« アールクラフトの遠鉄モハ1+サハの制作 | トップページ | FOCAの交換レンズ »

2024.02.12

私鉄型C56タイプを発掘

「地鉄レイアウト」の話をしていて思い出した車両があった。
発掘作業の結果、何十年ぶりに姿を見た。
 
C56type1_20240212
中村C2タンク改造ロコ
この機関車の履歴を調べようと1986年から記録している
模型日誌を確認したが記録がない。
このロコ「40年くらい前に改造競作で作ったもの」だった(遠い目)
中村C2タンクの改造で作成したもので、キットで使用しているのは
ロコの下回り、ドーム類、煙室ハッチ部くらいで、他の部分は
自作である。
そんな昔のものでも、まあまあマジメにやっているではないか!
=>当時の自分
 
C56type2_20240212
全体に小型化
記録がないのでおぼろげに思い出したのは、このロコは
「地方私鉄が自社仕様に合わせてC56の小型版を発注した」
というコンセプトだった。
全体に小柄なのだが、テンダーも小さくなったので台車後部の
イコライザのリンクは省略という設定である。
(要するに「手抜き」)
 
C56type3_20240212
モータを交換
せっかく発掘したのでモータを交換する。
この時代、中村C2タンクくらいの大きさでもDH13を
使っていたのか(遠い目)
 
C56type4_20240212
走行させてみる
モータを交換後に運転してみると特に問題なく快調に走行した。
よしよし、これなら「地鉄風ロコとして使える」ではないか!
 
Mon6_20240212
前位デッキ下のステップとカプラーが無い理由
ところで、発掘後に状態確認をして気が付いた。
それは「前位カプラーとデッキ下ステップがない」のである。
しばし「なんでじゃ?」と確認して思い出した。
当時の私(たぶん高校生)が自宅で16番の車両を走らせるのに
使っていたレールはエンドウの450Rだったのである。
要するに「先輪が接触するから省略」だったのである。
競作展示のときはカプラーは装着したかも?ではあるが、
私の「運転に支障があるものは省略」という思想は、この時点で
割り切っていたんだな、としみじみ思うのであった。
改めて令和の時代にチェックしたところ、KATOの370Rの
S字カーブを易々と通過した。
 
C56type5_20240212
他の改造競作車両達(非電化タイプ)
その後もあれこれ改造競作に参加した。
改造競作の話:
 
車輛を確認すると非電化地鉄タイプが多い。
こんなところからも「いつかは地鉄レイアウト」と思っていた
ことが判る。
やはり16番のレイアウト欲しいなぁ(さらに遠い目)
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

|

« アールクラフトの遠鉄モハ1+サハの制作 | トップページ | FOCAの交換レンズ »

コメント

テストでKATOの370R通れば、レイアウトの450Rは楽々通過ですね。
私が現在製作中の9600も370R通るようにしましたが、現在の製品オリジナルのドローバーでは、機炭間の間隔が広すぎて不細工なので、なんとかしようと思っています。

投稿: ゆうえん・こうじ | 2024.02.15 10:30

キューロクで370R通過は凄いです! ドローバーはテンダー機の悩みどころではありますね。

投稿: ム | 2024.02.22 01:26

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« アールクラフトの遠鉄モハ1+サハの制作 | トップページ | FOCAの交換レンズ »