« 2024年6月 | トップページ | 2024年8月 »

2024年7月

2024.07.21

旧型電機にサウンドDCC搭載(1)

すっかり猛暑。
日中は外出など出来ないレベル(遠い目)
 
Sun5_20240721
宮沢のED16
猛暑=外出しないのだから「エアコンの効いた部屋で
ハンダ付け工作」で良いはず。
しかし、なにか忘れているような?
あ!SmileSoundの旧型電機への搭載である。
これまであれこれとテストしてきたが、私は元々
EL/ECのサウンド化はSmileSoundに統一したいと
導入テストをしてきたのである。
理由は簡単で、El/ECは米国製のデコーダに対応した
製品が無いからである。
(DigitraxのSFXシリーズは可能なのだが物足りない)
それなのにELだけテストしていないのは悲しい。
ロコは何にするか?
ウチにはED16が5両ある(あほ)
その中で宮沢模型のものが2両あって、1両はNGDCCの
EF58用サウンドデコーダを搭載していた。
それならばDCC対応は済ませているので良さそうである。
 
Sun6_20240721
久々に「昔の苦労」を偲ぶ
かつてのサウンドデコーダ搭載は大変だった。
NGDCCのEF58用デコーダはEF級のボディ(センター間)に
合わせてある大きなもので、スピーカーもちゃんとELの音を
堪能するためには大きなスピーカーを入れる必要があった。
(そのため各種動力装置を作りに作った(遠い目))
大きなスピーカーを限られたスペースに入れるためには
中央を大きく開ける必要があり、ロコに多い中央にモータが
デ~ンとあるスタイルではなく伝統的なインサイドギアに
ウォーム垂直にウォームを落とし、天井部分にデコーダを
納めるために極限までモータ高を下げてある。
絶縁処理もありとあらゆる処理をして、モータにもビニール
テープが巻いてある(う~ん)
中央部分は2連スピーカーなどあれこれやった結果、28φの
大型スピーカー(エンクロージャー付き)を納めるため
ウェイトも特別な配置になっている。
過去の努力のおかげで「今回は楽出来る」ような?
Ngdcc_20060827
NGDCC時代の画像(2006年8月)
 
Sun9_20240721
サウンドデータのローディング
SmileSoundのページから旧型電機のサウンドデータを
ダウンロードしてローディング/テストを行う。
テスト結果は以下の通り。
(1)走行音は「ハッキリと電機(モータ音+ブロワー音)」
 で良い感じである。
 音量も余裕があり良く聞こえて好印象である。
(2)問題は「汽笛」である。
 PF2で鳴らして見て「は?」
 汽笛の音を文字起こしするのは難しいが、電機の場合は
 ポ~ッ(国鉄標準機)や小型や海外機はピィ~!という
 感じ、あるいはホーン音の「ファ~ン」だと思っている。
 (表現については”個人の感性”です)
 ところがこのサウンドデータは「ホワワァ~ン」という
 音なのである。
 (表現については”個人の感性”です)
 海外のELなどでは「楽器のような音」のものがあり、
 「世界は広いんだなぁ(遠い目)」となるのだが、
 今回のデータは「旧型電機(国鉄)」である。
 これはどうしたものだろうか?
汽笛の件は書き始めるとキリがないので、とりあえず
走行テストを優先することにした。
注:ひょっとするとデコーダの障害?とも思ったので
 2個のデコーダでテストしても結果は同じでした。
 
Sun7_20240721
MTC21を搭載
今回はデコーダが小さい(笑)ので28φスピーカーを
納める中央のスペースをプラセルで絶縁強化して
そこにMTC21のデコーダを納めた。
スピーカーはSQなので昔のような悩みはない!(遠い目)
 
Sun8_20240721
走行は問題ないのだが
搭載を終了してテスト開始。
なにしろ過去に「嫌というほどDCCサウンドテストした車両」
なので基本的には走行は問題はない。
(強いていうなら「もうちょっと集電性能上げた方が?」
 くらいのレベル)
こうなると、やはり「汽笛がダメなのは致命傷」だと思う。
 
サウンドデータをHP公開する前に発音チェックは
しないのだろうか?
メーカーのサウンド公開データは「いずれは自分でサウンドを
作る人」のお手本となるものでもある。
そういう意味での「品質チェック」はするべきではないだろうか?
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

| | コメント (2)

2024.07.18

16番用DCCサウンドカーの試作

今夜は涼しいので少し楽。
サウンドDCCはほぼやることはやった?ような気がするので
そろそろロコ工作に戻りたい(ような気がする)
 
Wed5_20240717
ある理由で忘れていたもの
久々にサウンドDCC(16番)をやっていて思い出した。
「トラムウェイのC12がデコーダ焼いて放置?」
直すかどうか?は別にして状態を確認しよう・・・と出して
みたら「あれ?ちゃんとサウンドDCCで動くぞ」
う~ん、なにを勘違いして「壊れている」と思ったんだ?
=>自分
他にも天プラC11も「デコーダ焼損」と思っていたのが
確認したら基板の配線(グレー)が元から切れていた。
(現在直接コネクタ接続してDCCサウンド化テスト中)
ああ、なんというもったいない!(反省)
 
そんな反省の日々で思い出したことがある。
 
Wed6_20240717
軽便用のDCCサウンドカー
少し前に「車体が小さくサウンド搭載が難しい軽便車両を
サウンドカーで対応する」方法を実用化した。
方法は「KATOのN車両台車の軸受と車輪を使う」という超簡単な
方法で、結果は「長年の悩みが一気に解消した」のであった。
そのときに思ったことがある。
「同じ方法で16番の車両がサウンド化出来ないか?」
 
Wed3_20240717
さっそく購入
思いついたが吉日でKATOの車両を即購入!
ヨ8000は室内とテールランプ点燈のため集電可能な下回りに
なっている。
これを使うと簡単なのではないか?
 
Wed7_20240717
こんな構造
さっそく分解してみた。
注意!
 製品の改造は「自己責任」です。
 そのことが判らない人は改造を行ってはいけません!
思った通りで、微妙に軸受は可動になっている。
バネで接点のある板を押すことで通電する方法なので、
その部分を作ってやれば良さそうである。
 
Wed8_20240717
サウンドカーと一号機関車(モバイル搭載)
さっそく、プラ板と真鍮板で接点板を作成した。
サウンドオンリーデコーダはMRC SOUNDER(SL)である。
ロコはサウンド搭載が難しい小型車輛としてカツミの劇古の
一号機関車にモバイルデコーダを搭載した。
(実は元々いつかやろうと動力は改修済だった)
 
Wed9_20240717
劇古ロコが最新?のサウンドDCC化
とりあえず赤箱でアドレスを揃えて走行テストを実施。
結果は良好で音切れなしで「それなりにブラスト音は連動」
することが判った。
さて、こうなるとサウンドカーの上回りはなにが良いか?
貨車?小型客車?それともブレーキバンか?
ここまでやってさらに気が付いた!
「単車がOKならボギー車はもっと良いはず」
KATOのスハ43かオハ47を使う?
う~ん、出来ればKATOさんが原点回帰(Nの最初)して
オハ31を16番でも出してくれたらなぁ(遠い目)
 
これで16番でも「今まではサウンド化を諦めていた車両が
DCCサウンド化可能」になった。
ちょっと嬉しい。
 
追伸:2024.7.19
Fri5_20240719
上回りを考える
サウンドカー本体は出来たので「車輛としての体裁」を
考える。
あれこれ考えた結果、珊瑚模型のハ10のエッチング板を
組んだものが2両あるのでそれを使うことにした。
ヨ8000に載せてみるとデッキ部分だけ作れば行けそうである。
 
Fri6_20240719
デッキ部分を作る
いつものように現物合わせでデッキ部分を作る。
なんだかんだ言っても「DCC搭載よりハンダ付け工作が楽」
である。
 
Fri8_20240719
昔作った車両が次々とDCC対応
この珊瑚模型のハ10x2両、組んだのは10年以上前である。
「いつか地鉄レイアウトを」と組んだものの、活用されること
長年仕舞ったままになっていた。
それが令和の世になって「DCCサウンド」という技術によって
第一線の車両になったのである。
鉄道模型を走らせて楽しむ技術に対しては、常に興味を
持つべきだとしみじみ実感した。
 
追伸:2024.7.20
 
Sun3_20240721
MRC SOUNDERのCV値設定
サウンドカーが「車輛としてはまあまあの姿」になったので
一号機関車(古い方)とのサウンドを調整する。
サウンドオンリーデコーダのCV値についてはちょっとした
コツがある。
それはNGDCCの赤箱でCV値の読み出し(SCN)をすると
読み出されてくるものは「モバイルデコーダのもの」なの
である(当たり前かも?)
設定自体は赤箱で可能なので、ロコに合わせて変更した
場合はCV値をどこかにメモっておく必要がある。
今回の場合は以下のように設定した。
CV50(Whistle type):8 (設定範囲:0~17(5))
CV55(Chuff type) :8 (設定範囲:0~9(0))
CV117(Chuff rate) :30 (設定範囲:0~460(30))
この設定、あくまで私の「個人の感想」ではあるが、CV50を
10 or 8で設定するくらいで日本にいたロコは問題ないと
考えている。
こういうことをやっていると「他の古典ロコもDCC化」したく
なって来る。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

| | コメント (0)

2024.07.12

エンドウB20にSmileSound搭載テスト(1)

猛暑だったり雨だったり・・・
 
B201_20240712
SmileSound導入評価中
1ケ月近くSmileSound導入を行って来た。
なんだかんだでかなりの費用がかかったので、ここから
どうするか?を評価しないといけない。
私はとても忘れっぽいタイプなので「行ったことは記録する」
ことを1986年に決めて模型日誌に書き出している。
なんだかんだでSmileSound導入の経緯を1行も記録していない
ことに問題を感じ(忘れてしまうから)とりあえず活動を停止して
日誌を書き始めた。
やり始めると結構書くべきことがあって1晩では終わらず。
=>夏休みの絵日記を8/31にやるような感じ?(アホ)
なんだかんだで1週間くらいまとめにかかりそうだが、その間は
不足品の購入も禁止状態である(子供か?=>自分)
 
B202_20240712
エンドウB20にNext18搭載テスト
模型日誌を書き始めて気が付いたのだが、Next18について
猫町線デハ(動力はTOMIX ED61)への搭載テストは
行ったが、一般車両(ロコ)への搭載テストを行っていない
ことに気が付いた。
MTC21はパーツ不足なのだがNext18はデコーダに余裕が
あるのでロコ搭載してみることにした。
それで思い出したのがエンドウB20である。
この車両、MRC SOUNDER(SL)を搭載しているのだが
ペアで使うように2両あるので、これにNext18を搭載すると
比較が可能になる。
 
B203_20240712
エンドウB20の中身
久々に開けてみた。
モータを交換、ボイラー下(水タンク内側)の空間を
使ってDZ123+MRC SOUNDER(SL)を搭載している。
開けてみて気が付いたがこのSOUNDERはコンデンサの
ない初期タイプだった。
スピーカーはキャブ屋根に薄いエンクロージャを
作るなど結構苦労している。
この装備での走行状態は良好で、サウンドはMRCらしく
「爆音」である(笑)
 
B204_20240712
SmileSound(Next18)
B20に搭載するため車両側ボードを用意する。
配線は最小限にして、スピーカーはキャブ上エンクロージャに
SQを貼り付けるようにする。
プラセルを貼って水タンク内側を絶縁強化する。
使用するサウンドデータは何を使うか?
・C56,C12 蒸気機関車:標準的なSL音イメージ
           (B20っぽいかは疑問)
・8620 蒸気機関車:汽笛がB20(小型ロコ)っぽい?
・9600 蒸気機関車:ブラスト音がB20っぽい?
(注:いずれも個人の感想です)
個人的にはキューロクのブラスト音に汽笛をハチロクだったら
イメージ通り?
個人的にはその組合せで大正ロコの音でいいような?
(注:あくまで個人の感想です)
結局、テストはC56,C12を使うことにした。
ところでサウンド確認していて気が付いたことがある。
上記のサウンドをNext18にローディングして確認して
いると「ブラスト音が小さめでメカ音(給水ポンプやコンプ
など)の作動音が目立つのである。
この辺り、PF or CVでオフにすることが出来ると嬉しい
と思うのだがどうだろうか?
(注:あくまで個人の感想と要望です)
参考:
MRC SOUNDER(SL)の説明書の記載
PF6:ブラスト音OFF
PF9:メカニカル音OFF
 
B205_20240712
Next18搭載
搭載してみるとNゲージ用の小型デコーダなので本体は
スッキリ納まったのだが、モータが大きいのでコンデンサを
納めるのに苦労した。
 
B206_20240712
運転スペースでテスト実施
走行テスト結果は以下の通り。
注意:
今回の搭載テストは「個人的興味」による組合せです。

メーカー推奨のものではありません。
このことで製品の評価が決まる訳ではありません。
「あくまで個人的経験」であることをご理解下さい。
サウンド編:
・音量は「かなり控え目」である。
 =>エンクロージャが小さい?
  (MRCでは”爆音”なのだが)
・メカニカル音(給水ポンプorコンプレッサ)の音が目立って
 ブラスト音が聞こえない
・汽笛(長・短とも)メカニカル音にかき消される
走行編:
 なぜかギクシャク走行する
 =>小径ロッド連動ロコにはありがち
 =>その対策のため大き目のモータにしてあるのが
   むしろ禍いしている?
 =>Next18にこの形式の動力は負荷が高すぎるか?
 
う~む、なんともはや。
今回の結果も含めて評価を進めていく。
 
追伸:2024.7.13
Sat5_20240713
テスト終了して元に戻す
Next18のテストを終了してDZ125+MRCに戻した。
一連のSmileSoundの対応で絶縁強化の技術が向上して
前回改造(2009.8.23)よりすっきり搭載出来た。
スピーカーもSQのままにしたので音も良くなった。
 
なんだかんだで「継続することは大事」なのを実感した。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

| | コメント (0)

2024.07.08

小田急NSE(ナカセイ)のSmileSound搭載

SmileSound導入も一段落。
さてと、ロコ工作へ・・・え?NSEのサウンド提供開始?
そうなるとやらないといけないのか。
 
Nse1_20240708
NSEの動力車両
ナカセイのは古い製品なので、元々は縦型モータ+インサイドギア
の仕様が原型である。
ウチに来たときに動力を近代化して以下の仕様にしてある。
・短縮編成でDC運転用:吊掛モータ(上画像奥)
・長い編成でDCC運転用:EN22+MP(上画像下)
 (元々(2006.2.11)はCN16で2011.5.4に交換)
その記憶で出してきてみると「あれ?なんか凄く重いぞ」
EN22+MPの動力車は「フル編成で3%勾配対応」の仕様のままに
なっていたのである。
ウェイトだけで301g、全体で518gとEF級電機クラス(う~ん)
このままではデコーダが入るスペースがないし、デコーダにとって
過負荷になる可能性もある。
それにしても、SFX004でサウンド作ってあったのに、なぜに
DCC搭載しなかったのか?=>自分
(注:後でSDH166Dで音出してみたら「物足りない」ことが
 判った(う~ん))
NSEの動力改修の話
 
Nse2_20240708
ウェイト+床板を改造
床板上にちょっとEN22が出ているので、その上にサブフレームを
付けてこの上にMTC21を装備、ウェイトは両側に寄せる。
結果、全体で406gとなった。
 
Nse3_20240708
MTC21搭載準備
配線をしてMTC21ボードを搭載する。
サブフレーム上は1tプラ板+透明セルで絶縁している。
 
Nse4__20240708
NSEサウンド確認
車両側の準備は出来たのでサウンドを確認する。
確認してビックリ!
「え?ミュージックホーンがきしみ音??」
走行音を出しながらミュージックホーンを鳴らすと
キシミ音というか怪獣の雄叫び?
(注:音の表現は個人の感想です)
1晩寝て翌日確認すると、停車中にミュージックホーンを
鳴らすと一応ちゃんと音はする(音量小さい)のだが
走行音と重なると上記のように??になることが判った。
う~む、それは悲しくないか?
しかもミュージックホーンのファンクション割り付けは
PF11である。
これではコマンドステーションを使って走行中に鳴らす
ことが出来ないではない!
どうしたものか?
このままではDCCサウンド走行のテストが出来ないので
使い慣れた名鉄1000系のサウンドで走行テストを進める
ことにした。
=>名鉄のミュージックホーンはPF3なのでテスト可
(名鉄はそれで使い易いのになぜNSEは違う仕様?)
 
Nse5__20240708
DCC走行テスト
MTC21を搭載(名鉄1000系)で走行テストを行う。
う~ん、ちょっと動いては止まったり、走行音も切れたり
ミュージックホーンと重ねると息切れする。
ああ「金属車両でDCCあるある」である(遠い目)
DC運転でショートはしていなことは確認してあるので
別の原因らしい。
(その方が対処が面倒なのだが・・・)
 
ということで、以下の改善作業を実施する。
 
Nse6__20240708
枕梁に配線を直接付ける
 
Sun6_20240707
さらに台車を改造
・全軸集電にするためシューを付ける
・絶縁車輪側に絶縁ワッシャ+台車枠にプラシート貼り
 
Sun7_20240707
何度も走行テスト
1つ改善作業をするとどんどん良くなるものの、なぜか一方方向
はスムーズに走行/サウンド問題なしなのに、反対方向は走行は
問題ないのだが音切れしたりミュージックホーンが息切れして
しまう。
こうなると後出来るのはモータ交換くらいか?(遠い目)
なんだかんだやって思った「これで良しとしよう」(達観)
まあ一応サウンドもなる(片方向だけど)からいいや。
 
Sun8_20240707
快調にサウンド走行するのだが
なんだかんだでサウンドDCCで走行するようになった。
走行音が出てミュージックホーンもちゃんと鳴る・・・ん?
サウンドデータは名鉄1000系なんだけど??
 
Nse1_20240710
動力車両側のボルスター改修
とりあえずDCC化+動力改善を終わったのでなぜか前回に
改修していなかった動力車両側のボルスターを修正した。
(夏休みの宿題サボリ=>追試のようなもの?)
  
ここからどうするか?
SmileSound導入については「それなりに検証は行った」ので
追加出費はとりあえず中断し、他社製品との比較など総合的な
評価をすることにした。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

| | コメント (1)

2024.07.01

SmileSound導入(5)

SmileSound導入にも慣れて来た。
導入予定車両に一気に搭載作業を行う。
 
Smilesound1_20240701
名鉄8800のDCCサウンドを交換
カツミの8800系にSFX004にミュージックホーンの音を自分で
組み込んだものを搭載してあったものをSmileSoundに交換する。
久々に中を見ると、10年以上前の電車サウンド対応が偲ばれる。
前回のサウンド化の話
 
Smilesound2_20240701
MTC21に交換
SmilSoundに交換すると中がスッキリした(笑)
 
Smilesound3_20240701
台車の絶縁強化
SFX004時代にもこの台車は「微妙に漏電する」ことがあって
絶縁車輪側にプラセルを貼る処理をしていた。
今回はブレーキシューも削ってプラセルは貼り直す。
 
Smilesound4_20240701
ミュージックホーン
SmileSound導入の目的としって「ミュージックホーンをフル
サイズで鳴らしたい」があった。
SFX004は容量が小さいので編集して短くして使用しているから
である。
導入の結果、ミュージックホーンだけではなく走行音についても
良い感じである。
現在は名鉄1000系のサウンドデータを使用しているが、いずれ
7000系や8800系のものが公開されることに期待感高し!
(それと小田急3000系と3100系も)
 
Smilesound5_20240701
スターターキットのボード
MTC21の搭載については、私はMTC21-MEM652ケーブル付きを
標準としているのだが、入門キットに入っている10050ボードが
もったいないので使ってみることにした。
コンデンサが2個同梱されているのだが、HPの説明ではボードに
付けることは説明されていない。
(コンデンサは結局予備品として使えるから良いのだが?)
 
Smilesound6_20240701
TOMIXのことでん
SFX004搭載予定でDCCとの相性の良く無い(注:個人の感想)
モータを交換してそのままになっていたことでんに搭載する。
小形の電車だから?と言う問題はともかくとして、やはりこの
ボードは大きいので用途は限られると思う。
 
Smilesound7_20240701
SFX004+自動カプラー解放のDD13
DCCサウンド搭載のDL用としてDD13(1次/2次)があり、
中央モータ/ジョイントで両台車の方式があまりに煩いので
パワトラに改造したところで10年近く放置してあった。
SFX004にエンジン音を自分で改造したサウンドを搭載し、
当時のTMSの記事にあったDCCでK&Dカプラー自動解放装置が
搭載されているのに「がんばったなぁ」としみじみした。
 
Smilesound8_20240701
MTC21を搭載
SFX004+カプラー自動解放を撤去(う~ん)
MTC21に交換する。
パワトラ化のおかげでスペースにはかなり余裕があるので
楽だった。
サウンドデータはDD51とDE10を比較した結果、DE10の
ものを使用する。
 
Smilesound9_20240701
ディーゼルサウンドで貨物列車
さすがは21世紀のサウンドシステムでエンジン音と汽笛が
良くて「貨物列車運転気分」が楽しい。
MTC21とパワトラは相性が良いようで走行性能も良好で
改造に改造をしてきたDD13もようやく実用化出来たのが
嬉しい。
 
Tue3_20240702
エンドウのDD13
SmileSoundとパワトラが相性が良いことが判ったので
マイクロのDD13と同時期にSFX004でサウンド化した
エンドウのDD13もSmileSound化することにした。
元々は中央にモータを置いて両台車にシャフト連動していた
ものが「サウンド搭載車としては煩い!」ということで、
こちらもパワトラ化(26mm)になっている。
マイクロのものと同様でパワトラとモバイルデコーダの相性が
今イチで放置してあった。
 
Tue4_20240702
28φスピーカー
エンドウのDD13をご存知の方も多い「分厚い鉛の燃料タンク」
をくりぬいて28φスピーカーを搭載している。
それでも音量が不足気味で悩んだのだから悲しい。
 
Tue5_20240702
SmileSoundを搭載
こちらは金属ボディなので内側にセルを貼って絶縁強化する。
デコーダ側はさらにプラセルを2重にしてある。
21世紀の技術ではスピーカーをキューブシュガーで充分な
音量が確保出来ることにしみじみする。
 
Tue6_20240702
15年経過して復活
この2両をSFX004でDCCサウンド化したのは2008年。
物凄く苦労した挙句に今イチで15年以上放置。
それはSmileSoundでサウンドだけでなく走行性能も大きく
向上するのだから技術の進歩とは凄いものである。
調子のよいDD13が2両あると「臨港線レイアウトもいい?」
とか夢が膨らむ。
 
これでSmileSound導入は一段落した。
ここで簡単に感想を書いてみる。
(1)さすがは新しいサウンドシステムなのでサウンドは
 素晴らしく良い。
(2)サウンドデータ導入時のCV設定やPFの割り当て情報は
 省略せずにダウンロードページに記載して欲しい
(3)25v100uFのコンデンサの10個セットも売って欲しい
 =>通販でいっしょに買うのが楽(そこか)
(4)走行テストをしていてちょっと困るのが小スペースの
 運転施設(ウチの場合はKATOのR730/R670エンドレス)
 では制動をかけても半周くらい回ってしまい、ピタッと
 止められない。
 =>サウンドの実感具合(実車はそんな急に止まらない)
  からそうなっているのは判るが模型の現実問題として
  短距離停止がないと小レイアウトで使うのが難しい
 =>その点ではNext18で旧型電車サウンドの場合は
  若干制動距離は短い?と感じるのだがデコーダによって
  違うものなのだろうか?
 =>RF4:ATSがあるものについては、これを使うことで
  制動距離が1/4になったりすると嬉しい
(5)DC/DL、旧型電車、SLとも実物通りにスロットルオフに
 なった状態(加速が終わった)になると動力音がオフに
 なる。
 これは「極めて実車的」で良いのであるが、モデラー的
 発想で「ブラスト音やエンジン音はず~っと出ていて欲しい」
 と思うことがある。
 いわゆる「ガンバってる感」なのだが、PF設定で「動力音
 出っぱなし」が欲しいと思うのは私だけ?(笑)
 (特にSLのときに感じる)
いずれも「あくまで個人の感想・要望」であり、実用上の
問題とは言えない。
 
SmileSound導入でSFX004のサウンドは路面電車に集中
投入することが出来る。
(主に制動距離などの事情)
今後もサウンドデータの充実やデコーダの小型化などを
期待して導入編の話は終了!
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

| | コメント (2)

« 2024年6月 | トップページ | 2024年8月 »