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2025年2月

2025.02.25

モータードライブの時代(2)

「昭和の少年」のモードラ話は続く。
 
Mot120250225
超ド級モードラ機 X-1モータ
前回は撮影まで行かなかった。
今回は気合のMC Rokkor 40-80F2.8で連写一眼!である。
(当然ながら凄く重い)
 
Mot220250225
MC40-80F2.8 F=1:5,6
連写するためには「どんどん列車が来る路線」がいい。
ということで、架橋変更で景色が変わってしまう北品川で撮影。
 
Mot320250225
連写一眼!
何回か連写してネガを繋がった状態でスキャン。
そこで気が付いた「縦撮りを繋げても画がよくない」
う~む、やってから気が付くとは(あほ)
 
ということでやり直し。
 
Mot420250225
Heligon50F1.9 F=1:4
40-80F2.8ズームだけでは飽きるのでデッケルレンズも使う。
(このデカくて重いカメラで?)
銀塩カメラだと寄って撮影出来ないのが悲しい。
 
Mot520250225
MC40-80F2.8 F=1:5,6
今度はちゃんと横撮りした(笑)
 
Mot620250225
連写一眼!
「昭和の少年」にとっては、この程度の連写でもココロが躍る。
 
Mot720250225
次のモードラ機はライカR8
次のモードラ機は?ということでライカR8を選んでみた。
(あれ? このカメラ「昭和のカメラ」だっけ?)
近代的カメラなのでグッとコンパクトになった。
(これを「コンパクト」という神経が凄い=>自分)
レンズは28F2.8、50F2、AME100F2.8を使う。
 
Mot820250225
AME100F2.8 F=1:4
 
Mot920250225
ElmaritR28F2.8 絞り開放
ちゃんとしたマクロレンズがあると花の撮影は楽しくなる。
エルマリート28F2.8はよく写るレンズなのだが、老眼になると
広角レンズでの寄り撮影はピント合わせが辛い・・・
 
Mot1020250225
AME100F2.8 F=1:5,6
 
Mot1120250225
連写一眼!
お決まりの連写撮影はさすが近代機!凄く楽であった。
(技術の進歩バンザイ!)
 
Mot1220250225
超異形機 ローライ3003登場!
モードラと言ったらこのカメラは外せない!(そうか?)
ローライのマガジン交換式一眼レフ ローライ3003の登場である!
 
Mot1320250225
Planar50F1.4 絞り開放
 
Mot1420250225
Rolleinar Macro 105F2.8 絞り開放
このカメラはレンズは2本しか所有していないのだが、プラナーと
マクロ105F2.8が好きなのでちょくちょく使うカメラである。
3003のファインダーは老眼にはちょっと厳しいのだが、撮影結果を
見ると「やはりいいなぁ」としみじみする。
 
Mot1520250225
Rolleinar Macro 105F2.8 F=1:5,6
 
Mot1620250225
連写一眼!
3003の連写はガチャンガチャンと音は大きいが独特のグリップ感で
手ブレはしにくくて撮影は楽であった。
やはり近代的カメラは素敵だ!
(注:ローライ3003は1984年のカメラらしい)
 
この勢いでまだまだ銀塩カメラ話は続く!
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2025.02.16

ヤシカMLマクロ55F4

今年の最初の入手レンズ。
 
Yml120250215
ヤシカMLマクロ55F4
銀座に行ったついでにカメラ屋に入る。
買い物をする予定はまったく無かったのだが、ショーケースに
見慣れないレンズがあった。
それがヤシカMLマクロ55F4であった。
私はマクロレンズ好きなので買ってしまった。
帰宅してさっそくRTSに装着してみた。
これが高校生時代の私(中古のRTSを購入)だったら
「ZEISS以外のレンズをRTSで使うなんてありえん!」
だったが、私もすっかりオトナになったので問題なし。
 
Yml220250215
MLマクロ55F4 絞り開放
マクロレンズなので近接撮影をしてみる。
F=1:4と暗いレンズだから、ということもあるとは思うが
絞り開放で使用しても後ボケは素直な感じで綺麗である。
マクロレンズとしてはかなり使いやすい感じである。
 
Yml320250215
MLマクロ55F4 F=1:5,6
梅のような「枝ぶりがよく見える木」は後ボケが暴れるタイプ
では背景が今イチ?になってしまうが、このレンズは後ボケが
スムーズなので良い感じである。
 
Yml420250215
MLマクロ55F4 F=1:8
近接だけでは面白くないのでちょっと撮り鉄してみた。
地味な描写ながら良い写りである。
 
ヤシカのレンズは「たぶん富岡?」のM42レンズは所有しているが
MLレンズは初めてである。
良い買い物だったな、と満足感高し!
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2025.02.15

モータードライブの時代(1)

久々のカメラねた。
 
私が写真撮影を始めた時期に憧れたものがある。
それは「モータードライブ」である。
フィルム巻き上げを手動ではなくモードラを使って連写する姿と音は
「プロって凄い」と子供ココロに思ったものである。
高校時代にRTSの中古を購入して、さらに頑張ってRTWを買ったとき
には「やっとモードラが使える」と感動したものである(遠い目)
 
Mot1
SL-MOTの迫力
久々にSL-MOTと使ったのでモードラを動かしてみた。
単三x10本を入れてスイッチON!・・・あれ?
最初はスタックしていたが、接点の汚れをクリーニングしたら
快調に動作するようになった。
 
Mot2
Elmarit R28F2.8 F=5,6
モードラは使用していないがSL-MOTで撮影したもの。
Rライカのレンズで撮影すると「クラカメ感」はまったく無い(笑)
 
Mot4
ミノルタX-1モータ(バッテリーパック2種)
次に登場はX-1モータである。
私がRTSを購入した時代には「標準レンズ付きで最も高価」と
言われていたのだが、実は「本体だけでそれを上回る価格」の
カメラがあった。
それがX-1モータで「そもそも売っている店を見たことがない」
という存在だった。
高校生の私には「幻カメラ」であった。
それをようやく入手したのは'90年代になってからだった。
 
Mot8
X-1モータの悩み「バッテリーパックが華奢」
重戦車のように頑丈なX-1モータは令和になってもしっかりと動く。
さすがはフラッグシップ機!
しかし、単純に喜べない事情がある。
それは「バッテリーパックがすぐ壊れる」のである(涙)
片方に単三x5本が入るバッテリーパックなのに、薄いポリ製の
ものなのですぐに割れてしまうのである(上画像参照)
それをなんとか真鍮板の補強を入れて直すのだが・・・
 
1988886757_31
今度は爪が折れる
苦労して蓋を修理すると、今度は爪が折れるのである(遠い目)
それも修理したのだが「きっとまた別の部分が壊れる」と思うのは
当然である。
   
Mot3
バッテリーにMB-1を使う
そんな悩みを感じていると、偶然NikonF2用のMD-2+MB-1のジャンク
を入手することが出来た。
ウチにはF2があるので、普通の人は「これでF2モードラ!」と思うの
だが、私は「これでX-1モータが安心して使える」と閃いた。
壊れているMB-1を修理して、X-1モータ側は電源テスト用の端子を薄く
改造して接続可能にした。
MB-1は無改造なのでMD-2も動くかも?
これでやっと「安心してX-1モータが使える」ようになった(感動)
近々この組み合わせで撮影してみよう。
 
Mot5
Nikon F+F-36
私が少年時代に憧れたというか「ほんとうに遠い存在」だと思った
ものがニコンF(が現役だった時代)のモードラである。
その時代にモードラ付きカメラを個人が所有するのは考えられなかった。
憧れのF+F-36を入手したのは最近である。
令和の時代ではフィルムが高額でモードラで連写・・・(う~ん)
そんな訳で使用する機会が無かったのだが、このまま使わずにいると
「結局撮影には使用せず」となってしまう恐れがある。
ということでフィルムを入れて出発!
レンズは「最近マクロレンズ好き」でELICAR90F2.5を選択。
持ってみると・・・お、重い・・・(絶句)
 
Mot6
久々の連写
重さに耐えながら撮影する。
フィルムが高いので何度も出来ないが連写してみた。
豪快な音とともに画像を見ると「かつてはこれに感動したのか」
としみじみする。
 
Mot7
ELICAR90F2.5 F=1:5,6
F-36の良いところ?はレリーズが凄く軽く押せることである。
マクロ撮影時に手ブレしにくいのである。
こういうことは「使ってみないと判らない」ことである。
 
今年もがんばって銀塩カメラを使おう(遠い目)
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2025.02.08

味噌汁&林鉄レイアウトの改修(5)

味噌汁&林鉄レイアウトの改修作業はほぼ完了した。
 
Misorin52820250208
作業用のエリアマップ
今回の改修作業ではエリアマップを作って作業を進めてきた。
改修が完了したのでマップを改定。
(以降、この順で説明)
 
Misorin52120250208
A地区:河原のある風景
中途半端に田んぼがあった部分を台枠をカットして河原にした。
川の作り方は基本は前作の味噌汁軽便と同じだが、今回はシートを
作るのではなく直接台枠上に地形を作ってディープウォーターを
流して作成したある。
もっとメリハリのある流れ(滝など)を入れたかったがコレジャナイ感
になりそうなので普通の流れになっている。
 
Misorin52920250208
水場の風景があるとなごむ
前作の味噌汁軽便鉄道でもそうだったが「水場の風景」があると
なんとなくココロがなごむような気がする。
牛と馬を置いて撮影してみるといい感じである。 
 
Misorin52320250208
B地区:岩場の上の作業軌道
苦労して台枠をカットして岩場風にしてその上にある作業軌道にして
みたのだが、元の「台枠上に普通に設置した脚」なのでそれほどの
ダイナミックさは出なかったかもしれない。
 
Misorin53020250208
伐採作業風景はいずれ
この部分は切り株を植えてある。
作業風景や木材の積み込みスペースなどを作ることを検討中。
 
Misorin52220250208
C地区:S字の作業軌道(桟道)
補強材を入れたことでダイナミックさが増した?
 
Misorin51620250117
D地区(1):2段脚の作業軌道(桟道)
以前は「中途半端な表現」になっていたのだが、石垣やがけ上に岩を置く
などの工夫をしてダイナミックな姿にした。
 
Misorin53120250208
巨岩を配置
今回の改修で「山中に巨岩」を置いてみた。
なんとなく神秘的?な雰囲気と「作業軌道の(地質上の)危うい感じ」
を出してみた。
  
Misorin52620250208
D地区(2):断崖+石垣
木曾森林の「八丁暗がり」のような断崖沿いを走行する風景を
イメージして改修を行った。
台枠の端っこなので下に川を作ることが出来なかったのが
ちょっと惜しい。
 
Misorin52720250208
人里への入り口
大岩で集落に入る部分を仕切ることで景色がガラッと変わるように
工夫してある。
田んぼがチラ見えすることで「お!人里だ」という気持ちになる
だろうか?
 
Misorin51920250117
駅前(人里)の全景
4期の改修で「なんとなく中途半端」になっていた駅周辺の風景に
ついては、石垣で山と里の境界線を明確にしてメリハリをつけた。
草撒きを行うことでようやく緑が入って落ち着いた感じになった。
 
Misorin52420250208
人目線で見た駅前風景
運材台車の編成を入れるための引き込み線があるので平坦で
見通しの良い風景になっている。
この辺りはディテール追加を継続して行っていく。
 
Misorin52520250208
「レイアウト工作に終わりなし」の典型?
最初のレイアウトから4回目の大規模改修は一段落。
しかし、田んぼの表現や林業作業風景など、表現上だけでも
試してみたいことは多い。
「レイアウトの作り(構造)は継続した改修がやりやすく」が
私のポリシーなので「これからもどんどん手を入れる」つもり
である。
 
さて、次はどのレイアウトを改修?
もしくは「新規レイアウト」を企画する??
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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