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2024.09.08

カツミ キハ82のSmileSound搭載

前回C56ネタで引っ張ったくせに違う話をする私。
 
Kiha1_20240908
カツミのキハ82
モータ設定ファイルにKATOパワトラを指定することで
SmileSoundのDCサウンドが使えるようになった。
「次に搭載すると良い車両は?」と考えて思い出した。
ウチの「始祖の16番車両」である。
私が産まれたときに父が所有していた車両。
・鉄模社ED16
・小高模型オハ35系x4両
・天賞堂のサンタフェ(なぜ?)
・天賞堂の米国スイッチャー(ん?)
・パイオニア模型C51(たぶん)
・カツミ キハ82
幼稚園くらいになって子供心に一番好きだったのは
キハ82であった(遠い目)
なんといっても「色が綺麗」だからである。
(サンタフェも充分に綺麗な色だが)
ウチのキハ82系が「カツミの極初期製品」なので、ただ
所有していただけで60年も生き残れない。
前面継ぎ目ハンダ割れの修理に合わせてハンダやり直し(裏打ち)
塗装はやり直し、小型クーラの追加、動力をキハ80に
寄せるなど大改造を経て現代に到っている。
(注:他の車両もすべて私が整備して現存)
 
Kiha2_20240908
新しい動力
ウチにはキハ82系改装後に購入した宮沢キハ81系もある。
先頭車以外は同じカツミなので動力車をDCとDCCにすれば
どちらにも対応出来る。
まずはDC動力車(キハ82系用)を開けてみたら、なんと!
カツミの新動力(MP前)だった。
動かしてみると動力は快調で、キシ80が動力車になっていた
のをキハ80に変更した。
 
Kiha3_20240908
開けてビックリ!
キハ81系用のキハ80は2M式だった。
これはチョロくDCCサウンド化出来る・・と開けてビックリ!
「え!DCCサウンド化してあるぞ!」
驚いたことに中身はDCCサウンドの始祖「いさみやのボイスレターの
回路を使ってファンクションデコーダで音を出す」製品だった。
ということは、これ25年くらい前に仕込んだもの?(驚)
 
Kiha4_20240908
超久々に音を出してみる
どんな音が出るのか?と音を出してみた。
結果は・・・「ホーンだけ」だった。
25年前にはこれでも「やった!サウンドだ!」だったのだ!
 
Kiha5_20240908
キハ80にSmileSound搭載
歴史を堪能してからSmileSound搭載開始。
20m車なので特に問題なくあっさり作業完了!
 
Kiha6_20240908
定番の使い方
サウンドについてはDMH17H+KATOパワトラを使用する。
モータ設定ファイルをKATOパワトラにすることでDC車両の
「コントロールがしにくい」は問題解決した。
 
Kiha7_20240908
走行/サウンドテスト
上記サウンドデータでテスト走行を実施。
当たり前だが快調に走行した。
 
Kiha8_20240908
何度も更新されて60年!
極初期キハ82系は何度も何度も改装され、極初期DCCサウンド
搭載(笑)=>最新のSmileSoundでDCCサウンド更新と
オリンピックを2度経験した模型は逞しく生き残ってきた。
走行する姿を見ると本当にしみじみとする。
なんといっても「自分が幼児だったときのもの」を令和に
なってまた眺めているのである(遠い目)
 
Kiha9_20240908
そしてまた改装
喜んで運転していると、キハ81系購入時にいっしょに
交換したACEカプラーのために連結面間隔が狭いことと
カプラーの連結が強すぎて車体が捩じれて集電状態が
悪くなることが判った。
ということでK&Dカプラーに交換するのだが・・・
う~む、60年経っても改装かぁ~!
今回の改装で「車齢100年でも使える」かもしれない。
 
追伸:
Kiha10_20240908
高校時代に作ったペーパー製キハ81
私の高校時代にはキハ81を先頭にした「くろしお」が
話題になっていた。
先に書いたキハ82系の更新作業は終わっていたので、
ペーパー製のキハ81を作成した。
この時代はちゃんと室内を入れてヘッド/テールライトも
点燈していたのか(遠い目)
 
Kiha11_20240908
懐かしの「くろしお」が復活!
カプラー取付を直してさっそく先頭に入れてみた。
当時はクリアタイプのレンズが無かったのでヘッドライトは
2φの絶縁ネジである(しみじみ)
それでもヘッドマークはちゃんと作っている(透過素材で
光る(はず))からがんばっている。
 
追伸:2024.9.9
Mon9_20240909
真鍮ボディ編成のSmileSoundテスト
これまでのSmileSound搭載車両はロコまたは単独で
運転するDCまたはECだった。
今回、金属ボディの編成モノに搭載して判ったことがある。
カツミのキハ82系は1両:250gくらいある。
基本編成(6両):1644g
ペーパーのキハ81含む編成:1768g
この編成でエンドレスを周回していると、あるタイミングから
DSairLiteからのコマンドを受け付けなくなることが判った。
原因はなんとなく判るのだが、解決策を考えないといけない。
 
Mon10_20240909
車輪の汚れ具合
フル編成(1768g)でR730のエンドレスを周回テスト。
結果、11周でコマンドを受け付けなくなった。
原因はハッキリしていて車輪(+レール) の汚れである。
上画像はそのときの車輪の汚れ具合である。
真鍮車輛は片側2輪で集電しているので、このくらいの汚れでも
SmileSoundでは影響が出ることが判った。
 
う~む、どうやって解決する?(悩)
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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