カメラ関係

2019.03.03

トプコンR

松屋のカメラ市で地味に初期アサペンのレンズを探していたところ、
トプコンRを見つけてしまった。

Top1_20190303
 帰宅して確認するとRII(1960年)だった

トプコンRはトプコン初のペンタプリズム一眼である。
国産カメラとしても初期の製品である。

ちなみに、国産ペンタプリズム一眼の発売順は以下の通り。
ミランダT 1955年
PENTAX AP 1957年
Topcon R   1957年
ミノルタSR-2 1958年
Canon FLEX R 1959年
Nikon F    1959年
(参考文献:クラシックカメラ専科 No.52)

Zeiss ContaxS(D)から始まって、国産初期一眼レフも揃ったか・・・
と喜んでいたのだが、帰宅して調べてみると、完全自動絞りの
Fタイプレンズに対応したRII(1960年)であった。
Rとの相違点
 ・セルフタイマー
 ・完全自動絞りのFレンズを動作させるための絞り機構
  (マウント部に追加)
基本的な部分(レンズは初期の50F1.8)は同じなので、良しとするか。

Top2_20190303
 Topcor50F1.8 絞り解放

Top3_20190303
 Topcor50F1.8 F=1:5.6  (少しトリミング)

使用してみると、さすがはトプコン!ボディの操作感も良く、
撮影結果もカッチリした写りで「昔の製品とは思えない」のが
さすがという感じであった。


Top4_20190303
 せっかくなので「もう一つのTopcor」も使えるようにする

メーカー純正のボディを入手したので、以前から所有している
トプコンの一眼レフ用レンズも生かすことにした。
UV-Topcorである。
このタイプのレンズ、壊れたUNIを利用してM42アダプタ(画像右)と
レンズを使って記事を書いたこともあり、100F4を追加で購入して
あった。
トプコンから純正のUNI-Exアダプタが販売されていたのだが、私は
所有していないので、この機会に作成することにした。
(注:軽い気持ちで始めたら大変だった)

Top5_20190303
 UV-Topcor100F4 絞り解放

いい感じの前後のボケ味、さすがはトプコンの製品である。

トプコンRを入手したことで、最近の初期一眼レフを楽しむことが
一巡したなぁ(遠い目)と思った。
心地よいやり遂げた感?

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2019.02.25

アサヒペンタックスAP

「初期ペンタプリズム一眼」海外に続いて国産カメラを楽しんでいる。
先々週の海上夜景クルーズのときに、久々に横浜駅で下車したときに
アサヒペンタックスAPを入手することが出来た。

Ap1_20190225
 アサヒペンタックスAP(1957年)

入手当初はセミオートのTakumar55F2が装着されていた。
翌週にプリセットTakmar58F2が出品されたので、また横浜へ。
ようやく当初の姿を取り戻した?

Ap3_20190225
 Takumar58F2(プリセットタイプ) F=1:8

Ap4_20190225
 Takumar135F3.5(プリセットタイプ)  絞り解放

Ap5_20190225
 Takumar35F4 F=1:8

AP購入後すぐにブログにと思ったのだが・・・
(1)天気が悪い日が多かった
(2)シャッター速度が安定しない(特に1/500)ので露出ムラ
(3)同時代のTakumar交換レンズが欲しくなった
という言い訳のため遅れてしまった。

Ap2_20190225
 APらしい部分

購入時にちょっと笑ってしまうことがあった。
このAP、先に書いたように「セミオートTakumar55F2装着」だったのだが
確認しているときに「あれ?レリーズしても絞り込まれないぞ??」
しばし考えて気が付いた「APは自動絞りではない」

アサペンの自動絞りは、K(1958年)に装備、S2で何度もしくみを変えて
いく(実物を見るとかなりのバリエーション)のだが、そういう部分を見て
いくと「初期一眼レフの進化」が判って楽しい。

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2019.02.13

海上夜景クルーズに参加

2/10に海上から夜景を見るツアーに参加した。
私にとっては、”久々のデジタル撮影”である。
機材はα7II+セットの28-70ズーム、交換用にTopcor135F2.8
(乗船して海上/闇夜でレンズ交換は不可能なのが判った)

Yakei1_20190213
 東京電力火力発電所接岸しているLNG船

クルーズ中に接岸している船をよく見かけたのだが、停泊中の
照明が綺麗だった。
何枚も撮影したのだが、クルーズ前半はα7IIのISO感度設定や
フォーカシング設定(AF=>MFで無限遠)などの使いこなしが出来ず
ほとんど失敗したのは残念であった。
(いかにα7を「デジカメ本来の使い方」をしていないか、が露呈)

Yakei2_20190213
 東亜石油水江工場(1)

Yakei3_20190213
 東亜石油水江工場(2)

このクルーズで一番の見どころ。
船を止めてくれるので撮影はやり易かったはずなのだが、
露出調整がうまくいかず、長い煙突の先のフレアスタックは
悲しい結果になった。

Yakei4_20190213
 東亜石油水江工場フレキシコーカー

Yakei5_20190213
 クルーズガイドに出ていない?(なんだろう)

Yakei6_20190213
 ご存知 海芝浦駅

Yakei7_20190213
 最後にみなとみらい地区の夜景でクルーズ終了

前日に雪が降るほどだったので耐寒装備は注意したのだが、
クルーズに出ると正面から寒風を目いっぱい浴びてしまうので
ともかく寒かった。
海上から見る夜景は大満足だった。

今回の撮影での反省点
(1)α7IIの操作や設定についての理解不足
 このせいでクルーズ前半の画像はほぼ全滅(呆然)
 ISO感度は1200から始まり、結局16400にしたのだが、超高感度を
 どこまで使うべきか?の研究を怠っていた。
 (模型のマクロ撮影では2000もあれば十分なので)
 フォーカシングもAFで大丈夫だろうと高を括っていたらフォーカス迷いまくり
 で撮影のタイミングを失いまくる結果になった。
 (結局、MFに切り替えて無限遠固定)
 シャッター速度については、1/100固定(スローになると困る)にして、
 露出を足したいときには露出補正をかけて対応したのだが
 思うような効果が出せなかった。
 (フレアスタックなどはこれで失敗)
 いっしょに参加した友人は、マニュアルとAEを適宜切り替えて
 うまく撮影していたので真似をしたかったのだが、そもそもα7
 の操作に慣れていないので真似出来なかった。
(2)事前調査が足りない
 船に乗って「なんとなく見たものを撮影すればいい」と思っていた
 のだが、次に何が来るか?が判らないと焦点距離選択や露出が
 決められなかった。
(3)焦点距離28-70が物足りない(そこか)
 広角側は多少不満程度なのだが、やはり望遠側が短い。
 (そもそもの”α7の用途”が間違っているからなのだが)
ということで、しっかり反省して次の撮影の教訓にしよう。

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2019.01.20

コンタフレックス(だるまさん)

雨の降らない日が続く。

去年から「だるまさんを使わないと」と思っていた。
え?と思う人がいるかもしれない。
ZEISSの35mm版2眼レフ CONTAFLEXである。

Daruma1_20190120
 それにしても大きい

私はContaxが好きである。
そんなこともあって、ちょくちょくI型(ブラコン)とII型は使う。
しかし、コンタフレックスは使うのに根性が必要なので使用しない
ことが多かった。
(というか、10年くらいフィルムを入れたことがない)

CONTAFLEXは1935年に発売になり、1939年まで生産されていた。
今となっては判る人は少ないが、当時はハイテク機であった。
 ・ビューファインダーは80mmレンズを使用している
  =>大きくて見やすい、ピントがきっちりと合わせられる
 ・パララックス補正(50mmのみ)
 ・85/135mmの枠あり
 ・内蔵露出計(世界初)
 ・内蔵セルフタイマー(世界初)
これだけ画期的?なことをやると、さすがに価格はライカの2倍も
する超高級機であった。

これらのディテールを噛みしめて、いざ使おうとするのだが、
ContaxII型(1936年)と並べてみると、同じレンズを使うのに
倍以上の体積と重量、独特の操作感もあってなかなか手ごわい。
1週間かけて動かしてみて、カン所を押さえていざ撮影である。

Daruma2_20190120
 撮影開始すぐにトラブル

長年使用していなかったのには理由がある。
フィルムをちゃんと入れたはずなのに、途中で巻上げが出来なく
なってしまうことである。
今回は何度もフィルム装填を練習して撮影開始!
しかし・・・近所の神社で3枚ほど撮影したところで巻き上がらなく
なるトラブルが発生!
心配そうに見ているハトを気にしながら調べてみると、
フィルムがグズ巻きになっていた。
これはちゃんと調べないとダメだ、と一度帰宅。
しみじみと見ていて気が付いた。
「あ!このスプールはキヤノン4SB用だ!!」
このスプールはコンタフレックス購入時に入っていたものなのだが
どうやらそのときからず~っと(20年近く)気が付かなかった。
昨年末にキヤノン4SB2を購入したことで識別出来た(あほ)
純正スプールに交換したらあっさり解決。

Daruma3_20190120
 一回目の撮影はさんざん

10年以上使っていなかったので、機械の具合も判らないし、
慣れないカメラ(おいおい・・・)なのでフィルム1本撮影して
具合を確認する。

結果はさんざんであった。
テストなので1/1000を多用したのだが、ときどき露出がおかしい。
それだけではなく、なぜか上(フィルムとしては下側)が黒くなって
いるコマが半分くらいあった

なぜなんだろうか?

Daruma4_20190120
 Contaxで有名?なアンダーパーフォレーション

私の参考書、田中長徳さんの「銘機礼賛」で知ったContaxの
アンダーパーフォレーションであるが、コンタフレックスでも
やはり発生していた。
I型やII型では「そうなんだよなぁ」くらいで終わるのだが、
コンタフレックスの場合はフィルムが急角度で曲がって出てきて、
レール上に入ってくる。
本来はトンネル構造なので”フィルムは圧版に押されない”はず
なのだが、アンダーパーホレーションのため、フィルム下側が
圧版でかなり擦られることになる。
そのため、雑に巻き上げるとフィルムが微妙に変形することが
判った。

なにごとも経験である(遠い目)

気を取り直して、翌日リベンジ撮影。
以下の点に注意して使うことにした。
 ・巻き上げはゆっくり丁寧に
 ・シャッター速度は1/500まで

Daruma5_20190120
 Tessar50F2.8 F=1:8 1/150 

Daruma6_20190120
 Tessar50F2.8 F=1:8 1/500

Daruma7_20190120
 Tessar50F2.8 F=1:8 1/250

Daruma8_20190120
 Tessar50F2.8 F=1:8 1/500

結果はまあまあであった。
フィルム2本も使っていると、だんだんとコツが掴めてきて
「いいカメラだな」を実感することが出来た。
(購入して20年以上)

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2019.01.14

ブラパチワークショップに参加

長年の知人の方から「いっしょに参加しませんか?」とのお誘いが
あったので、ブラパチワークショップに参加した。

田中先生とは、アル研i以来、久々にお会することが出来た。
講演会は大変有意義なお話を聞けた。
その後でブラパチに出発!

Ek1_20190113
 KODAK EKTRA Ektar35F3.3 F=1:11

Ek5_20190113
 KODAK EKTRA Ektar35F3.3 F=1:5.6

Pr1_20190113
ALPA PRISMA REFLEX ALFINON50F2.8 F=1:5.6

Pr3_20190113
ALPA PRISMA REFLEX ALFINON50F2.8 絞り解放

Pr4_20190113
ALPA PRISMA REFLEX ALFINON50F2.8 F=1:5.6

最後の画像、チョートク先生と並んで撮影したのですが・・・
やはり、写真の良さではかなわないですね。

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2019.01.09

大判デジカメ(iPhone)

寒い日が続く。
こういうときこそ、室内で模型工作である!

しかし・・・

O_camera1_20190109
 とても綺麗な大判デジカメを譲ってもらった

今年に入って、知人の方から大判カメラを譲って頂いた。
100年は経過しているのに美しい姿。
10年前くらいまでは撮影に使っていたとのことで、蛇腹も綺麗で
今でも使うことが可能である。
譲ってもらうときに「フィルム(乾板)が無いから飾り用かな?」と
いう話があった。

そう言われると、使ってみたくなる。
さて、どうするか?

O_camera2_20190109
 時代はスマホ! iPhoneを使うことにする

幸いなことに、ウチでは大判カメラのデジタル撮影の経験がある。
フラットベットスキャナを使う方法である。
それでもいいのだが、今回のカメラは大手札くらいの小型サイズ。
A4サイズのスキャナはどうも不釣り合いである。
歳なので機材を小型・軽量にしたい!
そこで思いついたのが”時代はスマホ”
iPhoneを使えないものか?

しくみは簡単で、ピントグラスの像をiPhoneで撮影するのである。
ここまでは誰でも考えることだが、実際どうやったらいいのか?
被り布でピントを合わせてiPhoneを構えてみたりするのだが、
それではガラス面に反射した”スマホを構えた自分”を写すという
マヌケなことになるだけ・・・(怒)
あれこれ試した結果、”ピントグラス後方に暗箱を作る”ことにした。
素材はティッシュペーパーの空き箱。
(注:筆者はケチである)
それに小さい穴を開けてピントグラスを撮影する。
しくみは極めて簡単なのだが、うまい具合に撮影出来る距離を
割り出すことに苦労した。
近すぎても遠すぎてもダメなのである。
ベストな位置になるまで撮影/箱を修正・・・を気が遠くなるまで
繰り返し。

O_camera3_20190109
 ようやくそれなりに撮影成功

苦労の末に、ようやくこの画像のレベルに到達。
iPhoneでの撮影で苦労したのが「真ん中が明るすぎて飛んでしまう」
ことである。
これはカメラ側の問題だと気が付いて、設定を変更すると少しマシに
なった。
あとは光の当たり方や撮影方法などを工夫していく。
スマホという21世紀の機器を使って”100年前の撮影技術”を
学んでいるような作業である。

O_camera4_20190109
 撮影結果から箱側を改善

何度も何度も撮影して改善を繰り返し、箱側も大きく変化した。
スマホを後ろから押し付けるだけでは光線漏れや押さえている
ことでカメラが動いてしまうこともある。
確実に固定出来ること、光線漏れ防止、抜き差しがやりやすい
などなどと改良してこのような形になった。

さて、本格的に撮影である。

O_camera5_20190109
 椿の撮影

真冬のこの季節、野外で撮影しようとすると意外に被写体がない。
寒い中、歩きまわってようやく椿の花を発見した。
撮影出来る花が少ないので、大判カメラではやってはいけない
急角度での撮影となった。
(このカメラはチルト/シフトが出来るのだが・・・)

大判デジカメ(iPhone)での撮影は、撮影後で画像を編集する
必要がある。

O_camera6_20190109
 撮影後の画像はこんな感じ

O_camera7_20190109
 乾板サイズ分を切り出し/反転して画像処理

大判カメラを使用したことがある人はご存知だと思うが、
ピントグラスの画像は中心部が凄く明るく、周辺は凄く暗い。
スキャナを使うと、この辺りをスキャナ自身がうまく処理して
くれるのだが、iPhoneでは”そのまんま写る”のである。
最終的にはPhotoShopで周辺光量低下を補正するのだが、
それでも中心が明るい。
コツとしては「撮影時に中心が明るくなっても不自然ではない
被写体を選ぶ」ことである。
幸運なことに、デジタルで撮影していると”撮影して確認”が
出来るので、試写してダメなら構図を変えるのである。
こういう”撮影の努力はニンゲンがやるしかない”のが、
古い機材を使う醍醐味である。
室内で行う画像編集についても、撮影時の努力?を元に
修正を加えていくので、訓練を積まないといけない。

O_camera8_20190109
 画像をモノクロにしてみる

モノクロに変換してみる。
う~ん・・・
こちらは、まだまだ工夫が必要だ。

ここまで来るのに3日以上かかった。
あれこれ工夫して道具を使いこなしていくのは楽しい。

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2018.12.22

Nikon F+F-36

Sat7_20181222
 高校生のときからの憧れの組み合わせ

私の高校時代「モードラの付いたカメラ」はカッコいいプロ機材で
あった。
その時代には、モードラ/ワインダー付きのカメラは「資金があれば」
買えるものであったが、ニコンFのモードラは遠い存在であった。
F-36装着のFに触れることが出来たのは、F製造終了の1974年から
かなり年月が過ぎてからであったが、それでも購入することは出来ず。
このまま夢の存在で終わると思ったのだが、平成最後の年の年末に
ついに手にすることが出来た。

Sat8_20181222
 とりあえず分解?してみる

古い機材のため、接触が悪いときがあったので、分解して各部の
確認を行う。
友人のもので練習してから10年くらい経過しており、簡単なミスは
あったものの、この状態にすることが出来た。
F-36はその前のS-36を元に少しずつ進化してきたものなので、
その後のモードラと比較すると細かい部品が多いことが判る。

入手した個体はそれなりに整備をしてきたもののようで、調子はいい。
いずれキイートスに整備依頼するとして、とりあえず使用してみる。

Sat10_20181222
 Komura100F2 F-1:4

せっかくモードラを使うのだから動きのあるものを撮影したい!
北品川の京急の鉄橋で連写をしてみた。
F(+FTn)+F-36は標準レンズ装着時で2.6kgのヘビー級である。
こういうときに、プリセット絞りで小柄なKomuraは便利だ。
(注:個人の感想です)

Sat11_20181222
 Auto-Nikkor50F1.4 F=1:4

久々の江ノ電。
ここは山影からヒョコっと出てくるのでタイミングを計るのが
難しいのだが、モードラ付きだと2連写くらい可能なため、安心して
撮影出来る。
(注:個人の感想です・・・って、21世紀に言うことか?)

Sat12_20181222
 Auto-Nikkor50F1.4 F=1:5.6

江ノ電・富士山・江の島をうまく行くと入れることが可能なこの場所は
うまく撮影出来たことがないのだが、今回はまあまあうまくいった。
F-36で3連写して撮影すると、なんともいい感じであった。
(注:個人の感想です)

Sat9_20181222
 Auto-Nikkor50F1.4 F=1:4

平成も最後の年ともなると、フィルムが高価、現像をやってくれる店も
限られているので、銀塩撮影は「1コマをじっくり」撮影するようになる。
この紅葉の撮影を、のんびりとFモードラ仕様で撮影することは、
風流な趣味なのかもしれない。
(注:個人の感想です)

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珍しくデジカメのレンズ

急に寒くなって、野外活動が停滞気味。

Sat1_20181222
 珍しくデジカメのレンズを購入

クラカメで撮影をするときに「現地で壊れたらどうする?」という
心配をいつも感じている。
近場であれば”諦める”のであるが、ちょっと遠出すると「何もしないで
帰るのは悔しい」ということで、バックアップ機を持って行くことになる。
クラカメのバックアップにクラカメを持って行くこともあるのだが、
どうせなら、もうちょっと実用的な使い方が出来る機材の方がいいので
α7+アダプタを使いたいのだが、そうなると「コンパクトなレンズ」が
欲しい。
色々考えた結果「フルサイズ機だがバックアップ時にはAPS-C」と
割り切ってコンパクトなレンズ(もちろん中古)を買うことにした。
SELP16-50は標準ズームとし数が出ているので安い。

さっそく試写してみる。

Sat5_20181222
 近接(50mm) F=1:5.6

Sat6_20181222
 広角(16mm) F=1:5.6

Sat4_20181222
 走行する鉄道車両撮影(50mm)

Sat3_20181222
 走行する鉄道車両撮影(デジタルズーム)

フォーカシングも早いし、電車撮影でもAF性能に問題はなかった。
使ってみて問題だと感じたのは以下の通り。
 ・電源OFFして再度ONすると広角(16mm)に戻ってしまう
 ・置きピンがやりにくい(実質出来ない)
 ・MF切り替えはボディ側のMFボタンを押さないといけない
ということで、大きな問題は無かった。
もっとも、帰宅して画像を確認すると「画像が赤っぽい?」のが
不満ではある(冬の光なので仕方がないかもしれない)

ところで、今年の趣味活動については、紅葉の撮影が終わったところで
カメラ関係=>模型工作とスイッチする予定であった。
実際には、12月になって修理上がりの機材(2台)と、うっかり
新規に購入してしまったもの(2台)ということで、使いこなしと
カメラのHP更新も合わせて行う必要もあったので、年内はこの状態で
終わりそうな気配(遠い目)

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2018.11.24

キヤノンIVSb改とSII

紅葉の季節。
なかなか快晴に恵まれないので撮影が難しい。

Sat1_20181124
 キヤノン社のSIIとIVSb改

国産レンジファインダー機の老舗はキヤノン社である。
ず~っとそう思っていたのだが、「どこまでの機種を使ってみるか?」が
私としては悩みであった。
戦前のハンザキャノン、セイキキャノン、J型などは「所有を検討出来ない」
ほどに高価だからである。
10年以上前に、SERENAR50F2というレンズを購入した。
「聞いたことないなぁ」と思っていたのだが、確認してみると、戦後すぐに
発売になったSIIの標準レンズとして「自社初製造レンズ」として
販売されたものであった。
(注:その後、すぐに50F1.9に変わってしまったので数が少ない)
その後、SIIのボディも入手したものの、なんとなく使われずに
いたカメラであった。
今回、色々とあって「戦前から続くバルナックタイプ発展型の最終型」
とも言えるIVSb改+50F1.8を入手したので、使い比べてみることにした。

Sat2_20181124
 SERENAR50F2 絞り解放

Sat4_20181124
 SERENAR50F2 F=1:2.8

”SIIとIVSb改を使う”言っておいてなんなのだが、SERENAR50F2の
撮影はIIIgで行った(ち~ん)
理由は簡単で、SIIは吊管の耳が無いため、皮ケースがないと
使いにくいからである。
(注:落下させてしまったら困る)
久々に使って見た感想は以下の通り。
 ・写りは結構安定していて使い易いレンズである
 ・絞り解放では背景が暴れるタイプだが、クセを語るほどでは
  ない(注:個人の感想)

Sat7_20181124
 手前:IVSb改 奥:SII

SIIは昭和21年(1946)、IVSb改は昭和30年(1955)の製品である。
パッと見たところではソックリさんであるが、両機の間では機能面で
大きく進歩が見られて興味深い。
IVSb改のボディは、変倍ファインダー(同機能はIIB(1949)から)、
巻上げなくてもシャッター速度設定が可能、スロー機構の改良など
改良の軌跡を実感出来て楽しい。

Sat8_20181124
 50F1.8 絞り解放

Sat11_20181124
 50F1.8 F=1:4

Sat10_20181124
 50F1.8 F=1:2.8

セレナー50F2からすぐに交代した50F1.9は、多大な開発努力によって
このレンズ(50F1.8)が発売されることになった。
使用してみると、確かに良いレンズである。
暗い所でも、明暗が極端なところでも、逆光でもいい感じである。

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2018.11.09

ボルシー(BOLSEY)

カメラのHPを更新している。
手持ちのカメラを全部掲載するべく努力をしていると、このカメラに
気が付いた。

Fri3_20181109
 ボルシー(PH-324A)とCタイプ

10年以上前に、友人からボルシーを2台もらった。
珍品のARMY(PH-324A)と空軍用なのだが、未整備状態だったので
撮影しないまま仕舞いっぱなしになっていた。
Cタイプについては、その数年後に購入してやはり撮影せず。

今回の使用に際して、距離計に修理が必要を行ったが、
一見簡単な構造なのに調整のために丸々1日を費やした。
レンジファインダーの距離計は簡素な構造のものが一番やっかいで
あることを思い出した。

Fri4_20181109
 PH-324A 1/200 F=1:5.6  最近接(2feet)

Fri5_20181109
 PH-324A 1/200 F=1:8

ボルシーは普及品のレンジファインダー機については、
2feet(約60cm)まで寄って撮影出来るのが便利である。

Fri7_20181109
 BOLSEY C 1/200 F=1:5.6 ウェストレベルファインダー使用

Fri8_20181109
 BOLSEY C 1/200 F=1:8

Cタイプはウェストレベルファインダーを使って低い位置で
撮影したり、近接撮影で構図を確認することが出来て楽しい。

Fri6_20181109
 撮影時にタヌキを激写

ボルシーで撮影しているときに、近所でタヌキに出くわした。
慌ててボルシーで撮影したのだが、構えている間に遠くに
行ってしまい、露出オーバー、手ブレとさんざんな撮影結果となった。
それはいいのだが、トリミングしてタヌキ君を見ると「ああ、昭和の写真」
という気持ちになった。
クラシックカメラやレンズの楽しさは、案外こういうものかもしれない。

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