マミヤプリズマットNP(2)
そろそろ模型工作のはずなのだが・・・

増えてしまった
模型工作をやろうと思っていると「こんなものが出てきました」と
連絡があった。
キヤノン製のレンズの付いたマミヤプリズマットNPである。
少しも悩まず購入してしまうおバカな私(呆然)
届いたカメラのボディ番号を見てみる。
1台目:338****
2台目:339****
ということは1万台以上量産したということなのだろうか?
(注:あくまで個人の予想です)
ボディについてはこのくらいにして、問題はレンズである。

キヤノン製のレンズ
このボディにはCANON50F1.9OMというレンズが付いている。
え?あのキヤノンが他社用のレンズを「自社ブランド名」で
製造するのは珍しい。
この時期('60年)はキヤノンフレックスを製造・販売している
時期で「他社向けにレンズを設計・製造」する余裕があったの
がなんとも不思議である。
というのが、この時期の一眼レフ用の標準レンズは50F1.8で
スペックが微妙に異なるのである。
しかも、絞りの枚数が一眼レフ用としてはかなり多くて12枚も
あって絞ると真ん丸になるのである。
さらに不思議なことがある。
届いてすぐにレンズを操作・・・あれ?絞りリングが回らない!
なぜなんだろう?とあれこれ試して判った。
絞りリングを回すときはボディ側にリングをグッと押し込んで
回して、絞り値の位置でカチッと戻すのである。
う~ん、なんかとっても変わっている。
しかも、通常のレンズにある1/2クリックなどは無くて
「絞り値刻印の位置だけ」なのである。
私の記憶する限りではキヤノン社のレンズでこういうタイプの
レンズは無い。
(注:あくまで私の個人的経験です)
ところで、レンズの製造番号は5桁と凄く少ない。
都内某所にもう1本同じタイプのレンズがあるのだが、
ウチのものは千多いので「1,000本は製造?」したの
だろうか?
(注:根拠はありません、あくまで予想です)

レンズ後端
さらにレンズを調べていくと、無限遠の位置ではレンズ後端が
2mmはみ出している。
Exマウントのレンズで「後ろ端が出っ張っている」は珍しい。
そのせいか、SEKOR58F1.7にはなかったガードが下側に
付いている。
ということは「元々は一眼レフ用ではない光学系」なのでは?
ひょっとしてレンジファインダ用50F1.9を使っている?
(注:根拠はありません、個人の妄想です)

マウントアダプタ
あれこれ妄想するのはこれくらいにして、まずは試写してみる。
Ex-ALPAアダプタを改良したので、アダプタ2段重ねでデジ一眼に
対応可能になった。

CANON50F1.9OM 絞り開放
なかなかにシャープな写りである。
後ボケはかなり暴れるタイプのようである。

CANON50F1.9OM F=1:4
無限遠で撮り鉄しようとして気が付いた。
「あれ?なんかボ~っとした像になっているぞ」
あれこれ確認した結果、アダプタ2段重ねで撮影すると
オーバーインフになっていた。
5mの位置で無限遠になるので撮影したのが上の画像である。
こちらもなかなかいい感じである。

プリズマフレックスの登場
マミヤプリズマットNPのシャッターがいよいよ1/250が怪しい。
絞り開放で撮影もしたいので、安定して動作するボディで
銀塩撮影することにした。
そう!ALPAプリズマレフ+Ex-アルパレフアダプタである。

CANON50F1.9OM 絞り開放

CANON50F1.9OM 絞り開放

CANON50F1.9OM 絞り開放

CANON50F1.9OM F=1:5,6
ちょっと古臭い写り?とも思えるのだが良く写るレンズである。
プリズマレフのファインダでも「凄く良くピンが判る」ので
このレンズは良いレンズだと思った。

SEKOR58F1.7 絞り開放
キヤノンのレンズといっしょにセコールも使ってみた。
今回の撮影でも「よく写るレンズだな」と思ったのだが、ネットで
情報を探してみると製造時期と外観からヤシカペンタマチックII用の
オートヤシノン58F1.7ではないか?というものを見つけた。
このレンズは富岡光学が製造したものである。
マウントはペンタマチックバヨネットであり、このレンズは汎用性の
高いM42やExのものがないようである。
(注:あくまで私の知っている範囲です)
ということは「一応汎用性の高いExマウントでちょっと珍しい
富岡光学のレンズが使える」ということになるのだろうか?
(注:あくまでウワサのレベルであり文献等の根拠はない)
マイナーなクラカメは「あれこれ妄想出来る」のが楽しい。
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献:
クラシックカメラ専科No.36 マミヤのすべて 朝日ソノラマ 発行
クラシックカメラ専科No.3 戦後国産カメラのあゆみ 朝日ソノラマ 発行
クラシックカメラ専科No.9 35mm一眼レフカメラ 朝日ソノラマ 発行


















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