プリムスFL-1の制作
軽便祭板工作は続く。
先のモーターカーのためにKATOのユニトラムを分解した。
2両分の動力を確保出来たので残りの1個をどうするか?

プリムスの板を組む
手持ちの板でこの動力向きなのはプリムスである。
先のモーターカーを組んでいて思い出したが、この2枚は
「元が6.5mm動力に合わせてあった」ことから着手せずに
残してあった。
その後、KATOのユニトラム動力を使う作例も見たのだが、
肝心のその動力も長年入手出来なかった。
色々とあったがようやく工作開始!

台枠を組む
このシリーズの特徴「シンプルで組み易い」のはシリーズの良さ
で実際に組み易い。
台枠前端梁は板の状態では??だが折り曲げて組み合わせていくと
複雑な形状のものがサクっと出来てしまうのは優れものである。

ラジエター
板を重ねてラジエターの厚みを出す技法はこの後も続く
もので、その初期の板なので構造はシンプルである。
この前側に保護カバーを付ける構造になっている。
(私は塗装後に接着)

ボンネット
この部分はシンプルな構造である。
ボンネット上のカバー?は折り曲げではなく、縁のある板を
削ってからハンダ付けするようになっている。
ハッチ類はお好みで付けるように穴が開いていないのは
好印象である。

キャブ
この板ではキャブ後部を解放にすることも可能になっている。
私は通常のクローズタイプにしたのだが、うっかり窓枠を表から
ハンダ付けしてしまった。
(注:前作のモーターカーが外側に貼るタイプだった(言い訳))
屋根板はカーブに曲げてからフチをカクッと折る。

排気管
この部分は前作の内大臣野村式DLと同じエコーの0.8φパイプに
根本に2種類パープを入れて台座とする構造である。

塗装して仕上げ
塗装はカラープライマー(グレー)+レベルの中島グリーン
(日本軍機の塗装)を使用した。
動力装置はもちろんユニトラックのものを使用。
上回りを被せると微妙に車体側の板が干渉するのでカットした。
補重なしの状態で自重は10g。
動力装置が「基本は自車走行」のものなので、ウェイトは
+4g程度に止めた。

完成したので運転
大きなトラブルなく完成するのが祭り板の良いところである。
レイアウトで運材台車を牽かせてみると「小さいなぁ」と
しみじみ思った。

軽便祭板3兄弟
2024年になって一気に3台分の軽便祭板を組んだ。
実はまだ数種類の板があるのだが「動力装置の手配が付かない」
のでここでとりあえずはストップである。
そこで思ったことがある。
私は鉄道模型を始めたのはもう半世紀くらい前になるのだが、
そのときにも「キットを入手しても動力装置(主にインサイドギア)が
手に入らない」で制作の手が止まることが多かった。
この問題は「時代は変わっても悩ましいこと」なんだな、と
しみじみ思うのであった(遠い目)
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
| 固定リンク
コメント