鉄道模型(レイアウト)

2025.03.06

味噌汁&林鉄レイアウトの改修(田んぼ表現)

何もやっていないようで実は地味に活動中(遠い目)
 
Tanbo120250306
やり残した作業
川まで作って「やることはやりきったな(フッ)」と思っていたのだが
実は不満を残した部分がある。
それは「田んぼ」である。
このレイアウトは「味噌汁軽便」の要素もあるため、田園風景を少し
だけ入れてある。
それが「小さな田んぼ」である。
第4期のときにもさんざん田んぼ表現を考えたのだが、結局良い案が
無くて人工芝を使用した。
第5期の改修では植生を大きく変えたのだから、この部分だけ残した
のでは問題である。
 
ということで「田んぼ表現の苦労(苦悩?)」が始まる。
 
Tanbo420250306
地味な挑戦(その1)
「稲の間隔の穴の板」を作り、草撒きを行う実験。
結果は「ぜんぜん草素材が入っていかない」ことを確認。
この方法はダメだな(ふっ)
 
Tanbo220250306
地味な挑戦(その2)
それならば「地道に行こう」という発想に切り替える。
まず、草素材で地味に稲(分決)を作っていく。
 
Tanbo320250306
地味な挑戦(その2)
田植え治具を作って植えていく。
やってみた結果
・現状の「まばらな植え方」でもかなり手間
・もっと密度を上げて広い面積をやるのはほぼ不可能
この方法もダメか・・・
 
Tanbo520250306
地味な挑戦(その3)
植えるのがダメなら「ドサッと密度高く撒いて細くカットする」
方法を考えてみた。
シートを作ってとことん撒いてみた結果はこんな感じ。
この密度ではとてもとても・・・(挫折)
 
やれるだけやってみたものの「自力では困難」と判断した。
こうなると「市販素材で使えるもの」を探してみるか。
 
Tanbo620250306
市販品の調達
Amazonで「田んぼ素材」で検索したら出てきたのがこの素材。
画面ではシートに見えたのだが、届いたものは「凄く小さい」
のに驚く(う~ん)
 
Tanbo720250306
シートに植えていく
軽い衝撃を受けたが使ってみる。
いさみやt0.2の紙を田んぼの形にカットしてそこに素材を
貼っていく。
コツとしては「ちょっと間を空けて貼る」である。
(1列がもうちょっと細ければ、という気もするが)
 
Tanbo820250306
人工芝との比較
まずは1区画作ったので設置して感じを見る。
明らかに「良くなった」ことが確認出来た。
 
Tanbo920250306
この面積での使用量
残りの1区画も作って置き換えた。
よしよし、いい感じだ。
それはいいのだが、この小さな面積の田んぼで1.5箱とは・・・
 
Tanbo1020250306
効果に対する対価
出来たものを眺めて撮影するのは楽しい。
半面「そのための対価」はかなり大きいことが判った。
今回の試行錯誤で「課題」が見えたことは成果だった。
 
Tanbo1120250306
田園風景実現への悩み
ウチのレイアウトは大きくても800x450程度である。
電鉄軽便レイアウトもその範囲内だが、それも田んぼはこの
面積がある。
さてはて、どうしたものか。
 
レイアウト表現の問題は苦労が多い。
正直、私にとっては「車両工作より難易度高し」である。
それでも「克服しなければ進歩なし」なのでがんばっている。
孤独な闘いである(遠い目)
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2025.02.08

味噌汁&林鉄レイアウトの改修(5)

味噌汁&林鉄レイアウトの改修作業はほぼ完了した。
 
Misorin52820250208
作業用のエリアマップ
今回の改修作業ではエリアマップを作って作業を進めてきた。
改修が完了したのでマップを改定。
(以降、この順で説明)
 
Misorin52120250208
A地区:河原のある風景
中途半端に田んぼがあった部分を台枠をカットして河原にした。
川の作り方は基本は前作の味噌汁軽便と同じだが、今回はシートを
作るのではなく直接台枠上に地形を作ってディープウォーターを
流して作成したある。
もっとメリハリのある流れ(滝など)を入れたかったがコレジャナイ感
になりそうなので普通の流れになっている。
 
Misorin52920250208
水場の風景があるとなごむ
前作の味噌汁軽便鉄道でもそうだったが「水場の風景」があると
なんとなくココロがなごむような気がする。
牛と馬を置いて撮影してみるといい感じである。 
 
Misorin52320250208
B地区:岩場の上の作業軌道
苦労して台枠をカットして岩場風にしてその上にある作業軌道にして
みたのだが、元の「台枠上に普通に設置した脚」なのでそれほどの
ダイナミックさは出なかったかもしれない。
 
Misorin53020250208
伐採作業風景はいずれ
この部分は切り株を植えてある。
作業風景や木材の積み込みスペースなどを作ることを検討中。
 
Misorin52220250208
C地区:S字の作業軌道(桟道)
補強材を入れたことでダイナミックさが増した?
 
Misorin51620250117
D地区(1):2段脚の作業軌道(桟道)
以前は「中途半端な表現」になっていたのだが、石垣やがけ上に岩を置く
などの工夫をしてダイナミックな姿にした。
 
Misorin53120250208
巨岩を配置
今回の改修で「山中に巨岩」を置いてみた。
なんとなく神秘的?な雰囲気と「作業軌道の(地質上の)危うい感じ」
を出してみた。
  
Misorin52620250208
D地区(2):断崖+石垣
木曾森林の「八丁暗がり」のような断崖沿いを走行する風景を
イメージして改修を行った。
台枠の端っこなので下に川を作ることが出来なかったのが
ちょっと惜しい。
 
Misorin52720250208
人里への入り口
大岩で集落に入る部分を仕切ることで景色がガラッと変わるように
工夫してある。
田んぼがチラ見えすることで「お!人里だ」という気持ちになる
だろうか?
 
Misorin51920250117
駅前(人里)の全景
4期の改修で「なんとなく中途半端」になっていた駅周辺の風景に
ついては、石垣で山と里の境界線を明確にしてメリハリをつけた。
草撒きを行うことでようやく緑が入って落ち着いた感じになった。
 
Misorin52420250208
人目線で見た駅前風景
運材台車の編成を入れるための引き込み線があるので平坦で
見通しの良い風景になっている。
この辺りはディテール追加を継続して行っていく。
 
Misorin52520250208
「レイアウト工作に終わりなし」の典型?
最初のレイアウトから4回目の大規模改修は一段落。
しかし、田んぼの表現や林業作業風景など、表現上だけでも
試してみたいことは多い。
「レイアウトの作り(構造)は継続した改修がやりやすく」が
私のポリシーなので「これからもどんどん手を入れる」つもり
である。
 
さて、次はどのレイアウトを改修?
もしくは「新規レイアウト」を企画する??
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2025.01.17

味噌汁&林鉄レイアウトの改修(4)

早くロコ運転したいので続けて作業を行う。
 
Misorin120250117
準備は終わった!
大地に地衣類が芽生えて「本格的に植物が生える」準備は
出来たので、いよいよ草撒きを行う。
じゃあ早くやれ!と言われそうだが、開始するのはちょっと勇気が
必要である。
 
Misorin520250117
前作の教訓
これは2021年に作成した作業軌道(ループ線)のレイアウト
の草撒きである。
林鉄の風景が草撒きで表現可能か?というトライであった。
このときは成功したつもりだったのだが、完成後に車両を
運転していると「もうちょっと彩度が低い方が?」と
感じるようになった。
それをしみじみと思い出して作戦を考える。
(注:単に勇気がないだけかも?)
 
Misorin720250117_20250117194401
草撒きの素材と機材
この作業は「レイアウトの最終工程」なので、実はあまり実施する
機会がない。
1年以上やっていないと「コツをほぼ忘れてしまう」ことになる。
(単にアホなのかも?)
使用する機材と素材は上記のものである。
NOCHの草撒き機は9Vの電池を用意しないといけない。
(注:使用頻度が低いと電池がダメになっていることがある)
素材はNOCHやウッドランドシーニックの1mm?~5mm?で
色も黄色っぽい~濃い緑とバリエーションが最低でも5種類を
用意している。
本当はもっと茶色っぽいのやらグレーっぽいブラウンのものが
欲しいのにそういうアイテムがないのは、この商品を作っている
欧州ではそういう風景(植生)が無いからなのだろうか?
(単に”日本の品揃え”なのかもしれないが?)
今回は国産素材としてKATOの達人芝(9mm)も使用する。
 
Misorin220250117
草撒き開始!
勇気を出して作業開始である。
これは私のクセなのだが「難しいところから開始」する。
作業軌道下、それも山肌(急斜面)に近いと草撒きの難易度が
各段に上がる。
上記5種類を日照や土の具合などを考えて少量を部分分けして
散布していく。
草撒きの極意は「垂直に落とす」ことである。
横に寝たまま木工ボンド水溶液で固まってしまうと、地面を
繊維が覆って見えない「不自然な姿」になってしまう。
そのため、散布してすぐ寝てしまった草素材は掃除機で吸って
垂直に刺さったものを上に向け、方向を揃えるために
ドライヤーでさらに方向を揃えていく。
この作業、木工ボンドの乾燥との時間勝負なのでチマチマと
撒いては整えていくので時間がかかる。
 
Misorin820250117
作業をどんどん進める
地味な努力で少しずつ草が大地を進んでいく。
地面の着色(ターフや草パウダーも含めて)を意識しつつ草撒きを
しているのが分かる(かも?)
作業軌道住変の草撒きのポイントは以下の通り。
・桁下:やや枯れた感じの短い草
・手前(日向)は緑の短いもの
 =>台枠側に長い草は手が触れて剥がれやすい
・奥側:山側から覗き込んだ感じで5mm?のものを3種
    使い分ける
 
Misorin320250117_20250117203101
駅側の植生
人里側は1mm?の短い2種類が主力になる。
山側の斜面に長めのものを使って「人里との境界」っぽくする。
 
Misorin920250117
KATOの達人芝(9mm)
田んぼの畔は濃い緑を使う。
ここで「耕作放棄の田んぼ」の表現にKATOの達人芝を使用した。
植えてみると「自然な草の感じがなぁ」である。
素材の彩度が高くて人工の繊維っぽいこともあるが、海外製品の
ように「複数色の繊維の混合」ではないから?と思った。
この分野では、やはり欧州メーカーの方がノウハウを持っている
ことをしみじみ実感した。
 
Misorin420250117
樹木を試しに入れてみる
草撒きの進捗に合わせて土、ターフ、草パウダーも加えて
植生の感じを整えていく。
樹木を1本植えてさらに感じを整えていく。
 
Misorin620250117
草撒き作業完了!
じわじわと進行していた「山林部の草撒き」がついに反対側まで
到達した。
地形に合わせて草が生えている感じになった?
 
Misorin1020250117
樹木を植える
 
Misorin1120250117
苦労した2段脚側から見たところ
草が生え、樹木を植えると「生きた自然の風景」を感じて
ちょっと癒される(遠い目)
 
これで地形と植生に関する大掛かりな改修作業は終わった。
後は作業軌道の脚の補強(ディテール)追加などの仕上げ
となる。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2025.01.15

味噌汁&林鉄レイアウトの改修(3)

前回と間が開いてしまったが、ナニもやっていなかった訳ではない。
割とルーチンでやる作業が多いので区切りのよいところまで・・・
と思ったら10日以上過ぎてしまった。
 
Misorin120250115
発泡スチロールを盛る
前回でペーパータオルの地面を剥がした。
その上に発泡スチロールを追加で貼って盛っていく。
私のレイアウトでは石膏や紙ねんどは使わない。
それは重量軽減の効果もあるのだが、それに加えて「工作を進めて
いく課程で変更時にカッターナイフでザクッとカット」出来る
ためである。
このようにしておくと完成後でも簡単に地形を変えられる。
長年やっているとこういう知恵が付いてくる。
 
Misorin220250115
台枠をさらにカット
作業軌道(桟道)については基本変更はないのだが、変化を付ける
ために台枠をカットして土台部分を下げてみることにした。
頑丈な構造だから大丈夫!とやってみたらそのせいで苦労した。
 
Misorin320250115
削って地形を作っていく
おおざっぱに削った後で、岩を付けるためにザクッとカットして
発泡スチロールのブロックを接着する。
 
Misorin420250115
ペーパータオルと石垣を貼る
発泡スチロール削りが済んだところで、地面にはペーパータオル、
岩はテッシュを木工ボンド水溶液で貼っていく。
着色は「真っ白で木工ボンド水溶液が固まると色乗りが悪い」
のでベース色(茶色)をベタッと塗るのでも良いが、この後の
本格的着色前のシミュレーションと練習も兼ねて色を入れる。
(白いペーパーに塗っているので彩度が高くて実感的ではない)
このタイミングで石垣シートも接着する。
久々にやったらバリバリになっていて曲げたら割れてしまった。
(後で石を貼ればいいのだがちょっとショック)
 
Misorin520250115
駅側の石垣
人里のある側にも石垣シートを貼る。
私は「石垣は自然の地形と人の土地の境界線表現」だと思っているので
こういう使い方が多い。
 
Misorin620250115
河原予定地
大胆にカットした「河原にする土地」にベニヤ板を張って土手?
の斜面を付ける。
 
Misorin720250115
おおよその地形を整え終わる
ペーパータオルとテッシュ、石垣設置を終了した。
着色の要領(地面の違い)はこんな感じか?
 
Misorin820250115
灰を撒く
表面をざらざらにして着色後の彩度を落とすため全体に線香の
灰を撒く。
これで着色についてはリセットされる。
 
Misorin920250115
本格的に地面着色
アクリルカラーで本格的に着色していく。
灰撒き前の画像と秘策すると判るが、かなり彩度が落ちている。
地面の着色については「この上に草撒きされて最終形」であることを
意識して行っていく。
 
Misorin1020250115
砂や土、ターフなどで地肌仕上げ

着色が済んだところで「生きた地面」にしていく。
私の場合、以下の素材を撒いてさらに着色を調整している。
・砂
・砂利
・土
・ターフ
・草パウダー
 
「地衣類が芽生えたレベル」の地面になった。
次はいよいよ「草撒き」である。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2025.01.03

味噌汁&林鉄レイアウトの改修(2)

Misorin220250103
2025年新春風景
今年の「レイアウトの正月風景」をしみじみ堪能した。
この勢いで今年は「稼働率の低下しているレイアウトの改修」を
進めていく(HPの年賀更新するのを忘れた(あほ))
 
ということでいよいよ本命の工作である。
 
Misorin120250103
去年の残作業
味噌汁&林鉄レイアウトの改修計画のため、旧年中に作業軌道の
S字カーブの緩和を行った。
元日から作業の進め方を検討するのだが、現状把握のため残りの
地面も剥がした。
結果2015.6月~7月に改修したこの作業軌道の3脚が壊れていた
ので修理した。
 
翌日になり「いよいよ工作開始」である。
着手する前に「構造の再確認」を行う。
 
Misorin320250103
台枠の現状
今回の改修にあたってこのレイアウトの変遷を整理する。
2002.12.23 作業軌道レイアウト着工
2003.2.1 草軽風レイアウト着工(ん?)
2003.3.1~5.4 三段脚を追加して台枠サイズ680x350
2004.11.9~12 草軽風+作業軌道の台枠を合体(ん?)
 =>本線とループ線(支線)台枠サイズは800mm
2013.9.22~10.13 台枠サイズを元に戻して支線を撤去
 =>本線にループ線(R103/8%勾配)
2015.6.30~7.27 ループ線が実質走行不能(涙)と判断して
 味噌汁&林鉄レイアウトに改修
 =>台枠サイズ755x355=>805x415に変更
 =>カーブをR150からR177にしてダックス走行可能
2016.12.11 台枠角カット、フィーダ端子増設/変更
2020.4.4~6.14 駅周り風景(田んぼ、ストラクチャ)
 =>ポイントをPECOのナロー用に交換するついでに
   側線追加
う~ん、なんという激しい変化(唖然)
このような経緯で「台枠構造は極めて複雑」である。
作業軌道は絵画用の太い角材の木製パネル、合体した
草軽風レイアウトの台枠、それに2015年改修時に台枠サイズ
拡大でさらに外側に枠を加えてある。
構造は複雑になっているが、強度はあるので「外側の枠は
カットしても大丈夫」であることは確認した。
 
Misorin420250103

駅側より改修を検討
作業軌道側の改修(地面除く)は終了したので、ここからの工作は
駅側(田舎風景)から考えていく。
(1)右側
 狭い田んぼになっている部分は田んぼを一反無くして
 山にして台枠を加工して三段脚から続く崖風景にする
(2)左側
 印象の薄い田んぼ(う~ん)になっているものを台枠上部を
 半分カットして川(河原)にする
 =>内側に山を置くか?は検討中
(3)駅+店舗はとりあえずこのまま(少し変える)
(4)不便だったフィーダ端子(位置と端子の種類)を変える
(5)作業軌道は軌道自体の修繕は済ませたので地形と植生を
 整える
 =>令和の時代に「さすがにスポンジ草は」だったので
おおざっぱな方針は決まったので工作開始である。
 
(1)右側の工作
Misorin520250103
改修前はこんな感じである。
後改造で作業軌道側のフィーダ端子を付けたが使いにくいのと
この位置にしたために三段脚の風景が中途半端である。
 
Misorin620250103
台枠カット
慎重に検討して「勇気を出して台枠の一部をカット」する。
内側に「かつての作業軌道レイアウトの台枠」が見える。
強度は十分にあるのでカットしてもまったく歪み無し。
使いにくかったフィーダ端子は撤去した。
 
Misorin720250103
無事新しい梁を追加して、三段脚から繋がる「崖の風景」
にするため道床幅ギリにカットした。
 
Misorin1120250103
作業軌道側フィーダ端子位置
フィーダ端子については「どうせ場所を変えるなら」と正面に
持ってきた。
木製ボードの枠の厚みで奥に収まった。
  
(2)左側の工作
Misorin820250103
改修前の風景
悪くはないが「インパクト無いなぁ」というのが本音であった。
 
Misorin920250103
台枠構造とフィーダ端子
中途半端な風景になっている原因は「複雑な台枠構造」が
原因であった。
そうでなくても複雑なのにフィーダ端子を付けたので
中途半端になってしまった。
 
Misorin1020250103
台枠上半分をカット
いっそバッサリ切り落とす?とも思ったのだが、結局上半分を
カットして「おとなしい河川」にすることにした。
(今後の検討で変わるかも?)
 
Misorin1220250103
地面を剥がして地形と植生を作る
ペーパータオルの地面を剥がして発砲スチロールを出す。
収納スペースの関係で山の高さ(樹木も)は変えられないが
地形や植生(スポンジ=>草撒きを見直していく。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2024.12.18

味噌汁&林鉄レイアウトの改修(1)

2024年もあとわずか!
寄り道してしまったが鉄模社ED56をなんとかせんと!
しかし・・・
 
Layout120241218
稼働率の低いレイアウトのテコ入れ
去年まではレイアウト工作が中心だったが、新規製作が
一段落したので今年は車両製造に集中していた。
ということでレイアウト工作はしないはずだった。
しかし年末になって禁断症状が出てしまった!(無念)
それもあるのだが、恒例の大晦日年越し運転で使うレイアウトを
どうするか?と考えているうちに思ったことがある。
「稼働率の低いレイアウトのテコ入れ」である。
検討の結果、一番低下しているのは林鉄&味噌汁軽便レイアウト
であることに気が付いた。
それが小型(ウチでは600x400以下が小型)なら良いのである。
このレイアウトは800x400と大型である。
実質「無稼働」というのはなんとも問題である。
ということで来年本格的に手を入れることにした。
 
Layout220241218
改修計画(1)
すぐにやるか?はともかくとして、改修プランを検討する。
このレイアウト、現状では林鉄+味噌汁軽便になっているが
それは「R177の味噌汁軽便レイアウトが無かった」からである。
しかし、その後「架線付きでR177の地鉄レイアウト」が出来た。
となると、このレイアウトの立場は「中途半端」である。
ならば「本格的に林鉄レイアウトにしては?」と気が付いた。
R177カーブを採用したのはダックスやシェイを使うためである。
その目的だけなら満たしているのだが、現状では運材台車を
連結しての交換線がないので運転が不便である。
ならば有効長の長い交換線のあるプランを!と考えたのが
上画像の庵である。
これならば運材台車x6両でも行ける!
これでいいかも・・・と思ったのだが・・・
 
Layout320241218
改修計画(2)
プラン1の難点は「結局新造と同じ手間」であること。
それならば「いっそ全て新規」で作ればいいとなってしまう。
そこで考えたプランは以下の通り。
(1)作業軌道はS字カーブを緩和して大型ロコの走行を楽にする
(2)交換線は花巻風レイアウトのように「カーブにポイントを置く」
 形式にして台枠改造ナシで済ませる。
 
Layout520241218
とりあえず地面を剥がす
おおよそのプランは検討したが、駅側はまだ検討の余地あり。
そこで「大晦日運転で使い易いように作業軌道のカーブ緩和」を
先行して実施することである。
「レイアウト工作禁断症状」解消にも調度良い工作である。
さっそく地面を剥がしていく。
 
Layout420241218
カーブ緩和の計画
現状のS字カーブはR177で構成したのだが、シェイがときどき
脱輪するので作業軌道を改造しないレベルで少し緩和したが、
交換は今イチであった。
ということで作業軌道を本格的に設置し直してR280主体で
行くことにした。
一応上画像のようにテストも実施して工作開始である。
 
Layout620241218
作業軌道の脚は再利用する
このレイアウトのベースはR150で作った林鉄レイアウトが
元になっていて、おおよそ30年の歴史がある。
今回の改造で30年前のままの作業軌道は消滅してしまうが、
脚はまだ使えるので修理して再利用する。
この脚は下側にピンを打ち込んで丈夫に作ってあるので
ちょっと修理すればまだ使える。
(注:最新のものは下は差込/上はピン打ち込み)
こうやって歴史を重ねていくのも「味がある」と思う。
 
Layout720241218
作業軌道を再敷設
修理して脚を再度設置、桁と裏側は道床を付けて作業軌道を
再構築していく。
作業軌道と路面軌道は「ウチの伝統工法」になった?
 
Layout820241218
とりあえず作業軌道復活
作業軌道を設置してレールをちょっと短くして再接続して
走行可能になった。
さっそくトーマのプラシェイやダックスを走行してみると
ゆったりとしたカーブでゆらゆら走る姿がいい感じである。
残りの工作はまた来年・・・
 
これでレイアウト工作は終わり・・・にならず(う~ん)
 
Layout920241218
あれ?脚にロコが当る?
来年の作業軌道の地面作りの参考にするため、久々に作業軌道
レイアウトを出してみた。
ちょっと運転して・・・あれ?
脚にロコがぶつかってる!(謎)
 
Layout1020241218
枕木がぐちゃぐちゃ(呆然)
よ~~っく確認してビックリ!
ループ線の交差部分は5cmほど直線になっており、そこ部分は
フレキレールに曲げクセを付けてから犬クギで作業軌道に固定
してあった。
それがなんと! レールの「カーブの外側に広がる力」でフレキの
枕木を壊して「円形戻り」していたのであった!(衝撃)
この問題、以前路面複線レイアウトの試作でも同様の現象が
発生して問題になった。
それを教訓にして改善したはずであったが、またしてもやって
しまった!(反省)
 
Layout1120241218
なんとか修理
放置してもおけないので修理を行う(しくしく)
(1)レールはカットして上側/下側のカーブに分割して
 枕木を抜いてしっかりと曲げる
(2)枕木は新しいものを差し込む
(3)交差部の直線レールは新しくカットしたものを差し込む
なんだかんだで3時間かかって走行可能なレベルまで修理した。
テスト走行は問題なし。
この改修により「また円形戻りしても真ん中の直線が外れて
破損を防ぐ」構造になった。
=>最初からそうすれば良かったのでは?(反省)
しばらくは犬クギは仮止めにして壊れないことを確認してから
本格的に固定して塗装も行う。
 
Layout1220241218
「日本型軽便車両の始祖」も改修
作業軌道レイアウトで珊瑚模型の東洋活性白土5号機を使ったが
この車両、なぜか制作時にモータをアル0811を使用している。
このロコ、小型で走行もまあまあ良いのでお気に入りで良く使う
のであるが、PU101でこのモータは非力で走行がギクシャクする
ことがあった。
レイアウト工作ついでにその不満解消のためにモータをアル1015に
交換した。
 
さて、本当にED56の工作を再開せねば!
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2023.12.22

味噌汁軽便レイアウトの制作(9)

今年もあとわずかである。
そうなると「年末年始の運転」が気になる。
(もっと重大なことがないのか?=>自分)
 
Miso1_20231222
納屋をつくるのは止める
茅葺屋根の家は一応農家なので納屋が必要だろう、と思っていた。
しかし、どうもいい案が浮かばない。
とりあえずサイズを決めようと作ってみたのだが、家の横に置くと
コレジャナイ感満載である(絶望)
どうしたものか?と考えた結果、かつて母の田舎で見た「ヤギ小屋は
軒下に枠を作って飼育」を思い出した。
さっそくカラーペーパーを適当にカットして軒下にそれっぽい
小屋を急造した。
ま、こんなもんか(少し満足)
 
Miso2_20231222
鶏小屋も作る
ヤギの飼育スペースだけでは寂しいので、手前に鶏小屋も
作ることにした。
凝っても仕方がないので、珊瑚模型の荷物室セルを曲げて
それに枠を貼る簡易版である。
フィギュアを置けばそれなりに気分が盛り上がる!
 
Miso3_20231222
人形とアクセサリーを配置
ヤギ飼育スペースにも囲い(やはり珊瑚のセル板)を付けて
それっぽくフィギュアを配置した。
とりあえずこれでいいだろう。
 
Miso4_20231222
地面を仕上げる
上に置くものが決まったので地面を仕上げる。
ターンテーブル周辺も「使ってるっぽく」仕上げてみた。
 
Miso5_20231222
ターンテーブルを堪能
地面を仕上げるとターンテーブルを使ってみたくなる。
日車のガソ(原型タイプ)を走行させてターンテーブルで
転換してみる。
ここで車両をくるりと回す作業は意外に楽しい。
唯一の問題は「小さいターンテーブル上にピタリと止める」
ことなのだが・・・
 
Miso6_20231222
ターンテーブル+駐車スペースの使い方
方転を終えて出発!とやりながら「このスペースはどう使うか?」
と考えてみたりする。
計画では民家だけでない「小さい詰所」や「降車スペース」も
付ける予定であった。
しかし、実際に作ってみるとそんなに広くはないのである。
ご存知の通り、日車ガソは「片側にしか出入り口がない」ので
入線して降車するときと出発時の乗車場所は違う場所に
しないといけない。
鉄道関係者も「民家常駐」というのもなぁ。
この辺りはもうちょっと考えてみよう。
 
Miso7_20231222
一応これで完成?
仕上げも済んだところでフィギュアを配置して眺めながら運転してみる。
なんとか年内に味噌汁軽便レイアウトは完成出来た。
 
これでどうにか大晦日を迎えられそうだ。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
レイアウトモデリング (株)機芸出版社 発行
ナローゲージモデリング (株)機芸出版社 発行
ナローゲージブック1 (株)機芸出版社 発行
ナローゲージブック2 (株)機芸出版社 発行
ジオラマテクニックバイブル 瀬川たかし著 成美堂出版

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2023.10.29

味噌汁軽便レイアウトの制作(8)

軽便祭と久々のDCCサウンドで間が開いてしまった。
そろそろ味噌汁軽便レイアウトも完成ないと!
 
Miso1_20231029
植林を行う
車輛運転確認も完了したので、植林を行う。
樹木はかなり前にドサっと作ってあるので、使えそうなものを
選択して使用する。
 
Miso2_20231029
民家裏側からの風景
終端駅に分岐する側(民家裏側)から見たところ。
運転をするときに終端駅側から車両が見えるように背の低い
木を植林している。
 
Miso3_20231029
終端駅側からの風景
こちら側はやや背が高い樹木を使用している。
線路が「切通し風」に見えるように地面を盛っているので
樹木は少し低めでないと使えない。
(注:収納スペースの関係で全体で20cm以内の高さ)
エンドレスに登る線がある方はさらに低めの樹木を使って
奥に向かって樹高を上げて「だんだん木が増えている」
ように見せかけている。
 
Miso4_20231029
竹林を使う
今回のレイアウトでやってみたかったこと。
それは「日本の風景といえば竹林」である。
今までのレイアウトでも小規模に使っていたのだが、今回は
思い切って「ズラッと竹林」にしてみた。
試しに植えてみたのが上画像である。
この前に簡易駅を作るので「竹林駅」になんとなく決定(笑)
 
Miso5_20231029
車輛を置いて少しずつ調整
この部分は「スイッチバック」に見えるように考えていた。
車輛を配置して樹木の雰囲気をさらに調整する。
(最終的には新規に樹木を作る?)
 
Miso6_20231029
駅工事開始!
さっそく簡易駅設置のための工事を開始する。
この部分「中途半端な傾斜」になっていたのだが、竹林駅への
通り道の坂を作ることにした。
 
Miso7_20231029
ホームを作る
簡易駅ホームは角材にディテールを付けて作成する。
 
Miso8_20231029
竹林駅一応完成
スロープ部分の地面仕上げ/草撒きを終了して、一応駅っぽく
なった。
 
Miso9_20231029
次のテーマは「家畜」
竹林駅側はなんとかなったので、次は茅葺屋根の民家の風景を
充実させることにした。
「軽便のある地区の民家の風景」ってなんだろう?
自分が子供だったころの民家の記憶は「家畜がいた」である。
実は、かつて簡易軌道レイアウトの改修をやったときにも
同様のことを考えていた。
しかし、そのときには「挫折」してしまった。
というのが「そもそもどういう家畜がいいのか?」である。
上画像を見てもらうと判るのだが、馬や牛を家畜として飼育する
施設(あくまで模型的に)を作ろうとすると「結構大きい」ので
ある。
そうなると民家も大きく=小型レイアウトに入らない。
そこで考えた「少年時代に田舎に行ったときにいた家畜」
である。
そのとき見たのはヤギとニワトリであった。
さっそくフィギュアを購入して検討開始!
 
この展開、どうなるか?
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
レイアウトモデリング (株)機芸出版社 発行
ナローゲージモデリング (株)機芸出版社 発行
ナローゲージブック1 (株)機芸出版社 発行
ナローゲージブック2 (株)機芸出版社 発行
ジオラマテクニックバイブル 瀬川たかし著 成美堂出版

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2023.09.13

帰ってきた!トレインスコープ

今年もやってきた!
そう!軽便鉄道模型祭である。
この季節になると、なぜか私が思い出したように始めることがある。
それが「トレインスコープ」である。
前回の試みは2019年だった。
この時点で使えるようにはなっていたものの、完成度が
低かった(遠い目)
Vtrcar11_20230913
電源車を作成
前回もレール給電ではダメだった。
一応今回もやってみたがやはりダメだった。
=>古い製品(2004年)なので電源安定用のコンデンサが
  ダメになっているのかも?
2019年の経験を元にCR2の電池BOXを作りトレーラーも
専用車になった。
 
Vtrcar1_20230913
簡易軌道レイアウト(全景)
車輛が整備出来たので走行テスト(撮影?)を行う。
電鉄軽便レイアウトでもやってみたが、風景としてはこちらの
レイアウトの方が向いているかも?
 
Vtrcar2_20230913
家の前(斜め位置)
車輛や人形をいっぱい設置して効果を確認する。
Vtrcar3_20230913
にぎやかな家の前
カメラを真横にすると「飛び去って行く人達」でやや不満が
あるので、斜め前方にカメラを向けて撮影を行う。
このレイアウトは「ほぼ直線がない」のでロコが微妙に
入るのがカッコいい?
 
Vtrcar4_20230913
踏切? 付近
家の前を通過して踏切を走行。
Vtrcar5_20230913
横断者がクッキリ
割とリアルに横断者がスッと入って来るのが案外いい感じ。
トレインスコープを使うと効果的人形配置が出来る?
 
Vtrcar6_20230913
湿原地帯を通過する
このレイアウトで「ある意味特徴のある地形」である。
Vtrcar7_20230913
湿原と鹿(なんで?)
苦労して(染み込んで)流したクリアウォーターが
効果を出している?
ただの風景では寂しいので湿原にいる動物として
鹿を置いてみた。
(実際はどういう動物がいるのだろうか?)
 
Vtrcar8_20230913
放牧地
ここは草撒き+牛の人形でいい雰囲気の場所である。
(上から見た感じが清々しい)
Vtrcar9_20230913
のびのびとしている牛達
単に「牛がいる風景」ではなく手前にバイクを入れると
変化が付いて良い。
この画像を見ると「なぜ柵を付けないか」が理解して
もらえるだろうか?(カメラ写りが悪いから)
 
Vtrcar10_20230913
R150でもS字カーブがあると辛い
今回の走行テストで判ったこと。
・R150+S字カーブがあるとK&Dカプラーはムリ
 =>朝顔型での上画像のようにかなり捩じれている
 =>台車マウントにしないとダメ?
・低速走行可能なロコ(カメラ写りがいい)が意外に
 少ない(これは努力目標?)
 
追伸 2023.9.15
Fri4_20230915
車輛を改良
テストの結果判ったことは以下の通り。
・R150/S字カーブでは車体固定のK&Dは連結出来ない(涙)
・朝顔カプラーに交換しても捩じれてときどき脱線
・朝顔カプラーにロッドを刺す作業が老眼には辛い(涙)
・カメラと電源のケーブルが硬くて装着しにくい
まずはいさみやで購入してきたGMの菱形台車に交換して
走行をスムーズにしてカプラーを台車マウントにする。
ボルスターについてもパイプとワッシャでバネ入りにする。
 
Fri5_20230915
R140/S字カーブ
改良の結果、S字カーブ通過の問題は解決。
この後でカメラと電源車のケーブルを柔らかいものに
交換した。
 
Fri6_20230915
撮影の結果を反映
走行性能改善したトレインスコープで味噌汁軽便レイアウトを
撮影する。
結果、茅葺屋根の家を手前に移動すると良いことが判った。
「乗客目線」でレイアウトの風景を検討出来るのは
トレインスコープの面白いところである。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2023.09.06

水素材の研究(2)

猛暑だからか?水素材の研究は続く。
前回「大波小波が”あるもの”に応用可能」と書いた。
それは「滝」である。
(涼しさを求めている?=>自分)
 
Taki2_20230906
滝の水流の作り方
これは海の波をつけていて気が付いた。
大波小波の粘り+動きが付けられる特性を使うと「滝の流れが表現可能」
ではないか?
やってみると
・大波小波だけではダメ
・透明な芯としてサランラップを細く伸ばして塗るとOK
ということが判った。
その線で何個から試作して太さや表現方法を検討した。
 
Taki3_20230906
川底と滝
準備として川底+滝部分を作る。
発泡スチロール+テッシュで作るのですぐ出来る(笑)
川岸部分は「あとで追加表現する」のでディープウォーター
(以後DWと称す)で漬かる部分までで良い。
 
Taki4_20230906
滝を作って貼り付け
先に記載した方法で滝の流れを作る。
滝つぼ内の表現もするため、瀑布っぽい表現も加えた。
 
Taki5_20230906
1回目のDW流し込み
滝の流れを固定してDWを流し込む。
流し込みは「深いところ」だけに止める。
川部分の深いところを緑色、滝つぼは波音の青を入れる。
量は少な目で良い。
それは「最初の流し込みではDWがは浸透して這い上がっていく」
からである。
=>不足を感じれば次で足す方がいい
 
Taki6_20230906
2回目のDW流し込み
1回目のDWが硬化したところで波音の薄い青をごく少量入れた
ものを流し込む。
 
Taki7_20230906
波紋を付けてドライ部分を仕上げ
2回目のDWが硬化したところで仕上げに入る。
水面にジェルメディウムで波紋を付けて、川岸の乾いた部分に
砂、土、草を撒く。
岩部分はターフを撒く。
これで滝サンプル完成である。
少しだけ満足感あり!
 
追伸 2023.9.17
Sun8_20230917
衝撃!滝の色が・・・
滝を作って1週間以上・・・
水素材が変色しないか?をチェックしていたのだが、
なんと!滝が茶色になってしまった。
どうやら芯に使ったサランラップが変色したようである。
大波小波の素材となにか反応するのだろうか?
次に滝を作るために「芯になる素材」を探さないと!
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献
ジオラマテクニックバイブル 瀬川たかし著 成美堂出版

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