鉄模社C56にSmileSound搭載(1)
一時期涼しかったがやはり猛暑。
そろそろ涼しくなってくれないとロコ工作が進まない。
(言い訳臭い?)
鉄模社C56を開けてみた
SmileSoundの搭載もそれなりに進み「次に搭載したら良い
車輛はなにか?」ということになった。
それで思い出したのが鉄模社C56である。
整備も兼ねて開けてみると・・・ん?なんだこれは!
しばし考えているうちにだんだんと思い出して来た。
放置状態だったC56を改修
鉄模社のC56は未塗装完成品の中古を父が買ったものである。
買っただけでそのまま放置・・・
かなり経過してから、私がそれを使えるように改修した。
外観整備(かなり汚くて破損あり)して作用銅管も付けて
塗装を行った。
モータも2回交換したが、当時はこの手の小型機に収まる
ものは少なくて、相性が悪くてやり直すのは資金的にも
辛かった(遠い目)
結構苦労して動くようになったものの、当時は大型レイアウトで
長い編成を走らせることが多かったのでC56は出番がなく
仕舞ったままになっていた。
まずはSL-1対応
不遇な状態だったC56が復活したのはSL-1とEL-1が
友人の遺品として私のところに来たときだった。
よく使う幹線用ロコを改造すると稼働率が低下する
ので「動力整備が完了していてあまり使っていない
ロコ」をSL-1対応することになったのである。
対象になったのは以下の車両。
・アダチ ED61(EL-1)
・カワイ B6(SL-1)
・鉄模社 C56(SL-1)
こうして書き出すと笑ってしまう。
「いずれも今はSmileSoundになっている」
この時点で「最新のサウンドDCCになる運命」だった
のである。
当時最新のサウンドデコーダ
SL-1のテスト/HPとブログで成果公開して任務終了。
また仕舞いっぱなし・・・と思ったがそうはならず。
当時(2006年)のSL用のサウンドデコーダは大きくて
大型の幹線用テンダーロコにしか搭載出来なかった。
それがなんと!小型機にも搭載可能なサウンドデコータが
発売になったのである。
・SOUNDTRAX TSUNAMI(TSU-1000)
・MRC mini
小形とはいってもB6には入らない。
そこでC56の出番である。
理由は「SL-1用にスピーカー搭載していたから」
DCCサウンド化するにあたってモータはマシマ1225に
交換した。
2種類のデコーダの搭載結果は良好で、TSUNAMIを
搭載して継続使用することになった。
それでDCCサウンド搭載は終了!とならないのが
笑ってしまう。
その1ケ月後にはまた改修となる。
当時最新のKATO DCCフレンドリー
KATOからNゲージ車両にワンタッチで搭載出来る
電車用デコーダEM13が発売になった。
これは当時「画期的に小型」であった。
う~む、これはなにかに使ってみたい!
そこで搭載対象になったのがC56である。
理由は「SL-1の接点があるので接点式のデコーダと
組合せが出来るから」である。
新型デコーダのテストも兼ねてC56は集電シューも
付けて本体のみで走行可能、デコーダはモータ上に
取付て「SLとしてはデコーダが外から見えない」
仕様になった。
SOUNDTRAX接点式SLサウンド
サウンドデコーダはSOUNDTRAXの接点式である。
これも「SL-1用に接点があった」ことで採用になった。
改めて搭載方法を見ると、2006年のスピーカーは
小径のものを「普通の使い方」をしていることで
ある。
接点式のサウンド(シュ~というノイズを接点で
ブラストにする方式)で音量は小さかっただろう。
画像を見るとMRCの20φエンクロージャー付きが
あったのだがスペース的に入らなかったのだろう。
今回の改造時に車両の状態を確認すると、車輪が
かなり汚れていたので「かなり使った」ことが
判る。
2006年時点ではサウンド搭載機が珍しかったのである。
それから18年の時が過ぎて・・・
また最新のサウンドデコーダ搭載となるのである。
50年前のロコがここまで使われるとは、なんとも
面白い話である。
(この話続く)
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
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