ブログの更新が停滞していたが再会。
MWの助六シリーズのモータ交換を精力的?にやっていたのに
手が停まったのには訳がある。
約5年意識不明のまま入院していた母が先月末に逝去した。
なるほど、そのショックで・・・と思うのが普通である。
実際はちょっと違って「20年以上重度認知症の両親の介護から
開放された」ことでホッしたというより脱力感を感じていた
からである(遠い目)
各種手続きから葬儀までの忙しさもあるが、ボ~っとしていても
仕方がないのでなにか趣味のことをやろうという気持ちになった。
2台目のキネエキザクタ
さて、なにをしようか?と考えていたら、Xに「新橋で古本市」と
いうものがUPされていた。
10月は母の容態がいよいよ重篤になって外出出来ないでいたので
調度良い気晴らしになると思ったからである。
古本を見てちょっと買い物をしてから、銀座のカメラ屋を見ている
とキネエキザクタを見つけた。
1台目については、友人からの貰い物なので珍しく自分で修理して
使ったことがある。
1台目のキネエキザクタの話:
そのボディはシャッターのリボンがボロボロにコマ切れになって
しまい、ほぼ修理不能になっていた。
Exマウントについては、トプコンR-IIもあるし、Exアダプタが
今では潤沢なので純正ボディは無くても基本は困らない。
しかし「35mm一眼レフの始祖」として使えるものがある方がいい
とは思っていた。
今回、シャッター幕交換済のこのボディを見つけたのはラッキーで
あった。
キネエキザクタのバリエーション:シンクロターミナル
キネエキザクタについては極初期型がルーペが丸レンズで
後期が角レンズくらいの知識しかなかった。
帰宅して以前から所有しているもの(角レンズ)と比較すると
違いがあることが判った。
左側(以前から所有40万台):シンクロが2個
右側(今回購入 61万代):シンクロが3個
帰宅して見たときには「後改造で上に端子を付けた?」と
思ったのだが、書籍で見ると純正であることが判った。
それはいいのだが「この端子は何用?」という疑問が・・・
キネエキザクタのバリエーション:背面
左側(以前から所有40万台):ファインダー枠背面にプレスあり
裏フタ貼り皮にイハゲーの形押し
右側(今回購入 61万代):ファインダー枠プレスなし
裏フタ貼り皮のネーム無し
キネエキザクタのバリエーション:マウントの材質
左側(以前から所有40万台):真鍮にクロームメッキ
右側(今回購入 61万代):アルミ製
以上の違いから、今回購入したものは戦後製造のタイプで
あることが判った。
クラカメ趣味的な満足度が高まったので、まずは撮影する。
Tessar50F2.8 絞り開放
Angeniux90F1.8 絞り開放
Angeniux135F3.5 絞り開放
シャッター幕交換済ということで1/1000もまあまあちゃんと
動作しているようである。
追記:20251122
外部連動タイプのレンズ
前回に続いてもう1本撮影した。
レンズは4本使用したのだが、ウチのExマウントレンズでは
珍しい外部絞り連動のオートキナロン35F2.8を使ったときに
気が付いた。
レリーズして・・・あれ?シャッター切れないぞ。
なんと!外部連動タイプのレリーズを押してもボディ側の
レリーズを押さない位置で止まるのである(驚愕)
キネエキザクタの時代には当然このタイプのレンズはない。
そのせいかどうかな?だが、レリーズの長さはボディ正面の
板の面までになっている。
手元にあるバレックスを見ると、そこからさらに3mm出て
いることが判った。
う~ん「変化がないと思ったエキザクタにも変化あり」と
いうことなのか・・・(遠い目)
さて、どうしたものか?
なんとなくだが「バレックスのレリーズにまんま交換」して
しまおうか?と思ったのだが、それは面白くない。
たまたま壊れたレリーズケーブルがあったので、その先端を
カットしてアダプタにすることにした。
Auto-Quinaron35F2.8 絞り開放
これはアームに隠れて切りにくいレリーズをなんとか押して
撮影したカットである。
このレンズは広角の割りには切れ味よく背景がボケるのと
18cmまで寄って準マクロとしても使えて便利である。
そういうレンズが使えないのはやはり悲しいので、なんとか
使えるようにする辺りが私らしい。
自動絞り付レンズが増えた!
せっかく自動絞り対応したのでレンズが2本増えてしまった。
さっそく試写してみる。
Pancolor50F2 絞り開放
Westrocolor50F1.9 絞り開放
Helioplan40F4.5 絞り開放(前画像との差が楽しい)
Helioplan40F4.5 絞り開放
なんだかんだで楽しませてくれるキネエキザクタである。
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献:
クラシックカメラ専科No.61
キネエキザクタから始まるクラシック35mm一眼レフ 朝日ソノラマ 発行
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