16番用DCCサウンドカーの試作
今夜は涼しいので少し楽。
サウンドDCCはほぼやることはやった?ような気がするので
そろそろロコ工作に戻りたい(ような気がする)

ある理由で忘れていたもの
久々にサウンドDCC(16番)をやっていて思い出した。
「トラムウェイのC12がデコーダ焼いて放置?」
直すかどうか?は別にして状態を確認しよう・・・と出して
みたら「あれ?ちゃんとサウンドDCCで動くぞ」
う~ん、なにを勘違いして「壊れている」と思ったんだ?
=>自分
他にも天プラC11も「デコーダ焼損」と思っていたのが
確認したら基板の配線(グレー)が元から切れていた。
(現在直接コネクタ接続してDCCサウンド化テスト中)
ああ、なんというもったいない!(反省)
そんな反省の日々で思い出したことがある。

軽便用のDCCサウンドカー
少し前に「車体が小さくサウンド搭載が難しい軽便車両を
サウンドカーで対応する」方法を実用化した。
方法は「KATOのN車両台車の軸受と車輪を使う」という超簡単な
方法で、結果は「長年の悩みが一気に解消した」のであった。
そのときに思ったことがある。
「同じ方法で16番の車両がサウンド化出来ないか?」

さっそく購入
思いついたが吉日でKATOの車両を即購入!
ヨ8000は室内とテールランプ点燈のため集電可能な下回りに
なっている。
これを使うと簡単なのではないか?

こんな構造
さっそく分解してみた。
注意!
製品の改造は「自己責任」です。
そのことが判らない人は改造を行ってはいけません!
思った通りで、微妙に軸受は可動になっている。
バネで接点のある板を押すことで通電する方法なので、
その部分を作ってやれば良さそうである。

サウンドカーと一号機関車(モバイル搭載)
さっそく、プラ板と真鍮板で接点板を作成した。
サウンドオンリーデコーダはMRC SOUNDER(SL)である。
ロコはサウンド搭載が難しい小型車輛としてカツミの劇古の
一号機関車にモバイルデコーダを搭載した。
(実は元々いつかやろうと動力は改修済だった)

劇古ロコが最新?のサウンドDCC化
とりあえず赤箱でアドレスを揃えて走行テストを実施。
結果は良好で音切れなしで「それなりにブラスト音は連動」
することが判った。
さて、こうなるとサウンドカーの上回りはなにが良いか?
貨車?小型客車?それともブレーキバンか?
ここまでやってさらに気が付いた!
「単車がOKならボギー車はもっと良いはず」
KATOのスハ43かオハ47を使う?
う~ん、出来ればKATOさんが原点回帰(Nの最初)して
オハ31を16番でも出してくれたらなぁ(遠い目)
これで16番でも「今まではサウンド化を諦めていた車両が
DCCサウンド化可能」になった。
ちょっと嬉しい。
追伸:2024.7.19

上回りを考える
サウンドカー本体は出来たので「車輛としての体裁」を
考える。
あれこれ考えた結果、珊瑚模型のハ10のエッチング板を
組んだものが2両あるのでそれを使うことにした。
ヨ8000に載せてみるとデッキ部分だけ作れば行けそうである。

デッキ部分を作る
いつものように現物合わせでデッキ部分を作る。
なんだかんだ言っても「DCC搭載よりハンダ付け工作が楽」
である。

昔作った車両が次々とDCC対応
この珊瑚模型のハ10x2両、組んだのは10年以上前である。
「いつか地鉄レイアウトを」と組んだものの、活用されること
長年仕舞ったままになっていた。
それが令和の世になって「DCCサウンド」という技術によって
第一線の車両になったのである。
鉄道模型を走らせて楽しむ技術に対しては、常に興味を
持つべきだとしみじみ実感した。
追伸:2024.7.20

MRC SOUNDERのCV値設定
サウンドカーが「車輛としてはまあまあの姿」になったので
一号機関車(古い方)とのサウンドを調整する。
サウンドオンリーデコーダのCV値についてはちょっとした
コツがある。
それはNGDCCの赤箱でCV値の読み出し(SCN)をすると
読み出されてくるものは「モバイルデコーダのもの」なの
である(当たり前かも?)
設定自体は赤箱で可能なので、ロコに合わせて変更した
場合はCV値をどこかにメモっておく必要がある。
今回の場合は以下のように設定した。
CV50(Whistle type):8 (設定範囲:0~17(5))
CV55(Chuff type) :8 (設定範囲:0~9(0))
CV117(Chuff rate) :30 (設定範囲:0~460(30))
この設定、あくまで私の「個人の感想」ではあるが、CV50を
10 or 8で設定するくらいで日本にいたロコは問題ないと
考えている。
こういうことをやっていると「他の古典ロコもDCC化」したく
なって来る。
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
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