« 謹賀新年 | トップページ | Ex-ALPAアダプタ改良 »

2026.01.12

マミヤプリズマットNP(1)

2026年は「終活」としてカメラを減らそう!と誓うはず・・・
 
Mamiya120260112
マミヤプリズマットNP
2025年末に「終活をしないと」という気持ちになった。
まずは銀塩カメラは減らそう!と初詣で誓ったのだが・・・
浜松のカメラ屋さんの新春セールにニコンFの640が大量に出品!
というので、Xの動画を見ていて見つけてしまった。
「あ!マミヤプリズマットNPがある!」
私の世代のマミヤはマミヤC220、ニューマミヤ6、マミヤ645などの
中版タイプである。
それは「35mm一眼レフのマウント迷走」があったからである。
なぜかは??なのだが「本来売れ筋の35mm一眼レフ」なのに、
マミヤは頻繁にマウントが変わって「買うのが怖い」存在だった。
(注:あくまで「個人の感想」です)
それなのに、このカメラを買ってしまったのには訳がある。
2025年は「国産初期一眼レフを使う」をテーマにしていた。
一応「やりきった」つもりだったのだが、実はマミヤはこのジャンルで
ちょっとだけ気になる存在なのである。
というのが、マミヤの35mm一眼レフは、1952年にプリズムフレックス
(試作機)を発表しており、国産最初のペンタプリズム式一眼レフの
ミランダT(1955)より早いのである。
それなのに、実際に製品が出たのはマミヤプリズマット(輸出専用)が
1960年と大きく出遅れてしまった。
そしてマミヤプリズマットNPは翌年1961年に発売になっている。
それはどんなものなのか?
やはり使ってみないと判らん!ということで買ってしまった(あほ)
 
Mamiya220260112
変哲のないカメラ?
手にしてみた感想は「普通だなぁ」である。
シンプル(すぎる)まっすぐな巻上レバーは分割巻上が可能。
小さめの1軸不回転式のシャッターダイアル。
リワインドダイアルはクランク付。
1つ疑問があるのが、シンクロターミナルが背面左側にあるのは
いいとして「アクセサリーシューがない」ことである。
(コニカFPは専用シューの差し込み部がある)
そんな「普通なカメラ」だが、1点だけ「え?そうなの」の部分が
ある。
 
Mamiya320260112
絞り連動ピンが問題
ボディ前面エプロン部右にに小さい突起がある。
それは「ピンが出て来てレンズ側ピンを押して絞り込む」
ためのものである。
マウントがExで小さいからこうなった?
理由は判るのだが、この構造はちょっと困ったことになる。
 
Mamiya420260112
Exマウントなのに他ボディで使えない
このカメラのレンズはSEKOR58F1.7である。
他にも35F2.8~135F2.8が用意されていた。
マミヤの関連会社 世田谷光機で製造?されたこの
レンズ達はこの連動部分のピンにより「他のボディでは使えない」
のである。
上画像はキネエキザクタだが、ウチにある他のボディでも
装着出来なかった。
面白いのはExマウントアダプタ使用のボディで、コニカFPは
「ロックはしないが一応装着」で、私お得意のアルパレフでは
「ちゃんと装着可能」であった(なんのこっちゃ)
マイナーなこのレンズが装着出来なくてもいいじゃん!と思う人も
いるかもしれないが・・・
 
Mamiya620260112
困ったときのアルパレフ(とアダプタ)
アルパレフ+Ex-アルパレフアダプタで装着可能なので、
さっそくデジタルで試写してみた。
得意の「アダプタ3段重ね」である(そこか)
う~ん、このレンズ「初めて作った一眼レフ用レンズ」とは思えない
ほどによく写るのである。
こんなアホなことをやる人はまずいないので「製造後50年以上
を経て正当な比較(純正ボディ以外で)」をされたということか?
 
Mamiya520260112
他社のExマウントレンズを装着
それでは「他社のExマウントレンズは使えるのか?である。
手落ちのレンズを装着してみると、ISCOのウェストロカラー50F1.9
以外は装着可能だった。
(逆に「ウェストロカラーって謎」なのだが・・・)
ところで、上画像はトプコンR-II用のTopcor58F1.8である。
・・・え?なんかSEKOR58F1.7と似てないか?
絞りリング(ボタン式)プリセットのレバー部などは「ネジの位置も
同じ」である。
これって「トプコンの前レリーズ部を裏側にしてボディ側から押す
方式にしてんじゃね?」という想像が出来るのだが・・・
(注:あくまで「個人の感想」です)
真相は謎であるが、もしそうなら「そりゃ良く写るレンズだよねぇ」
と妙なことに納得してしまった。
(注:あくまで「個人の感想」です)
 
Mamiya1120260112
左:Topcor58F1.8 右:SEKOR58F1.7
クラ専 No.3に「NPのSEKOR58F1.7はロックピンが太くて
他のエキザクタマウント機ではロックがかからない」という
記述があった。
記述はそれだけなので「どの機種に装着?」までは判らず。
実際に計測してみると
Topcor58F1.8 :1.7φ
SEKOR58F1.7 :2.0φ
であった。
ちなみにTessar50F2.8は1.7φである。
それはともかく「後ろから見るとやはりそっくり」である。
これは余談なのだがコムラーのKomura85F1.4(Ex)のピンは
さらに0.1mm径が小さい(笑)
しかもピンの位置が少し外側にあってALPAのExアダプタでは
ロックがかからない(う~ん)
コムラーのカタログではエキザクタマウントではなく
トプコンマウントと言っているので「ひょっとすると各社で
微妙に解釈が違うのか?」という、新たな研究テーマを見つけて
しまったのかも?(そこか)
 
Mamiya720260112
SEKOR58F1.7 F=1:5,6
 
Mamiya820260112
SEKOR58F1.7 F=1:8
 
Mamiya920260112
SEKOR58F1.7 絞り開放
 
Mamiya1020260112
SEKOR58F1.7 F=1:2.8
入手したボディはシャッター速度が1/250~ でしか使えないので
「銀塩撮影は今イチかも」と思ったのだが、結果は「なんか凄く良く
写るよねぇ」であった。
予想の逆になると「やはりこのレンズはトプコール・・・?」
(注:まったく根拠のない「個人の感想」です)
ま、こういう「期待の裏切られ方」は嬉しいから問題はない。
 
結局、今年も「銀塩カメラが増える」のだろうか?(困惑)
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献:
クラシックカメラ専科No.36 マミヤのすべて 朝日ソノラマ 発行
クラシックカメラ専科No.3 戦後国産カメラのあゆみ 朝日ソノラマ 発行

|

« 謹賀新年 | トップページ | Ex-ALPAアダプタ改良 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 謹賀新年 | トップページ | Ex-ALPAアダプタ改良 »