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2024年6月

2024.06.28

SmileSound導入(4)

電車、気動車とサウンド搭載がうまくいくと次はやはりロコに
サウンドを搭載したくなる。
SmileSoundのSLのサウンドデータ一覧を見ると、2120型が
あった。
そういえばウチには3両のB6があったな(遠い目)
 
Smilesound0_20240627
カワイモデルのB6
ウチにはカワイモデルのB6が2両、珊瑚模型の緑色のB6が
1両ある。
そういえば1両SL-1用に改造して放置状態になっているので
それをSmileSound対応することにした。
で、出して見てビックリ!
「え!塗装してないの!(呆然)」
 
Smilesound1_20240627
まずは塗装
さっそく洗浄してカラープライマー(黒)で塗装する。
雨だから・・・と言い訳しようとしたら夕方から晴れた(笑)
 
Smilesound2_20240627
絶縁側のロッド裏を絶縁
SL-1対応の段階でそれなりに絶縁強化はしてあるのだが、
チェックするとロッド裏側が絶縁側の動輪のタイヤに接触する
可能性があることが判った。
部分的に削ってはあったものの、後で再整備するのも嫌なので
ロッド裏(ピン周囲以外)にセルを貼って絶縁強化する。
 
Smilesound3_20240627
モータはSE15
前回はもっと大きなモータが入っていたが、スピーカーなどが
入れにくくなるかもしれないのでSE15に交換した。
集電ブラシも脱着が容易でデコーダからの配線をネジ止め
出来るように絶縁ネジで固定する方式に変更。
 
Smilesound4_20240627
第一動輪にも集電ブラシ追加
DCで走行テストするとときどきスタックする。
あれこれ確認した結果、C型の固定軸なので第一動輪も
集電しないとダメであることが判った。
古典機の場合、動輪上部がフェンダーで覆われていることが
多いがB6は第一動輪がその形式なのでしばし悩んだ。
結局、動輪押さえ板側からシューを出して集電することにした。
この対応の結果、安定して走行するようになった。
 
Smilesound5_20240627
ウェイトをカット
デコーダ+MTC21-MEM652ボードはボイラー内下(水タンク内)
に納めることにした。
結構大きいスペース(だからB6にした)なのだが、それでも
ウェイトをカットしないと収まらなかった。
 
Smilesound6_20240627
ようやくデコーダ搭載
前準備でかなり手間取ったがようやくMTC21が収まった。
スピーカーはデコーダ横に入れるつもりだったがESUの
スピーカーのエンクロージャーを薄型にするのを躊躇って
結局キャブ後方になった(う~ん)
 
Smilesound7_20240627
とりあえず走行テスト
運転してみるとDC時にはSE15が低回転でトルクがあるので
「低速が効いていい感じ」と思っていたのだが、DCC化して
みるとスロットルに対してブラストレートが今イチ?という
感じがするかも?とは思った。
(注:あくまで「個人の感想」です)
どうしても修正したいとは思わないものの、MRCやDigitrax
のようにCVでブラストレート変更を試みるべき?
(注:SmileSoundのSLのブラストレートのCV情報は
 公開されています)
回転数が高めのモータへの交換を含めて、いずれやってみる
かもしれないが、今のところは「合格点」なのでしばらく
このまま使っていく。
 
追伸:2024.6.28
Fri9_20240628
モータ交換
走行速度とブラストレートが合わない件、どうやって解決するか
考えていたのだが、典型的DCCあるある「モータ交換するのが
早いんじゃね?」という気持ちになった。
手持ちモータの中からIMON 12-10-20に交換実施。
結果は「これならブラストレートは適切かも?」という結果に
なった。
 
この話はまだまだ続く。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2024.06.26

SmileSound導入(3)

SmileSoundの16番車両への搭載は問題なし(たぶん)
次は軽便車両への導入である。
 
Smilesound0_20240626
Next18
MTC21に続いてNゲージ用のNext18のデコーダとアダプタボードを
追加発注したものが到着。
Next18のアダプタボードについては車両側とデコーダ側の両方を
購入して「いずれはDigitraxのデコーダもこの方式」にする
ことを検討している。
 
Smilesound6_20240626
ところで、メーカのHPと説明書ではアダプターボードとデコーダの
使用方法は「ボード上にデコーダが被らない」方法が記載されて
いる。
Next18の規格はデコーダを逆(デコーダとボードの端子番号)が
逆になっても「一部の不都合」があるだけで走行等には問題が
ない旨が記載されている。
(注意!詳細はメーカーHP参照)
その点検討したのだが「少しでもコンパクトに搭載したい」ので、
私は”あくまで個人の責任において”ボード上を絶縁のうえ、端子
番号通りになるよう被さる形で使用することにした。
注意!
あくまで「私個人の判断」です。
メーカーは推奨していません!
マネしないようにしましょう!
 
Smilesound5_20240626
15Wハンダコテ
Next18のアダプタボードはMTC21-MEM64用ボードとは異なり
自分で配線する必要がある。
そのため先端径1mmで15wの弱めのハンダコテを購入した。
(極小ボードに20Wを使用すると曲がったり隣の配線が外れてしまう
 可能性があるため)
 
Smilesound1_20240626
搭載車両の選択
使用対象となる軽便車両はワールド工芸花巻デハと猫屋線の
デハがある。
どちらも動力はTOMIX ED61になっているのでどちらでも
同じなのだがスペースに余裕があるので猫屋線のデハに
搭載することにした。
既にKATOの4ピン端子でDigitrax SFX004を搭載している
ものをSmileSoundに交換する。
スピーカーはスペースの問題でESUのものを使用する。
 
Smilesound2_20240626
搭載状況(MTC21と比較)
 
Smilesound3_20240626
絶縁強化状況

元々Digitraxでデジタル対応はしてあるのだが、さらに絶縁強化を
行っている。
・アダプタボードは動力部のプラパーツ上に設置し、さらに
 プラセルを貼る
・コンデンサ、スピーカーについても設置部分下はプラセル貼り
 
Smilesound4_20240626
無事走行
当たり前かもしれないが無事に走行した。
MTC21と比較すると小型なのでアンプ出力が少ない?
それに加えてスピーカー(エンクロージャ)に制約が
あるので音量は小さくなるが音質はDigitraxより格段に
良くなっている。
サウンドデータは旧型国電(吊掛汎用)を使用している
のでATS(PF4)を使えるので「近代的軽便路線になった」
と違った楽しみも出来た。
そんな運転をしているとPF4でATSを使用するとどうやら
スロットル制御ではなくても停止する(らしい)のが
判ったのだが「どうせなら通常操作の1/2の距離で停止
するようにしてくれればいいのに」とか欲が出て来る。
それに加えて、この手の「併用軌道を走る車両はフット
ゴング(ベル)の音も追加したい」というのもある。
こういう「サウンドあり走行をすると機能UP要求が出る」
のが進歩への道なのだろうか?(遠い目)
 
近代的吊掛音が出せるなら栃尾線の車両欲しくなる。
そうなるとレイアウトもそれに対応して?と気持ちが
高揚する。
 
この話はまだまだ続く。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2024.06.21

SmileSound導入(2)

SmileSound導入作業は続く。
 
Smile1_20240621
モータ設定ファイル
前回の「音はすれでも車両は動かず」の解決方法はないか?
DSSPのマニュアルを読んでいくとCV値設定を簡単に行う方法が
書いてあった。
9.3 モータータブ である。
DSSPの画面から規定のモータ設定ファイル一覧から選択が
可能と書いてある。
上画面の通り、トラムウェイのキハ40を選択。
 
走行テストしてみると「多少良くなったか?」という感じである。
う~む、どうしたものか?
ここでCV値を細かくやってみるのもいいが、過去の経験から
「違うサウンドファイルを試す」のが良いと気が付いた。
(これも「サウンドDCCあるある」かも?)
 
Smile2_20240621
KATO クモハ12
ウチには初回販売ロットのKATOクモハ12がある。
そう書くと判る人もいるかもしれないが「テスト走行するとモータが
焼損するタイプ」である。
ウチのものはメーカにクレーム処理を依頼せずにIMON MINIに
モータを交換してそのまま放置してあった(遠い目)
それがようやく役に立つときが来た(さらに遠い目)
モータ交換時に配線は普通にケーブルになっているのでMTC21に
変更するのは簡単である。
 
Smile3_20240621
コマンドステーションを変えてみる
MTC21+旧型国電タイプ(吊掛汎用)で走行テストを行う。
・・・う~む、またしても「音はすれども動かない」である。
レールクリーニングしたり車輪を磨いたりするがさして
変化なし。
これはひょっとしてKATO D101との相性問題か?と
コナンドステーションを以下のものに変更してみた。
・赤箱
・Lenz(上画像参照)
結果は良好であった。
 
なるほど・・・と思いつつ「本当にそうなのか?」
ひょっとして「サウンドDCCあるある」を見落としてないか?
=>自分
 
Smile4_20240621
コンデンサの取付
そこで思い出したのである。
10年以上サウンドDCCをやってきた経験(遠い目)がここで
生かされる時が来た!(凄い遠い目)
MRCのサウンドデコーダ(モバイル一体or分離型)は当初は
コンデンサーが付いていなかった。
それを車両に装備して走行させると(車両によっては)走行音と
平行して汽笛(長押し)を鳴らすと「息切れ」するのである。
音が切れるor走行が少し不安定になる。
これは急に電力消費が増えるからなのか?
メーカーもそれにはすぐ気が付いたようで、1年後の製品では
上画像のようにコンデンサが装備された。
DigitraxのSFXシリーズは最初からコンデンサ付きである。
SmileSoundのMTC21のデコーダには100μFのコンデンサが
同梱されている。
やはり搭載してみるか。
MTC21-MEM64(8ピン)同梱の説明書の記載に従って
コンデンサを搭載した。
 
Smile5_20240621
ようやく安定
テスト走行してみると快調であった。
当たり前だが「息切れ現象」も皆無。
コマンドステーションをD101に戻しても問題なし。
なんのことはない「他社同様にコンデンサを使えば良い」という
だけだった。
 
Smile6_20240621
キハ22にもコンデンサ搭載
クモハ12(電車のサウンド)で好調だったのでキハ22(気動車
サウンド)にもコンデンサを搭載した。
結果は良好なのだが、若干「音はすれども動かない」気味では
ある。
そこで気が付いた。
使用しているDMH17C 縦型エンジン(汎用)であるが、この
エンジン装備車(1エンジン)は「実車が轟音はしても出発は
モタつく」タイプだったのに気が付いた。
ということは「SmileSoundのデコーダは実車サウンドに合わせた
動力特性も定義に入っている」ということか?
最初からSmileSoundを使っている人から「ナニ言ってるんだ?」
と言われそうだが、MRCやDigitraxを使ってきた私の経験では
「モバイル部分は標準定義」が当たり前であった。
(そもそもモバイル分離型なので当然か?)
そういう観点で見るとクモハ12は普通発車している。
 
こういうことは「最新版サウンドDCCあるある」なのか?
やはりDCCは最新動向をちゃんとウォッチしてないとダメなのか
としみじみ実感した。
 
この話はまだまだ続く。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2024.06.17

Digitrax7シリーズとSmileSound導入(1)

暑いと凄く不調である(言い訳始まり?)
 
ED23完成に続いてED56の工作を進めたいのだが、
実は去年末の段階で「いつかやらないと」と思っていたこと
がある(夏休みの宿題か?)
 
Smile1_20240617
Digitraxの最新版サウンドデコーダの確認
昨年末にDigitraxの7シリーズサウンドデコーダが発売になった。
私のサウンドDCCシステムは現状で以下の構成である。
(1)MRCのSounder(SL or DL/DC)
 =>残念なことに現状では販売されていないようである
  (手持ちのデコーダでやりくりするしかない)
 =>モバイル分離/コンパクトなサイズで個人的にはお気に入り
(2)DigitaxのSoundFXシリーズ
 =>(1)でカバー出来ないEL/ECで使用
 =>基本はSoundProjectに登録されているspj
  (サウンドプロジェクト)を使用
  =>自分で全て作成するスキルがないから(無念)
 =>SFX004(モバイル分離型)が中心
(2)については数年前に6シリーズになり、昨年末に7シリーズに交代した。
それはいいのである。
問題は上期に書いたように「SoundProjectに登録されたspj」が
使えるかどうか?である。
6シリーズについてはモバイル一体型はokだったがSFX006(分離型)は
なぜか使用出来るものが少なかった。
=>特にEL/ECのspj
これは本当に困った(遠い目)
そのような事情もあって、最新版(7シリーズ」ではその問題が解決するの
ではないか?と期待していたのである。
ず~っとテストしないといけないと思っていたのだが、ようやく入手した。
モバイル分離型は現状では発表されておらず、一体型のSDN147PSを
購入することが出来た。
さっそくテストしてみると・・・う~ん
SoundProjectにあるspjのほぼ全てで「なんらかの問題がある」
のである。
そのうえ、メーカーがプレインストールしていspjでもどうも音が
今イチなのである(呆然)
これはどうしたものか?
色々と検討した結果「いずれは改善されるだろう」ということで
しばらくはこのシリーズの最新版購入は中止することにした。
注意!
ここに記載している「評価」はあくまで私個人の感想です。
そのこと自体がメーカー製品の品質に直結する訳ではありません。
あくまで「個人的感想」です。
 
結果は結果として受け止めるとして「これからどうするか?」である。
それで思い出したことがある。
「現代には日本製のサウンドデコーダ(書換可能)がある」
 
Smile2_20240617
ついにSmileSound導入開始
発注して2日で到着(早!)
ココロの準備をする間もなく(笑)導入開始である。
デコーダについては21ピンのMTC21を選択。
Nゲージ用?のNext18は次回検討とした。
スターターキットの内容
・USBライター(ケーブルは自分で購入)
・MTC21デコーダ1個
・スピーカー
・配線引き出出しボード
セット以外では以下のものを購入。
・デコーダテスター
 =>ESUのもの
 =>これでテストしないとメーカー保証(修理)が出来ない
 =>各種コネクタがあって便利
・MTC21-MEM652変換ボード
 =>早い話が8ピン仕様
 =>ケーブル付きとして直接配線に便利
ああ、ついに買ってしまった(遠い目)
 
Smile3_20240617
USBライター
まずはデコーダにサウンドをローディングする。
USBライターにデコーダを装着するのだが、後ろにある3ピンで
ちょっと持ち上がるのはこれでいい?
(結果的にOKだった(らしい))
USBはminiBでケーブルはセットには無いので自身で購入する
必要がある。
ところで左側のボタンは?
(注:これについては後述)
 
Smile4_20240617
さっそく問題発生?
USBライター+USBケーブルを接続してみる。
ん?インジケーターになにも表示されないぞ??
試しにサウンドプログラマDSSPでローディングをしてみるが
なにも反応無し。
う~む、早くも「サウンドDCCあるある」である。
(注:個人の感想です)
あれこれ調べた結果、FAQに「ライターの左のボタンを
押しながらUSBを接続しないと認識されない」とあったので
その通りにやったらOKになった。
=>エクスプローラーが開いてフォルダが表示
 
Smile5_20240617
DSSP画面左下のメッセージ
サウンドデータをダウンロードしていよいよインストールである。
マニュアルには「Found SmileSound on SerialPortと出てから」
と書いてあるのだがどうやってもUnkownである(う~む)
仕方がないのでそのままローディングしたら上画面のメッセージが
出てローディングは完了した。
注意!
あくまで個人の経験であり「成功」の保障はありません。
マネしないようにしましょう!
  
Smile6_20240617
デコーダテスターで動作確認
ローディング終了後、デコーダテスターで動作確認を行う。
DigitraxはPR3(PR4)だけでそこまで出来るのだが、この規格
では別のようである。
赤箱+デコーダテスターでの確認結果は問題なし。
ところで、今回SmileSoundを購入したのは既にDigitraxでサウンド
対応している名鉄の7000系と8800系をより実感的サウンドにする
のが目的であった。
で、実際にやろうとするとOpenSound(ESU用)にはあるのだが
SmileSoundには無かった(う~ん)
とりあえずは上記画面右に出ている同系車で進める(予定)
 
Smile7_20240617
搭載車両選択
ローディング~テスターはOKだったのでいよいよ実車搭載。
どの車両からにするか?
それで思い出したのが「天賞堂のプラキハ22にLenzのデコーダが
装着してあるはず」である。
古い大きいSILVER(8ピン仕様)なのでMTC21も納まる?
そして床下装着なので簡単に行く(はず)である。
さっそくやってみると「気持ちデコーダが入りきらない」ので
カバーをちょっとカット、スピーカーを納めるため床下機器を
一部撤去することになった。
 
Smile8_20240617
走行テスト
搭載を終了してKATO D101を使ってエンドレスで走行テスト。
スロットルをUPしていくと「音はすれども動かない」
う~む「サウンドDCCあるある」かぁ。
(注:個人の経験/感想です)
 
その後、レールや車輪をクリーニングして「最初からフルスロットル」
にしたりすると極超低速でだんだんと走り出すようになった。
この問題「実感的動作+サウンドのリアルさ」の実現のため、トルク
カーブのCV値が設定されている?
 
この話はまだまだ続く。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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