リードIIIで撮影
前回のヴェガIIaのレンズの話で「ハレーション発生気味?」
というものがあった。
この話、同じバルナックタイプのカメラのレンズでもそうなのか?

イギリスのバルナックタイプ リードIII型
同じ欧州でバルナックタイプ+専用のレンズがあるもの、という
カメラは?と考えた結果、リードIIIを使ってみることにした。
レンズはテーラーホブソン2inch f/2である。
並べて撮影してみると「まったく違うジャンルのカメラ?」と
思うくらい印象が異なるのが面白い。
ReidIIIを使うのは2年ぶり?である。
使用感としては「ヴェガよりちょっと使いやすい」と感じた。
(注:個人の感想です)
同じバルナックタイプなので基本的な操作系などは変わらないはず
なのだがなぜなのか?

意外にもボディ幅は同じ
撮影していると「Reid小さくて持ちやすい」と思ったのだが、
実際に並べて比較すると幅は同じだった(意外)
ダイヤルなどの操作系の配置も、上画像の通りでほとんど違いはない。

高さは3mmほど高い
軍艦部のデザインにより「Reidはヴェガより背が高い」と思って
操作していたが、実際はヴェガの方が3mm高かった。
見た感じでは「ここが違う!」という決定的な原因は判らず。
結局「ライカっぽさがより近いか?」なのだろうか?(ファジー)
手に取って操作するものは微妙な差で感触が異なる??
カメラ本体の話はこのくらいにして、いよいよ撮影結果である。

テーラーホブソン2inch f/2 絞り開放
F=1:2の明るいレンズなのでこのくらいの後ボケの暴れ方?は
普通だと思う。
(注:個人の感想です)

テーラーホブソン2inch f/2 F=1:8

テーラーホブソン2inch f/2 F=1:5,6
前回のヴェガIIaの撮影と似たコマをUPしてみた。
あくまで「個人の感想」だが「テーラーホブソンの方がしっとりした
写り」のような気がする。
(注:個人の感想です)
さて、次のコマからが本命である。

テーラーホブソン2inch f/2 絞り開放

テーラーホブソン2inch f/2 絞り開放

テーラーホブソン2inch f/2 F=1:4
ヴェガのADLENAR50F3.5と比較すると、テーラーホブソンは
F=1:2と明るいレンズなので「比較するのはどう?」ではある。
撮影前は「なるほど、ハレーションは少ないな」と言おうとして
いたのだが、結果は「古い明るいレンズだからハレーション出る
のは当たり前じゃん!」だった(笑)
スキャン結果を見て面白い!と思ったのは2コマ目のロンリーな
招き猫様で、暗い場所にあるのに「じんわりにじんだ感じ」に
なっているのが神々しい!と好感を持った(そこか)
F-1:4まで絞ると柔らかい描写で安定する。

テーラーホブソン2inch f/2 F=1:2.8
撮影結果を全体的に見ると「少し柔らかい感じのしっとりした
描写のレンズ」である。
ライカやZEISSと違いが出るのは個性があって良いと思う。

レンズの止まる位置の違い
ところで、Reidを使っていて「レンズの止まる位置がライカと
違うような気がする」と感じた。
この問題、イタリアンバルナックのヴェガが「大胆に違う」
のを前に書いたがReidはどうなのか?
ということで並べて撮影してみた。
ヴェガ+ADLENAR ヴェガ+エルマー
Reid+エルマー ライカIIIf+エルマー
の並びである。
う~む「全部違って全部いい」という感じか?
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献:
クラシックカメラ専科No.45 世界のライカ型カメラ 朝日ソノラマ 発行
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