カツミCタンクにSmileSound搭載
奄美屋 南部縦貫キハ102へのSmileSound搭載が完了。
次はカツミのCタンクへの搭載を行う。
カツミのCタンクの構造
モータ交換をしたときの記憶がないので「中がどう
なっていたっけ?」と思ったのだが、開けてみると
四角い水タンク(真鍮)の上にダイキャストの
ボイラーをネジ止めするという構造だった。
台枠はかなりガッチリ(肉厚?)のダイキャスト製である。
これだったらSmileSound(MTC21)+スピーカーが
余裕で入りそうである。
(後でそうでもないことに気が付くのだが)
床板?を切り抜く
集電ブラシを3輪にかけるようにするため、ランボードを
切り抜いて2分割式にする。
切り抜いて思ったのは「凄く分厚い」である。
台枠全体に肉厚気味で、なるほどこれならウェイトを
わざわざ載せなくていいのか、と思った。
(SmileSound搭載後の自重:197g)
2分割式の集電ブラシ
16番の古典機では標準になった?2分割式集電ブラシ。
ブラシの固定は1.4φプラビスで行い、ブラシは
t0.08のベリ銅を帯板にカットして使用している。
ランボードが肉厚のため集電ブラシの曲げ方にちょっと
工夫が必要だったがそれ以外は普通の構造である。
ボイラーの水タンクへのネジ止めについては、ゴツイ
3mmネジでは頭がジャマなので1.4φネジx2に
変更した。
エンクロージャー
水タンク内は面積は充分なのだが高さが通常のキューブ
タイプのエンクロージャーには不足であった。
コールバンカー側に入れる?とも思ったが、一か所に
まとめたいので薄くて細長いエンクロージャーを作って
容積を確保する(25x11x3)
サウンドのテスト
サウンドはC12/C56、8620、9600を聞き比べした結果、
キューロクのものを使用することにした。
(B6でいいか?とも思ったが違うものにしたかった)
薄いエンクロージャーのスピーカーの音量確認も
兼ねて仮搭載して走行テストを行う。
結果、音量/音質とも問題無いことを確認した。
ところで、キューロクを使用したのは「ブラストレートが
このCタンクに合っている」と思ったからである。
(ブラストレート変更はいずれ試してみよう)
ところで、SmileSoundでたびたび問題になる「起動と停止が
うまくいかない」件については、先に搭載したB6同様、
キューロクのサウンドデータでも問題無かった。
それで思ったのだが「サウンドデータにはモータ設定値が
セットになっているのか?」である。
この件はメーカーに質問してみよう。
デコーダ+スピーカーを搭載
水タンク内にMTC21デコーダ+スピーカーをセットする。
搭載して気が付いた「あれ?コンデンサは?」(あほ)
ちょっとしたボケはあったものの、水タンク内に一式
納まって良かった。
(デコーダの体積問題はサウンドDCCの課題)
車体を被せて搭載終了
ちょっと手間だったがSmileSound搭載は大きな問題なく
終了した。
走行についても出発(動き出さない)/停止(制動距離)の
問題もなくいい感じである。
その問題についてはDCだけの問題なのだろうか?
(継続して調査)
ところで、SmileSoundのSLの音で気になることがある。
SLのサウンドはブラスト音と汽笛以外の補機類の音が
混じって聞こえる。
(1)F0(ライト点燈)でDigitraxやMRCはタービン音
(発電機)のヒュ~ンという音が出るのだが
SmileSoundにはない。
=>日本型でも同様の発電機なのになぜ?
(2)補機類(給水ポンプやコンプレッサ)は搭載が
ロコにより異なるので上記メーカーではPFで
オフに出来るようになっている。
=>サウンドデータでミュートするとしても
「元に戻せない」のでは困る
(3)汽笛が長/短あるのは良いが、ベルもあると嬉しい
=>上記メーカーのSL用は標準でベル音がある
=>ベル音は公開の運転会などでは一般の人には
凄く好評でベルと汽笛を交互に鳴らすと喜んで
もらえる(宣伝効果が高い)
(4)SmileSoundのSL音を聞いていると小さく
チンチンチンチン・・・とベル音のようなものが
連続で鳴るのだがこれは何の音?
(5)私はキューロクとハチロクは「3音階の同じ汽笛」
だと思っていたがSmileSoundでは両機でまったく
違う汽笛の音になっている。
=>実車の汽笛を聞いたことがないので「そうなの
かぁ~」というレベル
小形DCと小型SLのDCCサウンド化をすると「地鉄
レイアウト欲しいなぁ」としみじみ思う(遠い目)
サウンド化は「運転するを増す」良いきっかけである。
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
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