鉄道模型(レイアウト)

2021.05.20

レイアウトのサイズ考察


レイアウトの大きさとはどうやって決めるのか?
ここからはあくまで私の経験と私見である。
 
Layout1_20210520
私のレイアウトの参考書
まだ小学生だった頃の私の参考書はこの2冊だった。
父は年齢的にOゲージから模型を始めている。
東京に出てきて就職して結婚、そして「私が生まれる」
そのときに鉄模社ED16と小高のオハ35(ペーパーキット)
を買って16番を始めるのである。
理由は色々あるのだが、その中に「所帯を持つと自分が
使えるスペースは限られる」があった。
16番は現在におけるNゲージやZゲージに近いもので
あった。
フレキ1本に中村精密Bタンクと貨車3両で遊ぶ私を
不憫に思ったのか、父が「レイアウトを作ろうか」と
買って来た参考書が中村汪介さんの「小レイアウトと
小型車輛」だった。
このレイアウトにおける小レイアウトは1820x910。
要するに「ベニア板定尺サイズ」
小型とはいえ16番の車両を使うにはこのくらいのサイズは
必要だった。
父と私が作成したレイアウトは1800x600。
この大きさは「家具調テレビとオーディオスピーカの上」
という当時は普遍的でも現代では「謎の存在」のおかげと
「子供ゆえの優先権」があったのである(遠い目)
レイアウトの設置スペースというのは、このように
「その時代の社会情勢や生活スタイル」が関係する
ものなのである。
その時代に誓ったのである「いつかレイアウト全書に
掲載されている”あのレイアウト”を作ろうと」
 
時代はかなり下って近代になる。
 
Layout2_20210520
路面レイアウト「県道線」
オトナになってからの16番のレイアウト「県道線」は
レイアウト全書の「トロリーラインのレイアウト」を
自分なりの解釈で作りたかったからである。
(解釈のかなりの部分は架線システムだった)
幸運だったのは、この時代に始まったパソコン通信(遠い目)
のおかげで瑞穂電気軌道の作者の方と会う機会を持つことが
出来た。
そうなると「現物を見てもらって意見をもらいたい」と
なるのは当然の話である。
レイアウトサイズは「電車で遠距離移動可能」にするため
375x555で専用バックも用意した。
このレイアウト、よ~~っく見てもらうと判るのだが
(1)線路配置は瑞穂電気を単線にしたもの
(2)左側3軒のうち2軒は瑞穂電気を参考にしたもの
なのである。
(注:その建物のおかげで「あれ?これ見たことありますね」
 と笑ってもらい話が弾んだ)
 
Layout3_20210520
県道線と現在作成中の複線レイアウト
時代は現代になり現在作成中の複線レイアウトである。
上から見ると判るのだが、複線レイアウトの大きさを決める
ベースになったのが県道線であることが判る。
「中央のストラクチャ設置スペース」がほぼ同じである。
それでも複線間隔50mmとなればそれなりに道路部分は
広がるのでR150=>R140にしたりクロスのある配線は
諦めざるおえなくなっている。
収納や一人で移動可能な大きさを考慮した結果、サイズは
480x760に納めてある。
 
次はナローレイアウトである。
ある日父が「最近こういう車両が出て来たんだよ」
と会社近所にあった模型店の製品を買って来た。
それが珊瑚模型のDC12とシボフ・ボハフである。
ナローゲージ(1/87)の時代の到来である。
時代は「ダックスストーリー」であり、車両とレイアウト
がセットで提案されるのが活気的であった。
さらにダックスが入線してきて「新川軽便鉄道」という
レイアウトを作成した。
台枠サイズは1150x450、線路配置はナローゲージ
モデリングのなかお・ゆたかさんのデルタ線のある
プランを変形させたものである。
(注:残念ながら写真も現物も残っていない)
 
こちらも時代は下って近代になる。
 
Layout4_20210520
電化軽便レイアウトの例
右はかつて「花巻風レイアウト」であったもの。
左は現在作成中の電化軽便レイアウトである。
 
Layout5_20210520
上から見ると判る「親子関係」
右の元花巻風レイアウトは325x520
左は470x615
この2つのレイアウトは、先の日記に書いたような事情で
サイズアップしたのである。
・カーブがR140=>R177
・交換線
結局、この2つのレイアウトは「花巻デハを走らせたい」
という意味で目的は同じなのである。
そこに追加で走らせたい車両が増えることによって、
大きくなっただけなのである。
ところで、この2つは上方と中央部分に「低い山を入れて
景色を仕切っている」のはまったく同じ。
この画像を見ていて思い出した。
「この方法は”新川軽便鉄道由来”だ!」
ストラクチャやシーナリィは「モデラーの経験」が
長く影響を与える良い例だと思う。
 
最後は「極小サイズ」の話
 
Layout6_20210520
作業軌道レイアウト
このレイアウトは「作業軌道のループ線を作りたい」と作成
したものである。
 
Layout7_20210520
サイズは265x380
この大きさであれば「極小サイズ」と言ってもいいだろう。
面白いのは「作業用軌道のレイアウトはこの後いくつも
作成している」のに「残ったのはこのレイアウトだけ」という
ことである。
理由は色々あるのだが、結局「線路配置とサイズの妙」としか
言いようがない。
極小サイズレイアウトは「小さいがゆえにパッケージングが
難しい」ものだと私は思っている。
大きなレイアウトが高度で極小レイアウトが簡単ということは
無いと私は思う。
実は「まったく別モノ」なのだ。
 

レイアウトの大きさというのは「第三者が眺めたりメディアを
通じて鑑賞するため」だけでは決められないのである。
そこには「作者の歴史と事情」というものがあるのだから。
 
最後にTMSのコンペの応募について。
私は自分が作る鉄道模型を「アート」だと思ったことない。
「走行するしくみを組み込んでプレイする遊び」だと思って
いる。
(注:しくみという意味で”エンジニアリングかも?と
 言ったことはある)
そう考えていた(おそらく父も)からこそ、私が生まれた
ときに「同じ父を持つ”模型”」を作ったのかもしれない。
要するに「子供といっしょに遊ぶ道具」だったのである。
それに共感したからこそ、私は鉄道模型を作る気持ちに
なったのだ。
そういう考えなのでTMSのコンペのように「作品として
審査される」ことを私は正直好まない。
「人に迷惑をかけなければ自由に遊んで良い」のだと
思う。
そう言いながら、実は'90年代に路面電車のレイアウトを
3作コンペに応募している。
それはなぜか?というと「先人への感謝の気持ち」である。
書籍で興味と知識を与えてもらい、その後は実際に会って
指導してくれる方もいたのである。
せめて「ここまでやれたのは皆さんのおかげです」と
発表する気になったのである。
そして「誰かの役に立てば」という気持ちもあった。
現在の心境は「この年齢になればいいよね?」である。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」と
あくまで「私見」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献
鉄道模型趣味 (株)機芸出版社 発行
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
小レイアウトと小型車輛 (株)機芸出版社 発行

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2021.05.19

レイアウト制作における「コレジャナイ感」

毎日雨続き。
私は鉄道模型のHPがあり「小型レイアウトを作ろう」という
タイトルで制作を続けている。
私の小型レイアウトの定義は以下の通り。
(1)台枠サイズ900x600以下であること
(2)一人で収納・運搬が可能であること
(3)可能な限りサイズを縮めるために「実物の大きさを
 大きさで表現しない」こと

路面電車のレイアウトは'90年代に3作ほどTMSコンペにも
応募しているが、実は私は路面電車マニアではない。
「架線集電を実現することでスペース効率を上げる」ことを
目的にしての題材なのである。
=>続行運転や急カーブ使用が可能
 
まるで「ロボット工学3原則」のようだが、実はこの
自分で決めた定義で苦労することになる。
 
1.大きさを「大きさで表現しない」ことの悩み
Layout1_20210519
電化軽便レイアウトの例
上画像は2013.10.14から作成中の電化軽便レイアウトである。
このレイアウト、当初はワールド工芸 花巻デハを走行させる
レイアウトとして着手した。
目的は簡単なのだが、その後迷走を始める
(1)花巻風レイアウトは先にエンドレスだけのものがあった。
  台枠サイズは520x325でR140である。
(2)先のレイアウトには以下の悩みがあった。
 ・エンドレスのみで待避も交換も出来ない
 ・同じワールド工芸の草軽デキが使えない
(3)それではということでR177で交換線を入れたレイアウトを
  ”試作”することになった(これが上画像のものの原型)
  =>カーブが大きくなったので台枠サイズ615x470
(4)試作時に「静音化のテスト」として15mm厚の桐板の
 再生材を使用
(5)線路設置と地面を付けると「ペッタリと平で単調だなぁ」
(6)ベース板が厚すぎて下げられないので田んぼを高くする
(7)田んぼの背景になっている建物(街)が不自然なので
 低い山を足していく
(8)山だけだと不自然なので樹木を散発的に植える
(9)あれこれ迷っているうちに時間が経過。
 =>嬉しいことに下津井や三重交通などの大型電車
  が製品化されるので買ってしまう
 =>そうなるとレイアウトに入線させたい
(10)大型の電車が走るには田園風景部分が短いし、
 交換線の長さも不足
 =>機関車+貨車などの編成は入線出来ない
(11)台枠をカットしたり端を切り下げたり加工する
(12)ストラクチャーの出来が今一つなので全部改修
この間、7年が経過。
そして思うのである。
「元々の目標(要件)はなんだったんだ?」
 
2.小型にする悩み 
Layout2_20210519
520x340(くらい)の台枠
このサイズのものは他にも砂利採取線や簡易軌道(元花巻風)
もある。
上のものは左2つが16番(路面)右は草軽風(軽便)である。
この台枠サイズ、ナローでは「なんとかなる」のである。
しかし、16番(路面)となると厳しい。
そう「道路幅と架線柱設置スペース」が足りないのである。
路面電車のレイアウトについては、TMSコンペに応募したもの
だけではなく、実は上画像のような試作品が完成したものの
2倍はあるのである。
真ん中のループ線は「いっそミニグランドクロスを入れて」と
思ったのだが、そうなるとやはり大型化せざるおえなくなり
結果的には路面複線レイアウト(760x480)の大きさになって
しまうのである。
それで思うのである「小さくないじゃん」
 
レイアウト制作経験の無い人から「簡単じゃん」と
言われることがある。
そういう人に私はこう答えている。
「レイアウトを作るということは”渋沢栄一さんの生家”の
敷地に地方鉄道を丸ごと入れるのと同じなんだよ」
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」と
あくまで「私見」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献
鉄道模型趣味 No.302
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行

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2021.01.10

ダージリン風改め山岳レイアウト(3)

地味に工作を進めていたがUPにするタイミングを外していた。
そろそろ完成させないと次のことが出来ない。
Sun6_20210110
コンクリート橋脚部と地面の仕上げ
Sun7_20210110
作業軌道部(崩落地)も地面仕上げ
バラストを撒き終わるためコンクリート橋脚部の縁を付ける。
塗装後にバラスト敷設。
線路バラスト部の着色とレール側面の塗装、クリーニングを
行って走行可能にする。
岩肌には苔(ターフ)と草を微妙に撒く。
地面についても草撒き後に微妙に透けて見え方を変えるために
草パウダーを撒く。
岩部分も微妙に緑が入るといい感じになる。
 
Sun8_20210110
凄く久々に草撒きを行う
2015年に簡易軌道で草撒きを行ってから5年以上使わなかった
NOCHの草撒き器を出してきた。
う~む、すっかり使い方忘却。
しかも9v電池が見つからない。
ようやく発掘したものは3.11のときに購入したマンガン電池。
電圧低下して使えないもの多数の中、どうにか使えるもので
草撒きを開始するのだがアルカリ電池でないと?草の出が悪い。
さらに、このレイアウトのように切り立った岩山や作業用軌道が
あると地表からの距離があってまっすぐ草が落ちて行かない。
さてはてどうしたものか?
仕方がないので横倒しに落ちている草を掃除機で吸うと・・・
おお!ちょっと横になった草が直立する!
さらにドライヤーで横から微妙に吹くといい感じになびく。
これは大発見!と喜ぶものの、なにしろロスが多いので机の上と
床に大量に草撒き!(涙)
 
いろいろと苦労したら、どうにか形になった。 
Sun9_20210110
コンクリート橋上方からの風景
 
Sun12_20210110
作業軌道部は崩落地に微妙に草が生えた感じにしてある。
軌道下は薄く背の憎いタイプ、その両側は枯れた感じ、他は
緑色のものと種類を変えて何度も撒いて表現している。
 
Sun11_20210110
岩肌の断崖ギリで走行するダージリンタンク
岩についてはちょっと草or小さな木があった方がいいかも?
 
Sun10_20210110
ループ線山側は岩肌と草地で変化を付けた
 
Sun17_20210110
ループ線内部は草が褪色?していたので撒き直した
 
あとはコンクリート橋部分の脚を付けて、山部に背の低い木を
植えれば完了か?
 
さて、次はどんなレイアウトを作るか?
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2020.10.15

ダージリン風改め山岳レイアウト(2)

山岳レイアウトの工作は続く。
(ブログUPのタイミングが難しい)
 
Sangaku1_20201015
地形のベースとなる発泡スチロールを接着
作業軌道部分の走行テストで問題がないことを確認してから
地形のベースとなる発泡スチロールを接着していく。
両側は逆スロープの岩山(立山砂防っぽく)にするので、
少しゴツくなっている。
 
Sangaku2_20201015
車両が接触しないように削る
逆スロープ部を削るのだが、5tDLであればもっとギリギリに
出来るが、杉山模型のロコはサイズが大きめなので大きめに
削らないといけない。
ちょっと悩ましいところだが、それでもギリギリにするべく
丹念に作業する。
表面がギザギザになるよう、カッターナイフなどで鋭く
刻みを入れるなどの加工も行う。
 
Sangaku3_20201015
削った発泡スチロールにテッシュorペーパータオル
岩石部分はテッシュで表面の凹凸が出るように、土の部分は
ペーパータオルで緩く表面が出るように水で薄めた木工ボンドで
貼り付けていく。
 
Sangaku4_20201015
表面に砂、灰、土などを撒いて着色していく
テッシュなどがある程度固まったところで、ベース色(茶、
グレーなど)を塗って乾燥させる。
その状態で一度乾燥させてから、塗料入り木工ボンドうすめ液を
塗って砂をかけ、灰を撒く。
ドライヤーで乾燥させてドライブラシ、また砂や灰を足す・・・
という繰り返しで実感を出していく。
 
Sangaku5_20201015
着色と表面処理を繰り返す
今回は土の部分には「乾燥させた土」を撒く方法も行った。
この辺りの技法はプラモデルのダイオラマ工作の本を参考に
している。
「使えそうな素材」を生活の中で見つけるアイデアはさすが
だと感心する。
 
Sangaku6_20201015
逆スロープ部分
ゴツゴツとして張り出した岩肌の感じはまあまあ?
いろいろな車両と組み合わせて、追加処理を行っていく。
 
Sangaku7_20201015
通称「背びれ断崖」
ダージリン風にしていたときには、対面側から「降りて来る
線路」が見えて今一つだった。
今回、線路を台枠のギリギリの位置までずらしたうえで、
間に断崖(向こう側からはスロープ)を追加して車両の姿が
見えないようにした。
 
Sangaku9_20201015
作業軌道部分の土の感じ
発色の調整と土の粉を撒いてこんな感じに仕上げた。
この部分を、草の植生にするか?林鉄の作業軌道風にするか?
じっくり考えてみよう。
 
Sangaku8_20201015
中央岩も表面処理してバラストを撒く
3つある岩山は、少しずつ色調を変えていく。
ダージリン風時代からの中央の岩山は、茶色を少し入れて
表面のギザギザを少なめにしてある。
地形もまあまあ出来たのでバラスト撒きを行った。
 
さて、ここからどう進めるか?
建物は無く(スペースがない)背の高い木もない風景なので
コンクリート製の高架部分が出来たところで一度完成にする?
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2020.10.09

ダージリン風改め山岳レイアウト(1)

以前から考えていたことがある。
「杉山模型のロコが似合うレイアウトが欲しい!」
 
Sangaku1_20201009
2012年に制作したダージリン風レイアウト
同じことを以前考えたことがあった。
杉山模型のダージリンタンク購入に合わせてバタシアループを
小さいスペース(600x380)に押し込んだものである。
初めて草撒き器を使うなど、結構頑張ったのであるが・・・
う~むコレジャナイ感が・・・
結局、箱に入れて使用されない状態になってしまった。
一時はこのレイアウトを売却?して新規作成と思ったのだが、
ループ線を作るのはそれなりに手間・・・(遠い目)
検討の結果、ダージリンという縛りは忘れて「山岳鉄道」の
設定にして大きく改造して使うことを決断した。
 
Sangaku2_20201009
ループ線裏側を中心に大きく改造する
改造のポイントは以下の通り。
(1)ループ線クロス部を高架線にする
 制作時にはこちら側は「裏側」の設定で、ほとんど見ない
 面になっていた。
 ループ線の上がり切った線路が台枠ギリギリに無理やり
 付けられており、橋も高さをクリアするためにいい加減な
 ものだからである。
 これをどうするか?(以下、設定のためのストーリー)
  山岳線として人気のあるループ線であったが、クロス部
  の先の路盤が崩落して不通になってしまった。
  大きく地形が変わってしまったので、コンクリートの
  高架線にすることになった。
  工事を開始すると「勾配前に待避線が欲しい」との
  要望が運行部署から提出された。
  以前から、登坂前に給水と燃料補給の場所が必要な
  区間だったのである。
  地元と協議の結果、新駅を設置することになった。
(2)道路?になっていた部分を作業軌道とする。
 ダージリン鉄道が「道路と平行」に線路があるので
 「なんとなく坂道」にしてあった。
 この部分がコレジャナイ感を高めていたのである。
 ダージリン風というのは止めて、山岳鉄道にするので
 思い切って作業軌道(桟道)にすることにした。
(3)地形(山部分)も森林風にする
(4)カーブはR120=>R177に変更して勾配を緩くする
  (6%=>5.5%) 
改造の方針は決定したので、線路外周部分と地形を剥がす。
 
Sangaku3_20201009
待避線(駅)と高架部分の工事を開始
どうまとめるか?を考えても良い案が出ない。
結局、作りながら考えることにした。
まずは高架部(高さ46mm)を付けて、作業軌道(桟道)に
続くカーブ部分の軌道部分を作る。
2つ目のフィーダもこの部分に設置する。
 
Sangaku4_20201009
台枠の角を80x80カットする
 
Sangaku5_20201009
台枠梁追加、2個目のフィーダ/コネクタ設置
 
Sangaku6_20201009
作業軌道(桟道)の脚を作る
まずは作業軌道の勾配を決めるために3か所の脚を
作成する。
道床を固定したときに梁が外れないように1mm角材を
打ち込んで強度を上げてある。
 
Sangaku7_20201009
作業用軌道の道床部分(半分)を取付
脚を固定し、道床を上面に接着する。
勾配がスムーズになるよう注意してクリップで固定する。
 
Sangaku8_20201009
残りの脚を実測しながら作成して軌道を完成する
道床が完全に固定されたことを確認してから残りの脚を
作成する。
脚は10度毎に設置してあるので1.7mmずつ下がるのだが
実物はもうちょっとザックリしている(笑)ので、実測して
脚を作ることになるが、計算値と大きく異なると勾配の値が
違ってしまうので、計算値との差を確認を行う(結構面倒)
 
Sangaku9_20201009
作業軌道を塗装、線路を敷設してエンドレス開通
1日時間を空けて完全に接着剤が固まったことを確認してから
塗装を行う。
線路を敷設してようやくエンドレスが開通した。
 
Sangaku10_20201009
勾配5.4%の走行テスト
杉山模型のロコで走行テストを行う。
ダージリンタンク、ガーラットは34gを牽引して登坂可能。
2軸駆動のクライマックスは20gくらい?
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2020.06.14

腕木信号と電柱(2)

簡単に済ませるためのアイテムだったのに・・・
 
Signal1_20200614
典型的ローテク・・・
2段式の腕木信号を作るために腕木を切り抜く。
この作業の話をしたら、友人から「3Dプリンタとかやらんの?」
と言われてしまった。
私もやろうと思ったのだが、資金の問題もあるし、自分の分だけで
いいなら糸鋸工作で充分だし・・・(言い訳くさい)
 
Signal2_20200614
トランスも地味に改良
単に筒(ハトメ)を使うだけだと寂しいので、波板を巻いて
みたりする。
ああ、地味な努力。
 
Signal3_20200614
数を増やす腕木信号と電柱
何本も作ると少しずつ品質が向上?
チョロく作成するはずが、だんだん手間を増しているような?
ところで、電柱の碍子はアルモデルの小型パンタの碍子を使う?
ことを考えたこともあったので、1.6φパイプを使ったのだが
小さくした方がいいかもしれない。
 
Signal4_20200614
街燈用電柱の試作
エコーモデルの電灯笠を使って街燈を試作してみた。
碍子は1.2φ銅棒に変更してある。
笑ってしまうのは、ハンダ付けするときに銅を使うと
熱伝導がいいのか?摘まんでいる指が凄く熱い!
(そこか?)
柱の長さは通常の電柱より短く60mmにしてある。
 
Signal5_20200614
腕木信号と街燈の組合せ
2段式信号は本線向きとホーム向きにして使用する。
このレイアウトの線路配置では、入換をするときに
本線を塞ぐので、列車を手前で止めるための信号機が
必要となる。
街燈はこの操作のためにも必要?ということで、
この位置にするか?などと考えると楽しい。
 
Signal6_20200614
大したことないものでも置くといい感じ
凝った作りではなくても、数配置するとそれなりに
レイアウトが生き生きするような気がする。
そろそろ、各位置に設置するか?
 
Signal7_20200614
小物ストラクチャが充実中
地味な努力で、小物ストラクチャが充実してきた。
林鉄線、電化線については建物の追加を済ませて、次のレイアウトの
構想を練り始めたのだが、さてはて、どうしたものか?
(路面電車レイアウトもやりたいし)

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2020.06.04

腕木信号と電柱(1)

ようやく外出自粛が開けたと思ったのに、また自粛になる
かも?という状況。
そろそろ、塗料や刷毛などを補給しないといけないのに・・・
 
Dent1_20200604
スケッチをして、電柱を試作する
先日、信号機を作成したが電柱も必要である。
手持ちはないので試作しなくてはいけない。
あれこれ書籍を調べて、3種類スケッチを作成した。
あとは真鍮パイプ(2.3φ)に角線を付けるだけ・・・
う~む、やってみると、結構面倒である。
パイプに角線をあてがうとコロン!と転がり、角線は
シーソーのようになるし・・・
結局、治具を作りながら作業を進めることになった。
まあ、こういうことはありがちである(反省)
 
Dent2_20200604
スケッチと違うもの?が出来た
ハンガー付きのタイプは「高さ判定」のために作成した
ものである。
このハンガー部より電線の位置は高くなくてはいけない。
通常タイプ(三相交流なし)とトランス搭載タイプが
出来たが「ちょっと違うんじゃね?」という感じ。
作業途中で「碍子っぽいものはハンダ付けしよう」と
いうことで、1.6φ真鍮パイプをちょんちょん付けたり
したし、斜めの支えもあるので結果的に本気度は
そこそこあるものになった。
 
Dent3_20200604
塗装して、林鉄レイアウト(駅側)で配置試験
とりあえず塗装して、仮置きできるようにした。
腕木信号も赤を入れて、仮置きして配置を検討する。
 
配置してみると、どんな感じか?
 
Dent4_20200604

電柱は実物と同じ並びでは・・・
電柱を街中にあるように道路に並べて行くと、碍子が点に
なって見えるだけで、どうにも冴えないものになる。
左のトランスありのタイプにしても、この配置では
何がなんだか?である。
電柱自身の並べ方とともに、ディテール(横桟構成、碍子の配置、
電灯をつけるか?など)を工夫しないとダメである。
 
Dent6_20200604
構内の信号機配置
ホーム側の信号は「これだと駅舎庇がじゃま」である。
待避線の方はこれでもいいかもしれないが、本線用?かどうかが
紛らわしいこともあるが、保線や車両取り出し時にジャマな
ような気がする。
 
Dent5_20200604
本線の信号の位置
急カーブで森の陰から入って来るような路線のうえに、
本線を使って入換をする構内配置である。
早着or遅延の列車が突っ込んでこないようにするには
信号機は街はずれに配置することになる。
背中を向けて、しかも遠くに・・・
 
Dent7_20200604
あれこれ配置を変えながら検討中
電柱は形をもうちょっと変えて、レイアウト上をジグザグに
横切っていくようにしよう。
信号機は、ホーム側は違う形にして、3本を配置するか?
と思案中。
 
チョロく済まそうとしたのに、案外手間だった(遠い目)。
まあ、模型工作とはそんなものである(さらに遠い目)。
 
Dent8_20200604

3タイプを量産
先の3本の試作を元に、量産タイプを作成した。
左から汎用、トランス搭載(2種)、三相交流である。
とりあえず、トビカを吹いて硬化待ち。
 
追伸:2020.6.8
Mon4_20200608
量産する電柱と信号
レイアウト上への設置を検討しつつ、量産型の工作と
塗装を行った。
こんな簡単なものでも、数を作ると結構手間である。
 
そういえば、林鉄レイアウトの駅側工作を開始したのは
「トーマのシェイIIIの残作業を一気に済ませるきっかけ」の
はずだったのだが・・・
ま、いいか。

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2020.05.29

軽便レイアウト用の腕木信号

レイアウトのストラクチャー工作は続く。
 
Signal1_20200529
建物の制作と平行で小物作り
電鉄ナロー線については、建物工作を続けながら小物作りも
開始した。
中学校時代に購入したドラム缶(エコー+どこか??の製品)
の塗装をやり直し、Oゲージ用の鉛製エアータンク?を
自分で工作して作った給油機も発掘したりする。
これだけあれば、田舎のガソリンスタンドが出来そうである。
 
電鉄線がここまで進むと林鉄線の方が気になって来た。
 
Signal2_20200529
腕木信号機の腕木の寸法は?
林鉄レイアウト(駅側)も少しディテールを追加しよう。
チョロくやるなら電柱と信号機がいいか?
エコーモデルの腕木信号・・・いくら探しても出て来ない。
(というか、購入した記憶なし)
じゃあ、通販で・・・え?長らく品切れ?(が~ん)
仕方がない、自作することにした。
TMSと手持ち書籍を調べる・・・のだが、あれ?腕木信号の
作り方の記事って意外にない。
1週間ほどあれこれ考え、実物の本を見て検討した結果は
「え~い、面倒だ!適当にやっちまえ!(ちーん)」
まずは、基本寸法を推理(?)
・レンズ部はおそらく2φくらいだろう
 (実際は1.8φにした)
・全体の長さは人の身長よりやや短いくらいか?
・レンズ角度は45度くらい
 (レンズ外周2.5φを接するように置くとそのくらい)
それを元に絵を描いて、レンズの角度が決まったところで
真鍮板を切り抜いて「これで良いか」となった。
糸ノコで抜きやすいように板厚を0.4t=>0.6tにして
6枚ほど切り抜いた。
 
Signal3_20200529
1本形にして高さを検討する
信号機の高さをどうするか?
この問題は、スケールうんぬんより「架線との関係」が
重要であることに気が付いた。
ウチの軽便用の架線高は60mmである。
ということは、腕木位置はそれより低くないと見えない。
あれこれ高さを試して、55mmにすることにした。
 
Signal4_20200529
パーツ数はこのくらい
レイアウトにアクセントをチョロく付けるのが目的なので
簡単な作りとした。
・柱
・腕木
・台座(かしめを改造)
・キャップ(正式名はピナクル、3φ真鍮棒をドリルレース)
・ライト部(4x2真鍮角材)
・操作部(解放テコ?ラグ、ピン)
・1.0φネジ
組立てて2本分塗装してみた。
 
Signal6_20200529
腕木のレンズ部分
レンズ部分の着色をどうするか?
しばし考えた結果、セルを貼ってマジックで塗っただけである。
案外いい感じ?
後ろのライトケース?に電球部の筒のようなものが出ている
のだが、それを付けると透かして色が見えなくなるので、
とりあえずは付けないでおいた。
 
Signal5_20200529
仮置きして確認
とりあえずの出来上がりはこんな感じである。
まあまあか?
 
実は、この仮置きで気が付いたことがあるのだが・・・

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2020.05.16

電鉄ナロー線の建物改修(3)

続いては、駅舎である。
 
Kei7_20200516
高さ変更を伴う大胆なリフォーム
駅舎はM'sの駅前食堂を改造して、花巻電鉄の大沢温泉駅に
似せようとして・・・で放置されたいた。
こちらは、かなり大規模に改修しないとダメである。
(1)高さを6mm下げる
(2)待合室の戸を解放にする
(3)庇(トタン板)
糸ノコでばっさりとカットして、屋根部分を切り離す。
 
Kei8_20200516 
正面部分の変更と張り出し部のカット
正面部分は左側は扉を解放、右側はいかにも商店という
扉を交換した。
妻部分は高さを6mmカットして、ハーフティンバーの
表現を行った。
前方に15mm張り出した部分はカットして、右側面は
窓形状が変わっている。
エコーモデルの波板でトタンの庇を作成。
 
Kei9_20200516
待合室の床を三和土にする
待合室をどのようにするか?を悩んでいたら、友人から
「いい感じの駅舎があるよ」と画像を送ってもらった。
それを参考に簡単に室内を作成、床は三和土にしてみた。
屋根を外してライティングして撮影するとこんな感じ。

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電鉄ナロー線の建物改修(2)

勢いがついてきたので、建物の改修は進む。
 
Kei16_20200516
茅葺屋根の実感処理開始!
田園風景の中に置いた農家は「このレイアウトには大きい」と
不満であった。
かなり前に作成した花巻風レイアウト用のものは小さくて良い
のだが、出来が気に入らない。
ということで、まずはキサゲ刷毛で屋根をゴリゴリ削って
毛羽立てる処理を行う。
この作業、意外に力が必要で、結構疲れる。
 
Kei4_20200516
塗料を染み込ませる
そうでなくても柔らかいバルサ板なので、ガリガリ削ると
強度が低下する。
事実、割れたり穴が開いたりしたのだが、むしろラッキー!で
そこを補修すると、これまたいい感じになったりする。
薄めた塗料(ブラウンとダークイエロー)を染み込ませながら、
質感を確認しながら塗装していく。
完全に乾燥しないと色調が確認出来ないので、意外に時間がかかる
作業である。
 
Kei5_20200516
窓を障子に変更する
農家の実感を低下させていた?窓を、障子に変更する。
さて、どうやって表現するか?
エコーモデルの障子を縁側部分を別個に作成して、
そこに貼ることにした。
横の小窓は裏側から貼り付ける。
 
Kei10_20200516
屋根と本体はこんな感じ
別々に工作を行った結果はこのような感じである。
正面と左に縁側が出来たことで、屋根の中心位置がズレるのだが
別体になっているので、固定(両面テープ)時に調整が可能な
構造になっている。
 
Kei6_20200516
レイアウトに置いてみる
とりあえず置いてみると、まあまあいい感じである。
小さくなったことで、狭いスペースでも無理が無い?
 
さて、ストラクチャー工作はまだまだ続く

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