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2026年1月

2026.01.24

マミヤプリズマットNP(2)

そろそろ模型工作のはずなのだが・・・
 
Mamiya120260124
増えてしまった
模型工作をやろうと思っていると「こんなものが出てきました」と
連絡があった。
キヤノン製のレンズの付いたマミヤプリズマットNPである。
少しも悩まず購入してしまうおバカな私(呆然)
届いたカメラのボディ番号を見てみる。
1台目:338****
2台目:339****
ということは1万台以上量産したということなのだろうか?
(注:あくまで個人の予想です)
ボディについてはこのくらいにして、問題はレンズである。
 
Mamiya220260124
キヤノン製のレンズ
このボディにはCANON50F1.9OMというレンズが付いている。
え?あのキヤノンが他社用のレンズを「自社ブランド名」で
製造するのは珍しい。
この時期('60年)はキヤノンフレックスを製造・販売している
時期で「他社向けにレンズを設計・製造」する余裕があったの
がなんとも不思議である。
というのが、この時期の一眼レフ用の標準レンズは50F1.8で
スペックが微妙に異なるのである。
しかも、絞りの枚数が一眼レフ用としてはかなり多くて12枚も
あって絞ると真ん丸になるのである。
さらに不思議なことがある。
届いてすぐにレンズを操作・・・あれ?絞りリングが回らない!
なぜなんだろう?とあれこれ試して判った。
絞りリングを回すときはボディ側にリングをグッと押し込んで
回して、絞り値の位置でカチッと戻すのである。
う~ん、なんかとっても変わっている。
しかも、通常のレンズにある1/2クリックなどは無くて
「絞り値刻印の位置だけ」なのである。
私の記憶する限りではキヤノン社のレンズでこういうタイプの
レンズは無い。
(注:あくまで私の個人的経験です)
ところで、レンズの製造番号は5桁と凄く少ない。
都内某所にもう1本同じタイプのレンズがあるのだが、
ウチのものは千多いので「1,000本は製造?」したの
だろうか?
(注:根拠はありません、あくまで予想です)
 
Mamiya320260124
レンズ後端
さらにレンズを調べていくと、無限遠の位置ではレンズ後端が
2mmはみ出している。
Exマウントのレンズで「後ろ端が出っ張っている」は珍しい。
そのせいか、SEKOR58F1.7にはなかったガードが下側に
付いている。
ということは「元々は一眼レフ用ではない光学系」なのでは?
ひょっとしてレンジファインダ用50F1.9を使っている?
(注:根拠はありません、個人の妄想です)
 
Mamiya420260124
マウントアダプタ
あれこれ妄想するのはこれくらいにして、まずは試写してみる。
Ex-ALPAアダプタを改良したので、アダプタ2段重ねでデジ一眼に
対応可能になった。
 
Mamiya520260124
CANON50F1.9OM 絞り開放
なかなかにシャープな写りである。
後ボケはかなり暴れるタイプのようである。
 
Mamiya620260124
CANON50F1.9OM F=1:4
無限遠で撮り鉄しようとして気が付いた。
「あれ?なんかボ~っとした像になっているぞ」
あれこれ確認した結果、アダプタ2段重ねで撮影すると
オーバーインフになっていた。
5mの位置で無限遠になるので撮影したのが上の画像である。
こちらもなかなかいい感じである。
 
Mamiya720260124
プリズマフレックスの登場
マミヤプリズマットNPのシャッターがいよいよ1/250が怪しい。
絞り開放で撮影もしたいので、安定して動作するボディで
銀塩撮影することにした。
そう!ALPAプリズマレフ+Ex-アルパレフアダプタである。
 
Mamiya820260124
CANON50F1.9OM 絞り開放
 
Mamiya920260124
CANON50F1.9OM 絞り開放
 
Mamiya1020260124
CANON50F1.9OM 絞り開放
 
Mamiya1120260124
CANON50F1.9OM F=1:5,6
ちょっと古臭い写り?とも思えるのだが良く写るレンズである。
プリズマレフのファインダでも「凄く良くピンが判る」ので
このレンズは良いレンズだと思った。
 
Mamiya1220260124
SEKOR58F1.7 絞り開放
キヤノンのレンズといっしょにセコールも使ってみた。
今回の撮影でも「よく写るレンズだな」と思ったのだが、ネットで
情報を探してみると製造時期と外観からヤシカペンタマチックII用の
オートヤシノン58F1.7ではないか?というものを見つけた。
このレンズは富岡光学が製造したものである。
マウントはペンタマチックバヨネットであり、このレンズは汎用性の
高いM42やExのものがないようである。
(注:あくまで私の知っている範囲です)
ということは「一応汎用性の高いExマウントでちょっと珍しい
富岡光学のレンズが使える」ということになるのだろうか?
(注:あくまでウワサのレベルであり文献等の根拠はない)
 
マイナーなクラカメは「あれこれ妄想出来る」のが楽しい。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献:
クラシックカメラ専科No.36 マミヤのすべて 朝日ソノラマ 発行
クラシックカメラ専科No.3 戦後国産カメラのあゆみ 朝日ソノラマ 発行
クラシックカメラ専科No.9 35mm一眼レフカメラ 朝日ソノラマ 発行

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2026.01.18

Ex-ALPAアダプタ改良

唐突ですが「ギックリ背中」になってしまった(不運)
去年末からの体調不良が少し良くなったか?と思ったのに!
模型工作気分が大きく減退。
 
Sun1020260118
またひとつ・・・
マミヤプリズマットNPのマウントを調べるためにトプコンR-IIを
操作していたらシャッターが作動しなくなった(ち~ん)
ローライSL2000Fといっしょに日向ぼっこしたら一時的に動くように
なるのだが、しばらくするとまたスタックする。
ああ、これはもう・・・(遠い目)
 
Sun420260118
エキザクタマウントのロックレバー
カメラはダメでもレンズはピッカピカである。
それで思い出したのがEx-ALPAである。
もう30年近く所有しているのだが、購入時から「ロックが甘い」
のである。
そのうえ、トプコンやコムラーのレンズのピンが外側枠に当たって
しまうのでカットしたり、ロック部も改造したのだがやはりロックが
甘くてヘリコイドが硬いレンズだと外れてしまう。
エキザクタマウントのレンズは規格が今イチのところがあって
国産カメラ用のアダプタでは使えないものがあるのでALPA用が
使えないと困る。
ということで「ロックアームは新製する」ことにした。
t1.2の真鍮板を使って、トプコンとマミヤのロックアームを見ながら
地味に切り出していく。
 
Sun520260118
大柄にして使いやすくした
作ってみて判ったのだが、ロックピンが入る溝の形は
「妙なるもの」で、微妙なU型にしないとヘリコイドを操作すると
ロックが外れてしまうのである。
さらにピン部分を厚くしてロックを確実にした。
 
Sun620260118
トプコールを装着
手持ちのExマウントレンズの装着テストを完了。
Topcor58F1.8はアダプタの位相を120度ズラしてつかうのだが、
ちょっと見た目がカッコ悪いかも?
 
Sun820260118
そしてまた一台が・・・
先のトプコール装着と同様にアダプタの位相をズラすと「普通のALPA」
でもマミヤプリズマットNPのSEKOR58F1.7が装着出来ることが
判った。
この使い方はミラーボックスカバー下の角がカットされている
ALPA6cまたは6bで可能である。
それはいいのだが・・・
テストしていたら6cのミラーが上がらなくなってしまった。
ああ、また1台使えなくなってしまった(無念)
 
こうやって「サヨナラするカメラ」が増えていくのか・・・
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2026.01.12

マミヤプリズマットNP(1)

2026年は「終活」としてカメラを減らそう!と誓うはず・・・
 
Mamiya120260112
マミヤプリズマットNP
2025年末に「終活をしないと」という気持ちになった。
まずは銀塩カメラは減らそう!と初詣で誓ったのだが・・・
浜松のカメラ屋さんの新春セールにニコンFの640が大量に出品!
というので、Xの動画を見ていて見つけてしまった。
「あ!マミヤプリズマットNPがある!」
私の世代のマミヤはマミヤC220、ニューマミヤ6、マミヤ645などの
中版タイプである。
それは「35mm一眼レフのマウント迷走」があったからである。
なぜかは??なのだが「本来売れ筋の35mm一眼レフ」なのに、
マミヤは頻繁にマウントが変わって「買うのが怖い」存在だった。
(注:あくまで「個人の感想」です)
それなのに、このカメラを買ってしまったのには訳がある。
2025年は「国産初期一眼レフを使う」をテーマにしていた。
一応「やりきった」つもりだったのだが、実はマミヤはこのジャンルで
ちょっとだけ気になる存在なのである。
というのが、マミヤの35mm一眼レフは、1952年にプリズムフレックス
(試作機)を発表しており、国産最初のペンタプリズム式一眼レフの
ミランダT(1955)より早いのである。
それなのに、実際に製品が出たのはマミヤプリズマット(輸出専用)が
1960年と大きく出遅れてしまった。
そしてマミヤプリズマットNPは翌年1961年に発売になっている。
それはどんなものなのか?
やはり使ってみないと判らん!ということで買ってしまった(あほ)
 
Mamiya220260112
変哲のないカメラ?
手にしてみた感想は「普通だなぁ」である。
シンプル(すぎる)まっすぐな巻上レバーは分割巻上が可能。
小さめの1軸不回転式のシャッターダイアル。
リワインドダイアルはクランク付。
1つ疑問があるのが、シンクロターミナルが背面左側にあるのは
いいとして「アクセサリーシューがない」ことである。
(コニカFPは専用シューの差し込み部がある)
そんな「普通なカメラ」だが、1点だけ「え?そうなの」の部分が
ある。
 
Mamiya320260112
絞り連動ピンが問題
ボディ前面エプロン部右にに小さい突起がある。
それは「ピンが出て来てレンズ側ピンを押して絞り込む」
ためのものである。
マウントがExで小さいからこうなった?
理由は判るのだが、この構造はちょっと困ったことになる。
 
Mamiya420260112
Exマウントなのに他ボディで使えない
このカメラのレンズはSEKOR58F1.7である。
他にも35F2.8~135F2.8が用意されていた。
マミヤの関連会社 世田谷光機で製造?されたこの
レンズ達はこの連動部分のピンにより「他のボディでは使えない」
のである。
上画像はキネエキザクタだが、ウチにある他のボディでも
装着出来なかった。
面白いのはExマウントアダプタ使用のボディで、コニカFPは
「ロックはしないが一応装着」で、私お得意のアルパレフでは
「ちゃんと装着可能」であった(なんのこっちゃ)
マイナーなこのレンズが装着出来なくてもいいじゃん!と思う人も
いるかもしれないが・・・
 
Mamiya620260112
困ったときのアルパレフ(とアダプタ)
アルパレフ+Ex-アルパレフアダプタで装着可能なので、
さっそくデジタルで試写してみた。
得意の「アダプタ3段重ね」である(そこか)
う~ん、このレンズ「初めて作った一眼レフ用レンズ」とは思えない
ほどによく写るのである。
こんなアホなことをやる人はまずいないので「製造後50年以上
を経て正当な比較(純正ボディ以外で)」をされたということか?
 
Mamiya520260112
他社のExマウントレンズを装着
それでは「他社のExマウントレンズは使えるのか?である。
手落ちのレンズを装着してみると、ISCOのウェストロカラー50F1.9
以外は装着可能だった。
(逆に「ウェストロカラーって謎」なのだが・・・)
ところで、上画像はトプコンR-II用のTopcor58F1.8である。
・・・え?なんかSEKOR58F1.7と似てないか?
絞りリング(ボタン式)プリセットのレバー部などは「ネジの位置も
同じ」である。
これって「トプコンの前レリーズ部を裏側にしてボディ側から押す
方式にしてんじゃね?」という想像が出来るのだが・・・
(注:あくまで「個人の感想」です)
真相は謎であるが、もしそうなら「そりゃ良く写るレンズだよねぇ」
と妙なことに納得してしまった。
(注:あくまで「個人の感想」です)
 
Mamiya1120260112
左:Topcor58F1.8 右:SEKOR58F1.7
クラ専 No.3に「NPのSEKOR58F1.7はロックピンが太くて
他のエキザクタマウント機ではロックがかからない」という
記述があった。
記述はそれだけなので「どの機種に装着?」までは判らず。
実際に計測してみると
Topcor58F1.8 :1.7φ
SEKOR58F1.7 :2.0φ
であった。
ちなみにTessar50F2.8は1.7φである。
それはともかく「後ろから見るとやはりそっくり」である。
これは余談なのだがコムラーのKomura85F1.4(Ex)のピンは
さらに0.1mm径が小さい(笑)
しかもピンの位置が少し外側にあってALPAのExアダプタでは
ロックがかからない(う~ん)
コムラーのカタログではエキザクタマウントではなく
トプコンマウントと言っているので「ひょっとすると各社で
微妙に解釈が違うのか?」という、新たな研究テーマを見つけて
しまったのかも?(そこか)
 
Mamiya720260112
SEKOR58F1.7 F=1:5,6
 
Mamiya820260112
SEKOR58F1.7 F=1:8
 
Mamiya920260112
SEKOR58F1.7 絞り開放
 
Mamiya1020260112
SEKOR58F1.7 F=1:2.8
入手したボディはシャッター速度が1/250~ でしか使えないので
「銀塩撮影は今イチかも」と思ったのだが、結果は「なんか凄く良く
写るよねぇ」であった。
予想の逆になると「やはりこのレンズはトプコール・・・?」
(注:まったく根拠のない「個人の感想」です)
ま、こういう「期待の裏切られ方」は嬉しいから問題はない。
 
結局、今年も「銀塩カメラが増える」のだろうか?(困惑)
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献:
クラシックカメラ専科No.36 マミヤのすべて 朝日ソノラマ 発行
クラシックカメラ専科No.3 戦後国産カメラのあゆみ 朝日ソノラマ 発行

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2026.01.01

謹賀新年

Wed620251231
あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします

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