういう時代だった)しているときにベルトドライブの話を
していたのを思い出して秋葉原の千石電子でベルト、プーリー、
ギアードモータを購入。
ゴムベルトの引っ張り方とプーリーの支持方法の試行錯誤にかなり
時間がかかったが、安定して動作するものが出来た。
 
Toshi20238_20231231
味噌汁軽便レイアウト
ターンテーブルだけ作っても仕方がない(笑)
それを活用して単端を使うレイアウトを作ることにした。
祖師谷軽便鉄道のプランを単純化して方向転換はターンテーブルに
任せるという「この大きさ(600x450)でダブルターンテーブル」
という豪華な仕様のレイアウトとなった(笑)
 
Toshi20239_20231231
水表現
新レイアウトでは「川を入れたい」と思うものの、味噌汁軽便
レイアウトが小さくて入らない!
悩んだ末に角に「別に作った川を貼る」という大胆な手法?で
川を入れた。
今回からディープウォーターを使用しているのだが、せっかく
使うので「水表現をとことんやろう」と川だけでなく海や
滝なども作成して技法を確認した。
 
(3)車輛工作
Toshi202310_20231231
単端充実
味噌汁軽便レイアウトに合わせてMW井笠ジ5x3両を組んだ。
同一車種だけでは寂しいので珊瑚の沼尻ガソのモータ交換と
猫屋線のガソにKATOの新動力装置を組み込むことで、
寂しかった単端勢力が充実した。
 
Toshi202312_20231231
軽便車両のDCCサウンド(サウンドカー)
軽便車両は小さいのでサウンド装置の内蔵が難しい。
そのためトレーラー側にサウンド装置を搭載するのだが、
集電性能の悪さから音切れして今イチであった。
あれこれ工夫しているうちに「KATOのNゲージ用軸受と
中空車輪を使ったらどうか?」と試したらあっさり解決!
サウンド問題が解決したので、デコーダ搭載のロコを増やし
南筑のブタさん(焼玉エンジン)もサウンド対応が可能になった。
(DigitraxのSounder(SL、DL)を再生産して欲しい)
 
Toshi202311_20231231
いさみやの豆タンク
車輛関係が軽便と路面電車だけ?となりそうな2023年だったが
なんと!何十年も前に頓挫していたいさみやの豆タンクが
製品化されたので組んでみた。
小形ロコなので少し苦労したが設計が良いので、走行性能は
極めて良好である。
 
さて、来年はなにをやろうか?
  
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2023.12.23

日東科学の路面電車(3)

2023年もそろそろ終わり・・・で思い出した!
 
Nitto6_20231223
塗装をして忘れていた
年末ということでホビールームを片づけていると「あれ?これって!」
と発見してしまった。
日東科学の路面電車(2両目)である。
記録を調べたらコレである。
要するに「塗装して箱に入れて忘れていた」のである(あほ)
 
 Nitto1_20231223
ベスビチュールが外れた!
仕上げをするだけでいいのでさっさとやろう・・・
とあれこれやっていたらいい加減なハンダ付けのベスビチュールが
ボッキリ外れた(ち~ん)
ま、それは直せばいいからどうということもない(はず)
客室入口のドアが元々ない(だから手が止まっていた)のも
この際なんとかしようと客車用ドアを塗装して使うことにした。
 
Nitto2_20231223
接着して補強も入れる
製品に元々ある妻下のでっぱりに接着して、補強のアングル材を
も接着して修理完了!
 
あとは窓セル、客室ドアを接着すればディテールは完了である。
昔の製品なので原型の味を生かす。
さて、次は走行させるための作業である。
 
Nitto3_20231223
ベスビチュール下のウェイト
 
Nitto4_20231223
屋根裏にも入れる
元々の重量では軽すぎるので補重する。
そう書くと簡単そうに思われるが、この手の小型車輛はウェイトを
入れるスペースが意外にないのである。
苦労してベスビチュール下と屋根裏にウェイトを入れて90gになった。
 
Nitto5_20231223
動力とポールを調整してようやく完成
集電ブラシを調整して走行関係はOK!
ポールも調整して走行可能になった。
とんでもなく寄り道したがようやく完成。
 
今年は「路面電車頑張ったなぁ」としみじみ実感。
  
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究5 鉄道友の会 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究6 鉄道友の会 発行

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2023.12.22

味噌汁軽便レイアウトの制作(9)

今年もあとわずかである。
そうなると「年末年始の運転」が気になる。
(もっと重大なことがないのか?=>自分)
 
Miso1_20231222
納屋をつくるのは止める
茅葺屋根の家は一応農家なので納屋が必要だろう、と思っていた。
しかし、どうもいい案が浮かばない。
とりあえずサイズを決めようと作ってみたのだが、家の横に置くと
コレジャナイ感満載である(絶望)
どうしたものか?と考えた結果、かつて母の田舎で見た「ヤギ小屋は
軒下に枠を作って飼育」を思い出した。
さっそくカラーペーパーを適当にカットして軒下にそれっぽい
小屋を急造した。
ま、こんなもんか(少し満足)
 
Miso2_20231222
鶏小屋も作る
ヤギの飼育スペースだけでは寂しいので、手前に鶏小屋も
作ることにした。
凝っても仕方がないので、珊瑚模型の荷物室セルを曲げて
それに枠を貼る簡易版である。
フィギュアを置けばそれなりに気分が盛り上がる!
 
Miso3_20231222
人形とアクセサリーを配置
ヤギ飼育スペースにも囲い(やはり珊瑚のセル板)を付けて
それっぽくフィギュアを配置した。
とりあえずこれでいいだろう。
 
Miso4_20231222
地面を仕上げる
上に置くものが決まったので地面を仕上げる。
ターンテーブル周辺も「使ってるっぽく」仕上げてみた。
 
Miso5_20231222
ターンテーブルを堪能
地面を仕上げるとターンテーブルを使ってみたくなる。
日車のガソ(原型タイプ)を走行させてターンテーブルで
転換してみる。
ここで車両をくるりと回す作業は意外に楽しい。
唯一の問題は「小さいターンテーブル上にピタリと止める」
ことなのだが・・・
 
Miso6_20231222
ターンテーブル+駐車スペースの使い方
方転を終えて出発!とやりながら「このスペースはどう使うか?」
と考えてみたりする。
計画では民家だけでない「小さい詰所」や「降車スペース」も
付ける予定であった。
しかし、実際に作ってみるとそんなに広くはないのである。
ご存知の通り、日車ガソは「片側にしか出入り口がない」ので
入線して降車するときと出発時の乗車場所は違う場所に
しないといけない。
鉄道関係者も「民家常駐」というのもなぁ。
この辺りはもうちょっと考えてみよう。
 
Miso7_20231222
一応これで完成?
仕上げも済んだところでフィギュアを配置して眺めながら運転してみる。
なんとか年内に味噌汁軽便レイアウトは完成出来た。
 
これでどうにか大晦日を迎えられそうだ。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
レイアウトモデリング (株)機芸出版社 発行
ナローゲージモデリング (株)機芸出版社 発行
ナローゲージブック1 (株)機芸出版社 発行
ナローゲージブック2 (株)機芸出版社 発行
ジオラマテクニックバイブル 瀬川たかし著 成美堂出版

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2023.12.20

路面複線レイアウトの建物

2023年もあとわずか。
今年がんばってきたものについては「一応完了」にしたい。
 
Romen1_20231220
さんけいのアパート1を組む
私はストラクチャー作りが苦手である。
(注:そもそも細かいことが苦手)
こういうときはどうするか?
困ったときこそ「市販品の活用」である。
何を買うのが良いか?と考えた結果、さんけいのアパート1を
購入することにした。
このアパートは「掃き出し窓のあるタイプ」で感覚的には
昭和40年代後半~昭和60年くらいのものである。
 
Romen2_20231220
屋根は自前で揃えてどうにか完成
さんけいのキットは組み易くて丈夫である。
(注:なので「後でカットして改造」することも可能)
不満な点は「屋根の表現が今イチ」であることである。
エコーの瓦屋根+瓦棒(自作)を貼ってどうにか完成。
ベランダと2階通路、階段は黒に塗装。
手摺は「黒だったが触るので塗装が剥げて来たので後でグレー
を塗った」という感じに仕上げてみた。
 
Romen3_20231220
レイアウト上に置いてみる
さんけいのこのキットを組み始めて思ったのが「デカい」
である。
この小さいレイアウトに置いてみるとやはり大きい。
どうしたものか?
しばし考えた結果「デカさを生かして渡り線側は建物なし」に
することにした(駐車スペース)
やってみると違和感はなく、それでいいか?とも思ったが、
結局、商店を置くことにした。
 
なんだかんだで「ようやく空き地が無くなった」
次は「住宅街に潤いを」である。
どうしたものか?
 
Romen4_20231220
生垣を作る
路面電車のレイアウトで車両を運転していると、それまでの
レイアウトのように長手方向に置いて眺めるのではなく、短辺側
から眺めるのが心地よいことが判った。
(架線の下を集電装置を動かしながら走る姿がいい)
そうなると、住宅街側の顔は寄棟屋根の家になる。
どうしたものか?
単線レイアウトのように板塀にしてしまうと、せっかく縁側がある
家の良さが生かせない。
ということで「生垣の家」にすることにした。
そうなると、問題は「素材をなににするか?」である。
あれこれ発掘した結果、ミニネーチャーのカエデとモミジを
カットして使うことにした。
洋白線を立ててそこに差し込んで接着する。
 
Romen6_20231220
生垣の出来はいい感じ?
設置が終わったところでフィギュアや車両を置いて眺めてみる。
縁側にはネコと女子高生を座らせてみた。
なかなか良い感じではないか?
 
Romen5_20231220
生きた街の光景
庭に樹木を植えて俯瞰で眺めてみた。
結果、後ろの商店の位置を変えてみた。
これでもいいのだが、古びたそば屋(木造)にするのも良いかも
しれない。
2023年はこれで良しとしよう。
 
Romen7_20231220
集合住宅がなぜか好き
私が作る路面レイアウトは集合住宅があることが多い。
それはたぶん「自分が生活してきた街には必ずあったもの」だから
だと思う。
今回も木造タイプ、1階が商店で2階は洋風タイプ、そして割と
近代的な今回のタイプと作ってきた。
今後は前の2タイプを置くかもしれない。
 
Romen8_20231220
繁華街側も変化
短辺方向から眺めることが増えたので、こちら側の建物も配置を
変更した。
この並びをベースにしてディテールを加えていくことになりそうだ。
 
これでようやく路面複線レイアウトも目途が付いた(かも?)
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究5 鉄道友の会 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究6 鉄道友の会 発行

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2023.12.04

路面ボギー車両のDCCサウンド化と地上設備

路面電車のDCCサウンド化の作業は続く(遠い目)
 
Romen1_20231204
路面ボギー車両のDCC対応開始
単車の作業がある程度進んだので、次はボギー車両である。
架線があるだけでも大変なのに、R140カーブのレイアウトでは
ボギー車両は苦労が多い。
まずはボギー車両でも小柄な都電から始める。
 
Romen2_20231204
DCCサウンドの搭載
小型とはいえボディサイズに余裕のある銀河模型の都電6100に
サウンドDCCを搭載する。
DigitraxのPR3のサウンドローダーの対応(V3インストールと
修正パッチ)でようやくSDH166Dが使えるようになったので
そのセットを使用する。
 
Romen3_20231204
動力装置の悩み
R140カーブでの悩みは動力装置である。
サウンド搭載車両は動力装置が静音でなくては意味がない(笑)
アルモデルの動力装置は
(1)スロー走行はいいのだが急カーブ(R180でも)動力装置の減速
 ギアが大きくて床板の切り欠きを大きくする必要がある
(2)ウォームギアが多いのでウィ~ンという音がする
 (不快なほど大きくはないものの)
という評価である。
「ダメ出し」と思われるかもしれないがそうではない。
ダルマヤの動力装置はDCC以前のものなので(2)については
絶望的な状況(笑)なのである。
ではなぜ使うのか?
それは「R150までは楽勝で曲がる」からである。
とはいえ、それもR140となると悩みはある。
 
Romen8_20231204
ダルマヤ16mm動力装置の対応
都電4100+ダルマヤ16mm動力は上画像のように搭載されている。
元がR150カーブ対応だったのだが、R140ではDCC使用時のショート
防止(予防?)のためあちこち切り欠くことになる。
 
Romen9_20231204
動力装置側
ボルスターについてもR140では「接触している?」と疑われる
状態になるので切り欠けを入れた。
(注:やらなくてもショートはしないが念のため)
こうやって分解整備してみると「ダルマヤ動力は精密機器」だと
しみじみ思う。
小さいギア+高精度部品で構成されており、基本的にはメンテ周期は
長いのだが不調になると全バラシして整備しなくてはいけない。
こういう製品はもう出ないのかもしれない(遠い目)
 
Romen10_20231204
ポールの改良
1998~2003年時点での路面対応ではポールの架線対応が
うまく行かずに悔しいまま終わった。
今回はようやく成功したのだが、DCC+架線集電をやっていると
まだまだ改良の余地が多い。
分岐やR140カーブでの離線に悩まされていたが、YAMA模型の)
ポールを改めて改良を続けた結果、シュー部分の幅が自作タイプ
では1.5mm幅だったことで不調が発生していることが判り、
YAMA模型同様の2mm幅にすることで大幅に改善された。
(このジャンルはまだまだ改良が必要
 
Romen4_20231204
大型のボギー車
続いて大型車両である。
珊瑚模型モ510とマッハ模型阪国61である。
このクラスになるとSDH166Dのユニットでも楽勝である。
もっとも、両車ともダルマヤ動力なので動力音でサウンドの
走行音は「ほぼ聞き取れない」のが悲しい(遠い目)
 
Romen5_20231204
R140で発生する問題
DCC化して走行自体には問題ないのだが、ときどき擦る音がする
うえに車体が傾いてパンタのシューが架線から外れてしまうことが
判った。
調査の結果「車輪が車体裾を擦って押し上げている」が原因だった。
R150ではギリOKでもR140では微妙だったことになる。
 
Romen6_20231204
急カーブ対応を実施
あれこれ考えて、以下の対応を実施した。
・ボルスターを+1mm上げて裾擦りを解消する
・アルパンタのシュー幅を13=>16mmに拡げる
これでどうにか対応完了。
上から眺めてみると、このボディサイズにR140カーブが
いかに過酷?かが判る。
 
車輛側の整備が進むと、今度は地上設備の問題が顕在化する。
 
Romen7_20231204
ポイントのフログ周辺
内線で走行させていると、なぜかポイントで一時停止する現象が
発生する。
なんでだろう?と調べてみるとフログ部分の分岐側線路(上画像)
のレールが車輪通過時に外側の直線部分に「車輪を通して接触」
することが判った。
透明プラセルを貼って絶縁強化を実施。
 
Romen12_20231204
手動分岐ポイントも整備
カーブで入線してきた車両がときどきスタックする原因も
どうやら上記のような原因であることが判った。
同様の改良作業を実施。
 
Romen11_20231204
架線も改修
DCC/架線集電対応をした各種車両が入線すると、架線も
改修が必要になる。
内線の商店街側?のカーブで架線位置が内側寄りすぎてパンタの
シュー幅を広げても離線することがあるので、5mm外側に
固定位置を変えて架線も作り直した。
この問題、もう片方と同じカーブなのになぜこちらだけダメ?
ま、レイアウトではありがちである(遠い目)
  
ついに2023年も最終月。
年末年始運転のためストラクチャも作りたい(遠い目)
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究5 鉄道友の会 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究6 鉄道友の会 発行

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