車関係

2013.02.04

さようなら ローバーミニ(涙)

ウチには、実用車(トヨタの劇古デュエット)とローバーミニがあった。
しかし、月にせいぜい100km乗るか乗らないかの状態で、駐車場代もムダ
でもあるし、まずは1月に車検が切れるデュエットを売却した。

で、ミニ1台で・・と行きたいのだが、これから介護はますます大変になる
だろうし、親族にも色々なことが起こるだろう・・しかも、たまに人を乗せる
ときにミニはどうなんだ?という大きな疑問。

さらに、ミニはメカはいいのだが、外装が痛んでいて、改修すると100万円
くらいかかりそう(遠い目)

そのような訳で、「50歳代の10年は実用車にしよう」ということになった。

Mini1_20130204
 さようなら!ローバーミニ!!

お別れの当日、日曜日にローバーミニを掃除して記念撮影。
ボンネットの塗装は傷んでカラープライマーが見えているけどしっかり
した外観である。

Mini2_20130204
 ちょっとした問題だけで、大きなトラブルはなかったエンジン

水ポンプからダダ漏りしたり、インジェクションのパイプが腐ってエンジンの
回転が落ちなくなったりという、マイナートラブルだけで、快調だったエンジン。
スペックは大したことないのに、本当に良く回るエンジンだ。

Mini3_20130204
 ラックブーツも交換なしでここまで来た。

多摩川自動車さんで調整してもらってから、足回りは調子が良く
ほんとうに運転するのが楽しかった。

思い出をありがとう!ローバーミニ!

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2012.05.04

ローバーミニの整備

「カーネーション」の総集編、今日も泣けた泣けた。
小篠さんの実話を元にしているだけあって、いい話であった。

さて、泣いてばかりもいられない(なんだそれ)
先日、整備に出したローバーミニを受け取りに行く。
このところず~っと雨であったが、どうにか少し晴れた。

Minis1_20120504
 前輪側の車高を調整

なにしろ前輪側はぺったんこの状態であった。
4cm以上上げてもらった。
なんでも「アッパーアームがバンプストップラバーに乗っかってます」と
言われたのだ。
要するに、もうサスペンションの役割をしていなかった。

Minis2_20120504
 右上のゴムがバンプストップラバー

この画像のように、右上方のゴムに乗っかるくらいに下がっていたのだ。
ハイロー(真ん中くらいに見えている)の調整でここまで出来るのか、と感心した。

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 トランクの水漏れ対策

リアウィンドのゴムの隙間にシール材を入れてもらった。
これでトランクの微小水漏れが止まる(はず)

Minis3_20120504
 トルクロッドのゴム交換とバキュームチューブ交換

この画像で見えているような?見えていないような?のトルクアームの
ゴムとバキュームチューブ(CPUに挿してある)を交換した。

Minis6_20120504
 バキュームチューブ。コネクタ部のゴムがばらばらである。

以前、吸気入口部分の黄色いパイプのゴムがバラけた話をしたが、
交換後もアイドリングが安定せずガソリン臭い(濃いガスが出ていた)のが
問題であった。
結局、フィルタカバーからCPUに来ている黒いチューブのコネクタ部分が
このようにバラバラになっていた。
混合気(ガソリン含み)が来るので、ゴムが痛むのだそうだ。
このパーツは完全に消耗品と考えるべきものなのだろう。

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 トルクロッドのゴム。 完全にカチンカチン

エンジンの振動が結構伝わってきていたので、きっとこのゴムがダメになって
いるのだろう・・・と思っていたら、やはりそうだったとのこと。

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 どうもおかしい?と思っていたラジエター取付金具は逆向きだった

どうも隙間が出来て??と思っていたラジエター(以前の水ポンプ交換のとき)だが、
結局、取付金具が逆向きだったとのこと。
これにより、ファンとのクリアランスも良くなったとのことだ。

目に見える整備の他に、助手席ドアが外から開かない(ドアノブの金具が
うまくかかっていなかった)、バルブリフティング調整(ずいぶんリフト量が
多かったとのこと)などをやってもらった結果、「え?これがMiniなのか?」という
くらいに調子良くなった。

これで、来年の車検までの印象が良ければ、2度目の車検通しか?

Minis9_20120504
 ラジエターの電動ファン。 音が変?

ここまで直してもらったが、外観整備は予算の都合で出来なかった。
バンパーは工賃込みで2万円くらいかかるとのこと。
う~ん・・・・・
帰宅途中で気が付いたのだが、電動ファン(たまに回る)も音が大きいと
いうか、変かもしれない。
まあ、ボーナスが出たら考えよう。

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2011.10.24

ローバーミニのなぞのパーツ(続編)

さて、先日真鍮パイプでプラグ(というらしい)を作って黄色いパイプを挿して
対応したローバーミニであったが・・・・

Sun4_20111023
 結局、最終兵器は「金魚のパイプ」

1週間経って、エンジンをかけてみると・・・・
やはりアイドリングが高い。
回転も安定しないのか、妙な金属音がする(う~ん)
こりゃだめだ、とエンジンオイル交換のついでにパーツ交換に車屋に持っていくことに
した。
それでもしばし乗らなくてはいけない。
車屋に「なんかいい方法ない?」と聞くと・・「ああ、それなら金魚のパイプがいいです」
とのこと。
なんでも、結構な人がそれで凌いでいる・・・というか、ず~っとそのままで快調の
人もいるのだそうだ。
やってみると・・・・ああ、なるほど快調(う~んう~ん)

ネットでさらに調べると、'97年式はプラグが1個(空気温度センサーがエアフィルタ部
についているから)だからいいものの、'92年~'96年式はなんと!ホースが3本、プラグ
は当然6個、これがどれか一つでも劣化するとエンジンが大不調になると・・・

さすがは英国車、侮れないな。

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2011.10.15

ローバーミニのなぞのパーツ

なにしろローバーミニなので、乗る前にはチェックをしないといけない。

Sat3_20111015
 なぞの部品となぞの黄色いパイプ

先週、エアクリーナーのインテークのところにある、なんだか良く判らない
パーツに挿してある黄色いパイプが抜けていた。
さて、今日もMiniを使おうとすると・・・・・・あれ?
パイプが挿してあるプラ(たぶんポリ)がバラバラになっている。
う~ん、なんなんだろう?

まあ、それは無視して走り出すと、アイドリングが1500rpmから落ちない。
なぜなんだ??まあ、水温が上がれば・・・って、ちゃんと80度あるし。

おかしいなぁ・・と思いつつ、用事を済ませてMiniに乗ると、なぜか今度は
アイドリングは800rpmに落ち着いている。
なんなんだ?

Sat4_20111015
 マニュアルを確認すると、どうやら・・・

帰宅して、Miniのメンテマニュアルをしみじみと読むと、どうやらこの謎の
パーツは空気温度コントロールバルブで、黄色いパイプはバキュームパイプ
だということが判った。
しかし、その取り付けのパーツは割れてしまっているし・・・
パーツはいずれ交換するのだが、とりあえずは「ほんとうにこれが原因か?」
を検証するために、ちょっと加工して取り付けることにした。

Sat5_20111015
 とりあえずこんな感じ。

金属パイプとビニールテープで取り付け。
エンジンが冷えたら、アイドリングを確認してみよう。

※翌朝、完全にエンジンが冷えてから動作確認。
 結果、良好の動作。
 しかし、こんな華奢なパーツが重要なパーツというのはどうかと?

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2010.01.02

新年2日目

たまには鉄道模型以外の話。

昨年の7月に購入した'97年式のMini。
なにせ50年前設計の車であるから、当然不便なところがある。
私は車にさして機能を求めないからほとんど気にならないものの、備え付け
の時計がないのは「生活するうえで不便」であると思っていた。

時計など、どんなものでも良い・・と思ったものの、やはりアナログのもの
が良いだろうと小型の目覚まし時計を購入してきた。
しかし、それはMini購入の直後に入院した父の枕元へ。
以後、父の最期のときまでいっしょにいた。

その間、100円ショップで購入してきたデジタル時計を取り付けたものの、
なんと1週間ももたずに呆気なく廃棄!
その後は、時計がない不便な状態が続く。

Sat1_20100102
 ようやくダッシュボードへの取付具を装着した状態。

2010年になって、ようやくMiniへの搭載の工作。
Miniのダッシュボードは上が大きく開いている(というか、パネルをただ置いて
あるだけ)ので、そこに引っ掛けるフックを作っただけである。

Sat2_20100102
 半年以上を経過して、ようやく本来の任務に就いた。

ようやくMiniの時計が装着された。
父のためにも働き、今後はMiniと伴に長く活躍してもらいたいと思う。

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2009.09.13

オイル交換

Miniのオイル交換の周期は早い。
ミッション一体の構造なので、注意していないとしっぺ返しが怖い。

Mini2_20090912

Mini1_20090912

オイル交換に行く前に、以前から気になっていたウォッシャーが出ない件を
調べた。
タンクにくっ付いているポンプが壊れたか?と思ったが異常なし。
もっとも、タンク内の液が茶色になっていて「これ腐ってないか(笑)」と思った
ので洗浄して新しいものに交換。
結果、助手席側のノズルの根元がバッキリ折れていた。
真鍮パイプを入れて修理。
さらに調べると、ノズル内にゴミが詰っていたようで、これも清掃。
雨の中、これを再取り付けして噴出し角を調整して修理完了。
Miniの場合、こういう素人作業で工作を楽しめるのが良い。

Sat2_20090912

入院している父の用事を済ませてから車屋に行く。
まずはオイル交換。
たった3000kmでオイルは真っ黒である。
Miniの硬いオイル(ミッション込みなので)は、茶色にはならずに黒くなる
ようである。

Sat3_20090912

Sat4_20090912

Sat5_20090912

自分でいずれはやってみようと思うので、まずはメカさんに頼んでグリスアップを
やってもらった。
リフトアップして下回りを見ると、10年で9万km走った車にしてはあまり痛みが
ないのは嬉しかった。
グリスアップについては「う~ん、リフトアップしないでグリースガンで押し込んで
もうまく入らないかもしれないよ」とのこと。
これは馬を買って片方ずつやらないとダメかな?などと思う。

オイル交換の効果か?エンジンが軽く回るようになった感じがした。

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2009.08.16

Miniの故障?

細かいトラブルはあるものの、走りは快調のMiniである。
ところが、今朝ちょっと乗ろうとすると・・

Sun1_20090816

先日、100円ショップで購入してきて取り付けた時計がおかしい。
表示が完全に記号化している。

これも「車の故障」に入れるべき?
しかし、少なくともローバーには責任は無いのだが。

意味不明な棒がピコピコしているのを見ていると「あれ?どこかで見た
ような光景だな」ということに気が付いた。
そう「プレデターが自爆するときの謎の表示装置」である。
ということは、このバーが全部消えると爆発でもするのかいな??

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2009.08.05

私の手で、2000kmを走行

今日、買い物に行こうとして気がついた。
Wed2_20090805

私のところに来て、2000kmを走行した。
これから、もっともっと走ってもらうことになる。

Wed3_20090805

そういえば、ちょうやく時計を装備した。
たったこれだけのものでも、あると便利だ。

ところで「鉄道模型の話は無いのか?」という向きもあるだろう。

Wed5_20090805

遅れに遅れているが、もうすぐの予定である。
まったく、この暑さ+湿度はなんとかならないものか。

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2009.07.15

ローバー ミニのクーラーの吹き出し口

本当は模型ネタがあるのに、自動車ネタである。

Miniair1_20090714

これがミニの冷風を出すための吹き出し口である。
なんとも男らしい!(意味不明)なことに、その簡便な構造のため
右か左か?上か?下か?という超アバウトな動きしか出来ない。
さらに、段差を越えたりすると、衝撃であちこちを向いてしまったり
するのである。

ローバー ミニは、暖房とクーラーは別々の操作である。
最終型は2000年10月まで生産されたが、最期までこの構造は変わらず
に終わった。
というか、本国(含むヨーロッパ地区)では、この手の車にクーラーの
必要性があまりなかったらしい。
日本の場合、どこに行くにも渋滞+夏場の耐え難い蒸し暑さのため
この手の車でもせめてクーラーがないと辛い。
インジェクション仕様になって、安定して冷風を吹き付けるようになって
快適になっている・・ということで、私も購入が決断できた。
(注:ただし、冷たい!という風を出すか、止めるか、しか出来ない)

そのような訳で、どうもこの部分は超アバウトな構造である。
しかし、右に向けて冷風を吹きつけさせると、運転中に左の手が冷たさ
で痛くなってくる。
このままでは人間に辛すぎる!

Miniair2_20090714

そのような訳で、これまた私のアバウトな加工でルーバーの動きを
止められるようにした。
なんのことはない、ユポ(樹脂で作った紙のようなもの)を貼っただけ
である。
白く見えているものがそれである。
後はマジックで黒く塗って完了である。

ついでに、ヒーターも動かしてみた。

Miniair3_20090714

作動音はまさにドライアー(しかも古いタイプ)である。
それと共に、本当にドライアーの熱風のように熱い空気が足元やら
フロントウィンドーやらに出て来る。
温度調整のグリップを引いたところ、なんと!完全に元に戻らなくなる
という面白さである。

私の車は今年で製造されてから10年である。
その年代でも「クラシックカーを堪能できる」のが楽しい。

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