« 鉄模社ED56の制作(1) | トップページ | 鉄道模型社ベースのEB電機の制作(3) »

2024.04.20

鉄模社ED56の制作(2)

「元は同じ車両」なので悩みはやはり同じ?
 
Ed561_20240420
パンタをどうするか?
ED56のパンタは大柄である(ザックリした表現?)
故人は関西私鉄の電車に使われている横碍子タイプを
購入して箱の中に入れてあった。
実車の資料を見るとED56のパンタは「普通に下に置く」
タイプである。
どうやら故人も「さてはてどうしたものか?」と手が止まった
らしく、中心位置(これがあとで問題になる)に穴を開けた
ところで終わっていた。
さてはてどうしたものか?
私の場合、こういうときは電車では「パンタ台を脱着式」に
して楽をしようとするのだが、機関車は櫓?を組んだパンタ台
のものはほとんどない。
不本意ではあるが手持ちパンタの在庫を発掘すると、
枠は同じで台座部は「いわゆる天賞堂方式(PS14)」のものを
発見した。
う~んこれなんで買ったんだっけ?=>自分(謎)
考えても用途は無さそうなのでED56に使うことにした。
 
さて、そうなるとED23同様にパンタ台をどうするか?
 
Ed562_20240420
3mm角パイプを使う
発掘して気が付いたのだが「あれ?このパンタ用の碍子がない」
天賞堂のこのタイプはプラ製の碍子を差し込んで真ん中のネジで
固定する。
ところがその碍子がないのである(絶望)
う~む、そうなるとパンタ台を作ってネジ止めか(遠い目)
で、どうやって作るか?
あれこれ悩んだ結果、ED23のときに使った3mm角パイプを
半分にカットして使うことにした。
(肉厚がt0.5はあるのでタップが切れるから)
とりあえずt1.0の板で治具を作り万力に咥えて糸鋸で
カットしてみる。
 
Ed563_20240420
高さを揃える
カットしたものは高さにムラがあるのでヤスリで揃える。
この方法、慣れて来ると反対側は「切らずに使える」ことも
判った(ラッキー!)
 
Ed564_20240420
当然こうなる
正確に固定するため治具(17x19の穴)を作って屋根上に
置いてみた。
当たり前なのだが屋根カーブ分で浮き上がってしまう。
これは内側削らないとダメか(ふむ)
 
あれこれ検討して手順を決める。
(製作法を記録しておくと後で便利?)
 
Ed565_20240420
1.0φのネジを切る
角パイプの状態で0.9φの穴を開けて1.0φネジを切る。
 
Ed566_20240420
t0.8+t0.3
脚の高さを0.8mmにするためt0.8の治具を作り、糸鋸の
刃の厚さ分のt0.3を入れた高さで万力で咥える。
(このやり方次第で色々なパンタ台が作れる)
 
Ed567_20240420
糸ノコでカットする
糸ノコで縦に切り目を入れて横からカットする。
(注:この方法はバイスや万力の口金を痛めるのでお勧めしない)
 
Ed568_20240420
t0.8で削る
脚の水平を出すだめt0.8治具に合わせてヤスリで仕上げる。
 
Ed569_20240420
内側を0.2mm下げる
t0.6の治具を作成して内側を0.2mm削る。
 
Ed5610_20240420
セロテープで治具ごと固定してハンダ付け
4個パンタ台を作ったところで治具を使って屋根上に固定する。
あれこれ確認した結果、故人の開けた穴は使えない(涙)ので
セロテープで固定する。
上画像を見ると判るが、パンタ台に「予め1φネジを切る」のは
このように固定するためである。
(ネジは作業後でサビサビになる)
ところで、このパンタは「スケールではない」のでパンタ台位置は
当然「なんとなく」である。
(帯板を踏まないようにしてある)
 
Ed5611_20240420
パンタを仮止めして確認
出来たところでパンタを置いて感じを確認する。
まあ、こんな感じか。
パンタ位置を気にするのは「大きなパンタがモニターに干渉
しないか?」が問題だからである。
結果は良好であった。
 
Ed5612_20240420
勢いに乗じてランボードも取付
パンタ位置が決まったのでランボードとモニターも取り付けた。
よしよし、グッと実車感が出たぞ。
 
走行可能になり車体パーツもここまで付けると
「お!いい感じではないか」
という気持ちになってくる。
 
ED23とED56ももうすぐ完成?
(とか言いつつ、違うことをやりがちなのだが)
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献:
国鉄輸入電機の系譜(上)(下) 吉川文夫 著 (株)ネコパブリッシング 発行

|

« 鉄模社ED56の制作(1) | トップページ | 鉄道模型社ベースのEB電機の制作(3) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 鉄模社ED56の制作(1) | トップページ | 鉄道模型社ベースのEB電機の制作(3) »