鉄道模型(サウンド)

2024.09.08

カツミ キハ82のSmileSound搭載

前回C56ネタで引っ張ったくせに違う話をする私。
 
Kiha1_20240908
カツミのキハ82
モータ設定ファイルにKATOパワトラを指定することで
SmileSoundのDCサウンドが使えるようになった。
「次に搭載すると良い車両は?」と考えて思い出した。
ウチの「始祖の16番車両」である。
私が産まれたときに父が所有していた車両。
・鉄模社ED16
・小高模型オハ35系x4両
・天賞堂のサンタフェ(なぜ?)
・天賞堂の米国スイッチャー(ん?)
・パイオニア模型C51(たぶん)
・カツミ キハ82
幼稚園くらいになって子供心に一番好きだったのは
キハ82であった(遠い目)
なんといっても「色が綺麗」だからである。
(サンタフェも充分に綺麗な色だが)
ウチのキハ82系が「カツミの極初期製品」なので、ただ
所有していただけで60年も生き残れない。
前面継ぎ目ハンダ割れの修理に合わせてハンダやり直し(裏打ち)
塗装はやり直し、小型クーラの追加、動力をキハ80に
寄せるなど大改造を経て現代に到っている。
(注:他の車両もすべて私が整備して現存)
 
Kiha2_20240908
新しい動力
ウチにはキハ82系改装後に購入した宮沢キハ81系もある。
先頭車以外は同じカツミなので動力車をDCとDCCにすれば
どちらにも対応出来る。
まずはDC動力車(キハ82系用)を開けてみたら、なんと!
カツミの新動力(MP前)だった。
動かしてみると動力は快調で、キシ80が動力車になっていた
のをキハ80に変更した。
 
Kiha3_20240908
開けてビックリ!
キハ81系用のキハ80は2M式だった。
これはチョロくDCCサウンド化出来る・・と開けてビックリ!
「え!DCCサウンド化してあるぞ!」
驚いたことに中身はDCCサウンドの始祖「いさみやのボイスレターの
回路を使ってファンクションデコーダで音を出す」製品だった。
ということは、これ25年くらい前に仕込んだもの?(驚)
 
Kiha4_20240908
超久々に音を出してみる
どんな音が出るのか?と音を出してみた。
結果は・・・「ホーンだけ」だった。
25年前にはこれでも「やった!サウンドだ!」だったのだ!
 
Kiha5_20240908
キハ80にSmileSound搭載
歴史を堪能してからSmileSound搭載開始。
20m車なので特に問題なくあっさり作業完了!
 
Kiha6_20240908
定番の使い方
サウンドについてはDMH17H+KATOパワトラを使用する。
モータ設定ファイルをKATOパワトラにすることでDC車両の
「コントロールがしにくい」は問題解決した。
 
Kiha7_20240908
走行/サウンドテスト
上記サウンドデータでテスト走行を実施。
当たり前だが快調に走行した。
 
Kiha8_20240908
何度も更新されて60年!
極初期キハ82系は何度も何度も改装され、極初期DCCサウンド
搭載(笑)=>最新のSmileSoundでDCCサウンド更新と
オリンピックを2度経験した模型は逞しく生き残ってきた。
走行する姿を見ると本当にしみじみとする。
なんといっても「自分が幼児だったときのもの」を令和に
なってまた眺めているのである(遠い目)
 
Kiha9_20240908
そしてまた改装
喜んで運転していると、キハ81系購入時にいっしょに
交換したACEカプラーのために連結面間隔が狭いことと
カプラーの連結が強すぎて車体が捩じれて集電状態が
悪くなることが判った。
ということでK&Dカプラーに交換するのだが・・・
う~む、60年経っても改装かぁ~!
 
今回の改装で「車齢100年でも使える」かもしれない。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2024.09.06

鉄模社C56にSmileSound搭載(1)

一時期涼しかったがやはり猛暑。
そろそろ涼しくなってくれないとロコ工作が進まない。
(言い訳臭い?)
 
C56620240906
鉄模社C56を開けてみた
SmileSoundの搭載もそれなりに進み「次に搭載したら良い
車輛はなにか?」ということになった。
それで思い出したのが鉄模社C56である。
整備も兼ねて開けてみると・・・ん?なんだこれは!
しばし考えているうちにだんだんと思い出して来た。
 
C56220240906
放置状態だったC56を改修
鉄模社のC56は未塗装完成品の中古を父が買ったものである。
買っただけでそのまま放置・・・
かなり経過してから、私がそれを使えるように改修した。
外観整備(かなり汚くて破損あり)して作用銅管も付けて
塗装を行った。
モータも2回交換したが、当時はこの手の小型機に収まる
ものは少なくて、相性が悪くてやり直すのは資金的にも
辛かった(遠い目)
結構苦労して動くようになったものの、当時は大型レイアウトで
長い編成を走らせることが多かったのでC56は出番がなく
仕舞ったままになっていた。
 
C56120240906
まずはSL-1対応
不遇な状態だったC56が復活したのはSL-1とEL-1が
友人の遺品として私のところに来たときだった。
よく使う幹線用ロコを改造すると稼働率が低下する
ので「動力整備が完了していてあまり使っていない
ロコ」をSL-1対応することになったのである。
対象になったのは以下の車両。
・アダチ ED61(EL-1)
・カワイ B6(SL-1)
・鉄模社 C56(SL-1)
こうして書き出すと笑ってしまう。
「いずれも今はSmileSoundになっている」
この時点で「最新のサウンドDCCになる運命」だった
のである。
 
C56320240906
当時最新のサウンドデコーダ
SL-1のテスト/HPとブログで成果公開して任務終了。
また仕舞いっぱなし・・・と思ったがそうはならず。
当時(2006年)のSL用のサウンドデコーダは大きくて
大型の幹線用テンダーロコにしか搭載出来なかった。
それがなんと!小型機にも搭載可能なサウンドデコータが
発売になったのである。
・SOUNDTRAX TSUNAMI(TSU-1000)
・MRC mini
小形とはいってもB6には入らない。
そこでC56の出番である。
理由は「SL-1用にスピーカー搭載していたから」
DCCサウンド化するにあたってモータはマシマ1225に
交換した。
2種類のデコーダの搭載結果は良好で、TSUNAMIを
搭載して継続使用することになった。
 
それでDCCサウンド搭載は終了!とならないのが
笑ってしまう。
その1ケ月後にはまた改修となる。
 
C56420240906
当時最新のKATO DCCフレンドリー
KATOからNゲージ車両にワンタッチで搭載出来る
電車用デコーダEM13が発売になった。
これは当時「画期的に小型」であった。
う~む、これはなにかに使ってみたい!
そこで搭載対象になったのがC56である。
理由は「SL-1の接点があるので接点式のデコーダと
組合せが出来るから」である。
新型デコーダのテストも兼ねてC56は集電シューも
付けて本体のみで走行可能、デコーダはモータ上に
取付て「SLとしてはデコーダが外から見えない」
仕様になった。
 
C56520240906
SOUNDTRAX接点式SLサウンド
サウンドデコーダはSOUNDTRAXの接点式である。
これも「SL-1用に接点があった」ことで採用になった。
改めて搭載方法を見ると、2006年のスピーカーは
小径のものを「普通の使い方」をしていることで
ある。
接点式のサウンド(シュ~というノイズを接点で
ブラストにする方式)で音量は小さかっただろう。
画像を見るとMRCの20φエンクロージャー付きが
あったのだがスペース的に入らなかったのだろう。
 
今回の改造時に車両の状態を確認すると、車輪が
かなり汚れていたので「かなり使った」ことが
判る。
2006年時点ではサウンド搭載機が珍しかったのである。
それから18年の時が過ぎて・・・
また最新のサウンドデコーダ搭載となるのである。
50年前のロコがここまで使われるとは、なんとも
面白い話である。
(この話続く)
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2024.09.02

珊瑚模型キハ05にSmileSound搭載

不思議なコースの台風10号はようやく消滅。
(また猛暑になるのか?)
 
Kiha1_20240902
珊瑚模型のキハ05発掘
南部縦貫キハ102を発掘中に「そういえば珊瑚模型のDCが
あったよな?」と気が付いた。
珊瑚のDCはキハ07とキハ05を持っている。
そのうちキハ05の箱にはDCCというラベルが貼ってあった。
これは使える!と中を確認すると・・・
おお!なんとSoundtraxのギャロッピンググースのデコーダ
が入っているではないか!(貴重品)
懐かしいので動かしてみようか?と思ったのだが、モバイルの
Lenzのデコーダが反応しない(う~ん)
仕方なくテストベンチで動かしてみるとグースのエンジン音と
クルマのホーンの音がいい感じ。
とはいえ、キハ05の音?となったのでSmileSoundに
交換開始する。
 
Kiha2_20240902
最近発掘した高級キューブタイプスピーカー
スピーカーは大き目のものにしようか?と考えた結果、
最近発掘した高級キューブタイプを使うことにした。
(高級品をデットストックする私って・・・)
18x13mmのタイプのエンクロージャーが無かったのだが
他のサイズのものがなぜかピッタリだった(なんで?)
 
Kiha3_20240902
普通に搭載して走行テスト
MTC21のデコーダにDMH17c+KATOパワトラのモータ
設定ファイルをローディングする。
この組合せ定義のおかげでDCへの導入がスムーズになった。
走行テストをすると、むしろ調子が良すぎるくらいで
この動力(2:16ウォーム使用)ではスロットルは絞り気味
で使うのが良いことが判った。
(このタイプの動力がウチには多い)
 
Kiha4_20240902
SmileSound搭載気動車が増えた
一時期はSmileSoundのDCサウンド定義はコントロールが
問題?となって導入が停滞したが、上記の組合せで
使えることが判ったので導入が進んだ。
このDC3両とカツミCタンク、DD13(一次)があれば
「地鉄レイアウトが作れる!」と妄想(遠い目)
 
こうなるとカツミのキハ80系にも搭載してみたいと
思うのだが手持ちのデコーダが無くなった。
技術的問題が解決すると「最後は資金問題」と
なるのか・・・(さらに遠い目)
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2024.08.30

カツミCタンクにSmileSound搭載

奄美屋 南部縦貫キハ102へのSmileSound搭載が完了。
次はカツミのCタンクへの搭載を行う。
 
Katu1_20240830
カツミのCタンクの構造
モータ交換をしたときの記憶がないので「中がどう
なっていたっけ?」と思ったのだが、開けてみると
四角い水タンク(真鍮)の上にダイキャストの
ボイラーをネジ止めするという構造だった。
台枠はかなりガッチリ(肉厚?)のダイキャスト製である。
これだったらSmileSound(MTC21)+スピーカーが
余裕で入りそうである。
(後でそうでもないことに気が付くのだが)
 
Katu2_20240830
床板?を切り抜く
集電ブラシを3輪にかけるようにするため、ランボードを
切り抜いて2分割式にする。
切り抜いて思ったのは「凄く分厚い」である。
台枠全体に肉厚気味で、なるほどこれならウェイトを
わざわざ載せなくていいのか、と思った。
(SmileSound搭載後の自重:197g)
 
Katu3_20240830
2分割式の集電ブラシ
16番の古典機では標準になった?2分割式集電ブラシ。
ブラシの固定は1.4φプラビスで行い、ブラシは
t0.08のベリ銅を帯板にカットして使用している。
ランボードが肉厚のため集電ブラシの曲げ方にちょっと
工夫が必要だったがそれ以外は普通の構造である。
ボイラーの水タンクへのネジ止めについては、ゴツイ
3mmネジでは頭がジャマなので1.4φネジx2に
変更した。
 
Katu4_20240830
エンクロージャー
水タンク内は面積は充分なのだが高さが通常のキューブ
タイプのエンクロージャーには不足であった。
コールバンカー側に入れる?とも思ったが、一か所に
まとめたいので薄くて細長いエンクロージャーを作って
容積を確保する(25x11x3)
 
Katu5_20240830
サウンドのテスト
サウンドはC12/C56、8620、9600を聞き比べした結果、
キューロクのものを使用することにした。
(B6でいいか?とも思ったが違うものにしたかった)
薄いエンクロージャーのスピーカーの音量確認も
兼ねて仮搭載して走行テストを行う。
結果、音量/音質とも問題無いことを確認した。
ところで、キューロクを使用したのは「ブラストレートが
このCタンクに合っている」と思ったからである。
(ブラストレート変更はいずれ試してみよう)
ところで、SmileSoundでたびたび問題になる「起動と停止が
うまくいかない」件については、先に搭載したB6同様、
キューロクのサウンドデータでも問題無かった。
それで思ったのだが「サウンドデータにはモータ設定値が
セットになっているのか?」である。
この件はメーカーに質問してみよう。
 
Katu6_20240830
デコーダ+スピーカーを搭載
水タンク内にMTC21デコーダ+スピーカーをセットする。
搭載して気が付いた「あれ?コンデンサは?」(あほ)
ちょっとしたボケはあったものの、水タンク内に一式
納まって良かった。
(デコーダの体積問題はサウンドDCCの課題)
 
Katu7_20240830
車体を被せて搭載終了
ちょっと手間だったがSmileSound搭載は大きな問題なく
終了した。
走行についても出発(動き出さない)/停止(制動距離)の
問題もなくいい感じである。
その問題についてはDCだけの問題なのだろうか?
(継続して調査)
ところで、SmileSoundのSLの音で気になることがある。
SLのサウンドはブラスト音と汽笛以外の補機類の音が
混じって聞こえる。
(1)F0(ライト点燈)でDigitraxやMRCはタービン音
 (発電機)のヒュ~ンという音が出るのだが
 SmileSoundにはない。
 =>日本型でも同様の発電機なのになぜ?
(2)補機類(給水ポンプやコンプレッサ)は搭載が
 ロコにより異なるので上記メーカーではPFで
 オフに出来るようになっている。
 =>サウンドデータでミュートするとしても
   「元に戻せない」のでは困る
(3)汽笛が長/短あるのは良いが、ベルもあると嬉しい
 =>上記メーカーのSL用は標準でベル音がある
 =>ベル音は公開の運転会などでは一般の人には
  凄く好評でベルと汽笛を交互に鳴らすと喜んで
  もらえる(宣伝効果が高い)
(4)SmileSoundのSL音を聞いていると小さく
 チンチンチンチン・・・とベル音のようなものが
 連続で鳴るのだがこれは何の音?
(5)私はキューロクとハチロクは「3音階の同じ汽笛」
 だと思っていたがSmileSoundでは両機でまったく
 違う汽笛の音になっている。
 =>実車の汽笛を聞いたことがないので「そうなの
  かぁ~」というレベル
 
小形DCと小型SLのDCCサウンド化をすると「地鉄
レイアウト欲しいなぁ」としみじみ思う(遠い目)
サウンド化は「運転するを増す」良いきっかけである。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2024.08.26

奄美屋 南部縦貫キハ102にSmileSound搭載

先日「SmileSoundテストでSLとDCの搭載が少ない」と
書いた。
確かに「各1両で結果をまとめる」のはなんとも・・・
 
Nanb5_20240826
追加搭載候補
手持ちの車両で「これに搭載したら面白い?」というもの
をあれこれ選択。
結果的に以下の車両を選んだ。
・カツミのCタンク:デコーダの搭載スペースが取れること
・奄美屋 南部縦貫キハ102:サウンド搭載したら面白そう
両車とも走行性能は良好であることも選択基準となった。
 
Nanb1_20240826
定番になった搭載方法
カツミCタンクは動輪の輪芯塗装があるので、まずは南部縦貫
から作業着手。
デコーダは当初は「床上にゴロン」でいいか?と思っていたが
中を見るとシートがウェイトを兼ねて接着されていたので
そういう訳にもいかない。
(楽は出来ないものである)
結局、天井(フレキシブルウェイトが貼ってある)をプラシートで
絶縁して、さらにデコーダを貼る部分はt1.0のプラ板を重ねて
絶縁強化する。
 
Nanb2_20240826
搭載完了
配線は床上に端子が出ているので変更は楽である。
デコーダを天井に貼って搭載作業は終了。
 
ところで、南部縦貫に当初Next18を使う予定であった。
DMH17cのサウンドデータをローディングして音を出して
みると「あれ?音量が小さい」
前回、電車(猫屋線)では普通だと思ったのに?
検討の結果、他の16番車両が爆音(笑)なのにこの車両だけ
静かなのはどうか?となりMTC21に変更となった。
 
Nanb3_20240826
走行テストで苦労
サウンドデータはDMH17c(縦置き)を使用した。
実車は機械式変速機で小型エンジンなのだがそういうデータは
無いので仕方がない。
さっそく動かしてみる・・・あれ?走らん?(絶望)
ちょっと音が出てすぐ止まり・・・である。
これは天プラのキハ22のときもそうだった。
それならばとモータ設定ファイルをトラムウェイキハ40を
ローディングしてみるがやはりダメである。
集電(接触)性能を上げてみる?と考えたが、南部縦貫は
2軸/4輪なので限界がある。
(というかせいぜい集電ブラシと車輪クリーニング)
これはモータ交換?(やだなぁ)
もしくはサウンドDCCは断念?
 
Nanb4_20240826
モータ設定ファイルの使いこなし
そこで気が付いたことがある。
先にSmileSound搭載したDD13は2両ともパワトラ仕様だが
DE10のサウンドデータが快調に走行した。
ひょっとして?とDD13のデータをローディングして南部縦貫を
走らせてみると・・・あれ?快調に走行するぞ??
これはどういうことか?
居直ってDE10のサウンドデータで使う?(笑)と思ったが
それもどうなんだ?と思ったので代替案を考える。
奄美屋の南部縦貫キハのモータは「昔のKATOのものに似ている」
のである。
それならばモータ設定ファイルの中に似たものがあるのでは?
一覧をじみじみ見てみると「KATO_ho_powertrack」がある。
このパワトラは昔のモハ40系のものか?最近の製品に多い
パワトラなのか?は判らない。
結局「モハ40系じゃね?」と予想してDMH17c+パワトラ
でサウンドデータをローディングしてみた。
結果は良好で「今までの悩み(DC車両の)はナニ?」という
感じで走行するようになった。
結局「気動車で似た形式の動力だから」と設定ファイルを
選択していたのが間違いだったのか?
 
追伸:
Mon5_20240826
キハ22にもモータ設定ファイル応用
南部縦貫キハでうまくいったので、天プラキハ22でも
KATO_ho_powertrackのモータ設定ファイルを使用してみた。
結果は良好でスロットルへの反応が改善された。
テスト走行をしているうちに、停車のレスポンスを良くする
ためにはスロットルを30%程度で速度維持してから絞ると
まあまあいい感じに停車することが判った。
 
DCCサウンドはまだまだ奥深い、と思った(遠い目)
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2024.08.25

DSairLite購入

SmileSound導入で車両改修などで苦労した結果、原因はD101の
不調だった・・・(遠い目)
いずれはもっと小型なコマンドステーションを買おうと思っていた
ので、この機会にDSairLiteを購入した。
(結果、MTC21のデコーダは1個しか買えず(涙))
 
Ds1_20240825
DSairLite購入
発注してなんと2日で到着!
さっそく開墾してみると小さいことと同時に「あれ?AC電源が
入っているぞ」ということに驚く。
HPの説明を見ると「AC電源は別に買わないといけない」ように
見えたのでそちらも発注したのだが・・・
別途購入中の方はまだ未着なので「今週はテスト出来ないか?」と
ガックリしていたので良かった。
(電源同梱はある意味”売り”なので説明書に明記すればいいのに)
 
Ds2_20240825
大きさの違いに感動
DCC導入当初('98年)から使い続けているLenzのシステムと
比較する。
う~む、圧倒的に小さい。
この大きさでほぼ同等の能力+Wi-Fi対応などの機能がある
のだから電子機器の進歩は凄い(遠い目)
 
Ds3_20240825
表示とボタン
購入前に心配していたのが「表示部やボタンが小さい?」
だったのだが、到着したものを比較すると「本体の多きさと
表示部/ボタンの大きさは関係ない(ほぼ同じ)」で
あることが判った(安心)
 
Ds4_20240825
操作は簡単
私はCV値やアドレス変更は赤箱で行うので、コマンドステーションは
車輛運転だけに関しての捜査だけで問題ない。
アドレス変更:
・ENTERをON
・アドレス入力
 (FNCでクリア)
・ENTERで登録
と簡単でやり易い。
操作時にパネルも「アドレス入力中」が判るのは好印象。
 
Ds7_20240825
テスト走行で使ってみる
同梱のAC電源(1A)でテスト運転をしてみる。
う~む、普通に使い易い(笑)
私の場合、車両には室内灯はなく、テスト時にはDCC搭載車両
単体で行うことが多いので1Aくらいの小容量の電源で行う方が
トラブル時に破損する可能性がなくて便利である。
(おそらく使用時はほぼ1A電源で済んでしまうかも?)
 
Ds5_20240825
推奨AC電源到着
ちょっと遅れて秋月電子の推奨AC電源が到着。
う~ん、デカい!(そこか)
 
Ds6_20240825
SmileSoundの搭載車両
なんだかんだで上画像の車両にSmileSound搭載して導入テスト
を行った。
そろそろ「導入試験の総括」をしようか?と思ったのだが、
見ていると「SLとDCが少ない」ことに気が付いた。
追加で2両ほど搭載してみるか?
 
う~む、そうなるとデコーダをどうするか?
DCについてはNext18にしてみるか?
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2024.08.20

旧型電機にサウンドDCC搭載(2)

アダチのED61のSmileSound搭載が完了。
そうなると宮沢のED16なんとかしないと。
(そう思ったのは新型コロナ感染より前)
 
Ed161_20240820
16番用サウンドカー2号機
前回のSmileSound搭載で結果が今イチだった。
(注:ED61のところで書いたが走行不良の原因は
 D101の故障だった)
そうなると「電機でもSFX004によるELサウンドカー」が
あると便利では?と思いついた。
(少し悲しい)
いうことでKATOのヨ8000を再度購入。
1号機は小型SL用だったので古い客車のボディを被せた。
今回はEL用なので車掌車のボディをそのまま使う。
(暖房車は?とちょっとだけ思ったが)
2回目の改造となると慣れたものである。
オリジナルの基板をちょっと加工しただけでデコーダ
交換可能のサウンドカーが出来た。
スピーカーは28φが収まらず大き目のキューブタイプの
ものを使用する。
 
Ed162_20240820
EL+サウンドカーのテスト
ED16はモバイルデコーダに交換して、サウンドカー
牽引によるサウンドのテスト。
走行については問題はない(当然?)
MTC21のデコーダテストでいつも思うのだが、SmileSoundの
テストでは集電(レール接触)で走行に問題が出るのに、
モバイルオンリーのLaisDcc(カンフーシリーズ)にすると
あっさり快調に走行するのは不思議である。
(というかLenzやDigitraxでも同様なのだが)
サウンドについてはSL同様なので問題はないのだが、
スピーカーが小さめなので汽笛はいいのだが、モータや
ブロワーなどの音は控えめになってしまうのが惜しい。
 
Ed163_20240820
発掘した4シリーズのサウンドデコーダ
EL用サウンドカーはまあまあの成果だった。
しかし、SFX004+キューブスピーカーではどうもサウンドが
物足りない。
(というか、箱物ボディでサウンドカーってどうなんだ?)
それで思い出したのが同じ4シリーズのSDH164である。
このサウンドデコーダ、スピーカーが特殊(32Ω)でキューブ
タイプのスピーカーが使えないのでお蔵入りしていた。
あまりに昔のことなのでサウンドがどうか?を覚えていない。
ではちゃんと確認しようとGG-1のサウンドをローディングして
確認すると音量/音質ともに良好である。
う~む、優秀なサウンドデコーダを10年以上死蔵・・・(遠い目)
 
Ed165_20240820
とりあえず搭載してテスト
SDH164が良いデコーダなのは判ったのでさっそく
ED16に搭載して走行/サウンドのテストを行う。
当たり前なのだが走行は快調でサウンドも良い(う~ん)
 
Ed164_20240820
搭載方法を工夫
32Ωの28φスピーカーが問題で死蔵になっていたのだが
ED16元々がこの径のスピーカーの搭載スペースが中央に
あるのでそこに工夫して納めれば良い。
ちょっと考えた結果、28φスピーカーのエンクロージャを
3mmほど薄くしてスピーカーを下にして固定。
エンクロージャ(プラ)の上にデコーダを搭載するように
した。
(これで少しは磁気より遠く出来る?)
 
Ed166_20240820
宮沢ED16はSFXシリーズでDCCサウンド化
NGDCCのEF58用デコーダ搭載後、デコーダを降ろした
状態で保管状態だったED16が快調に走行するサウンド搭載
電機として復活した。
 
Ed167_20240820
NGDCCのEF58用サウンドデコーダ
ところで、前回のUPでSmileSoundの旧型電機のサウンドが
今イチ(汽笛、走行音など)という話をした。
しばし考えた後「では、どのようなサウンドがいいのか?」
そこで思い出したのが「NGDCCのEF58用のサウンド」である。
久々に復活してサウンドを確認してみた。
・汽笛は普通の国鉄電機のもので長/短2種類ある
・旧型電機だから吊掛音?と思っていたが、よく考えてみると
 国鉄電機はEF13(大歯車にバネがない)以外はそれほど
 吊掛音はしない
・電機で目立つのはブロアー音
その点に注目してSmileSoundのサウンドを確認すると、
むしろEF65やEF64用を使えばいいことが判った。
古い=旧型は私の思い込みだったか(遠い目)
こういうとき「温故知新」すると問題点が明確になるのか
としみじみ思った(さらに遠い目)
ということで、ウチでは電機用サウンドはEF64用で新旧ロコで
共用すれば良いという結論になった。
 
問題が1つ解決してスッキリした。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2024.08.18

アダチED61にSmileSound搭載

ED16へのSmileSound搭載は「少し不完全燃焼」だった。
これではいかん!
ということで違う車両に搭載して比較することにした。
 
Ed611_20240818
アダチのED61に搭載
そういえばEL-1のテスト用に改造した車両があった。
確か片台車だけ動力だったような?
開けてみると「あれ?吊掛モータ(2:16)になっている」
どうやらEL-1テスト後に吊掛モータのDCC化のテストを
行ったようである(配線で判る(笑))
それならそのまま使えるだろうと使用することにした。
 
Ed618_20240818
ウェイトを新規作成
メーカー純正の1M時代のデカいウェイトではデコーダも
スピーカーも搭載出来ない。
こんなときに参考になるのが宮沢ED16である。
中央を広く空けて両脇にウェイトを置く方法である。
ED16の場合は28φスピーカーだったが、先の経験から
ウェイトの間隔はもう少し広く取らないとSmileSoundの
搭載には余裕がないことが判った。
ということでかなり広めの間隔のものを作成した。
 
Ed612_20240818
とりあえずSmileSoundを搭載
吊掛モータのおかげで広めの間隔のウェイトでも納まった。
さっそくSmileSoundを搭載して走行テストをすると・・・
ギクシャクしてダメだった(遠い目)
原因を考えてみると以下のようなことが考えられた。
(1)吊掛モータとの相性
 4個モータ/全並列の方式が微妙に相性が悪いか?
 さらにテストしていて判ったのだが、この吊掛モータの
 ウォームの取付がロックタイトのみの固定(古い方法)で
 1φ軸に固定していた。 
 この方法は「使用時の衝撃or発熱」で抜けてしまうことが
 あり、全並列の場合は「ギアの抜けた軸が過回転して他の
 軸が止まってしまう」ことがある。
 (その後イモネジで固定する方法になった)
(2)リジットの台車枠の集電(接触)が悪い
 アダチのED61は片方台車にメーカー製の大きなパワトラ
 が入る方法が純正だった。
 さすがにその方法では・・・と動力は変更したのだが、
 台車は板材にネジ止めのリジットであった。
 これはさすがに集電(接触)が悪いだろう。
そうなると「足回りは全部やり直し」である。
これはパワー出して作業せんと!

そんなときに新型コロナに感染してしまった(が~ん)
私は「重い基礎疾患」があるので回復までに2週間かかって
しまった。
一応回復した今でも体力低下などあってしんどい。
 
Ed619_20240818
台車の改良
まだフラフラながら作業再開。
軸受は2φの穴でダイキャストに直だったのでカシメを使って
2-1.5のメタルを入れた。
接着になるので「集電(接触)」がちょっと心配。
次はリジット式の台車を「普通の可動式」にする。
台車側の段付きネジを入れる部分は3φのデカい穴(絶望)
仕方がないのでt0.6の板に3φのネジ棒を入れてそこを中心に
接着することにした。
中心に2φのネジを切り、回り止め/補強で下に1φネジを
入れた。
 
Ed614_20240818
台車改造
動力は吊掛から31mmインサイドギアに変更する。
軸の長さに合わせて枕梁を作るのに苦労した。
 
Ed613_20240818
小形モータを使用
短いボディに間隔の広いウェイトを入れるのでモータを
小さいものにすることにした。
IMON12-10-20を使うことにしたが、幅が小さいので
床板との接触を意識せずにt0.6の板でスペーサを作る
だけで済んで楽が出来た。
ウォームギアは吊掛時代の2:16を使用する。
ボルスターは方式を変えて着脱が楽なものになった。
 
Ed615_20240818
再度SmileSound搭載
さっそくデコーダを搭載する。
今度はSmileSound搭載用にしたので余裕で納まった。
モータは径の小さいものにしたので楽勝で納まっている。
 
Ed616_20240818
集電(レール接触)の改善
走行テストをするとやはりギクシャクする。
軸受のメタルが接着なので集電(接触)に問題があるのか?
そういうこともあるだろうと枕梁には集電ブラシを付ける
ためのネジ穴を2ケ所開けておいた。
(SmileSoundにもだいぶ慣れてきた)
とりあえずは非絶縁側にベリ銅t0.08の集電ブラシを付けて
車輪を清掃したら改善した。
 
Ed617_20240818
ようやく調子の良いロコ
全軸集電にしないとダメか?と心配したのだが、結果的に
上記の改造だけでよく走るようになった。
それでも反転/停止後の再起動がしなかったり、勝手に
PF4(ATS)が入ったりする。
なんでだろう?
SmileSoundの問題?と思ったものの「ひょっとして」と
コマンドステーションをD101=>Lenzに交換したら
あっさり解決した。
これは「D101のバグ(あるいは故障)」なのだろうか?
どうやらPF9を押しても反応しなかったりするので、
小形のコマンドステーションを買い替えないとダメか?
 
なんにしても「ようやく調子の良いEL」が出来て良かった。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2024.07.21

旧型電機にサウンドDCC搭載(1)

すっかり猛暑。
日中は外出など出来ないレベル(遠い目)
 
Sun5_20240721
宮沢のED16
猛暑=外出しないのだから「エアコンの効いた部屋で
ハンダ付け工作」で良いはず。
しかし、なにか忘れているような?
あ!SmileSoundの旧型電機への搭載である。
これまであれこれとテストしてきたが、私は元々
EL/ECのサウンド化はSmileSoundに統一したいと
導入テストをしてきたのである。
理由は簡単で、El/ECは米国製のデコーダに対応した
製品が無いからである。
(DigitraxのSFXシリーズは可能なのだが物足りない)
それなのにELだけテストしていないのは悲しい。
ロコは何にするか?
ウチにはED16が5両ある(あほ)
その中で宮沢模型のものが2両あって、1両はNGDCCの
EF58用サウンドデコーダを搭載していた。
それならばDCC対応は済ませているので良さそうである。
 
Sun6_20240721
久々に「昔の苦労」を偲ぶ
かつてのサウンドデコーダ搭載は大変だった。
NGDCCのEF58用デコーダはEF級のボディ(センター間)に
合わせてある大きなもので、スピーカーもちゃんとELの音を
堪能するためには大きなスピーカーを入れる必要があった。
(そのため各種動力装置を作りに作った(遠い目))
大きなスピーカーを限られたスペースに入れるためには
中央を大きく開ける必要があり、ロコに多い中央にモータが
デ~ンとあるスタイルではなく伝統的なインサイドギアに
ウォーム垂直にウォームを落とし、天井部分にデコーダを
納めるために極限までモータ高を下げてある。
絶縁処理もありとあらゆる処理をして、モータにもビニール
テープが巻いてある(う~ん)
中央部分は2連スピーカーなどあれこれやった結果、28φの
大型スピーカー(エンクロージャー付き)を納めるため
ウェイトも特別な配置になっている。
過去の努力のおかげで「今回は楽出来る」ような?
Ngdcc_20060827
NGDCC時代の画像(2006年8月)
 
Sun9_20240721
サウンドデータのローディング
SmileSoundのページから旧型電機のサウンドデータを
ダウンロードしてローディング/テストを行う。
テスト結果は以下の通り。
(1)走行音は「ハッキリと電機(モータ音+ブロワー音)」
 で良い感じである。
 音量も余裕があり良く聞こえて好印象である。
(2)問題は「汽笛」である。
 PF2で鳴らして見て「は?」
 汽笛の音を文字起こしするのは難しいが、電機の場合は
 ポ~ッ(国鉄標準機)や小型や海外機はピィ~!という
 感じ、あるいはホーン音の「ファ~ン」だと思っている。
 (表現については”個人の感性”です)
 ところがこのサウンドデータは「ホワワァ~ン」という
 音なのである。
 (表現については”個人の感性”です)
 海外のELなどでは「楽器のような音」のものがあり、
 「世界は広いんだなぁ(遠い目)」となるのだが、
 今回のデータは「旧型電機(国鉄)」である。
 これはどうしたものだろうか?
汽笛の件は書き始めるとキリがないので、とりあえず
走行テストを優先することにした。
注:ひょっとするとデコーダの障害?とも思ったので
 2個のデコーダでテストしても結果は同じでした。
 
Sun7_20240721
MTC21を搭載
今回はデコーダが小さい(笑)ので28φスピーカーを
納める中央のスペースをプラセルで絶縁強化して
そこにMTC21のデコーダを納めた。
スピーカーはSQなので昔のような悩みはない!(遠い目)
 
Sun8_20240721
走行は問題ないのだが
搭載を終了してテスト開始。
なにしろ過去に「嫌というほどDCCサウンドテストした車両」
なので基本的には走行は問題はない。
(強いていうなら「もうちょっと集電性能上げた方が?」
 くらいのレベル)
こうなると、やはり「汽笛がダメなのは致命傷」だと思う。
 
サウンドデータをHP公開する前に発音チェックは
しないのだろうか?
メーカーのサウンド公開データは「いずれは自分でサウンドを
作る人」のお手本となるものでもある。
そういう意味での「品質チェック」はするべきではないだろうか?
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2024.07.18

16番用DCCサウンドカーの試作

今夜は涼しいので少し楽。
サウンドDCCはほぼやることはやった?ような気がするので
そろそろロコ工作に戻りたい(ような気がする)
 
Wed5_20240717
ある理由で忘れていたもの
久々にサウンドDCC(16番)をやっていて思い出した。
「トラムウェイのC12がデコーダ焼いて放置?」
直すかどうか?は別にして状態を確認しよう・・・と出して
みたら「あれ?ちゃんとサウンドDCCで動くぞ」
う~ん、なにを勘違いして「壊れている」と思ったんだ?
=>自分
他にも天プラC11も「デコーダ焼損」と思っていたのが
確認したら基板の配線(グレー)が元から切れていた。
(現在直接コネクタ接続してDCCサウンド化テスト中)
ああ、なんというもったいない!(反省)
 
そんな反省の日々で思い出したことがある。
 
Wed6_20240717
軽便用のDCCサウンドカー
少し前に「車体が小さくサウンド搭載が難しい軽便車両を
サウンドカーで対応する」方法を実用化した。
方法は「KATOのN車両台車の軸受と車輪を使う」という超簡単な
方法で、結果は「長年の悩みが一気に解消した」のであった。
そのときに思ったことがある。
「同じ方法で16番の車両がサウンド化出来ないか?」
 
Wed3_20240717
さっそく購入
思いついたが吉日でKATOの車両を即購入!
ヨ8000は室内とテールランプ点燈のため集電可能な下回りに
なっている。
これを使うと簡単なのではないか?
 
Wed7_20240717
こんな構造
さっそく分解してみた。
注意!
 製品の改造は「自己責任」です。
 そのことが判らない人は改造を行ってはいけません!
思った通りで、微妙に軸受は可動になっている。
バネで接点のある板を押すことで通電する方法なので、
その部分を作ってやれば良さそうである。
 
Wed8_20240717
サウンドカーと一号機関車(モバイル搭載)
さっそく、プラ板と真鍮板で接点板を作成した。
サウンドオンリーデコーダはMRC SOUNDER(SL)である。
ロコはサウンド搭載が難しい小型車輛としてカツミの劇古の
一号機関車にモバイルデコーダを搭載した。
(実は元々いつかやろうと動力は改修済だった)
 
Wed9_20240717
劇古ロコが最新?のサウンドDCC化
とりあえず赤箱でアドレスを揃えて走行テストを実施。
結果は良好で音切れなしで「それなりにブラスト音は連動」
することが判った。
さて、こうなるとサウンドカーの上回りはなにが良いか?
貨車?小型客車?それともブレーキバンか?
ここまでやってさらに気が付いた!
「単車がOKならボギー車はもっと良いはず」
KATOのスハ43かオハ47を使う?
う~ん、出来ればKATOさんが原点回帰(Nの最初)して
オハ31を16番でも出してくれたらなぁ(遠い目)
 
これで16番でも「今まではサウンド化を諦めていた車両が
DCCサウンド化可能」になった。
ちょっと嬉しい。
 
追伸:2024.7.19
Fri5_20240719
上回りを考える
サウンドカー本体は出来たので「車輛としての体裁」を
考える。
あれこれ考えた結果、珊瑚模型のハ10のエッチング板を
組んだものが2両あるのでそれを使うことにした。
ヨ8000に載せてみるとデッキ部分だけ作れば行けそうである。
 
Fri6_20240719
デッキ部分を作る
いつものように現物合わせでデッキ部分を作る。
なんだかんだ言っても「DCC搭載よりハンダ付け工作が楽」
である。
 
Fri8_20240719
昔作った車両が次々とDCC対応
この珊瑚模型のハ10x2両、組んだのは10年以上前である。
「いつか地鉄レイアウトを」と組んだものの、活用されること
長年仕舞ったままになっていた。
それが令和の世になって「DCCサウンド」という技術によって
第一線の車両になったのである。
鉄道模型を走らせて楽しむ技術に対しては、常に興味を
持つべきだとしみじみ実感した。
 
追伸:2024.7.20
 
Sun3_20240721
MRC SOUNDERのCV値設定
サウンドカーが「車輛としてはまあまあの姿」になったので
一号機関車(古い方)とのサウンドを調整する。
サウンドオンリーデコーダのCV値についてはちょっとした
コツがある。
それはNGDCCの赤箱でCV値の読み出し(SCN)をすると
読み出されてくるものは「モバイルデコーダのもの」なの
である(当たり前かも?)
設定自体は赤箱で可能なので、ロコに合わせて変更した
場合はCV値をどこかにメモっておく必要がある。
今回の場合は以下のように設定した。
CV50(Whistle type):8 (設定範囲:0~17(5))
CV55(Chuff type) :8 (設定範囲:0~9(0))
CV117(Chuff rate) :30 (設定範囲:0~460(30))
この設定、あくまで私の「個人の感想」ではあるが、CV50を
10 or 8で設定するくらいで日本にいたロコは問題ないと
考えている。
こういうことをやっていると「他の古典ロコもDCC化」したく
なって来る。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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