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2024.07.18

16番用DCCサウンドカーの試作

今夜は涼しいので少し楽。
サウンドDCCはほぼやることはやった?ような気がするので
そろそろロコ工作に戻りたい(ような気がする)
 
Wed5_20240717
ある理由で忘れていたもの
久々にサウンドDCC(16番)をやっていて思い出した。
「トラムウェイのC12がデコーダ焼いて放置?」
直すかどうか?は別にして状態を確認しよう・・・と出して
みたら「あれ?ちゃんとサウンドDCCで動くぞ」
う~ん、なにを勘違いして「壊れている」と思ったんだ?
=>自分
他にも天プラC11も「デコーダ焼損」と思っていたのが
確認したら基板の配線(グレー)が元から切れていた。
(現在直接コネクタ接続してDCCサウンド化テスト中)
ああ、なんというもったいない!(反省)
 
そんな反省の日々で思い出したことがある。
 
Wed6_20240717
軽便用のDCCサウンドカー
少し前に「車体が小さくサウンド搭載が難しい軽便車両を
サウンドカーで対応する」方法を実用化した。
方法は「KATOのN車両台車の軸受と車輪を使う」という超簡単な
方法で、結果は「長年の悩みが一気に解消した」のであった。
そのときに思ったことがある。
「同じ方法で16番の車両がサウンド化出来ないか?」
 
Wed3_20240717
さっそく購入
思いついたが吉日でKATOの車両を即購入!
ヨ8000は室内とテールランプ点燈のため集電可能な下回りに
なっている。
これを使うと簡単なのではないか?
 
Wed7_20240717
こんな構造
さっそく分解してみた。
注意!
 製品の改造は「自己責任」です。
 そのことが判らない人は改造を行ってはいけません!
思った通りで、微妙に軸受は可動になっている。
バネで接点のある板を押すことで通電する方法なので、
その部分を作ってやれば良さそうである。
 
Wed8_20240717
サウンドカーと一号機関車(モバイル搭載)
さっそく、プラ板と真鍮板で接点板を作成した。
サウンドオンリーデコーダはMRC SOUNDER(SL)である。
ロコはサウンド搭載が難しい小型車輛としてカツミの劇古の
一号機関車にモバイルデコーダを搭載した。
(実は元々いつかやろうと動力は改修済だった)
 
Wed9_20240717
劇古ロコが最新?のサウンドDCC化
とりあえず赤箱でアドレスを揃えて走行テストを実施。
結果は良好で音切れなしで「それなりにブラスト音は連動」
することが判った。
さて、こうなるとサウンドカーの上回りはなにが良いか?
貨車?小型客車?それともブレーキバンか?
ここまでやってさらに気が付いた!
「単車がOKならボギー車はもっと良いはず」
KATOのスハ43かオハ47を使う?
う~ん、出来ればKATOさんが原点回帰(Nの最初)して
オハ31を16番でも出してくれたらなぁ(遠い目)
 
これで16番でも「今まではサウンド化を諦めていた車両が
DCCサウンド化可能」になった。
ちょっと嬉しい。
 
追伸:2024.7.19
Fri5_20240719
上回りを考える
サウンドカー本体は出来たので「車輛としての体裁」を
考える。
あれこれ考えた結果、珊瑚模型のハ10のエッチング板を
組んだものが2両あるのでそれを使うことにした。
ヨ8000に載せてみるとデッキ部分だけ作れば行けそうである。
 
Fri6_20240719
デッキ部分を作る
いつものように現物合わせでデッキ部分を作る。
なんだかんだ言っても「DCC搭載よりハンダ付け工作が楽」
である。
 
Fri8_20240719
昔作った車両が次々とDCC対応
この珊瑚模型のハ10x2両、組んだのは10年以上前である。
「いつか地鉄レイアウトを」と組んだものの、活用されること
長年仕舞ったままになっていた。
それが令和の世になって「DCCサウンド」という技術によって
第一線の車両になったのである。
鉄道模型を走らせて楽しむ技術に対しては、常に興味を
持つべきだとしみじみ実感した。
 
追伸:2024.7.20
 
Sun3_20240721
MRC SOUNDERのCV値設定
サウンドカーが「車輛としてはまあまあの姿」になったので
一号機関車(古い方)とのサウンドを調整する。
サウンドオンリーデコーダのCV値についてはちょっとした
コツがある。
それはNGDCCの赤箱でCV値の読み出し(SCN)をすると
読み出されてくるものは「モバイルデコーダのもの」なの
である(当たり前かも?)
設定自体は赤箱で可能なので、ロコに合わせて変更した
場合はCV値をどこかにメモっておく必要がある。
今回の場合は以下のように設定した。
CV50(Whistle type):8 (設定範囲:0~17(5))
CV55(Chuff type) :8 (設定範囲:0~9(0))
CV117(Chuff rate) :30 (設定範囲:0~460(30))
この設定、あくまで私の「個人の感想」ではあるが、CV50を
10 or 8で設定するくらいで日本にいたロコは問題ないと
考えている。
こういうことをやっていると「他の古典ロコもDCC化」したく
なって来る。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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