SmileSound導入(5)
SmileSound導入にも慣れて来た。
導入予定車両に一気に搭載作業を行う。

名鉄8800のDCCサウンドを交換
カツミの8800系にSFX004にミュージックホーンの音を自分で
組み込んだものを搭載してあったものをSmileSoundに交換する。
久々に中を見ると、10年以上前の電車サウンド対応が偲ばれる。
前回のサウンド化の話

MTC21に交換
SmilSoundに交換すると中がスッキリした(笑)

台車の絶縁強化
SFX004時代にもこの台車は「微妙に漏電する」ことがあって
絶縁車輪側にプラセルを貼る処理をしていた。
今回はブレーキシューも削ってプラセルは貼り直す。

ミュージックホーン
SmileSound導入の目的としって「ミュージックホーンをフル
サイズで鳴らしたい」があった。
SFX004は容量が小さいので編集して短くして使用しているから
である。
導入の結果、ミュージックホーンだけではなく走行音についても
良い感じである。
現在は名鉄1000系のサウンドデータを使用しているが、いずれ
7000系や8800系のものが公開されることに期待感高し!
(それと小田急3000系と3100系も)

スターターキットのボード
MTC21の搭載については、私はMTC21-MEM652ケーブル付きを
標準としているのだが、入門キットに入っている10050ボードが
もったいないので使ってみることにした。
コンデンサが2個同梱されているのだが、HPの説明ではボードに
付けることは説明されていない。
(コンデンサは結局予備品として使えるから良いのだが?)

TOMIXのことでん
SFX004搭載予定でDCCとの相性の良く無い(注:個人の感想)
モータを交換してそのままになっていたことでんに搭載する。
小形の電車だから?と言う問題はともかくとして、やはりこの
ボードは大きいので用途は限られると思う。

SFX004+自動カプラー解放のDD13
DCCサウンド搭載のDL用としてDD13(1次/2次)があり、
中央モータ/ジョイントで両台車の方式があまりに煩いので
パワトラに改造したところで10年近く放置してあった。
SFX004にエンジン音を自分で改造したサウンドを搭載し、
当時のTMSの記事にあったDCCでK&Dカプラー自動解放装置が
搭載されているのに「がんばったなぁ」としみじみした。

MTC21を搭載
SFX004+カプラー自動解放を撤去(う~ん)
MTC21に交換する。
パワトラ化のおかげでスペースにはかなり余裕があるので
楽だった。
サウンドデータはDD51とDE10を比較した結果、DE10の
ものを使用する。

ディーゼルサウンドで貨物列車
さすがは21世紀のサウンドシステムでエンジン音と汽笛が
良くて「貨物列車運転気分」が楽しい。
MTC21とパワトラは相性が良いようで走行性能も良好で
改造に改造をしてきたDD13もようやく実用化出来たのが
嬉しい。

エンドウのDD13
SmileSoundとパワトラが相性が良いことが判ったので
マイクロのDD13と同時期にSFX004でサウンド化した
エンドウのDD13もSmileSound化することにした。
元々は中央にモータを置いて両台車にシャフト連動していた
ものが「サウンド搭載車としては煩い!」ということで、
こちらもパワトラ化(26mm)になっている。
マイクロのものと同様でパワトラとモバイルデコーダの相性が
今イチで放置してあった。

28φスピーカー
エンドウのDD13をご存知の方も多い「分厚い鉛の燃料タンク」
をくりぬいて28φスピーカーを搭載している。
それでも音量が不足気味で悩んだのだから悲しい。

SmileSoundを搭載
こちらは金属ボディなので内側にセルを貼って絶縁強化する。
デコーダ側はさらにプラセルを2重にしてある。
21世紀の技術ではスピーカーをキューブシュガーで充分な
音量が確保出来ることにしみじみする。

15年経過して復活
この2両をSFX004でDCCサウンド化したのは2008年。
物凄く苦労した挙句に今イチで15年以上放置。
それはSmileSoundでサウンドだけでなく走行性能も大きく
向上するのだから技術の進歩とは凄いものである。
調子のよいDD13が2両あると「臨港線レイアウトもいい?」
とか夢が膨らむ。
これでSmileSound導入は一段落した。
ここで簡単に感想を書いてみる。
(1)さすがは新しいサウンドシステムなのでサウンドは
素晴らしく良い。
(2)サウンドデータ導入時のCV設定やPFの割り当て情報は
省略せずにダウンロードページに記載して欲しい
(3)25v100uFのコンデンサの10個セットも売って欲しい
=>通販でいっしょに買うのが楽(そこか)
(4)走行テストをしていてちょっと困るのが小スペースの
運転施設(ウチの場合はKATOのR730/R670エンドレス)
では制動をかけても半周くらい回ってしまい、ピタッと
止められない。
=>サウンドの実感具合(実車はそんな急に止まらない)
からそうなっているのは判るが模型の現実問題として
短距離停止がないと小レイアウトで使うのが難しい
=>その点ではNext18で旧型電車サウンドの場合は
若干制動距離は短い?と感じるのだがデコーダによって
違うものなのだろうか?
=>RF4:ATSがあるものについては、これを使うことで
制動距離が1/4になったりすると嬉しい
(5)DC/DL、旧型電車、SLとも実物通りにスロットルオフに
なった状態(加速が終わった)になると動力音がオフに
なる。
これは「極めて実車的」で良いのであるが、モデラー的
発想で「ブラスト音やエンジン音はず~っと出ていて欲しい」
と思うことがある。
いわゆる「ガンバってる感」なのだが、PF設定で「動力音
出っぱなし」が欲しいと思うのは私だけ?(笑)
(特にSLのときに感じる)
いずれも「あくまで個人の感想・要望」であり、実用上の
問題とは言えない。
SmileSound導入でSFX004のサウンドは路面電車に集中
投入することが出来る。
(主に制動距離などの事情)
今後もサウンドデータの充実やデコーダの小型化などを
期待して導入編の話は終了!
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
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コメント
制動距離を短くするのは、CV4減速時間の値を小さくすればよいのではないですか?
SmileSoundに限らず、加減速値設定するときは、加速値CV3は値を大きめに設定して、減速値CV4は小さく設定するのが運転しやすいようです<これは私の個人的な感想です。
加速するときはスロットルを大きく回してロコをゆっくり加速させて、目標の速度に近づくとスロットルを戻して定速運転。減速するときは小まめにスロットルを動かして止めています。
投稿: ゆうえん・こうじ | 2024.07.03 22:22
ゆうえんさん、こんにちは
色々と要望やら疑問点はあるのですが「製品版がこうなっているのはDCCサウンドのトレンドがこうなっているのかも?」としばらく使ってみて評価しようと思ってます(遠い目)
投稿: ム | 2024.07.05 12:29