マミヤプリズマットNP(1)
2026年は「終活」としてカメラを減らそう!と誓うはず・・・

マミヤプリズマットNP
2025年末に「終活をしないと」という気持ちになった。
まずは銀塩カメラは減らそう!と初詣で誓ったのだが・・・
浜松のカメラ屋さんの新春セールにニコンFの640が大量に出品!
というので、Xの動画を見ていて見つけてしまった。
「あ!マミヤプリズマットNPがある!」
私の世代のマミヤはマミヤC220、ニューマミヤ6、マミヤ645などの
中版タイプである。
それは「35mm一眼レフのマウント迷走」があったからである。
なぜかは??なのだが「本来売れ筋の35mm一眼レフ」なのに、
マミヤは頻繁にマウントが変わって「買うのが怖い」存在だった。
(注:あくまで「個人の感想」です)
それなのに、このカメラを買ってしまったのには訳がある。
2025年は「国産初期一眼レフを使う」をテーマにしていた。
一応「やりきった」つもりだったのだが、実はマミヤはこのジャンルで
ちょっとだけ気になる存在なのである。
というのが、マミヤの35mm一眼レフは、1952年にプリズムフレックス
(試作機)を発表しており、国産最初のペンタプリズム式一眼レフの
ミランダT(1955)より早いのである。
それなのに、実際に製品が出たのはマミヤプリズマット(輸出専用)が
1960年と大きく出遅れてしまった。
そしてマミヤプリズマットNPは翌年1961年に発売になっている。
それはどんなものなのか?
やはり使ってみないと判らん!ということで買ってしまった(あほ)

変哲のないカメラ?
手にしてみた感想は「普通だなぁ」である。
シンプル(すぎる)まっすぐな巻上レバーは分割巻上が可能。
小さめの1軸不回転式のシャッターダイアル。
リワインドダイアルはクランク付。
1つ疑問があるのが、シンクロターミナルが背面左側にあるのは
いいとして「アクセサリーシューがない」ことである。
(コニカFPは専用シューの差し込み部がある)
そんな「普通なカメラ」だが、1点だけ「え?そうなの」の部分が
ある。

絞り連動ピンが問題
ボディ前面エプロン部右にに小さい突起がある。
それは「ピンが出て来てレンズ側ピンを押して絞り込む」
ためのものである。
マウントがExで小さいからこうなった?
理由は判るのだが、この構造はちょっと困ったことになる。

Exマウントなのに他ボディで使えない
このカメラのレンズはSEKOR58F1.7である。
他にも35F2.8~135F2.8が用意されていた。
マミヤの関連会社 世田谷光機で製造?されたこの
レンズ達はこの連動部分のピンにより「他のボディでは使えない」
のである。
上画像はキネエキザクタだが、ウチにある他のボディでも
装着出来なかった。
面白いのはExマウントアダプタ使用のボディで、コニカFPは
「ロックはしないが一応装着」で、私お得意のアルパレフでは
「ちゃんと装着可能」であった(なんのこっちゃ)
マイナーなこのレンズが装着出来なくてもいいじゃん!と思う人も
いるかもしれないが・・・

困ったときのアルパレフ(とアダプタ)
アルパレフ+Ex-アルパレフアダプタで装着可能なので、
さっそくデジタルで試写してみた。
得意の「アダプタ3段重ね」である(そこか)
う~ん、このレンズ「初めて作った一眼レフ用レンズ」とは思えない
ほどによく写るのである。
こんなアホなことをやる人はまずいないので「製造後50年以上
を経て正当な比較(純正ボディ以外で)」をされたということか?

他社のExマウントレンズを装着
それでは「他社のExマウントレンズは使えるのか?である。
手落ちのレンズを装着してみると、ISCOのウェストロカラー50F1.9
以外は装着可能だった。
(逆に「ウェストロカラーって謎」なのだが・・・)
ところで、上画像はトプコンR-II用のTopcor58F1.8である。
・・・え?なんかSEKOR58F1.7と似てないか?
絞りリング(ボタン式)プリセットのレバー部などは「ネジの位置も
同じ」である。
これって「トプコンの前レリーズ部を裏側にしてボディ側から押す
方式にしてんじゃね?」という想像が出来るのだが・・・
(注:あくまで「個人の感想」です)
真相は謎であるが、もしそうなら「そりゃ良く写るレンズだよねぇ」
と妙なことに納得してしまった。
(注:あくまで「個人の感想」です)

左:Topcor58F1.8 右:SEKOR58F1.7
クラ専 No.3に「NPのSEKOR58F1.7はロックピンが太くて
他のエキザクタマウント機ではロックがかからない」という
記述があった。
記述はそれだけなので「どの機種に装着?」までは判らず。
実際に計測してみると
Topcor58F1.8 :1.7φ
SEKOR58F1.7 :2.0φ
であった。
ちなみにTessar50F2.8は1.7φである。
それはともかく「後ろから見るとやはりそっくり」である。
これは余談なのだがコムラーのKomura85F1.4(Ex)のピンは
さらに0.1mm径が小さい(笑)
しかもピンの位置が少し外側にあってALPAのExアダプタでは
ロックがかからない(う~ん)
コムラーのカタログではエキザクタマウントではなく
トプコンマウントと言っているので「ひょっとすると各社で
微妙に解釈が違うのか?」という、新たな研究テーマを見つけて
しまったのかも?(そこか)

SEKOR58F1.7 F=1:5,6

SEKOR58F1.7 F=1:8

SEKOR58F1.7 絞り開放

SEKOR58F1.7 F=1:2.8
入手したボディはシャッター速度が1/250~ でしか使えないので
「銀塩撮影は今イチかも」と思ったのだが、結果は「なんか凄く良く
写るよねぇ」であった。
予想の逆になると「やはりこのレンズはトプコール・・・?」
(注:まったく根拠のない「個人の感想」です)
ま、こういう「期待の裏切られ方」は嬉しいから問題はない。
結局、今年も「銀塩カメラが増える」のだろうか?(困惑)
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献:
クラシックカメラ専科No.36 マミヤのすべて 朝日ソノラマ 発行
クラシックカメラ専科No.3 戦後国産カメラのあゆみ 朝日ソノラマ 発行
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