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2024年1月

2024.01.27

エンドウの上田交通5250(4)

2024年は手が止まっていた車両工作をすることにした(遠い目)
 
Ueda1_20240127
まずは下回りから
エンドウの上田交通5250形は2012年2月にボディの工作を
終了したところで手が止まっていた。
手が止まった最大の理由はボディの塗装である。
上田交通の塗装(白っぽいクリーム+紺色)は両色とも
「透過色(下地が透ける)」なのである。
この色、どちらの色から塗るのがいいのか?
悩んでいても仕方がないので、手持ちの塗料(マッハ)を両方の
組合せで塗装テスト・・・あれ?クリームがダメになってる(絶望)
そんな訳で時が止まってしまった(ち~ん)
それから3年経過・・・
偶然、別件で模型知人(上田交通の車両を何両も作っている人)と
連絡が取れてその悩みが解消したので、ようやく工作再開である。
実際の塗料を使ってテストピースで塗装を試しつつ、床下機器も
配置して完成させる。
 
Ueda2_20240127
塗装開始
塗装テストの結果、何色も重ねるのでカラープライマー下地ではなく
プライマー出発で塗装することにした。
灰色はいさみやの屋根色を明灰色を少し入れて明るめにした。
床下についてはカラープライマー(黒)で塗装する。
 
Ueda3_20240127
屋根上パーツの塗装
ベンチレター、ヘッドライト、ランボード?はマッハの明灰色で
塗装する。
上田交通5250形は他の同社車両と違ってランボードやベンチレターが
??な塗装になっているのだが、私はどうも・・・なので、灰色で
行くことにした。
(注:結果的には気が変わるかもしれないが)
私の場合「模型は模型」という考え方なので、基本は実車のイメージを
踏襲するのだが、こういう「好みで変えても差し支えないもの」は
変えることにしている。
ヘッドライトがエコー製の「点燈しないタイプ」になっているのも
その一例である。
 
Ueda3_20240129
モハ5250形の手摺兼雨樋

この車両の塗装を躊躇した理由は「雨樋兼手摺」をどうやって
マスキングするか?であった。
この「手摺兼雨樋」という構造は、私の模型経験では都電400形も
同様の構造なのであるが、この細さで雨樋として大丈夫?と
心配になってしまう(そこか)
 
Ueda4_20240127
最大の難関
上記のように一般的車両の手摺と異なる形態のため塗分けを
どうするか?が悩みであった。
結局「手摺に巻き付けつつドアに連続してマスキングする」を
練習してどうにか塗装を済ませた。
 
Ueda5_20240127
またマスキング
やっと全部塗装が済んだ・・・と思ったらまたグルグル巻きである。
この2両の塗装でマスキングテープ1巻を使いきってしまった。
ここまでやって「紅い線が数本」なのだから塗装は辛い!
 
Ueda6_20240127
ほぼ塗装終了
ようやく車体の大部分の塗装を完了した。
ここからは仕上げである。
 
追記:2024.1.29
 
Ueda1_20240129
下回り
この車両は地鉄車両として「低速/極低速運転」を可能にするため
ダルマヤ25mm動力を使用している。
2両のうち1両はさらにダルマヤ純正の台車が付いている(豪華!)
下回りの仕上げをしていて気が付いたが、ダルマヤの台車は
ブレーキシューは別に付けるタイプである。
とりあえず完成させて、後日追加する予定。
 
Ueda2_20240129
一応完成
パンタグラフ(天賞堂の103系用PS16)を使用しているのは
この車両を組み始めたときに「これしか入手出来なかった」から
である。
私の場合、地鉄車両は「基本架線対応」なので、将来その対応を
するためにパンタ台ごと交換可能になっている。
(結果的に最近制作・改装する電車は同仕様が標準)
その他の屋根上パーツ、レンズ類、窓ガラスを入れて仕上げを
行った。
まだまだ追加するパーツ(カプラーなど)はあるが一応完成。
走行テストは当然OK!
今後は地鉄車両としての性能確認を行っていく。
 
Ueda7_20240127
思い出の車両
上田交通のモハ5150形は高校生のときに撮影していた。
若者時代に「模型を作るぞ!」と思ったものが人生終盤近くで
ようやく誓いを果たすことが出来そうである。
今年は他にも「思い出の地鉄車両」を完成させたいと思っている。
 
そうなると「地鉄レイアウト」の実現も検討するべきか?
とりあえず検討開始である。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献
鉄道模型趣味No.951 (株)機芸出版社 発行

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2024.01.17

プリムスFL-1の制作

軽便祭板工作は続く。
先のモーターカーのためにKATOのユニトラムを分解した。
2両分の動力を確保出来たので残りの1個をどうするか?
 
Plymouth1_20240117
プリムスの板を組む
手持ちの板でこの動力向きなのはプリムスである。
先のモーターカーを組んでいて思い出したが、この2枚は
「元が6.5mm動力に合わせてあった」ことから着手せずに
残してあった。
その後、KATOのユニトラム動力を使う作例も見たのだが、
肝心のその動力も長年入手出来なかった。
色々とあったがようやく工作開始!
 
Plymouth2_20240117
台枠を組む
このシリーズの特徴「シンプルで組み易い」のはシリーズの良さ
で実際に組み易い。
台枠前端梁は板の状態では??だが折り曲げて組み合わせていくと
複雑な形状のものがサクっと出来てしまうのは優れものである。
 
Plymouth3_20240117
ラジエター
板を重ねてラジエターの厚みを出す技法はこの後も続く
もので、その初期の板なので構造はシンプルである。
この前側に保護カバーを付ける構造になっている。
(私は塗装後に接着)
 
Plymouth4_20240117
ボンネット
この部分はシンプルな構造である。
ボンネット上のカバー?は折り曲げではなく、縁のある板を
削ってからハンダ付けするようになっている。
ハッチ類はお好みで付けるように穴が開いていないのは
好印象である。
 
Plymouth5_20240117
キャブ
この板ではキャブ後部を解放にすることも可能になっている。
私は通常のクローズタイプにしたのだが、うっかり窓枠を表から
ハンダ付けしてしまった。
(注:前作のモーターカーが外側に貼るタイプだった(言い訳))
屋根板はカーブに曲げてからフチをカクッと折る。
 
Plymouth6_20240117
排気管
この部分は前作の内大臣野村式DLと同じエコーの0.8φパイプに
根本に2種類パープを入れて台座とする構造である。
 
Plymouth8_20240117
塗装して仕上げ
塗装はカラープライマー(グレー)+レベルの中島グリーン
(日本軍機の塗装)を使用した。
動力装置はもちろんユニトラックのものを使用。
上回りを被せると微妙に車体側の板が干渉するのでカットした。
補重なしの状態で自重は10g。
動力装置が「基本は自車走行」のものなので、ウェイトは
+4g程度に止めた。
 
Plymouth9_20240117
完成したので運転
大きなトラブルなく完成するのが祭り板の良いところである。
レイアウトで運材台車を牽かせてみると「小さいなぁ」と
しみじみ思った。
 
Plymouth10_20240117
軽便祭板3兄弟
2024年になって一気に3台分の軽便祭板を組んだ。
実はまだ数種類の板があるのだが「動力装置の手配が付かない」
のでここでとりあえずはストップである。
そこで思ったことがある。
私は鉄道模型を始めたのはもう半世紀くらい前になるのだが、
そのときにも「キットを入手しても動力装置(主にインサイドギア)が
手に入らない」で制作の手が止まることが多かった。
この問題は「時代は変わっても悩ましいこと」なんだな、と
しみじみ思うのであった(遠い目)
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2024.01.14

北陸重機モーターカーの制作

軽便祭板シリーズは続く。
 
Motor1_20240114
パーツが揃った
北陸重機モーターカーは第6回の軽便祭の板である。
モーターカーは林鉄レイアウト用にすぐ組みたかったのだが、
動力装置とライトパーツの入手が出来ずそのままになっていた。
その後、KATOのユニトラムを入手、そして昨年末の大掃除で
KSのテールライト+クリアレンズを発掘したのでようやく
着手することが可能になった。
(注:多分に言い訳の気配あり(反省))
 
Motor2_20240114
組み易い!
説明書を見ながら組んでいくとシンプルな構造と設計の
良さでサクサクと作業が進む。
組んでいて気になったのは車体側の床板固定部が大きくて
「ヘッドライトと窓ガラス入れが手間取りそう」くらいで
あった。
 
Motor3_20240114
ライトケースを入れる
あっという間に組立を完了して内大臣野村式DLといっしょに
塗装(GMのライトグリーン)を行った。
次はKSのテールライトケースの後端部をカットして接着する。
このとき、エポキシをケース側に少量塗って差し込んだのだが
エポキシが少しはみ出してしまった(涙)
後で考えると、ボディ側に少量塗布して差し込むのが
正解だったと思う(反省)
 
Motor4_20240114
動力の組込み
Hゴムはエッチングが良くてカラス口が使い易かった。
窓枠も筆入れして、次は動力を・・・で気が付いた!
この台車枠は6.5mm用なのである(つまり「入らない」)
さて、どうしたものか?
 
Motor5_20240114
台車改造
結局、ユニトラム貼り付け用の床板を作り、そこに台車枠を接着
することにした。
上画像のようにカットして折り曲げ直す。
(塗装前に気が付けば良かった)
 
Motor6_20240114
レンズを入れる
工作も終盤となりレンズを入れる。
クリアレンズは少し細くて全部は差し込めないので、
後端をカットしてうまい具合に接着する。
 
Motor7_20240114
モーターカーの使い方?
これでモーターカーが完成した。
味噌汁軽便レイアウトで走行テストをすると「この車両は
ターンテーブルが似合う」としみじみ思った。
手軽?に作れてどのタイプの軽便レイアウトに似合うこの
エッチング板は良いアイテムだと思う。
 
さて、次も軽便祭板だ!
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2024.01.12

内大臣野村組DLの制作(4)

苦手と言っていられないので塗装をする。
 
Nomura1_20240112
まずはライトブルーから
最初はカラープライマー(グレー)を塗る。
さて、何色に塗るか?
以前NMの野村組DLを組んだときはライトグリーンを
塗ったが「う~ん、違うかも」という感じだった。
結局、説明書にある「保存機の色」のライトブルーを
塗ることした。
今年初の塗装は久々にタミヤのスプレーワークスを使ってみた。
この後塗装する車両のテストも兼ねているがどうなることか?
 
Nomura2_20240112
ランボードは黒にする
次は前端梁前のバンパー(木材)とラジエターの黒である。
ここでちょっと楽をしてランボードも黒にしてみた(無難)
実は台枠を濃いグリーンで・・・と思ったのだが、冒険出来ない
性格なので断念した(そこか)
 
Nomura3_20240112
補重と絶縁強化
塗装が終わったので窓ガラスを入れてあちこち筆で細かい色を
塗る。
その状態で自重は15g。
鉛板を貼って補重するのだが、キャブインテリアを入れるタイプの
ロコなので一番ウェイトが入るボンネット内に大きなウェイトを
入れることが出来ない。
なんだかんだで合計で20gになった。
ところで、このロコの動力(アルモデル)はモータの配線?が
細い銅線で縛ってあるのだが、それがラジエターに接触して
ショートする(う~ん)
そのうえ、ウェイトを入れるとさらにそこに接触してショート
することが判った(う、う~ん)
ま、そんなことはセル板を貼って絶縁強化すればいいので
ちょろいもんである。
この手の知恵はDCC化で身に着けたものである。
 
Nomura4_20240112
ようやく完成
エッチング板の出来の良さに助けられて大きな問題もなく
完成することが出来た。
(老眼には苦しんだが)
 
さて、次も軽便祭板だ!
というか「もっと前に組め!」という声が・・・
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献:
軽便参加11 南軽出版局 発行

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2024.01.07

内大臣野村組DLの制作(3)

Nomura8_20240107
援軍!
密林に発注したゴーグル到着!
これで近接ハンダ付けと目の前ドリル穴開けが出来る!
(注:大変危険です!マネしないように!)
 
Nomura1_20240107
貼り重ね作業
ラジエターは表の1枚+4枚の貼り重ねである。
0.4φの穴を6ケ所x5枚開けるのだがポンチマークが見えない!
老眼のせいで3ケ所ポンチマークを外した(無念)
 
Nomura2_20240107
ラジエターキャップハンダ付け
板を重ねてボルトx6本を入れてハンダ付けする。
最後にラジエターキャップをハンダ付けするのだが、小判型で
上に穴があるパーツをキャップ部上のMで挟んでからハンダを
流すアイデアはやり易くて良い!
 
Nomura3_20240107
ボンネット組み
この部分は普通の組みである。
ボンネット前の板は、ネジ止め部分の折り曲げにハンダを流して
強度を確保する。
 
Nomura4_20240107
排気管
管はエコーモデルの0.8φを使用した。
強度を確保するため、ボンネット裏側を太くするため2種類の
パイプを入れて太くした。
 
Nomura5_20240107
動力テスト
ボンネットを固定してアルモデルの動力を入れて干渉しないか?
ちゃんと走行するか?を確認する。
運材台車を比べると小柄な車両でホイールベース10.2mmは
ポイント通過が心配だったがなんの問題もなかった。
 
Nomura6_20240107
接着
この板の着手が遅れた理由として、専用動力を買い損なったことと
小形ライトパーツをどうするか?があった。
再生産で動力を買って着手したものの、ライトをどうするか?と
考えていたら動力装置に添付されていた(遠い目)
ホワイトメタルパーツなので接着するのだが、穴を0.7φで開けて
差し込んで、ラジエター分は平らに置いて接着すればOKだった。
 
Nomura7_20240107
組立終了!
これでようやく組立て作業が完了した。
着手前は「辛いかも」と思ったが、結果的にはよく出来たエッチングと
適切な設計のおかげで修正作業なくカッチリ組むことが出来た。
21世紀の製品なんだなぁ(遠い目)
 
さて、次はいよいよ「苦手な塗装」である(遠い目)
というか、どんな色にすればいいか?
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献:
軽便参加11 南軽出版局 発行

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2024.01.05

内大臣野村組DLの制作(2)

老眼との戦いは続く(遠い目)
 
Nomura1_20240105
次はキャブを組む
台枠の次は?と考えた結果、組むのが大変そうなキャブから着手。
折り曲げ工作があるのは判っているが窓枠や柱などが細い!
これは注意してやらないと・・・(老眼が辛い)
 
Nomura2_20240105
キャブ側面を組む
説明書+牧場さんのブログを見ると前妻側の窓枠部分を折り曲げる
ことが判った。
三角窓下側の差込部の折り曲げは「ちょっと爪を出してから」
やらないと大変だと1個目の失敗で気が付いた(う~ん)
このエッチング板は窓とドアの開放/閉めが選択できるように
なっているが、私は「強度優先」なので閉めた形を選択。
(注:単に組みに自信がないのかも?)
この三角窓部はドア側の折り曲げ部の出っ張り?を削っておかないと
ドアがピタっと付かないことも判明。
 
Nomura3_20240105
箱組していく
側面が出来たので前後妻+天井部を曲げていく。
前後窓も開閉が選べるので曲げ時にうっかり歪めないように
注意が必要である。
(注:私はハンダを流して完全閉めにして強度を上げた)
やってから気が付いたが、側面上の突起を片方うっかり切って
しまい、固定にちょっと手間取った。
(注:ランナー部の△と2重△(突起を残す)に気が付くのが
 遅かった)
 
Nomura4_20240105
背面パーツの折り曲げ
背面の燃料タンク部は2つの折り曲げパーツで構成されている。
上側のタンクは簡単に曲げられるが、下のルーバー付きの部分は
カクカクっとZ形?に曲げるのでちょっとコツが必要になる。
上画像のようにこの後妻側に差し込んで折り曲げて固定する爪が
あるのに注意!
 
Nomura5_20240105
燃料タンクの取付
折り曲げた燃料タンクは下側を差し込んで爪を曲げ、側面との
接続部はハンダを流す。
上の燃料タンクは差し込んで裏側から爪をハンダで固定する。
 
Nomura6_20240105
屋根の折り曲げ
キャブの「折り曲げ主体部分」の組みはほぼ終わったので、この板が
出たときに「難しい」と話題になっていた屋根を組む。
このロコは野村組が晩年に製造したロコで、私が以前組んだMWの
野村組DLのように普通に屋根が載っているものとは違う。
箱型というか?ポコンとプレスしたような?タイプである。
牧場さんのブログを見て板のガイドに合わせてクリップで曲げていく。
緩い曲げ部分は色々と探した結果、いさみやの塗料ビンが良かった。
(注:個人の感想です)
 
Nomura7_20240105
屋根を箱にして寸法を確認
ハンダをたっぷり流しておおよその形にしたところ。
ここから妻の幅に合わせて形を削っていく。
ところで、前後の庇を付けるのは「屋根が先か?」かをちょっと
迷った。
牧場さんのブログと図面を確認した結果、先に付けた方が良い
と判断してハンダ付けした。
 
Nomura8_20240105
一応形になった
どうにかキャブ部分の組みがほぼ完了。
後妻上のヘッドライトはどうしたものか?
パーツ手持ちあったかなぁ(う~ん)
屋根についてはもうちょっと薄くした方がいいかもしれない。
 
ところで、工作をしていて悩みが出て来た。
ここまで小さくて細いと肉眼で近接してハンダ付けをする必要が
あるのである。
(注:大変危険です。マネしてはいけません)
今後、他のエッチング板を組むためにゴーグルを買わないと!
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献:
軽便参加11 南軽出版局 発行

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2024.01.03

内大臣野村組DLの制作(1)

あっという間に2024年。
さて、今年はなにから始めるか?
 
Wed7_20240103
内大臣野村式DL(第14回軽便祭記念)を組む
ここ何年かは「終活はレイアウト制作」ということで、軽便車両に
ついては作成中のレイアウトで使うための車両が多かった。
2023年は結構がんばってレイアウト+車両工作がほぼ同レベルで
進行したので着手する車両の自由度が高くなった。
そこで気が付いたのである!
「それならばチャレンジャブルなものにしよう!」
ということで、去年着手しようとアルの動力も買ってある
内大臣・野村組DLのエッチング板を組むことにした。
このエッチング板を組むのを躊躇していたのは「小さい!」
である。
ついに「老眼への挑戦」の開始である(遠い目)
 
Wed8_20240103
台枠から始める
どこから始めるか?
自分のセオリーとして台枠から始めることにした。
台枠のパーツを切り出してみて思った「これどうやって貼る?」
表2枚、裏1枚の軸箱守、そこに差し込むパーツがある。
これを全部押さえながらハンダを回すのはムリである。
どうしたものか?
 
Wed9_20240103
治具を使う
しばし考えた結果、自分のやり方で対処することにした。
まず、治具を作って表の軸守守2枚を正確に貼り合わせる。
 
Wed10_20240103
軸箱守上パーツ
張り合わせた軸箱守に上パーツを差し込んでハンダ付けする。
このパーツの裏側が台枠から2点出て裏側のパーツを仮固定する
ことになる。
(注:画像はちょっと歪んでますが後で直しました)
 
Wed11_20240103
軸箱守表パーツを付けて裏側パーツを貼る
最後に裏側パーツをハンダ付けする。
表のハンダが溶けないようハンダを流すのはちょっとコツが
必要ではある。
(注:後で気が付いたが裏側からのリベット押し出しを忘れた)
 
Wed3_20240103
床板に台枠を付ける
台枠を床板に2点で固定し、前端梁を固定する。
折り曲げ精度が高いので組み易い。
(注:穴に差し込んで固定するので、むやみにハンダを流して
 熱で薄い板を歪ませるような固定はしないのが良い?)
 
Wed4_20240103
前梁梁前バンパーと連結部
ここがちょっと判りにくかったが、実物では前端梁前にある
木製のバンパー部を折り曲げ、連結部のエッチング板を折り曲げて
ハンダで固めて丸く削る。
うっかりして1個グチャッとしてしまった(無念)
 
Wed5_20240103
台枠が形になった
老眼に苦しみながらも良く出来たエッチング板の精度に
助けられて形になった。
 
さて、次は上回りだ(老眼がなぁ)
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献:
軽便参加11 南軽出版局 発行

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2024.01.01

謹賀新年

Sun6_20231231
あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします

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